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黄金崎不老不死温泉 |
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碇ヶ関温泉 |
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蔦温泉 |
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酸ヵ湯温泉 |
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猿倉温泉 |
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青荷温泉 |
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籐七温泉 |
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国見温泉 |
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夏油温泉 |
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新湯本温泉 |
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大沢温泉 |
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松川温泉 |
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玄武温泉 |
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花巻温泉 |
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巣郷温泉 |
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湯田温泉郷、湯田薬師温泉 |
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湯ノ倉温泉 |
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吹上温泉、 鬼首温泉郷 |
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赤倉温泉 |
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黄金崎不老不死温泉
五能線舮作(へなし)駅近くに位置する。日本海に沈む夕日を眺めながらの入浴できることで知られている。岩浜の波打ち際までパイプで湯を引きコンクリートで固めた露天風呂がある。長女だけが海岸の温泉に入る。源泉は透明だが鉄分を含み空気に触れると酸化して濃厚な赤褐色に変わる食塩泉、49℃。
碇ヶ関温泉 かんぽの宿
秋田県境を越えて8kmほど津軽藩の関所があった所で平川が流れ、夏は涼しげなカジカの声も聞こえてくるなど津軽の素朴な風情をよく残している。江戸時代からある温泉で地元の人の利用が多いがリハビリ病院ができてからは湯治場としての存在が関東地方にも知られるようになった。伊能忠敬、吉田松陰、葛西善蔵、太宰治などの文人墨客が訪れたところでもある。弱食塩泉、含食塩石膏泉。
弘前城跡の花見の後で立ち寄る。2階に位置する風呂は入り口がドアでがっかり。お湯はやや濁っているが味も香りもないお湯で小さな泡風呂がついている。サウナもないが3つほど後生掛温泉のような箱蒸しがあるのが珍しい。マッサージ機も100円必要であった。
蔦温泉
南八甲田の山麓、十和田樹海とも呼ばれるブナの原生林の中の一軒宿。明治の文豪大町佳月が晩年を過ごした。旅館は木造の落ちついた感じの大きな宿。温泉は800年前に発見されたという。ヒバとブナの木で造った浴槽は底も板でその間から単純泉の透き通った湯がコンコンと湧いている。1kmほどの所に蔦七沼と呼ばれる沼が点在する。
酸ヵ湯温泉
一軒宿の木造で1000名収容という規模の大きさだが、昔ながらの湯治場の雰囲気が残っている。名物の「千人風呂」は混浴で老若男女が和気あいあいと湯につかっている。五つの源泉が集まり「熱ノ湯」「冷えノ湯」「四分六分ノ湯」「鹿ノ湯滝」に分かれている。もう一つの名物「マンジュウふかし」は噴き出す熱い蒸気の上に木箱を置いているもの。酸性硫化水素泉で名前の通り酸性が強い。標高800m。第一回国民保養温泉指定。
元湯 猿倉温泉
八甲田山周辺の温泉の中でも、山の中にひっそりとしたたたずまいのある一軒宿。石膏硫化水素泉、87度で十和田温泉・奥入瀬温泉にも温泉を供給しているとういう。男性用露天風呂2カ所・内湯1カ所、女性用露天風呂1カ所・内湯1カ所・半露天風呂1カ所。男性用2カ所の露天風呂は、少し硫黄の香りがする温め透明に近い湯と熱め白濁湯の泉質の異なる湯を楽しむことができる。なお11月から4月中旬までの冬季間は閉鎖されるとのこと。
青荷温泉
ランプの宿として全国的にも知られている宿。道の駅「虹の湖公園」から数km山中に入るが途中から津軽弁の標識があって飽きない。駐車場から急な「のめくり坂」を降りると本館と新しい木造の浴場棟が目に入るが、実は渓流を隔てた別棟にも温泉やキャンプ場があるという充実ぶり。浴場は4カ所もあり、2001年元旦にオープンした「健六の湯」は男女別の総ヒバ造りで木の香りの中でゆったりできる内風呂だが女湯にのみ露天風呂も付いている。本館にも男女別の総ヒバ造り内風呂がある。さらに渓流にかかる吊り橋を渡ると二つの風呂がある。一つは、岩づくりの大きな混浴半露天風呂で足の下の砂利が気持ちいい(女性専用タイムあり)。もう一つの内風呂「龍神の湯」は、入口は男女別だが、中に入ると浴槽の途中までしきりがあるが混浴になっている。いずれもやや温めの無色透明無味無臭の癖のない単純泉で周囲の自然を満喫できる。源泉温度50℃。また日帰りでも大広間でゆっくりと食事ができ、なかでも山川定食は山の幸を堪能できるのでお薦め。なお通年営業で冬期間は「虹の湖公園」から雪上車で送迎するとのこと。
籐七温泉「彩雲荘」
平成7年6月に、辛夷・山桜・水芭蕉の咲く八幡平で蒸ノ湯に続いて入る。彩雲荘の露天風呂は二ヶ所で男女別が原則だが男湯には女性も脱衣所が別で入浴可能。四角い木枠の男湯は残雪を見ながら、女湯は眼下の景色を見ながらの入浴となる。温めのお湯は、単純硫黄泉で白濁している割には硫黄臭も強くなく酸味も少ない。砂湯は誰もいない。蓬莱境は6月10日なのにまだ雪があり入れそうにない。
* 日本秘湯を守る会会員
国見温泉
46号線仙岩峠を抜けてから7km程山に入ったところ。52.5℃の源泉で含炭酸重曹土類硫化水素泉。平成7年は5月1日より開業。石塚旅館に寄り、誰もいない露天風呂に入る。本の写真で見たとおりの小さな長方形の浴槽に温めのきれいな緑色の湯。硫黄の弱い香りとやや石油臭いような臭い、渋みあり。大浴場は瓢箪型を男女で仕切ってあるが同じ様な緑の湯。
* 日本秘湯を守る会会員
夏油(げとう)温泉
ブナの原生林に囲まれた栗駒国定公園の焼石連峰にある。850年の歴史。旅館3軒と国民宿舎1軒。元湯夏油が老舗。江戸時代の温泉番付では西の大関の和歌山の本宮温泉と並んで東の大関。紅葉の時期にいくと途中の山々が絶景。近くに大きな夏油スキー場が開設された。
川縁に点在する数多くの露天風呂と洞窟風呂が珍しい。露天風呂は一つが時間を決めて女性専用となるが基本的には混浴であり、脱衣所も整っていないものもある。洞窟風呂は温めでとても入浴する気分ではないが、懐中電灯片手に気軽な冒険気分を味わえる。露天風呂5ヶ所、大の湯(女性専用時間帯あり)・滝の湯(男女別)・疝の湯(河原でもろ見え)・真の湯・女の湯(温く入らず)・離れて洞窟の湯(奥行き20m、要懐中電灯)。露天風呂めぐりのみなら大人300円、小人150円。電話は無線であった。
新湯本温泉・ホテル湧勢閣
昭和61年に開業。毎分4000Lの豊富な湧出量。50坪の大露天風呂が名物。25mの本格温水プールやテニスコートもある。泉質はアルカリ性単純泉。近くには湯治に最適な自炊旅館もあり。】
大露天風呂は男女別の入り口で途中まで仕切られているが大部分はつながっている。本当に広く混浴が気にならない。
大沢温泉・山水閣
豊沢川の脇に建つ古い湯治場の雰囲気のある温泉。泉質は単純硫化泉弱アルカリ性。川に接した大きな露天風呂。温め・熱めなどの内湯。橋を渡って向かい側には階段を下りた所にある風呂など沢山の種類が楽しめる。改装された本館には男女別の広い半露天風呂がある。また各部屋にも檜の木風呂が備わっている。本館は昔の風情がなくなったが、一歩湯治客のいる棟にはいると、寝具や炬燵など持ち込んだ昔ながらの湯治場の雰囲気が残る。
松川温泉
松川渓谷標高800mにある白濁の単純硫化水泉のお湯。。入浴のみは7時〜20時まで。他には峡雲荘、松楓荘(天然の岩をくり貫いた洞窟風呂)。】
平成6年12月10日、秋田は雪がなかったのに、松尾八幡平ICを降りると凍結路で真冬。地吹雪の中を10kmほど山に入りやっとの思いで松川荘に着く。旧館の8畳間に泊まる。風呂は温めの硫黄の臭いの強い内風呂と、露天風呂(大きい混浴と女性専用が二つ)。露天風呂には吹雪の中、宿の人には止めろと言われても入る。脱衣所も氷り、頭も氷るような状態で温かったが、いったん入ってしまえば上がることはできないが浴槽の端の蒸気で暖まっている所では極楽。何でもこの露天風呂はTV撮影できた女優に「たいしたことない」といわれて立派な露天風呂に作り替えたものだという。料理はほろほろ鳥の陶板焼き、イワナ塩焼き、酢の物、茸の辛煮、山掛け、煮物(ワラビがおいしい)、山葵の漬け物、凍豆腐、りんごなど。翌朝に風の強くない時には露天風呂も丁度良い湯加減であった。宿泊は大人9000円、子供6800円と安い。
* 日本秘湯を守る会会員
玄武温泉
雫石町の北方10km。網張温泉への道沿いにある高原の温泉。近くを葛根田川が流れ静養向きの静かな環境。含食塩芒硝泉。旅館5軒。
網張の天女の露天に行くが水量少なく入れないとの表示で諦める。玄武洞の先の滝の上温泉は5月12日までは除雪で行けない。諦めて玄武温泉いさみや旅館の滝の見えるできたばかりでパイプに値段票までついている露天風呂に入る。
花巻温泉
源泉は上流の台温泉から引いている。国際興業の経営する5軒の大きなホテルの集合で宿泊客は5軒のはしごが可能で4つ入る。お湯はあまり温泉らしくなく、浴場もタイル張りでサウナ付きだが面白味に欠ける。佳松園の真ん中に丸い風呂があるのが並の評価か。料理もあまり大したことはなかった。
巣郷温泉
横手から北上に向い、岩手県との県境にあり数カ所の入浴可能の施設あり。
旅館「大扇」は大人入浴200円、国道の見える風呂場。女湯は2階。
湯田温泉郷、湯田薬師温泉
槻沢温泉【砂ゆっこ】天然珪砂の砂風呂(800円)、入浴150円
川尻温泉【ほっとゆだ】温泉付き駅舎
錦秋湖温泉【穴ゆっこ】露天風呂、洞窟風呂、泡風呂など、入浴150円
砂ゆっこが混んでいて、錦秋湖を渡って穴ゆっこへ。貸切風呂1300円。大人150円、子供70円。洞窟風呂はいかにも作った物という感じであるが、温めの露天風呂を楽しむ。なぜかスッポンクッキーあり。
湯田薬師温泉・中山荘(大人200円、子供100円)、内湯は入口男女別、中は混浴の大浴場で広い窓が気持ちいい。宿のはずれにある露天風呂は男女別にしきりがあり、濁ってやや酸味のある湯で温めで風が気持ちいい。
湯ノ倉温泉
栗駒山の宮城県側山麓の栗駒五湯の一つ。車では行けず、徒歩で20分ほど歩かないと行けない温泉。小安温泉から国道398号線の県境の花山峠を越え、湯浜温泉を眼下に見てさらに進み、温湯の手前を川に折れて佐藤旅館を通り過ぎ、未舗装道になるがその後2km位走り白糸の滝への吊橋も抜けて、湯ノ倉への橋に着く。ここからは徒歩となり、始めはきつめの上り坂が続くが登り切ると後は楽で20分で湯栄館へ。男女別の内湯からサンダル履きで河原近くの露天へ。熱めの湯(滝の湯、源泉62度、単純食塩泉)で滑る。奥の滝から流れる冷たい水に足を浸してまた湯にはいる。水着の若者や家族連れなどで賑わっていた。内湯、露天風呂とも水着は禁止。若者は水着で足を浸していた。
吹上温泉、鬼首温泉郷
鬼首温泉郷(轟・神滝・宮沢・吹上・荒湯)。間欠泉から少し坂道を降りた所に峯雲閣がある。男女別の内風呂に大露天風呂と湯滝が流れる滝壷の露天風呂。入浴のみは10〜13時。
曇空に新緑が映えていた。湯滝の露天風呂は温くて温水プールのようであった。滝の直下はかなり深そう。縁は泥や苔もあって気持ちがいいとは言いがたい。沢水に温泉を混ぜているといった感じであった。大露天風呂は丁度良い湯加減でゆっくりできる。そばにある間欠泉は観覧料をとるためパスする。
赤倉温泉
初代高橋三之丞以来300年の伝統を持つ【岩風呂の宿】。鮎で有名な小国川の川辺にあり天然の凝灰岩をうがった大岩風呂は10m近い高さの浴場に3つの浴槽を持つ。硫酸塩泉で単純湯に近い弱アルカリ泉なので透明な無味無臭の湯。他には夜にランプを灯す露天風呂と女性専用の内湯。玄関からロビーは和風の囲炉裏が切られた板敷き。奥には江戸中期建立の芭蕉庵。
平成9年2月に宿泊。玄関・ロビー・売店は新しく黒い板で風情があるが、その他は古めの旅館。きつい階段や迷路のような廊下(会議室・洗濯室など抜けていく)は湯治場を思わせる。岩風呂は爪で削れる岩だが、浴槽の底が凹凸あり、セメントで補強してはいるが往年を伺わせる。湯加減は丁度良いが、朝の露天は熱くて入れなかった。料金12000円(子供8000円)だが、遅めの夕食は薄味で美味しい。ミズとナメコ・穴子・クラゲ和え物・冷シャブ(子供はすき焼き風)・天麩羅・刺身・鮎塩焼き・蟹味噌豆腐と蟹・伊勢エビ黄身焼き・茄子グラタン・鯛兜煮・子供に海老フライ・茶碗蒸し・ジュンサイ・八寸(海老フライ・ツブ・枝豆)・石狩漬・蕎麦・西瓜と盛りだくさん過ぎた。