2000 エジンバラ公演日記
本文へジャンプ 7月31日〜8月15日 



8月10日(木) 新聞とテレビの取材を受ける


今日は朝から通信社の取材が入った。
新聞社や雑誌社にニュースを配信している、日本でいえば共同通信みたいなところの取材だ。
近所のホテルでインタビューの後、劇場で写真撮影ということで、衣装のまま大太鼓・締太鼓
をごろごろ引きながらホテルに向かう。
ホテルの前に記者とカメラマンが待っていて、劇場でインタビューもするとなった。
すぐに車で劇場に移動し、30分ほどインタビューの後、高座の上で写真撮影。
あれやこれやカメラマンの指示でポーズを取って撮影終了。
休む間もなくケーブルテレビの取材が来た。
地元のケーブルテレビだけど、フリンジの期間、BBCに素材を提供しているそうで、
うまくいけば全国ネットにのることができる。
扇子や手拭いの仕草の部分やマクラをかいつまんで演じた。
しばらく休憩のあと、本番。
直前にザ・タイムズの記者が来ていることがわかった。
タイムズは由緒ある新聞だそうで、記事になると大きい。
きょうも30人ほどの入り。
夕方、領事館へ舘石領事を訪ねる。
日本から電話で協力をお願いすると、何もできないけどと言いながら
こちらがFAXしたチラシをコピーして方々に発送してくれた。
昨日もそのチラシを見て日本の方が見に来てくれた。
舘石領事は気さくで明るい人。
会談後今夜パブでもとなり、コメディーシアター、アッセンブリ前でのチラシ配りがあるので、
アッセンブリの近所のパブで飲むことになった。
我々は揃いの上方落語協会の浴衣のまま、舘石領事とともにパブへ。
巨大なパブで一角のテーブルに椅子をかき集めビールを飲む。
ここでイギリス名物フィッシュ&チップスとハギスを食べる。
フィッシュ&チップスは鱈のフライとポテトのフライで、英国に来たら
一度は食べないといけないと思っていたけど、機会がなくこの日初めて食べることになった。
ハギスは豚の内臓と小麦を混ぜて腸詰めにしたものだそうで、ここでは腸詰めにせず
中身をそのまま出していた。
イギリス経験者に英国は食い物がまずいといわれまくり、
食事はイタリアンや中華、和食、タイ料理、ハンバーガーとイギリス的な食べ物を
極力避けてきたけど、初めて食べたフィッシュ&フライはうまかった。
ハギスも酒のあてにはいい。
まぁ店にもよるだろうけれど・・・・
ビールを飲んでは僕と福矢、マルコの浴衣3人組は、コメディーシアターの開演前に
パブを抜け出し、劇場前でいつものようにチラシ配り。
7:15の回の客がはけるとまたパブに戻って飲んで、8:30前にはまたアッセンブリ前でチラシ配り。
12:00頃まで飲んで、舘石領事を、明日開催予定のお好み焼きパーティーに招待する。









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