2002 ドイツ公演日記
本文へジャンプ 1月17日〜25日 



1月22日(火) ミュンヘン移動


7時に目覚ましで目が覚めた。
実は今日自分のレギュラー番組、ABC「芦沢誠の元気イチバン」でケルンから
電話で生出演する事になっていた。
ざこばさんと交代で出ている番組だけど、この日はざこばさんもスケジュールが合わず、
ドイツからのリポートとなった。
7:20頃プロデュサーの平尾さんさんから部屋に電話があった。
放送は日本時間で15:35から。8時間の時差があるのでこちらでは朝7:35。
メイン・パーソナリティーの芦沢アナ、アシスタントの小川恵理子ちゃんと会話しながら
ドイツの様子をリポートする。
それからいつものようにシャワーを浴び、朝食をとり、メールやHPの更新にかかる。
このホテルでは回線が繋がらないので、日本文化会館まで行かないといけない。
10時過ぎにホテルから歩いて会館に向かい、図書室でまた回線を借りる。
館長さん達に挨拶し、お礼の手拭いを渡す。
11時前に佐々木さん達に車でホテルまで送ってもらうと、
ロビーにはみんな集まっていてスーツケースなどを車に積み込み、そのまま空港へ。
高速を通って11:30頃空港着。
ローナとはここでお別れ。
昨年からエジンバラ・ロンドン・ベルリン・ケルンと僕の落語をずっと聞いてくれた。
海外での一番のお客さん。
12:45にケルンを発ち、13:50ミュンヘン着。
空港には日本領事館の稲村さんが迎えに来てくれていた。
大型のワゴンタクシーでホテルへ。
ミュンヘンの宿はホテル・スプレンディッド。
2年前同名のイギリス映画があった。
ここもこぢんまりしてるがちょっと古くていい感じ。
明日の公演会場の民俗学博物館の並びにあって、歩いて2分ぐらいの距離。
近所のカフェで軽い昼食をとり、迎えに来た領事館の伊吹さんと民俗学博物館へ。
2階に約250席のきれいなホールがある。
今日中に舞台セッティングしたいがこのあとインド舞踊の公演があるらしく、
段取りだけ決めて設営は開演前となった。
夕方街の中心部へと向かう。
観光スポットの新市庁舎や聖母教会などの建物が集まったあたりは
広い歩行者天国になっていて、観光客や市民がそぞろ歩きしている。
ぶらぶら街をうろついてマイケルが以前行ったという巨大なビア・ホールに行く。
かなり席が埋まっていて、奥の方にやっと空席を見つける。
巨大なジョッキになみなみとつがれたビールで乾杯。
ステージでは生演奏が始まったが、我々はばか話で盛り上がった。
周りの人がこっちを見るぐらいみんなガハガハ笑った。
特にマイケルの話は涙が出て、腹が痛くなるぐらいおかしかった。
ほんとに愉快な男だ。
会計を済ませたあと店に置いてあったスロットマシーンや、
アルコール・チェックマシーンで遊んで帰った。
部屋に戻って電話回線にパソコンをつなぐがちゃんと通じない。
いろいろ設定を変えるがだめ。
ドイツで回線にたたられっぱなし。
そのままベッドにもぐり込んで眠った。



公演会場のミュンヘン民俗学博物館。


ミュンヘンのビア・ホール。


大きなジョッキで乾杯。



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