マイ・カー

高校卒業の春休みから自動車教習所に通い、大学入学後の5月に普通免許を取得。以来、父親から譲り受けた日産・サニー1200GLにはじまり、ホンダ・シティ、三菱・デリカスタ−ワゴン4WDと乗り継いでいる。ここではそれらのクルマと、嫁サンのクルマも併せて紹介したい。


その1=日産・サニー1200GL(セダン)

 

私の父親が最初に買った乗用車がこのクルマだった。あれはたしか小学生の頃だったと思うが、このクルマのカタログを見て、なんてカッコいいんだろうと思ったものだった。このサニーの1200クーペは自動車レースで長い間活躍しており、トヨタのスターレットとよく競り合っていた。また、いまでも時々見かけるサニートラックは、この頃のものがベースになっているはずである。


その2=ホンダ・シティR

 

独特のト−ルボーイスタイルが後にいろんなメーカーに影響を与えた初代シティが2台目のマイカーだ。サニーで約1年間練習し、親のスネをかじって発売されて間もない頃に買ってもらった。たしか120万円くらいだったと思う(車両本体で100万円を切っていたハズ)。マッドネスというバンドが登場するコマーシャルで一躍有名になり、買ってしばらくは子供たちから「あっ、シティだ!」と指をさされたものだった(なんとなく気分が良かった)。


その3=三菱・デリカスターワゴン4WD(エアロルーフ)

 

シティには約7年乗り、12万キロほど走行したが、エンジンのオイル消費が激しくなり(500キロ走ると1リットル減る)買い替えを余儀無くされた。冬場、スキーやスノーボードに行く回数も多かったので四駆が欲しく、前々から憧れていた初代デリカスタ−ワゴン4WDの中古を探そうかと思ったが、室内が狭いのが気に入らないしあまり出回ってなかったので、結局新車でこの車を買うことになった。この12月で丸10年となるが、少なくとも車検がある来年の12月までは乗り続ける予定。なお、このデリカには4年前のバスボート購入時にヒッチメンバーを装着したが、トレーラー車検の法的な問題などがあり、マリーナ内での移動以外には活躍していないのが残念。2001年3月29日、メルセデスベンツV230への買い替えのため、ヤナセ堺支店で下取り(400円)。


その4=ホンダ・シティEE

 

ウチの嫁サンのマイカー歴は私のシティでの習熟に始まり、馴れた頃に二代目のシティを新車で購入した(まだ、結婚前)。この二代目シティは初代をそのまま平たくしたようなボディで、エンジンはほぼ同じ排気量(約1200CC)だったと思う。初代から一転して背の低いクルマになり、たいへんスタイリッシュだったが、そのせいか男の私が運転すると足元が窮屈だった。ほかの男性ユーザーはどう感じていたのだろうか。


その5=ホンダ・シビックフェリオVTi

 

6年半前、嫁サンが嫁入り道具の一つとして持ってきたのが、発売して間もないこのクルマだった。ジョディ・フォスターが登場するあの軽快なCMが印象的だったので、同じブルーを選んだ。それまでのシビックにも4ドアのセダンはあったが、やはり初代ハッチバックからの伝統でセダンは亜流だった。しかし、このモデルから初めてセダンだけのフェリオというネーミングが与えられ、ハッチバック以上に魅力あるクルマとなった。フロントマスクなど良くまとまっており、フルモデルチェンジされた現行モデルよりもよくできていたと思う。


その6=ホンダ・SM-X

 

嫁サンの3台目。シビック・フェリオは大変よくできたクルマだったが、通勤にも使用していたため5年間でかなりの距離を走行したこともあって、2回目の車検の時期に合わせて発表されて間もないホンダ・SM-Xに買い替えた。ボディカラーは稀少価値があるのではないかと思えるタヒチアンブルー。路上でもディーラーでも同じ色のSM-Xは未だに見たことがない。発売当所は黒、最近は追加色のホワイトが人気だが、このクルマにはこのカラーが最もフィットする、と考えるのは私たちだけだろうか。初代シティのコンセプトを発展させたようなデザインも気に入っている。


その7=メルセデスベンツ V230(2001年モデル)

ほぼ13年ぶりの私の新車。デリカスターワゴンからの乗り換えは、このクルマが日本デビューした1998年頃から考えていたが、費用と納期(その頃で1年待ち!)の問題がありあきらめていた。ほかには、デリカスターワゴンに勝る魅力のあるクルマがあらわれず、その後も何度かこのクルマが気になり、ディーラーでカタログをもらって、料金表を見てはあきらめていた。しかし2001年を迎え、三菱自動車が例のリコール隠しのおわびで始めた全車無料点検に持って行ったところ、エンジン、オイルパン、燃料噴射装置の各所にオイル洩れが発覚し、今後も乗り続けるのであれば修理(20万円〜30万円)が必要と言われ買い替えを決意した。検討したのはこのV230(500万円)とトヨタのグランヴィア(472万円)、三菱のデリカスペースギア(417万円)だが、この価格差であれば、装備の充実度(たとえばグランヴィアの電動スライドドア)で国産車に劣っても、乗る者に魅力的なV230が際立ち、購入を決意した。なお、この契約にあたってはJA泉北西部の北口さん、ヤナセ堺支店の本田さんそしてホームページ「GARAGE V&V」の皆さんに大変お世話になった。もちろん、資金協力してくれたウチの奥さんと実家の父母にも感謝!(2001年3月29日納車/9回目の結婚記念日)

なお、この車への憧れを抱いた98年モデルのイメージが強いため、フロントグリルを98モデルに変更しています。また、他車との差別化をはかるため、同車の商用モデルVITOのオレンジウィンカーと、欧州仕様のユーロテールランプ、アルミボート用のローラーがサイズ的に合わなかったので特に意味がないスーリーのキャリアバー、メルセデスにもっともフィットすると自負するAMGのアルミホイールを装着しています。

2001年型からの軽量化シートとオプション品の写真はこちら


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