2000 エジンバラ公演日記
本文へジャンプ 7月31日〜8月15日 



8月4日(金) 日本大使館訪問


朝、ドライヤーを使おうとしたらスイッチを入れたとたんにゴーっと火を噴いた。
前日ドライヤーを使っていて変圧器がいかれたので、直接変換プラグにさして
使おうとしたら中の電線が真っ赤になって、今にもロケットのように飛びそうなぐらい火が出た。電圧や電流が日本より高いためだと思う。
2度ほどは変圧器を使ってちゃんとできたのに。
このおかげで変換プラグもいかれてしまった。
字幕用のパソコンをつなぐのに必要な道具で、福矢のもあるけれども一つでは心細い。
エジンバラに売っているかどうかもわからないので、ロンドンで仕入れておくことにする。
今日は公演がないのでトラファルガー広場を見物した後、日本大使館へ。
昨日大和に来てくれた日本大使館の勝亦(かつまた)さんを訪ねた。
日本大使館はグリーンパーク沿いの大使館がいくつも建ち並ぶ一帯にあり、
これぞ大使館でございというような、らしい、立派な建物に日の丸がはためいていた。
中に入って、防弾ガラスとおぼしき受付で来意を告げ、アポを取っていたので、
すぐIDカードが作られ、横の応接スペースへ。
しばらくして一等書記官の勝亦氏が登場。
来年から再来年にかけて英国各地で行われる日本文化イベント「JAPAN 2001」の説明を受ける。
来年も英国に来るつもりだし、是非とも参加したいと告げると、
できる限りの協力をしますと心強いお言葉。
30分ほど会談し、昼食後大英博物館へ。
福矢は「ダイエーハクブツカン」と聞いて、中内功がやっていると思ったみたい。
博物館は」改装中でいたる所で工事をしていた。
とにかく広いそうなので、目的のミイラまでささーっと見物。
いよいよエジプトのエリアに入った。
山ほどミイラがあったと聞いていてけど少なかった。
どこかの博物館に貸し出しているのかしら。
福矢は大英博物館にえらはまり。
最終日のロンドンで、時間があったらまた来たいという。
博物館を出た後、近所にあるロンドンの秋葉原みたいな電気街で変換プラグを仕入れる。
変圧器はやはり日本でしか売っていないよう。
夜はロンドン公演の打ち上げということで、大英博物館の近所で見つけた、
阿倍野出身のオーナーがやっているその名も「ABENO」と言う
お好み焼き屋さんで、座長主催のなかび打ち上げ。
ロンドン公演では大変世話になったいとこの聡君も呼んで、鉄板焼きとお好みで
宴会した。
マイケルは仕事の段取りで欠席。
その後、聡君に日本の駐在員のたまり場ともいえるカラオケラウンジに連れて行ってもらい、歌いまくり。
明日はいよいよエジンバラ。









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