技術情報(ブラシレスモーター関連)コーナー
「アンプ仕様」
今回、アンプおよびモーターは国内の販売店より購入しました。製品自体はアヴィオックス製なのですが、ロベ社取り扱い品を購入しました。ということで、取り扱い説明書は、ドイツ語です。英語版は付属していません。まして、日本語の取り説は当然無しです。ワールドワイドに商売をしているところでしたら、だいたいの言語の取り説が付属していいはずなのですが。国内の販売店は英語もしくは日本語の取り説を用意する予定は全くないそうです。(注:購入した当時98.9)当初は、ドイツ語辞書片手に必死に訳していました。しかし、ふと思い、アヴィオックスのHPに英語の取り説ファイルがあるのでは?と探してみると、ありました。2〜3週間ほど無駄?な苦労をしてたような気がします。アメリカ仕様とヨーロッパ仕様の違いは、上記取り説以外に、モーターの取り付けねじが異なっていることのようです。アメリカ仕様はインチ系ねじで、ヨーロッパ仕様品は日本と同じメートル系ねじです。今回購入したモーターの軸は5mmФでしす。モーターのサイズは、02Hと同じくらいで、重量は200g前後でしょうか。購入したアンプのバージョンは1.37です。現在は、もっと新しくなっているでしょう。たしか2.26以上はいっているはずです。V1.37の場合、バッテリーをつないでもモーターが回り出さないことがあるとか、設定を全て忘れてしまうということを聞いていたのですが、当方のアンプも上記症状が結構みられます。モーターが回ることが確認できれば、使用可能みたいですので、回らない時は、回るまでニッカドのコネクタをつなぎ直すか、再設定して使っています。新しいソフトのバージョンでは、改善されているようだということを聞きます。あと、スロットルに忠実にモーター回転を制御するようになったとも聞きます。これはいいことのように聞こえますが、ハイ状態からロー状態等に変化させた時、ブレーキがかかったように回転が低下します。(ブレーキ無しモードでも)通常の飛行では、ほとんど気にしませんが、パターンを行う場合、支障が出ます。スロットルワークをするたびに反動トルクのために機体がゆれてしまいます。しかし、本アンプとモーターをメリット14Cに搭載し飛ばした感じでは、それほど気になりませんでした。(センサータイプですので、最スローからの回転上昇はスムーズです。)モーターを搭載する際に注意する点としては、モーターからのセンサーpのコードがフリーに動くようになっていると、根本から切れることがあるそうなので、何らかの方法で固定したほうがいいそうです。(方法については、黒澤さんのHPを参考にしてください。詳細に記載されています。)センサータイプのブラシレスモーターですが、性能自体は満足しています。ブラシモーターみたいにブラシの状態を気にする必要もなく、適当なペラとギヤ比を選ぶことにより、だれでも同じようなパワーを得ることができるのは、最大のメリットだと思います。ただ、現在では、ちょっと高いですが。
○99.3.15 追記
メリット14Cで2回目と3回目の飛行をした時のことです。2回目の飛行はスムーズに行うことができました。モーター用バッテリーを搭載し接続して、送信機の電源ON後、受信機の電源ON。スロットルを上げるとモーターはまわり始めました。3回目の時は、モーター回らず。バッテリーの接続を何度もやり直してもダメ。仕方なく、ペラを外してアンプの再設定を実施。設定後、3回目の飛行を行うことができました。以前、期間をおいた時に設定を忘れたことがあったので、長いあいだ電源入れないとダメかなと思っていたのですが、そうではなかったみたいですね。バッテリー接続時のスパーク(チャタリング)が悪さをしているかもと言う話も聞きます。受信機によっても違うそうです。電源投入順序も影響するのでしょうか。ちょっとわかりません。(コントロニックの場合は、送信機ON、受信機ON、そして動力用のニッカドの接続と指定してあります)
(1)受信機と同じ周波数(バンド)であることを確認して、送信機の電源を入れてください。スロットルチャネルは、パルス幅が増加するように設定してください。すなわち、スローの時に、パルス幅が狭く、ハイの時パルス幅が広くなるよに設定してください。アンプが設定動作を開始しなかった場合は、スロットルチャネルをリバースに変更してください。双葉の場合は、リバースにしてください。(JRの場合は、ノーマル状態でOKした。)
(2)満充電した動力用バッテリーを接続してください。
(3)受信機の電源を入れてください。
(4)アンプの設定ボタンを押してください。そうすると、アンプ上のLEDが1回点滅します。(繰り返し1回点滅しています)これは、設定モードに入ったことを示しています。
(5)スロットルスティックをモーターをオフする位置にしてください。
(6)設定ボタンをおします。そうするとLEDが連続2回点滅します。
(7)スロットルスティックを全開の位置にしてください。
(8)設定ボタンを押すと、3回LEDが連続して点滅します。
(9)次にブレーキ位置(ポイント)にスロットルスティックを移動します。
モーターオフ位置より上にブレーキポイントを設定すると、ブレーキ無しモードになります。
(10)設定ボタンを押すと3連続点滅を繰り返していたLEDが発光を停止します。
(11)スロットルスティックをモーターオフ位置に移動してください。
これで、設定(セットアップ)は終了です。
『メリット14C、初飛行編』
【重心位置】
アンプはモーター室
受信機用ニッカドもモーター室(110mAh)
受信機は主翼後縁部胴体上部
動力用ニッカド上下とも、モーター室後部胴枠から1cm以内の位置で、アルミパイプカンザシ中心から約10〜15mm(適当)
【時間】
タイマー押し忘れで不明。飛行後の放電で560mAh
【飛行】
離陸は中スローでOK
上空は中よりちょっと下
メリット540と比較にならないほど、簡単。
トリム調整ほとんど無し
ストールでの癖なし。
ナイフエッジは未確認
着陸は、スピードを落としても不安なし。(やさしい部類にはいると思います)
【難点】
下部の動力用ニッカドの出し入れがやっかい。
上部から入れるようにしたのですが、結構めんどうです。
(胴体下部の穴を大きくあけると出し入れが簡単になりますが、落ちるのが心配で、冷却に必要なぎりぎりの大きさにしています。)
重心位置:シングルモーターだと結構大変。(シングルだと機首部若干伸ばしたほうがいいかも)
【その他】
アビオックスのアンプ、運良く物忘れはありませんでした。
アンプの特性としては、センサーレス、センサータイプの違いはありますが、コントロニクのほうが、スローから上げる時のスムーズさに欠けるような気がします。
効率としては、センサーレスのほうがいいような気がします。
「アンプ仕様」
センサーレスのブラシレスモーターの場合、最大の特徴は、進角調整が不要ということと、正転、逆転が容易に変更可能なことでしょうか。アンプ側でも、逆転の設定は可能ですが、モーターへ接続されている3本の内、2本を入れ替えるだけで逆転仕様となります。今回購入したモーターはKBM42-30で、Kv値は3000です。7セル仕様の540クラスの機体に使用する目的で購入しました。購入先は、国内の販売代理店です。いつも、丁寧に対応していただいています。アヴィオックスと比較すると、モーターが軽くなっています。アンプも小さく、軽くなっています。アンプの設定も容易にできました。設定方法の詳細は同梱の日本語マニュアルを参照してください。(もしくは、坂本さんのHP) 飛行機モードは3番で、動力用ニッカドをつなぐたびに、モーターがプープープーと知らせてくれます。ただ、7セル機に使用する場合、BEC機能がないのは重量的に不利になります。というより、受信機用のニッカドを別に用意するのが面倒。センサーレスの特徴?なのでしょうか、回転を始める時に若干、ぶるぶると振動してから回転を始めます。電流を流してローターの位置を検出している模様。もう一つ、飛行機モードには、モーターカットオフ機能が設定されていません。この設定を変更するためには、CPS機能を使う必要があるそうです。CPS機能を使うためには、DOS/Vマシンと接続用変換コネクタとソフトが必要です。その他の特徴として、アンプ自体は軽量なんですが、モーター接続用およびニッカド接続ケーブルが結構長く、ケーブル込みで50gとなっています。(これでも軽い部類)ニッカド側のケーブルは適当な長さにカットして使用しています。モーターに接続するアンプ側のコードも若干短くしました。なお、取り説に、モーターのケーブルは特殊な方法で取り付けてあるのカットしないようにとの注意書きがありました。モーター側のケーブルははんだ付けができないそうです。
○メリット540with『KBM42−30(kv3000)+3SL40-6-18』
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
60対24(2.5:1) | 56対23(2.43:1) |
|
APC11×8:37A〜35A エアロナウト10.5×8:35A〜32A |
APC11×8F41A〜38A エアロナウト10.5×8:37A〜35A |
|
APC11×8:未測定 エアロナウト10.5×8:8000rpm |
APC11×8:7800rpm〜 エアロナウト10.5×8:8400rpm |
|
5分半(残600mAh:2000RC) | 左記同じ |
4.レイナーハッカー(HBR11S+3SLB40-6-18)
(国内販売代理店より購入)
○モーター(センサーレスタイプ):外見は13Sと全く同じです。
直径:27.6mmф、長さ:47.5mm、重量:115g〜118g、軸直径は02Hと同じ。
大きさは29BBと同じくらいです。取り付け用のネジ位置は400、480クラスと同じです。しかし、ネジは3mm(0.5P)です。リード線は、モーター後方のバックプレーンからそれぞれ120度の位置から出ています。リード線は中のコイル線そのまま?かもしれません。線カバーの色は全て黒で、回転方向は実際にコネクタを接続して確認することとなります。ちなみにコネクタ(プラグ)は取り付けられていません。(付属もしていません)3.5mmфのゴールドプラグを3個別途用意して取り付けることとなります。(アンプのコネクタも同じものに変更)
○ギヤユニット
ギヤユニットは京商スペシャルユニットを元に自作しました。kv値が4200(ただし最大効率点において)ですので、HBR13Sの時のデータを参考にして、APC11×8のペラで電流42〜43Aの設定を目指して、76対28に設定しました。(マーチに搭載) 搭載して測定したところ、初期値44A〜45A、回転初期8200rpm→8100→7900→7600rpm(1〜2分連続で回した後)となりました。一様、29歯のピニオンも用意していたのですが、28歯でとりあえずいいみたいです。
25歯のピニオンの場合:APC11×8、44A、7700rpm(初期瞬間)
エアロナウト10.5×8、40A、8300rpm(初期瞬間)
○アンプ
上記13Sと同様に、コントロニックの3SLB40-6-12が付属しています。飛行機モードにして、カットオフ機能有りに設定する予定です。(11月21日現在)モーターとアンプのセットには、モーターとアンプ間の接続用コネクタが付属していませんので、適当なものを別途用意する必要があります。バッテリー側のコネクタはロッキー銀を使用しています。
○回した感じ
13Sと同じでゴギングはなく、回すとスーっと回ります。回転起動時には、ペラは反対にまわったりします。(位置検出のため)しかし、起動に失敗することはありません。13Sの時には気づかなかったのですが、コントロニックのアンプですが、モードもしくは設定によっては、スローから中スローの間は、階段状な制御という感じがしました。ゴギングがKBM42-30より小さいせいか、スロットルワーク時に反動トルクおよびギクシャク感はそれほどありませんでした。モーターがうんぬんと言うわけではなく設定のためと思うのですが、マーチが加速しながら垂直上昇していきます。詳細はマーチの頁を参照してください。
5.Future45bo(シュルツ製アンプ) 2000.01.03 電流測定(PM追記)
シュルツ製のブラシレス&センサーレス用アンプです。
電流 | 45/60 A |
セル数 | 6-17 セル |
寸法 | 74×24×12 mm |
重量 | 54g(下記状態) |
抵抗 | 2.4×2mΩ |
回転 | 56000 |
その他 | 36FET/BEC無し |
◆1999.12.30
本アンプは説明書を見ると、グライダーもしくは、中速域をそれほど使用しない飛行機用となっています。エアロバティック、スポーツ機用としては、future-45ko(BEC無し)があります。上記、boとの違いは、スペック上は放熱フィンの有無のようでしたので、一か八かで入手しました。コントロニックの3SLシリーズと比較すると、ちょっと厚く細身といった感じです。重量は5〜7g増だと思います。SMDタイプのFETが36個このサイズに搭載されています。当然、FETが搭載されている基板は複数枚ということになります。積み重ねられており、FETの個数が増加するとこの枚数が増加するのみとなり、外見は厚みが増えることだけでしょうか。写真の裏側に1.5mmtくらいの放熱用のアルミ板が取り付けあります。koタイプは、これがフィン形状となっているのでしょう。
本アンプは、センサーレスのブラシレスモーターと、通常のブラシモーターに使用可能みたいです。取り説には設定の仕方が記載されてますから。まだ、ブラシモーターでの動作は確認していません。どうも、ブラシモーターの場合、真ん中の線を除く、2本をモーターと接続するようです。ただし電流は2/3になるみたいです。
通常のアンプのように、ブレーキの有無が選べます。あとギヤユニット用モードというのがあります。どういう風に動作が異なっているのか分からないのですが、今回ギヤを使用しますので、本モードでブレーキ無しの設定で使用します。アンプの設定は、シュルツのslimシリーズと同じで、バッテリー接続時にスロットルチャンネルで行います。
とりあえず動作確認のため、上記写真のKBM42-30を繋ぎ、7セルと12セルで回してみました。12セルだと無負荷でフルスロットルにすると5万ちょっととなるため、中速以下のみ。無負荷ですので、電流は5Aも流れていないと思いますが、結構熱く感じられました。(当然持てる温度です)放熱板上のチューブを切り抜いて、直に風が当たるようにするか、この部分に放熱フィンを取り付ける必要があるかもしれません。
モーターとの接続用コネクタを入手次第、機体(たぶんマッドマウス)に搭載し、電流、回転数等は測定したいと考えています。(写真でわかるように、モーター側のケーブル端にまだ3.5mmфのフィメールコネクタが付いていません。)
とりあえず、モーターが回ることを確認した次第です。
◆2000.01.03 夜追加
アルミ缶を利用し、放熱フィンを作製しました。当然、放熱フィンを取り付ける部分のカバーフィルムは取り除き、直接アルミ板に接触するようにしています。カバーフィルムは約0.5mm厚あり、カバーフィルムを介して放熱フィンを取り付けてもほとんど効果はありません。この部分での熱抵抗(熱の伝わり難さ)を小さくするためには、直接取り付ける必要があります。(とは言っても金属接続でなく、あくまでも接触ですので熱抵抗は高いと思います。)
この状態で、プロペラを回し電流を測定しました。
ペラ | APC 12.5×10 |
APC 12.5×10 |
APC 12.5×10 |
APC 12.5×10 |
APC 12.5×10 |
APC 12.5×10 |
ニッカド | RC2400 14セル |
RC2400 14セル |
Ni-MH3000 12セル |
RC2000 14セル |
RC2400 12セル |
RC2000 14セル |
ギヤ比 | 120:22 | 115:22 | 118:22 | 118:22 | 118:22 | 116:22 |
モーター | KBM42-30 | KBM42-30 | KBM42-30 | KBM42-30 | KBM42-30 | KBM42-30 |
電流 | 42A→41A | 45A以上 | 34A→33A | 43A→42A | 37.7A→36.7A | A→A |
◆2000.1.9 飛ばしてみて
アンプ:future45bo with Fins
機体:マッドマウス改
モーター:AVEOX1406/3Y
ギヤ:98対30 (0.4モジュール)
ペラ:APC12.5×10
回転:初期7800rpm
バッテリー:RC2000(14セル)
飛行時間:7分(残715mAh,696mAh)
【飛行について】
ベンチテストで気になった最スローならびに急激な起動は、実際に機体に搭載してみると、それほど気になりませんでした。その他は、ベンチテストと同じ感じです。飛行時間と残容量を見る限り、十分な性能みたいです。飛行後、モーターはあっちっちでしたが、アンプは暖かい程度でした。今回は、中速主体で、フルハイは機体が上を向いたときとナイフエッジの時のみです。スロットル7割くらいでも、垂直上昇は余裕でこなし、中速以下でも全てのパターンは可能と思われます。このほうが、電動機らしいゆっくりとしたパターンができるかもしれません。本日、12セルNi-MHのテストを試みましたが、バッテリーが機体の取り付け部入らず出来ませんでした。どうも、セル自体の直径はRC2400と同じかちょっと細いくらいなのですが、バッテリーパックの透明なホルダーが意外に厚いため、結果として手持ちのニッカドパックより太く、取り付けできませんでした。
【その他気になった点】
本アンプは、動力用のバッテリーをアンプに接続する度(時)に、モードを設定する必要があります。このため、送信機、受信機の電源をONにした状態で、動力用バッテリーを接続します。動力用バッテリーを接続した後に送信機/受信機の電源をONにしても正常に希望するモードに設定することができませんでした。具体的には、ギヤモードに設定することができませんでした。マニュアルには、送受信機の電源をONにした後に動力用バッテリーを接続するようにと書いてあります。(アンプが最初に受け取った信号のパルスの幅によって各モード設定へ移行するためでしょう。受信機をONにした瞬間の信号パルス幅が安定(保証)してないためでょうか)当方のマッドマウス改は、動力用バッテリーをアンプに接続した後に、主翼を取り付ける必要があるため、上記手順では大変なのです。動力用バッテリーを最後に搭載できるようにしておけば良かったと、また後悔した次第です。コントロニックの3SL40-6-18の場合は、飛行機モードで予め設定しており、飛行毎に設定する必要がなく、それほど気にならなかったのですが。
6.Future45be+HBR11S 2000.02.20 やっと来ました。
Future45boにBEC機能が付いた45beをようやく入手しました。早々とマーチに搭載しました。しかし、今週(2000.2.20)はあいにくの天気で飛行テストはできません。それで、電流と回転のみを測定しました。アンプの操作については、45boと同じです。45beの場合は、アンプからのスロットルコードと受信機の間にスイッチ(電源のプラス線のみをスイッチ)を入れて使用しています。その他、アンプ詳細については、新潟の坂本さんのHPに記載(メモとして)されてますので、そちらを参考にしてください。
1.送信機の電源ON
2.動力用バッテリー接続
3.スロットルを中速の位置へ移動
4.受信機のスイッチをON→ピッピッピと3回
5.スロットルをハイの位置へ→ピッピと2回
6.スロットルをスローの位置へ→ピッと1回
これで、設定完了です。
これは、動力用のバッテリーを外さない限り、再設定する必要はありません。すなわち、受信機用のスイッチのみをオフにした場合は、次にオンにした時に再設定する必要がありません。間違って、スロットルを中速にして、受信機のスイッチをオンにしないように注意してください。動力用バッテリーを外さない限り、アンプは設定済み状態ですので、モーターが回ります。
|
|
|
|
|
/76:22(0.4M) |
39A |
39A |
33.3A |
31 A |
/76:22(0.4M) |
A |
A |
A |
A |
/76:21(0.4M) |
35A |
35A |
A |
A |
7.コントロニック3SLシリーズアンプ 2000.01.08 モード変更
最近、どうもコントロニックの3SLシリーズの調子が今一つですので、色々とアンプの設定を変更してみました。悪いと言っても、通常の飛行には全く問題の無い状態です。
☆初期状態(AFW機能ON:中スローでの効率を最適化する機能)
スロットル10%前後でギクシャクします。
0〜10%までは上記機能はOFFです。10%からONとなります。
無負荷状態では、スロットルをほんのちょっと上げるだけで、
スムーズに回転し始めます。
徐々に上げていくと、10%手前でも結構な回転になります。
10%付近で、AFW機能がONになると同時に、いったんブレーキがかかったように止まり、それから最スロー状態になります。その後はスロットルをさらに上げると、スロットルとともに回転は上昇します。
この機能がONになっていると、スロットルを下げる時、ブレーキがかかっているかのように回転を落とします。
☆AFW機能をOFF(CPSで設定)にしてみました。
(マニュアルによると、部分負荷機能はあまり適用されなくなりますと、あやふやな表現です。)
すると、回転が実にスムーズなのです。シュルツと全く同じです。階段状のスロットル間も無くなった感じです。(あくまでも感じです)スロットルを下げる時も、自然に回転が落ちます。止まるくらいの回転もOKです。
☆【飛行結果】コントロニック3SLB40-6-12にてAFW機能OFF 2000.1.9
機体:マーチ
モーター:HBR11S
ギヤ:76対25 (0.4モジュール)
ペラ:エアロナウト10.5×8
バッテリー:RC2000(7セル)&RC2400(6セル)
飛行時間:7分15秒(残623mAh)/8分(残512mAh)
中速および中スロー主体でゆっくりパターンを心がけました。宙返り中のフルハイ、OFF、その瞬間のペラ回転の変化による(トルクの)影響は小さいようです。急激はスロットル操作をしない限り、影響無いと思います。パワー感はAFWをONにした時と変わらない感じです。気になるアンプの温度は、それほど気になりませんでした。(冬のためかもしれません。14Cだとフィンをつけたほうが、いいかも)さらに、スロットルのリニアリティも上がった感じです。効率も飛行時間と残容量を見る限り、AFW機能をONにした時とそれほど大きな差はないようです。
8.レーナー小型ブラシレスモータ 2001.03.27
レーナー製280クラスサイズ(LMT1015/20)の小型ブラシレスモータです。重量は58g?と軽く、280モーターより小さいかもしれません。2947BBと比較すると、とても軽く小さいです。シャフトは3.17фで、取り付け寸法は400モーターと同じです。kv値4000。QRP製ギヤユニットをちょっと改造して45歯のスパーが取り付けられるようにし、先ずは回してみました。ペラはエアロナウト8.5×6、500AR7セルで、なんと9000rpm。さすがに電流は多く、19Aでした。この値は2947BBを8セルで回した時と同じです。ちなみに1700MP6セルでも同じような値です。電流を下げるため、ギヤユニットを自作しました。現在のところ0.4Mスパー72歯、ピニオン18歯です。10セルで10〜13Aにすると、5分前後の飛行が可能でしょう。このためには、ギヤ比4.2〜4.5位にする必要があると思います。この場合でも9000〜9500rpmでしょうから、十分なパワーが得られ、400クラスの機体でトルクロールも可能でしょう。下記はバッテリーを換えた場合の回転数と電流です。ちなみに電流6Aの場合の回転数も測定しました。電流および回転数は初期瞬間値です。ちなみに、72歯のスパーはタミヤ製で、76歯のスパーはABCホビー製です。
ペラ | ギヤ | バッテリー | 電流 | 回転数 | 6A時の回転 |
8.5×6 | 72:18 | 500AR10セル | 16.7A | 10670rpm | 7300rpm |
8.5×6 | 72:18 | 950AAU8セル | 13.5A | 9300rpm | 6500-6700rpm |
8.5×6 | 72:18 | 500AR8セル | 13.8A | 9500rpm | 6800-7000rpm |
8.5×6 | 76:18 | 500AR8セル | 12.4A | 9200rpm | 7000rpm |
8.5×6 | 76:18 | 500AR10セル | 16.0A | 10100rpm | rpm |
9.エクスプローラ3Dm用パワープラント 2001.09.30 測定追加
HBR13Sを取り付け、ペラ、ギヤを選定中。13×7に落ち着きそうです。全備重量1300gを目指さないといけないかな?
|
|
|
|
|
|
APC12×10E | 98:20 | 1700SCRC10セル | 35.8A | 6800rpm | |
APC12×10E | 98:21 | 1700SCRC10セル | 38.0A | 7000rpm | |
APC12×9 | 98:21 | 1700SCRC10セル | 34A? | 7200rpm | |
APC12×9 | 98:22 | 1700SCRC10セル | 36A? | 7500rpm | |
APC11×8 | 98:24 | 1700SCRC10セル | 35A? | 7800rpm | |
APC12×7 | 98:21 | CP1700-10セル | 29A | 7700rpm | |
APC12×8 | 98:21 | CP1700-10セル | 34A | 7900rpm | |
APC12×8 | 98:21 | CP1700-10セル | 31.9A | 7800rpm | 5000 |
APC12×8 | 98:21 | CP1700-10セル2 | 32.3A | 7800rpm | |
APC13×7 | 98:21 | CP1700-10セル | 32A | 7700rpm | |
APC13×7 | 98:21 | 1700SCRC10セル | 32.6A | 7600rpm | |
APC13×7 | 98:21 | CP1700-10セル1 | 33.3A | 7800rpm | |
APC13×8 | 98:21 | CP1700-10セル | 39.6A | 7400rpm |
10.MEGA22/20/2
もともと、MEGAのモーターはダイレクト指向みたいで、ターン数が多くkV値が低めのモーターが多いです。その中で最もkV値の高いモーターを選びました。サイズおよび寸法等はAVEOX1406/2Y,
KBM42-30と同じような感じです。同じターン数ですが若干kV値は低めとなっています。ゴギングは他の2つのモーターと同じくらいにあります。違う点は、前プレートと後ろプレートが開いていることでしょうか。結構冷却性はよさそうです。
kV値: 重量: シャフト径: 抵抗: 最大電流値: |
2875 165g 5mmф 12mΩ 70A |
以下は、本モータを回した結果です。14〜16セル機に搭載予定です。なお、表の中で設定と書いてあるところは、予想値です。回転数およびは電流値は、最初の瞬間値です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
11. JES70-3P
JETI製のブラシレス用のアンプを入手しました。いわゆる衝動買いの部類にはいるでしょう。なんたって、ブラシモーター用のアンプより安かったものですから。
【特徴など】
セル数:6〜16
電流:70A
寸法:52×27×12
重量:38g(コネクタ&ケーブル等を含めると53g)
BEC:無し(opto仕様)
機能:ブレーキの有無選択
動力用バッテリーを接続した時に、ビープ音1回:ブレーキ有りモード
ビープ音2回:ブレーキ無しモード
モード変更は、送信機と受信機の電源を入れた後、スロットルをフルハイの位置にする。
その後、動力用バッテリーを接続する。
しばらくすると、モーターからビープ音が4回鳴ります。
その後、すばやくスロットルを最スローの位置にします。
そうすると、
ブレーキ有りからブレーキ無しモードへの変更の場合は2回
ブレーキ無しからブレーキ有りモードへの変更の場合は1回
ビープ音が鳴ります。
なお、安全のために、モード変更はプロペラを外して行ってください。
【飛行時の使用法】
・送信機のスロットル位置が最スローになっていることを確認して、送信機の電源を入れます。
・次に、受信機の電源を入れます。
・再度、送信機のスロットル位置が最スローにあることを確認してください。
・プロペラの周りに何もないことを確認し、なおかつプロペラに注意して、動力用のバッテリーを接続します。
保護回路の有無が不明ですので、バッテリーのプラス/マイナスは間違わないでください。
壊れる確立が非常に高く、通常、逆接続による破壊は保証外とされています。
・数秒(2秒ほど)後に、モーターからビープ音がします。
ブレーキ有りモードの時は1回、ブレーキ無しの場合は2回鳴りますから、必ず確認してください。
・次に、機体をしっかり固定し、なおかつプロペラの前および周りに巻き込みそうなものが無いことを
確認してスロットルをフルハイの位置にします。
・そうすると、モーターが回転しはじめ、3秒後ほどに最高回転に達します。
・最高回転に達したことを確認したら、スロットルを最スローの位置にしてください。
・これで、アンプへのハイスロットルのパルス幅の設定は完了し、飛行準備は終了です。
・これで、飛行を開始することができます。
手投げする場合は、ハイスロットル位置の設定は省いても飛行には差し支えないと思います。
通常、手投げの場合は、フルスロットルにしてからリリースしますから。
【使ってみて(テストベンチ上)】
ON抵抗はfuture45beに比べ若干低めの感じですが、正確なところはわかりません。
スタートは、カツンという感じではありません。
モーターがフリー状態(ブレーキ無しモードで最スロー&モーターが慣性で回転している時)から、スロットルを上げるとたまーに、タイミングがずれた感じで一瞬ブレーキがかかったようになり、その後、回転が上昇していきます。通常は気にならないと思いますが、気になる場合は、上空ではスロットルトリムを上げるか、アイドルアップを設定すれば回避できると思います。
|
モーター |
|
|
|
|
|
|
JES70-3P |
|
APC13×8 |
|
|
|
|
|
Future45be |
|
APC13×8 |
|
|
|
|