2000 エジンバラ公演日記
本文へジャンプ 7月31日〜8月15日 



8月8日(火) 日経新聞密着取材


いつものように早朝シャワーを浴びてメールを書いたりHPの更新をする。
すっかり朝の日課になった。
ちょっと時間があったので2度目の洗濯をする。
我々の宿舎にはランドリールームがあって、横に回る全自動洗濯機がある。
1時間ほどで洗濯して脱水してくれる。
どこに干すかというと、ランドリールームだからそこに干す。
天井に木でできた竿だけのような物が4本ぶら下がっている。
ロープをゆるめるとスルスルと降りてくる。
干してまたロープを引いて天井に干す。
昨日と同じように11時に劇場に行き、設営開始。
今日からプロジェクターは照明のバトンにつるし、上からスクリーンに照射する。
作業をしているところに日経新聞の富田さんが到着。
大阪からわざわざ我々の取材のために来てくれた。
今日の入りも17,8人。
ロンドンにも見に来てくれた木地本さん親子がエジンバラにも来てくれ、
こりんちゃんはロンドンと同じように浴衣で、開演前には我々のチラシ配りも手伝ってくれた。
夜は昨日と同じアッセンブリ劇場前でコメディーを見に来た客にそろいの浴衣姿でチラシまき。
コメディーは19:15と20:30の回を目指してまいているので、合間にエジンバラ城の近くで、
パフォーマー達が大道芸を繰り広げているにぎやかなハイ・ストリートに移動。
チラシをまいているとカフェテラスの日本人を発見。
声をかけると、フリンジに参加している舞踊家だった。
「どうです、客は入ってますか」と聞かれたので、16、7人ぐらいですと答えると、いいですねぇと言う。
聞くと毎日10人以下だと言う。
去年は最高50人ぐらい入ったのに今年は少ないと嘆いていた。
僕たちの劇場、オウガスティンのスタッフもフリンジの平均入場者は6人だと言っていた。
よほど話題にならないと入らないのがフリンジのようで、去年入っても今年は入らない。
そういう厳しさもフリンジなのだ。
チラシまきの途中でエジンバラに住むれい子さんから携帯に電話が入った。
れい子さんはネットで知り合った人からの紹介でいろいろ協力してくださる。
マルコや遠藤君達と別れて福矢と訪問する。
れい子さんはこちらの方と結婚してエジンバラに10数年住んでいるそうな。
いろんなところに宣伝してくださるということで、チラシをたくさん渡す。
見ず知らずの人間なのにとても親切にしてくださる。ありがたいことだ。
夕食はキッチンで見つけた炊飯器で米を炊き、福矢とマルコがオムライスを作ってくれた。
日経の富田さんもご招待。
また大量に飲んでしまった。
福矢達はゴミをどうしていいのかわからないので、ちゃんと分別してゴミ袋に入れていた。
みると大量の缶ビール、ウイスキーやワインの瓶、ミネラルウオーターなどのペットボトルが
それぞれの袋に詰まってた。
皆よう飲むなぁ。









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