2000 エジンバラ公演日記
本文へジャンプ 7月31日〜8月15日 



8月13日(日) さよならエジンバラ


今日でエジンバラともお別れ。
7時頃に目が覚め、シャワーを浴びる。
太鼓やケーブル類は前夜に梱包していたので、自分の衣類などの荷物の整理にかかるが、
特大スーツケースでもぎっしり一杯の荷物、ちゃんとふたが閉まるだろうか。
スコットランド産業開発公社への土産が減った分、少し余裕はできたけど、まだまだかさが高く、
ふたの上に乗って何とか閉めた。
自分たちの使ったシーツやマクラカバーをはがし、タオルとともにランドリールームに運ぶ。
タンスやクローゼットの中は空だったけど、下宿屋なので家財道具などの備品がたくさんあって、
なくなった物がないかチェックリストがある。
各部屋でチェックリストと照らしながら備品の確認。
8日間すごした宿舎をあとに、大荷物をガラガラ引きながら、通りに出てタクシー2台に分乗して駅に向かった。
駅に着いて改めて駅の風景を見ると、8日前にこの駅に降り立ったときのことが遠い昔のように感じる。
来たときと同じように荷物車にスーツケースや太鼓を預け、指定の車両へ。
マイケルはエジンバラに残って仕事をするのでここでお別れ。
我々4人だけでロンドンに戻りホテルにチェックインしないといけない。
今回は席がちゃんと取れていて、向かい合わせでテーブルの着いた席だった。
10:00エジンバラ発。
車中で携帯が鳴り、取るといとこの聡君からで、自宅でのバーベキューパーティーに招待された。
予定通り14:30にロンドンのキングス・クロス駅に着き、またタクシー2台に分乗してホテルへ。
我々男はエキストラベッドが入れられた3人部屋で、隣のマルコはツインのシングルユース。
窓から大観覧車が見える。
明日はいよいよ世界最大の大観覧車「ロンドン・アイ」に乗る日。
夕方ホテルで待ち合わせして福矢とマルコは街に出ていった。
僕と遠藤君は部屋でメールをチェックし、返事などを書く。
イギリスにいる間2人は、それぞれMac.とWin.のノートパソコンを並べて、
モジュラーケーブルをやりとりしてメールを送っていた。
そうこうしているうちに聡君がボルボのワゴンでやって来て観光に連れて行ってくれた。
バッキンガム宮殿、ロンドン・タワー・ブリッジなど見物後 、ホテルに戻って福矢・マルコを拾い、聡君宅へ。
市街から車で30分ほどのところにある一軒家で、裏には英国らしい芝生の庭があった。
そこで炭火を焚き、バーベキューをして食べようとしてたけど、あいにく雨が降り出し、
室内で食べることとなった。
狂牛病が怖いからとオーストラリア産のビーフステーキと、サーモンステーキにちらし寿司。
イギリス最後の夜を温かいもてなしで飾ってくれた。
ほんとに聡君には大変世話になった。ありがとう。









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