<青木秀一という人>


青木秀一さんをご存知ですか?私はつい最近まで知りませんでした。

ナイトホークスのボーカルということでご存じの方はいらっしゃると思いますが、私の出会いは、
KINGSというバンドのアルバムでした。
KINGSは、ボーカルに
青木秀一氏、ギターにルーク篁氏、そしてベースにXやD.T.Rに籍をおいた沢田大司氏の3人(2人と1悪魔)からなるバンドです。
95年に発売されたのはアルバム1枚にシングル1枚ですので、一時的なユニットといったほうがよいのかもしれません。最近中古CD屋で購入しました。


もちろん存在は篁さんが参加してることから知り、篁さんを聴くために購入したので、ボーカリストになんの先入観もありませんでした。
それがCDをかけてびっくり、ほんとにぶっ飛んでしまいました。太くパワフルながら、繊細な節回し。「こんなボーカリストが日本にいたんだ。」って感じです。
いきなりボーカルでがつんと聴かせる選曲も完璧。しかも聴く曲聴く曲すべてよしであっと言う間に一枚聞き終えてしまいました。

私は自分の選んだアルバムをとしに聞かせるとき、だいたい先に良さそうな曲をセレクトして聞いてもらうようにしてます。そうしないと何いわれるかわからないので(笑)、
でもこのアルバムについては、それはいっさいなく、逆に驚かそうと思ったのにだまっていられなくなって、「今日すごいアルバムみつけたんだ。」とついいってしまいました。
話半分のとしも「すっげぇ。こいつほんとに日本人かよ。」と。瞬時に青木ワールドに引き込まれていった我々です。
(2000年6月17日)



青木秀一(あおき・しゅういち)
1960年8月28日生まれ 北海道小樽出身
ロックバンド「NIGHT HAWKS」のヴォーカル兼ギター兼キーボード担当。楽曲もほとんど彼の手によるものであり、マルチプレイヤー。
4オクターブ以上の音域と日本人離れした声量を持つ。影響うけたアーティスト、イエス、ホワイトスネイク等。
以前雑誌のインタビューで「メロディーラインがちゃんと存在しているものが好き。」と語っていたが、まさに彼の作品はメロディアスそのもの。ボーカル力が100%生かされる作品。
 



Live     2000.6.25    2000.10.29     2001.3.17     2001.7.20



■SOLO BALLAD vol.3  原宿クロコダイル 2000.6.25
その青木さんのソロバラードライブにいってまいりました。
もちろん生を聴いたことはありません。感動したKINGSのアルバムからは5年、かわってしまったのだろうか・・・。
不安が少し頭をよぎりました。正直、ライブに集まった人たちも決して多くはない。

20時ジャスト、青木さんのピアノでライブは始まりました。曲はビリージョエルの「MIAMI2017」。彼が声をだした瞬間「うわっきたっ」と。
バックの演奏が重なり彼の声のテンションがあがったときには鳥肌がたっていました。不安は吹き飛び、アルバム以上の感動です。

2部構成の一部はいわゆるピアノ中心のバラード。KINGSの
「1989 FOR 1994」のアコースティックGのソロ部分は、ギターとベースでうまくアレンジされて
原曲とは違った味わいがありました。青木氏の張りがあって少し甘さのあるボーカルが十分に堪能できた一部でした。


第二部はボン・ジョヴィの「Hey God」から始まりギター中心のロックバラード。それにポップな曲も何曲かフィーチャーされ、青木さんの本領発揮といった感じでした。
一部では「そんな涼しげな顔で上手にさらっとうたわないでよ。」と思う場面もありましたが、さすがに二部は力が入る曲が多く、ハイトーンで伸ばすあたり全身ロックボーカリスト。
ギターもうまい。私はギターのことはよくわかりませんがちょっと柔らかい感じの音が好きでした。


あっという間の2時間。最初から最後まで飽きることなく釘づけ。ひとつ残念だったのは、お客さんのノリがいまひとつなこと。聖飢魔IIになれてる私には信じられない光景でした。
体を動かしてる人も数えるほどしかいなくて。つまらないのかなあと思ってると休憩とかで「やっぱり感動するなあ。」っていってるのですから不思議。
お客さん次第でアーティストの演奏も変わってきますからね。
でも、それもあまり気にならないくらい釘付けで贅沢な時間を満喫したので、私はとっても満足です。また機会があったら見に行きたいと思います。


そうだ!、キーボードは永川敏郎さんでした。
私が本格的?にシンセを始めた頃、よく聴いていたアースシェイカーのキーボーディストです。(ジェラルド、ノベラにも参加)
そのころ走りだったコルグのサンプラーDSS−1(※)を駆使した壮大なSE?オープニング曲?(シェイカーのライブアルバムで聴けます。)は当時ほんとにかっこよかったです。
そういえば今回使用されていた2台もコルグでしたね。
私は結構コルグ好きです。最近購入したエレピもコルグでしたし、当時の衝撃が影響してるのかもしれません。

その永川さんにトイレの前で会い、譲り合ってしまったのですが、(結局ゆずっていただきました。)トイレからでてきた手で握手をもとめるわけにもいかず(笑)残念です。
私の半分しかないような華奢な方でした。
(2000年6月17日)


(※) DSS−1・・・DX−7全盛時代ではありましたが、造られた音でなく、サンプリングされたいわゆる本物の音がする(とそのときは思いました。)画期的なキーボードでした。




■SOLO BALLAD vol.4  南青山MANDALA 2000.10.29

またまた行って参りました!ソロライブ。
今回はちょっと隠れ家風の南青山のマンダラ。お洒落な大人の雰囲気の漂うお店です。
客層も前回より、通っぽい感じでした。

19時。照明が落ちた会場にSEが流れメンバーが定位置につくと、ステージ正面からパーカッシブルなピアノが聴こえて来ました。
青木さんの男らしいエレピ(笑)。今日はアップテンポなナンバーからのお披露目です。
それにしても、ああいうピアノを聴くと、つくづくピアノは打楽器だなぁって思います。私はリズム音痴なのでうらやましい限りです。

本日はセットリストがなかったので、曲名はよくわからなかったんですが(^^;、構成ともに前回と近いものはありました。洋楽のコピーとオリジナルの取り合わせ。
黒人男性コーラス(青木さんが知り合いにCD聴かせてもらって「ぜひ」と急遽お願いした方らしい。リンゴスターともお友達とか※)をフィーチャーして、ノリのよい1,2曲めに続いて、
3曲めからはピアノメインのしっとりとした曲が続きます。もちろん
「1989 FOR 1994」も。

あいかわらず声出ますね。丁寧に歌う感じではないんだけど、音程が正しいんでしょうね。気持ちいいです。
聴かせるところは聴かせて、ほんと切なくて気を許すと泣きそうでした(笑)。

ギタリストは角田浩明さん、前回もそうでしたが、お上手ですね。個人的にはもう少し深みのある音の方が好きなのですが、テクニックは抜群。コーラスの声もよい!女の子のファンもついていたようです。
ベーシストは「バビロン大王」にいらした仮谷克之さん。「バビロン大王」懐かしいです。80年代中ごろですかね。詳しくはわかりませんが、確かにありました。ひょうひょうとしたベーシストっぽい方でした。

メンバー紹介をはさんで2部へ。

青木さんはオフホワイトのストラトキャスターで、ギタリストへと。しかし、体の大きい青木さんが抱えるとストラトもウクレレのようです(笑)。
ギターが2本。やっぱり好きだなぁこの構成。しかもキーボードもはいって・・・。最近あまり出くわさないので嬉しくなりました。

キーボードは今回も永川敏郎さん。今回はサックスがいないせいか(関係ない?)シンセは3台でした。あいかわらずコルグ。嬉しいです。
女性コーラスも前回同様KANAKOさん、現在青木さんがプロデュースしているユニット「blue velvet」のボーカル。ちょっと線は細いけど、素直なきれいな声をした方ですね。
そして
ドラム渋谷憲さん。一生懸命、それでいて楽しそうに叩く姿が印象的でした。青木さんと同郷、北海道小樽のご出身らしいです。

ロックバラード中心の2部の最後は、エアロスミスのあれ、なんでしたっけ、曲名わかんない(^^;)。映画「アルマゲドン」のテーマです。
日本人であんなに厚みをもって、あの歌を歌えるのは彼ぐらいしかいないんじゃないでしょうか、ほんと感動的でした。

今回も贅沢なステージでした。こんなステージお酒を飲みながらゆったり聴いてしまっていいんだろうかって感じ。疲れも吹っ飛びました。
次回は3月。きっといってしまうんだろうな。私。 
(2000年10月29日)  ※コーラスの方はゲイリー・ウォーカーさんという方でした。



♪SET LIST (後日青木氏のサイトより判明)

Prelude/Angry Young Man
Miami 2017
Is You...
All By Myself
Never Gonna Fall In Love Again
Up Where We Belong
Missing
1989
Bed Of Roses
Extream
Woman's Love
Noise
Don't Wanna Miss A Thing
All About Soul



■SOLO BALLAD vol.5  南青山MANDALA 2001.3.17

ソロライブ、訪れたのは今回で3度めです。
場所は前回に引き続き、南青山マンダラ。お客さんは女性が目立ってましたね。華やかな雰囲気でした。

19:15、SEに続いて現れたメンバー、青木さんはセンターのエレピの前にどかっと腰をおろすと、右足でぺタルの位置を確かめ、いきなりパーカッシブルなピアノを叩きはじめました。
ん?前回と同じ曲からですか?いかんせん外国曲に弱い私。自信がありません(^^;。

ん?ヴォーカルが、いつもの青木さんに比べたらちょっと元気がない感じ、逆にピアノは激しすぎるし、 ちょっと投げやりな感じ、大丈夫かな…と思う私。
でも、そんな心配はつかの間、曲が進むうちにヴォーカルはどんどんパワーアップ。ピアノとのバランスが取れてきました。

聴きなれた曲が数曲続いたあと、ちょっとドラマティックなアルペジオを奏で始める青木さん、なんだっけこれ…。
前の席にいたツレが振り返り「TOTOじゃん」。そうだ「99」だ。わ〜懐かしい。高校時代ピアノのコピーしたことあります。
ハードロックの青木さんもいいけど、こーいった軽いオシャレな感じも器用に歌いこなしますよね。そのあたりが凄い。
いつもに増して、ピアノがフリーキーで激しかった?と思う一部が終了しました。

今回も一部に入るセッティングの合間にメンバー紹介。
メンバーは全て前回と一緒でした。
男性コーラスのGary Walkerさんは、小柳ゆきさんのアルバムにコーラスとして参加されたらしいです。
キーボードの永川さんの紹介の時に「ジェラルドってゆープログレッシブバンドやってて…あっプログレッシブって知ってる?知ってる人〜!いないのかぁ…」
友人と私は手を上げたんですが、気がつかれなかったようです。知ってますって(笑)。おばちゃんですから。(あっ詳しくはないですけど)

そしてギタリスト青木秀一が堪能できる二部へ…

ステージ上に並べられた椅子に弦楽器陣が腰掛け、
アコースティックで始まった第二部
初めて聴く青木さんのアコギですが、いい音で聴かせていただきました。
しかし、すぐにエレキ(小豆色っぽいような桜色っぽいようなストラト)へと持ち替え、3曲めからはいつものロックのステージへ。
ワウが効いたファンキーな曲もあり、
ベースの仮谷さんのこーゆー曲でのプレイ、ノリがよくって楽しそうで大好きです。
なんかただ座って聴いてるるのがもったいないって、おしりがむずむずしてしまいました(笑)。
ただ見ていた場所が悪かったようで、音が重なるとギターの音があまり聴こえず、その点残念だったんですが、
ノリが楽しめた二部でした。

アンコール…

でました。
エアロの「Don't Wanna Miss A Thing」
さすがの青木さんも、この曲では肩にかけたギターに触れることなく、歌の要所要所で開かれた右手に力がはいる。この歌の難しさを実感します。
そして間奏ではさり気なくギタリストに早代わり、聴かせるギターソロ…。ニクイです青木さん。
次回は夏らしいです。待っています…。

(2001年3月18日)


♪SET LIST
<S. Aoki on Keyboards>
Prelude/Angry Young Man
Miami 2017
Is You...
99
Never Gonna Fall In Love Again
1989 for 1994
Missing
Bed Of Roses
Extream
<S. Aoki on Acoustic Guitar>
Love Ain't No Stranger
Never Mind
<S. Aoki on Electric Guitar>
Woman's Love
Noise
All About Soul
<Encores>
Don't Wanna Miss A Thing
Figure Of Eight



■SOLO BALLAD vol.6  shubuya club 乙〜kinoto 2001.7.20

4ヵ月ぶりの青木さん、初めてソロライヴにいった日から1年と1ヶ月の月日がたちました〜。
今回のライヴは渋谷DeSeOの地下にある、乙(きのと)。
6月にオープンしたばかりのライヴハウスのようですが、ビル自体が古いせいかあまり新しさは感じませんでした。
天井が低めでパイプむき出し、妙に薄暗い(^^;、コンパクトなつくりの普通のライブスペースといった感じ。
集まった人は5、60人かな。椅子が少なめだったので、後ろの方は立見がでていました。

ちょっと遅れて19:15頃、おなじみのSEにのってメンバーの登場です。
青木さんはいつものように、ステージ中央のエレピの前にどかっと腰かけると、 これまたお馴染みのビリー・ジョエル「Prelude/Angry Young Man」
ここのとこ定番の一曲めですね。さすがに洋楽音痴の私でも覚えたかも(^^;。
青木さんの歌も今回は頭から元気いっぱいで嬉しい〜。
ただ…。残念ながら音は良くはない。せっかくのプロ集団なのに…。バランスもよくないし…モノな感じとゆーか、ぺチャッとした感じ。(なんじゃ、そりゃ)
でもでも、やっぱり引きつけるものがあるとそのうちだんだん気にならなくなるんですよね。それがすごいと思う。
選曲も4曲めまでは前回と一緒かな。やっぱり「99」いいです。じんと来ます。
そして「HONESTY」これも聴き入ってしまいました。

メンバーもほとんど前回と一緒、このあたりも安心して聞ける要因なんでしょうか。
ギタリストの角田浩明さん、彼はどんどん垢抜けていきますね。今回の髪型はGLAYはいってました(笑)。
「1989 FOR 1993」のギターソロもオリジナルになってて、自分の世界を作り上げてる感じでした。今回ギターの音はいつもより好き。そして上手いです。
ベースの仮谷克之さん、この方好きかも(笑)、とにかく演奏を楽しんでるってところがいいです。でいて安定感もある。
ドラマーの渋谷憲さんは、今回は完全に青木さんとかぶって、私の席からはみえなかった(笑)。
彼のせいじゃないけど、ドラムの音大きかったです。。。
男性コーラスには、クリモトタカシさん。確か初めて青木さんを見に行ったライヴでコーラス取ってた方でした。パワー全開系。

今回もメンバー紹介をはさんで、2部はアコースティックコーナー〜。
アコギの青木さんの横には、ワンショルダーがセクシーなコーラスのナオミさん
お馴染みのコーラスKANAKOさんのお友達のようですが、透き通る声の持ち主のKANAKOさんとは対照的にパワフルな歌声で、青木さんとツーショットの曲(なんでしたっけ、コーヒーのCMの…)もなかなか聴かせてくれました。

2、3曲のアコースティックに続き、エレキギターコーナー〜。
それまで座ってた青木さんに、いきなり立ち上がって歌われるととても威圧感感じます。
やっぱりデカイわ…。後ろのメンバーが陰に隠れる
(そーそー、ファミレスいくと、知らない子供たちに固まられたり、「お父さん、ガリバーだ。」とかいわれるそうです。^^;)
しかも少し段差があるステージなので、座ってみてると首が痛くなる(^^;。
でもってステージに奥行きがあるため、ただでさえ、華奢なキーボ―ディストの永川敏郎さんにいたっては暗闇に消え入りそうでした(笑)。
今日の永川さんの機材はコルグのシンセ2台にオルガン1台。上から「トリニティ」、そして私がさんざん買おうか迷ってやめた(笑)最新機種「カーマ」そしてオルガンの「CX-3」でした。魅力的な機材つかってるよなぁ…
ラストに向かってエレキコーナーは、ノリのいい曲が続きます。前回同様おしりがむずむずする(笑)
今回のお客さんはノリがいい。だからなおさらむずむず。う〜立ち上がりたいよ〜(爆)

アンコールの手拍子…。そしてそれはだんだん「秀ちゃん、秀ちゃん」のかけ声に変わっていきます(笑)
(そういえば、この秀ちゃんゴキブリが大の苦手で、出るとベランダに避難して、近くに住むスタッフさん呼んで退治してもらうことがMCより判明 笑)
秀ちゃんコールにのって再び、御大登場(笑)。
ご満足げな笑顔。ほんとに今回のお客さんは打てば響くようなノリで気持ちがいい。(私がゆーのもなんですが^^;)

アンコールはうって変わってしっとりハードなバラード「Don't Wanna Miss A Thing」、ソロは手弾き?荒々しいソロでした。
そしてラストは再び元気でダンサブルな曲、青木さんの「立て立て」の合図に、待ってましたとばかりにみんなが立ち上がる。
やっぱりこーゆー曲は踊らないと(笑)。今までこーならなかったのが不思議なくらい。う〜ん。楽しかった〜。
メンバーが去ってっていた後、またちょっとアンコールしましたが、無情にもクロージングの音楽にかき消されたのでした(笑)。

ライヴは音だけじゃないんだよね。と思うステージでした
でも、やっぱり音はよいほうがいいです。そして常連になってしまった人間の欲をいえば、もう少し新曲聴きたいです。
次回に更なる期待いたします。お疲れ様でした〜。いただいたCD―Rの「POWER OF LOVE」いい曲です。ライヴ思い出して元気度ア〜ップ!
(2001年7月20日)


♪SET LIST
<S. Aoki on Keyboards>
01. Prelude/Angry Young Man
02. Miami 2017
03. Is You
04. 99
05. Open Arms
06. Honesty
07. 1989 for 1994
08. Bed Of Roses
09. Power Of Love
10. I Go To Extremes

<S. Aoki on Acoustic Guitar>
11. Killing Me Softly
12. Never Mind

<S. Aoki on Electric Guitar>
13. Woman's Love
14. Noise
15. All About Soul

<Encore>
16. Don't Wanna Miss A Thing
17. Figure Of Eight


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