2002 ドイツ公演日記
本文へジャンプ 1月17日〜25日 



1月24〜25日(木・金) さよならミュンヘン


今日の午前中は自由時間。
朝早くに目が覚めたので、HP用の日記を書く。
回線はつながらないが書きためておく。
10:30頃街に出て買い物。ガイドブックや地図を見ながら店を回る。
1時間ほどでホテルに戻って荷造り。
12時にそれぞれ荷物を持ってロビーに集まってきた。
一旦チェックアウトし、荷物をホテルに預けて最後の観光をした。
僕が世界最大級のドイツ博物館に行きたいというと皆乗ってきた。
博物館はホテルから歩いて15分ほどの所にある。
今日も暖かく、領事館の人に聞くと、このところの気温は4月上旬の陽気らしい。
年末年始、−12℃などというドイツの気温をネットで見ていたので
氷点下の気温を覚悟していたのだが、このドイツの旅は恵まれてたよう。
カイロやタイツは全く使わなかった。
暖かな川岸を鴨や白鳥を眺めながら博物館までぶらぶら歩いていった。
博物館でチケットを買うときマイケルは都んぼ君だけでなく
マルコまで子供料金で入場させた。
30過ぎてんねんけどなぁ・・・・。
ドイツ博物館の展示室は地上4階、地下1階だが全部見て回ると
15km歩いたことになるらしい。
ポリシーはできうる限り本物を展示するといった趣で、船と言わず
飛行機と言わず潜水艦と言わず、本物がドカンドカンと建物の中に
所狭しと展示されている。
第2次大戦中、ドイツが誇る潜水艦「Uボート」も本物が鉄板をはがして
中が見られる状態でデンと置かれている。
しかもほとんどが触れるし、本物の迫力に圧倒される。
博物館内のレストランで昼食をとってまた見学再開。
駆け足で回ろうとしたが、いろんなところで足が止まるので
結局地下展示室まで回れなかった。
1日ではとても回りきれない。
慌ててホテルに戻るとロビーでは伊吹さんがすでに待っていた。
大型のワゴンタクシーにはもう荷物は積まれていて、そのまま車に乗り込んで空港へ。
チェックインして伊吹さんと別れた。
フランクフルトでは乗り継ぎ時間が45分しかない。
フランクフルト空港にはANAの係りの人が待ち受けていて、
広いターミナルを早足で乗り継ぎカウンターまで誘導してくれた。
マイケルはお父さんの引退パーティーがあるらしく、
我々と日本に帰らず急遽フランクフルトからイギリスに向かうことになった。
成田まで我々3人となった。
帰りの飛行機も空いていてゆったり座って帰ってきた。
成田で約2時間、時間をつぶして伊丹へ。
少し遅れたがやっと大阪に帰ってきた。
今回は9日間で8度も飛行機に乗ったが、すべて順調でトラブルらしいトラブルもなく
いいツアーだった。
今回初めて参加した都んぼ君もよく働いてくれたし、いいチームワークだった。
今回のドイツ公演は3カ所ともちゃんとしたホールで設備も整っていたし、
それぞれの主催者の受け入れ態勢も万全だったので
今までの公演と比べるとかなり楽だった。
英・仏・独と3カ国での落語公演を体験し、世界的に展開する自信が深まった。
秋にはブルガリア・ポーランド・ロシアと東欧を回る話が進行中で、
上方落語世界展開の道は少し開けてきたよう。
またこのホームページ上で報告させていただきます。
今回も内外で協力してくださった皆様ありがとうございました。



ドイツ博物館。大きな飛行機も建物内に展示されている。


所狭しと本物の飛行機が置かれている。


Uボートも!



もどる