なごなご一家の稲作日記

なごなご家では 米を作っています

兼業農家なので 規模的には それほど 大きくない方だと思います

主に 母が 担っています

主に・・・というのは 母が中心となり

農繁期には 現在一緒に暮らしていない なごなごちぃ兄ちゃんも含めて

みんなで 手伝う ということです

 

お伝えする 私 なごなごはというと・・・

同居しているものの 会社づとめでもあり

なかなか 農繁期でもないと 会社を休んで手伝うというのも 難しいので

詳細にお伝えすることは できませんが

せっかく こんな場所を もったので 稲作日記 書いてみようかな(たまに)

と 思い立ちました

 

と いうわけで・・・

なにせ 参加してない私が 書くので かなりはしょってますが・・・

田植え編    田植え編おまけ・・・   苗から稲へ

 

 

2000年10月14日(土)

今日は 我が家で一番大きな田んぼの稲刈りでした。

実は 機械化共同組合なるものができてから 初めて稲刈りにたちあいました。

なにせ 平日にあたることが多く しかもオペレータさんが機会を操縦し 

刈ったあとのもみも ダンプで運んでくれるため 私の出番はなくなってしまったのです。

そんな状態なのに 会社を休んでしまうわけにもいかないので 稲刈りにはここ数年

ノータッチだったのです。

 

でも 今回は土曜日になり たまたま野球も人が集まらないので中止になり

おかげで久しぶりの稲刈りとあいなりました!

 

デジカメ持っていって 何枚かとってきたので アップしたいのですが

画像加工用のソフトのお試し期間が切れていて ライセンス取得のための

入金に行く暇もこのところなくって で 加工できないので もうしばらく

待ってくださいね。

 

それにしても 非常に高価な コンバイン(稲刈機) 速いっ!

驚きの速さです

しかも もみを入れる 袋を変えながら いっぱいになった袋は 都度

田んぼに置いていく・・・ という昔の機械とはちがって コンバイン本体に

もみをためるところがあり もみがたまったら こんばいんについている

長い筒状の ところから トラックへともみを移します

 

ダンプの係りの人は そのもみをもって JAのライスセンターへと

運びます

稲刈り前の様子です 稲刈り中 こうやってコンバインからダンプへ
と刈り取ったもみを移します

これも 昔は もみがいっぱい入った 袋を 数十個 軽トラで

運んで ライスセンターに ついたら ひとつひとつ 袋を あけて・・・

人力で袋から ライスセンターの コンテナに移す という肉体労働が

待っていましたが・・・ (腰が痛くなってましたよ・・・^_^; )

 

ダンプです  ついたら そのままコンテナに向けて

ガーッと あけちゃえばいいんです 

もみを 移すのも らくらく!

 

あぁ あの苦労はいったいなんだったのか・・・(遠い目)

 

いや こんな 便利な機械を つくり こういうふうに使おう!

と思ってくれた人たちに 感謝 感謝ですね(^_^)v

 

ほんと 昔の 稲刈りは まさに 肉体労働で 大変だったんだ・・・

 

ずいぶん楽になったもんだ! これ ほんと 実感です

 

振込みにいけたら ライセンス取得して 稲刈りの模様の写真を

アップします! いましばらく お待ちくださいませ♪

 

2000年10月1日(日)

あぁ・・・。

稲作日記などと題しておきながら こんなにさぼって申し訳ない・・・^_^;

既に はやものの稲刈りは先週終わってしまいました。

稲の花は当然写真に収めることができないままです。

来年こそはっ!!!(←来年もやるんかいっ!この日記(謎)・・・)

 

と いうわけで 今年も既に 新米を頂きました(^_^)v

 

炊き立ての新米!!!

あぁ〜〜〜。 知ってます?

炊飯器のふたを開けると・・・そこには・・・

ぴっかぴかの 炊き立てご飯♪

それはもう!!!

宝石箱みたいですよ

 

幸せな時間です。

 

さて おそもの(←まだこう表現している(苦笑)) のときには

私は 取材? 実況中継? できるでしょうか???

 

裏のHPをご覧の方は お気づきのとおり 

このところ あれやこれや 忙しくて

週末も あまり家で ゆっくり のんびりしていられません

ですから どうしても いいときに 稲作に参加できませんでした(言い訳ですけど)

 

あ゛〜う〜・・・ せっかくの稲作日記・・・

 

残りの稲で 完結できるだろうか?

 

今年の稲作の まとめとなるような 日記を書くぞ〜〜〜!

と ひとまず 気合入れておきますね。

2000年8月20日(日)

実は 8月13日の日記を一週間遅れで書こうとしています。

先週は 我が家ではお盆のお客さんを迎え バタバタしていたので、

どうしてもはずせない はやもの(早稲のことです)の写真をデジカメに

おさめにいっただけで 肝心の日記はかけずじまいでした・・・^_^;

 

さて そうなんです はやもの が でてきました

写真におさめてきましたので ご覧頂きたいと思います

(デジカメを手に入れて 写真をアップするのは 初めてなので

 画像の圧縮なんてのがイマイチですが・・・^_^; )

 

我が家では はやもの を 田んぼ3枚(田んぼ うちでは1枚 2枚・・・と数えます)分

つくっていまして・・・

そこのぶんには 穂がではじめました

まだぴんとまっすぐです

実がしっかりしてきたら 穂が 垂れてきて きっとみなさん想像どおりの

あの姿が みられます

 

はやものの 稲の花は ごめんなさい 写真に おさめそびれてしまいました

 

おそもの(っていうかな? はやものじゃないやつね・・・)のときは 

きっと写真にとらまえて みなさんにも みていただきましょう!

(と・・・今は思っています)

2000年7月30日(日)

いよいよやってきました!

暑さに弱い私にとって 1年の中で一番辛い時期です。

そう 田干し です。

苗がすくすくと育ち もう稲とよんでもいいかな? という 今くらいの時期になると

田干し なるものをします。

読んで字のごとく で 田を干します。

その期間は 基本的に水をかけずに すごします。

すると 稲は 光合成しよう! 水を吸い上げよう! とします。

ところが 水はいつものように きもちよく入ってきていないので

根をぐぐぐっ・・・と張って 水を吸い上げようとします。

そうなんです。 田干しをすることで 稲が強くなるんですね(^_^)v

上に 基本的に水をかけずに と書いたのは なぜかというと・・・

私もこの歳になるまで知らなかったのですが(実は昨日初めて知った・・・^_^; )

乾燥しすぎて 地割れするほどになると 逆に根が切れたりするので

完全に 乾燥させるわけにもいかないらしいです。

あはは・・・私は 田干しのときは 全然 水加減を見に行ったりしなくていいのだと

思ってました(滝汗)

というわけで 田干しのときも たまには水をかけるようです。

稲を強くするための 田干しで 根が切れてしまっては

意味ないじゃんっ! てなことのなりますものね。

 

そんなわけで 田干しをすると 田んぼを渡る風 が

それほど冷やされずに 家まで届いてしまいます。

なにせ 日頃は 田に入っている水で 冷やされた風が

吹いてきているのに この間はあまり冷えませんからねぇ・・・

 

水田が 温暖化防止に 役立っていることを 実感する期間ですね。

2000年7月15日(土)

随分さぼってしまいましたが 久々の稲作日記です。

1日に書いた 水周りの散歩 

今日は なごなご母さんと 私 ふたりで行ってきました♪

 

なごなご父さんは お友達と 旅行にでかけてしまったので

宴会で いい気分に なっていたことでしょう(笑)

 

ちゃんと 万歩計をつけていきましたよ

以前 某所でお話していた(多分1年位前) 伊能忠敬さまの 万歩計です

歩くと 段々日本地図ができあがっていきます

今 10回目の にほん一周 に入ったところです(あれ?11回目かな)

 

話がそれましたが 万歩計 カウントを 「0」にクリアしてからでかけてみましたよ

やっぱり 4km弱ってとこでしたね

 

さて 夜の田んぼ道です

外は 昼間とはうってかわって 涼やかな風が そよそよと吹いていて

かなり 心地よいです

 

あちらの田んぼ こちらの田んぼ・・・ と 水加減をみながら

歩いていきます

どこも いい感じ♪

 

ただねぇ・・・

まぁ うちのはだいたい 大丈夫だったみたいだけど

ジャンボタニシに 食べられてる ところもあるのですよ

田植え機を使って 植えてる 苗ですから

整然と 植えられているのですが ところどころ

ぽっかりと あいているのです

まばらに・・・

 

植えてすぐの頃 水を かけすぎると そうなりやすいらしいです(なごなご母さん談)

 

あ゛〜〜〜〜〜〜う〜〜〜〜〜・・・

って感じですね

丹精こめて 育てているのに 稲になって米がとれるより

ずっと先にジャンボタニシに 食べられてしまうとはっ!!!

 

そういえば 夜 外を歩いてみたのは いったい どれだけぶりだったのだろう?

夜は いっつも 車で移動だもんなぁ。。。<田舎道

 

すると いつもは 聞くことができない音 音 音・・・

 

いろんな水の音が 聞えてきました

α波をさそうCDなんてのが 売ってますよね

そんなのの中に 川のせせらぎが 入っていたりしますが

必要ないですねぇ

こんな身近に いろんな 水音が聞けたとは・・・

車で移動していては 気付かない音ですね

 

平日の ストレスや 疲れが その水音で

流されていくようです

歩いてみるものですねぇ

しかも 昼間だと 陽射しが強すぎて 日焼けが気になったりするし

夜のお散歩も 悪くないですね

2000年7月1日(土)

このところ なごなご父母は 夕食が終わると

散歩に出かけています

50分くらいかけて歩いてきます

何をしているかというと 健康のための ウォーキング♪

というわけではありません 結果的に そういう利点もあるわけですが・・・

 

田んぼから 田んぼへと 水のかかり具合を 見に行っているのです

我が家の田んぼ ひとところに 固まっているわけではありません

あちらに 3反(たんと読みます) こちらに 2反・・・

といった具合に 散らばっているのです

 

以前は 自転車を使ったり 軽トラを使ったりしていたので

やはり あるいて・・・というのは 健康のためというのを

かねているに違いありませんが・・・

 

で 50分ほどかけて 水周り♪ というわけです

1里くらい歩いてるかなって  ← 1里くらいっておいおい・・・いつの人よ(^_^;)

なごなご父さん言ってましたので 4kmくらい歩いているようです

 

お日様も照って 苗たちも 光合成〜〜〜〜っ!!! う〜んρ(⌒◇⌒)ノ

って感じで 植えたときは緑があまり強くない黄緑だったのが

いくぶん緑が濃くなってきました(^_^)v

 

これからの 苗の成長が 楽しみです♪

 

田植え編おまけ・・・(^_^)

田植えが終わると 急に カエルの大合唱が 始まりますね

先月某日 某所にて 私がとある投稿につけたレスを きっかけに

田植えが終わると 急にカエルの大合唱が始まるのは なぜか?

おしえてほしいとの リクエストが ありました・・・

 

なごなご(滝汗)

うーん 確かに そうだなぁ だけど 長年 田園地帯に住んでいながら

そんなことに疑問をもったこともなかった・・・

だから 最初 ごめんなさい わかりません・・・^_^;

と答えていたのですが 案外 答えはすぐそばに・・・

なごなご母さんが持っていました

 

ある日の会話より・・・

私:「ねえ 田植えが終わったら 急にカエルが 鳴きだすやん

  なんでか知っとう?」

母:「(にやりとしながら・・・)しっとうよ」

  「代掻きば しよったら しらさぎが いっぱい寄ってきよろうが♪

   トラクターの上から 代掻きばしながら 下ば 見たら すぐわかるとよ

   カエルがいっぱい ぴょんぴょん 飛び跳ねよるもん・・・

   そうけんくさ トラクターのすぐそばに しらさぎがついてまわってから

   危なかごたるもんねぇ。。。

   そればみよったらくさ カエルやら 幼虫やらば とって食べよるとよ」

私:「ふうん・・・」

母:「ばってんくさ しらさぎも そのうち おなかいっぱいになってから

   カエルには見向きもせんごとなるっちゃけん」

********************************

どうやら カエルは 暖かくなっても まだ 田んぼの土の中で

のんびり 冬眠から覚めてるような 覚めてないような ・・・

という感じで まどろんでいるようです

そうして トラクターで 田を耕す 振動でだか 音でだかで

目を覚まして 出てくるようですね

田んぼはというと トラクターで耕して 代掻きというのが終わると

翌日には田植えをするので(あ・・・実際 代掻きの仕上げのときには

水が入ってます・・・誤解のないように 念のため付け足しておきますね(^_-) )

 

と いうわけで 代掻きが終わった 田んぼには 水が入っていますから

カエル一族(?)のみなさん 気持ちよさげに 大合唱をはじめる ♪ d(⌒o⌒)b♪

というわけですね(^_^)v