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温泉名

所在地

入浴のみ

内風呂

露天風呂

露天混浴

大人料金

子供料金
かすみ温泉

大内町

可能

男女別

 

300

150

滝温泉

大内町

可能

男女別

 

300

150

感湯館

大内町

可能

混浴

 

200

100

鶴舞温泉

本荘市

可能
 

男女別

600

300

ぽぽろっこ
「楠の湯」
親川の湯
(楠山荘)

本荘市・大内町

可能

男女別


男女別

400

200

はまなす温泉

金浦町

可能

男女別

男女別

300

200

金浦温泉

金浦町

可能

男女別

     
象潟温泉、
サン・ねむの木

象潟町

可能

男女別

 

350

200

羽州温泉、
シーサイドホテル

象潟町

可能

男女別

不明
     
湯ノ沢温泉、
ホテルまさか

鳥海町

可能

男女別

 

500

 
猿倉温泉、
あっぽ

鳥海町

可能

男女別

男女別

400

200

黄桜温泉
・湯楽里

東由利町

可能

男女別

 

350

200

かすみ温泉 
 かすみ温泉の名前は、旅館の奥にある樹齢350年以上、幹周り約6mもある県指定天然記念物のかすみ桜に由来する。宿の開業は昭和52年だが、その前から「丑の湯」と呼ばれていたという。アルカリ性単純温泉、15℃、湧出量 10L/分、硫化水素臭あり。
 平成6年11月に温泉の前の道を通るが、そこまで至る周りの風景があまりにものどかで、流れる堰にかかっている木橋が苔むしていたりと感動的原風景だった。
 平成7年5月5日にかすみ桜の盛りに入湯。青い空、流れる雲、緑の丘の上の大きな桜を貸し切り状態で入浴しながら眺められ、誠に贅沢の極み。洗い場も入れて8畳位のタイル貼りのお風呂は新しくなったようだ。お湯はやや混濁しているが無臭、体にヌルッとまとわりつくような感触が面白い。沸かし湯のための石油臭が唯一の欠点か。
 平成8年5月12日はまだ2〜3分咲、お湯は煙が来ないので石油臭くなかった。
 平成9年5月5日は七分咲きの状態、葉っぱが多め、晴天、料金も据え置き、いつもの若めの女将さんが出てきて応対してくれる。前回よりさらにヌルッとした感じが強くなったように感じた。窓を開けると虫が少し入ってくる。
 平成10年4月27日は少し満開を過ぎていたが、気温が12度位で気持ちよく入浴できた。

滝温泉 
 是山和尚(閑居様)が傷ついた鶴の湯浴みをみて約180年前に発見されたという。ナトリウム-硫酸塩泉、21℃、湧出量 40L/分(自噴)、「天下の名湯」で大勢の湯治客に利用されたという。鉄筋4階建て本館と2階建て新館があることが、人気を表しているのだろう。
 平成7年5月5日かすみ温泉に入った後で入湯。旅館の規模の割に天下の名湯というには狭い浴場で閉塞感あり。複雑な形の湯舟にジェットが一つ。お湯も少し食塩味がするが無色無臭で特徴のないお湯と感じた。

感湯館 
 平成6年4月に楠山荘の帰りに立ち寄り。熊手を持ったおばさんに場所を教えてもらう。集落から小川を遡ったところにある公民館風の建物の中のお風呂という感じ。沢水を沸かしているのか赤虫が浮いていて子供達は敬遠する。水の中にも赤虫が混じっていた。建物の古く浴場も狭く暗い。

鶴舞温泉 
 「観月荘」と呼ばれた日帰り休養センターが、本荘市温泉保養施設「鶴舞温泉」として平成6年11月に鉄筋3階建ての入母屋造りの建物でリニューアルオープン。1階にある浴室は男女別に露天風呂、泡風呂、ジェット風呂、打たせ湯、サウナ、水風呂のついた温泉。弱アルカリ、低張泉、ナトリウム-塩化物質、36.7℃というが、苦みがあり独特の刺激臭、薄い茶褐色の透明な湯と感じた。営業時間8:00〜21:30。

ぽぽろっこ「楠の湯」、親川の湯、(楠山荘) 
 平成12年4月25日に道の駅おおうちとして「ぽぽろっこ」がオープン。多目的ホール・研修室・郷土料理実習室・農産物直売所「ひまわり」に温泉「楠の湯」が一緒になった複合施設。温泉は露天岩風呂にサウナ・ジャグジ・泡風呂・ジェット風呂・サウナなど完備され、シャンプーなどもあり。源泉は同じく「養命泉」というが、淡い褐色で無味。平成12年5月5日と真新しい時期に入ったためかセメント(?)の様な臭いがあった。山菜が好きな人には農産物直売所「ひまわり」がお薦め、シドケ・アイコ・赤ミズ・葉ワサビなど市内のスーパーに比べて半額以下の値段で買うことができた。
 「ぽぽろっこ」のオープンに伴って楠山荘は消滅していた。【国道105号線沿いにある施設だが、温泉施設には見えない鉄筋2階建ての建物で昭和46年に造られ宿泊もできる。風呂は男女別で狭めの脱衣所、シャワーなしの洗い場(ソープ、シャンプー付)、長方形と円形の鍵穴様の浴槽。背伸びすると窓から遠く鳥海山がきれいに望める。熱めの湯で、無味、硫黄泉というが硫黄臭は感じられず、わずかに石油臭く感じた。北西2kmの親川の湯、かつて「養命泉」と呼ばれた名湯治場の湯を引湯しているという。】

はまなす温泉 
 平成6年5月に、国民宿舎・はまなす荘の後に金浦町温泉保養センターとしてリニューアルオープン。国道からわずかに離れた高台にあるが、広い施設で脱衣所も浴槽もゆったり。ハーブのミストサウナ、打たせ湯、泡風呂のある大きい浴槽。赤い食塩泉・ナトリウム-塩化物泉で53℃、湧出量 36L/分(自噴)。ボディシャンプーのみあり。脱衣所の脇に無料マッサージが2台あり。みんなゆったりして公共施設というより温泉旅館の雰囲気。道路端に金浦物産センターがあり鮮魚(鮫やエイヒレを干したりしている)も扱っている。 宿泊棟もある。

金浦温泉 
 昭和55年に大竹小学校跡地にオープンした秋田県共済生協組合運営の共催センター。1683年に発見された硫黄谷地温泉を引湯。単純硫黄泉で14℃、湧出量 72L/分(自噴)で「あったまり湯」として定評がある。広い浴室には、硫黄温泉、天然記念物の玉川温泉の北投石(硫酸バリウムと硫酸鉛の混晶体で放射線を放出する)を利用したラジウム鉱泉、ラジウム鉱泉水風呂が配置されている。

象潟温泉、サン・ねむの木 
 国道7号線沿い蚶満寺の向かいの高台にある鉄筋3階建ての建物で、建設労働者福祉センターとして昭和53年に開設。3階に展望風呂があり眺望もいい。13℃、湧出量 83L/分(自噴)で硫黄泉(硫化水素型)。
 平成8年4月29日、鳥海山アスピーテラインの後で立ち寄よるが、展望風呂の下には満開の桜。しょっぱくない少し硫黄の香りのする温めの湯。

羽州温泉、シーサイドホテル 
 昭和62年オープンの鉄筋3階建ての象潟シーサイドホテル。30℃、湧出量 300L/分(動力)、食塩泉。ホテルの外が海水浴場となっており、日本海を眺めながらの入浴ができる。

湯ノ沢温泉、ホテルまさか 
 開場が1700年という歴史ある湯治場で弘法大師が821年に「発見したという伝説もあるという。「真坂旅館」として親しまれていたが、平成6年10月に「ホテルまさか」として改装。炭酸水素塩泉(含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩泉)、11℃、湧出量 1L/分(自噴・動力)。
 改装直後に、立ち寄って昼食を頂く(ミズの昆布あえ、イワナ塩焼き、ニジマス・牛刺、煮付、イモノコ汁など)。男女別のタイル張りの浴場は、シャワーも完備されている、お湯は透明で無臭だが黄色みというより黄金色を帯びている。宿泊は7000円から。入浴休憩は大人1000円。

猿倉温泉、あっぽ 
 国民宿舎「鳥海荘」と森林保養センター「ぶなの実」、日帰り温泉「あっぽ」が連結した建物となっている。昭和17年に石油掘削の際に見つかった食塩泉だが、硼酸や重曹成分が多くまとわりつくような感触がある。47℃、湧出量 790L/分(動力)。脱衣所は狭いが、岩組の露天風呂は大きく鳥海山が良く見える。寝湯・圧湯・サウナ・打たせ湯・泡風呂など楽しめ、シャンプー・ボデーシャンプーも完備。

黄桜温泉・湯楽里 
 平成7年11月9日オープンした道の駅に併設された施設。鉄筋コンクリート二階建てで14億円以上かかったという木をふんだんに使った建物。。一階が110畳の大広間と広々したロビー。二階には30畳の中広間と個室がある。近くの八塩山のすそ野に広がる八塩いこいの森には2500本のソメイヨシノや八重桜とともに160本の黄桜が咲き誇り、県内でのシーズンの終わりを告げる観桜会場として定着している。
 壁が木の浴室は広々として、サウナ、水風呂、ジェット、泡風呂など。脱衣所もゆとりがある設計。入浴は90分以内で大人350円、一日500円。9時〜21時まで。庄屋の家屋を意識した造りのお食事処「やしお」もあり、名物の由利牛やフランス鴨などのお土産もあり。