2010 フランス公演日記
本文へジャンプ 4月14日 

2010年 フランス公演日記

2010年3月23日(火)〜4月1日(木)
3月28日(日) パリからカンヌへ

今日は列車で南仏のカンヌに移動する。
朝9時に別のホテルに投宿してる撮影班と笹川日仏財団の伊藤さんも
うちのホテルに集合して、大型ワゴンタクシー3台に荷物を積み込みギャレ・リヨン駅へ。
パリは行き先によって駅が違う。
ヴィルファバールから来た時は同じパリでもオーステルリッツ駅で、
今度は近所だが南仏方面行きのリヨン駅。
4年前のフランス公演の時もパリからリヨンに移動するときにこの駅を使ったはずだが、
何か雰囲気が違う。
違う入り口から入ったのかも。
フランスの新幹線TGVでトゥーロンまで行き、そこで在来線に乗り換える。
前回もそうだったけど、フランスの列車は直前にならないとプラットホームがわからないので
しばらく荷物をまとめて表示が出るまで待機。
その間に駅を見学。
駅の2階にレストランがあるが、時間待ちで使うとは思えないほど
豪華な内装のレストランがあって、食事もしないで写真だけ撮って帰って来た。
このレストランは映画「ニキータ」にも出てきたそう。
列車のビュッフェは高くてまずいそうなので、駅で昼食など調達。
そうこうしているうちに発車15分前となり我々の列車のホームが表示されていざ移動となったが、
何人かがたばこ吸いに行っていていない。
おっとりと乗車すると他の客に荷物置きの場所を占領されて我々の大荷物が置けなくなるので、
早く乗車する必要がある。
おまけにホームは一番遠い15番線。
目の前のホームとは全く違う場所から発車するよう。
とりあえず今いる人間だけで荷物をガラガラ引いて先に乗り込むことにする。
荷物を何とか積み込みひろばを迎えに行かせたが、
なかなか他の人間が来ない。
ちゃんと合流できたのか・・・・
発車数分前になってたばこ吸いに行ってた3人がヒイヒイ走りながらやってきて、
何とか列車に乗れた。
ちょっと張り込んで一等車。
2列1列のシートレイアウトでゆったり。
コンセントも付いているのでパソコンでの作業もできる。
日本のグリーン車といったところ。
いつまでも続くのどかな畑や牧草地帯を眺めながら列車は進む。
パリは雨模様だったけど、南仏に近づくにつれ天気が良くなる。
マルセイユで停車したときは晴天。
トゥーロンまでは約4時間。
トゥーロンで1時間待って、乗り換えてカンヌまで1時間ちょっと。
カンヌまでは指定席はないが、コンパートメントで先客のフランス人と
乗り合いでカンヌまで。
パリやヴィルファバールとは街並みも違う。
夕方カンヌに着いて駅で待ってると主宰者でもあるカンヌ市の女性が車で迎えに来てくれたが、
全部の荷物が載りきらない。
とりあえず載せられるだけ載せて、ホテルは駅の反対側なので
後は徒歩で自分のスーツケースをガラガラ引いてチェックイン。
荷物をほどいて少し休憩して夕食へ。
海に近いレストランで今日もシーフード。
さすがに海が近いだけあって魚介類がうまい。
食事の後お香の田中さん達とカジノへ。
田中さんは着くなりカンヌに4軒あるカジノをすでに下見済み。
ブラックジャックとルーレットで1時間半ほど遊んで帰って来た。
明日は最終公演。



パリ、リヨン駅。


TGVの2階席。パソコンを広げてゆったり仕事。


トゥーロンからカンヌまでは8人掛けのコンパートメント。
左はお香の田中氏。



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