「...I KNOW」
2002.2.21 in store
CRCP-88 ¥1,200(with tax)
Sound produced by face to ace
ファーストアルバム「FACE TO FACE」からのリカットを中心に、ラヴストーリーが詰まった甘く切ない作品集の印象。
ファンタジックな大人の恋が味わえるセカンド・マキシシングルです。
1....I KNOW (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
「そうきたか」の甘いアルトサックスのイントロに引き込まれる、バラードの定番といった作品。
かなり大人っぽく、ナチュラルな仕上がりです。メロディにしっくりはまる英詞も魅力。
2.オルフェウスの朝 (作詞:ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
とどまることを忘れたかのように豊かに流れるメロディ。それを支えるシンプルなアレンジ。
リズム(ベース)とボーカルで聴かせる、優しく透明感のある作品だと思いました。
ACEさんのボーカルが囁きかける。サビは声に広がりがあって、肩の力が抜けていて気持ちいい。
コーダからサビへの抜けるようなメロディー展開は目の前のモヤがすっと開けていくようでドラマが見えました。(アルバム紹介より)
3.がらすのゆめ (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
数本のギターで構成された、歯切れよく軽やかなイントロ。
ギタリストとしてのACEさんがアプローチするとこうなるんだという、ギター満載でACEさん要素いっぱいのステッピーな作品です。
「かな」のタイトルが意味するものは、センテンスがすべて6文字の平仮名からなるコトバ遊び?。
洒落た「大人のわらべ歌」を垣間見ました。
曲もなかなか遊んでると思います。そのあたりの話はコチラで。
4.オルフェウスの朝 〜Sweet Tender Mix (作詞:ACE 作曲:HONDA KURAGE 編曲:face to ace)
リミックスヴァージョン。
ベースで体感できる存在感のあるリズム、ヴォーカル抜きの部分もしっかりインストとして成り立ってたり、
主役にもなれるオブリガート(裏メロ)恐るべし。
よりセクシーに味付けされたACEさんヴォーカルも恐るべし(笑)。
5....I KNOW 〜Instrumental (作詞:ACE 作曲:ACE 編曲:face to ace)
カラオケ…
(2002年2月20日)
■がらすのゆめ
タイトルの平仮名を不思議に思った私は、歌詞をみてびっくり、「ぜんぶ平仮名だ、それもすべて6文字ずつ区切られてる…」
短歌が「5・7・5・7・7」なら、「6・6・6・6・6・6・6・・・」よくこんなに上手く集めたもんだ。
「これがいったいどんなメロディに乗るというんだ。」音うさぎとしては気になるところ(笑)。
曲を聴いて二度びっくり。。。なんだこのからくりは(驚)、一聴すると、メロディアス流れているようで、よく聴くと歌メロのリズムに規則性がある。
音符6つが1パターンの繰り返しじゃないか、パターン間に距離があるか連続してるかというのはあっても、
「6つの音(おん)は常に同じリズムに乗っている。」
(一箇所、違うところ出てきますね。それがまたフックがあってよいわぁ。)
同じリズムでもメロディに山谷があれば、こんなにメロディアスに流れる。すごいです。ACEさん。
歌メロはウラが頭になる。だから、ギターソロは頭(オモテ)を意識しているのだろうか。曲がしまる。
こんな遊び心で聴ける作品。だから「大人のわらべ歌」。
(以下、6文字で1セットのリズムパターン…参考まで…。音程はつけてません。)
by ACE.
(2002/2/21)