2002 ドイツ公演日記
本文へジャンプ 1月17日〜25日 



1月21日(月) ケルン公演


朝食後昨夜の大聖堂付近に出かける。
大聖堂は近くで見るととてつもなく大きい。
ドームと呼ばれる大聖堂は、途中300年中断して建設につごう650年かかったという。
中に入ると中の方が寒い。
天井が高く大きなステンドグラスには細かな絵が描かれている。
大聖堂を出て香水屋に向かう。
コロンはケルンから付いた名前。つまりコロンの発祥地。
4711番地に本店があるのでオーデコロンの商品名がそのまま「4711」。
4711番地の本店に入ると、樽からコロンが垂れ流しで受け皿に流れている。
客達はちょいと指に付けて腕などにこすりつけていく。
土産に元祖コロン「4711」をいくつか買う。
それからドームの東側、ライン川に向かって歩く。
ライン川は川幅が広くて流れが速かった。
このライン川の近辺は古い石畳の街並みがたくさん残り、
ビアホールやレストランも軒を連ねている。
広場に面したカフェで軽く昼食をとり、並びの店先でホットワインを飲む。
ゾーリンゲンやヘンケル製品が並んだ刃物屋に入ったり、
ブティックをのぞいたりしながら街を散策。
4:30にホテルに戻る。
5時に会館に入り音響をチェックし字幕の手直しをする。
メールの送受信やホームページの更新をしようとしたが、
ホテルの電話室からは結局回線が繋がらず、会館の回線を借りることにした。
会館もほとんどデジタル化されてて図書室に1カ所だけアナログがあるという。
図書室でアナログ回線につなぎメールチェックとホームページの更新をする。
しばらく音信不通になり、ホームページの更新も滞ってきた。
ドイツはどうも回線事情が悪い。
7時過ぎ開演。
まずはレーゼさんがドイツ語で簡単に解説し、いつものように字幕と写真での鳴り物解説、
そして「お玉牛」、中入りを挟んで「皿屋敷」と言う構成。
客席は150人ほどの入りで85%ほどがドイツ人と思われる。
「皿屋敷」はどうだろうと少し心配していたが、後半のギャグの部分ではちゃんと笑ってくれた。
終演後会館の人達とイタリアレストランで夕食会。
食事後ホテルに戻り僕の部屋にみんな集まって、
ベルリンで小佐田さんの娘、さだかさんからもらったワインを開け、ケルン打ち上げをした。
昼間刃物屋でこのためにソムリエナイフを買っていた。
その夜は1時過ぎに解散。
明日はミュンヘンに移動する。



ケルン大聖堂前で。
あまりにも大きいのでよほどの広角レンズでないと写真に入りきらない。


街角でホットワインを飲む。


ケルン日本文化会館での公演。



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