Trouble Shooting Record (XFree86 関連)


1. XFree86 3.3.2 で Trident Cyber 9385-1 の画面が真っ白 [解決]

環境

Sharp MN-550-X20 (Trident Cyber 9385-1)
Slackware 3.6 (Kernel 2.0.34 + libc5)
XFree86 3.3.5

現象

XF86Setup で設定ファイルを作成し、startx すると画面のかなりの部分が白く飛んで 何が書いてあるのか分からなくなる (輪郭からウィンドウが存在することは分かる) 。 なお、この時 X サーバには SVGA サーバを用いている。

解決方法

XF86Config の Device セクションに Option "noaccel" を追加すれば OK (遅くなるけど) 。
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2. XFree86 4.0.1 で Trident Cyber 9385-1 の Bad checksum of V_BIOS エラー

環境

Sharp MN-550-X20 (Trident Cyber 9385-1)
Slackware 7.0 (Kernel 2.2.17 + glibc 2.1.2)
XFree86 4.0.1

現象

XFree86 4.0.1 をソースからコンパイル/インストール (詳細は Install Memo を参照) した後、X を起動するとログ (/var/log/XFree86.0.log) に以下のメッセージ。
(II) LoadModule: "scanpci"
(II) Loading /usr/X11R6/lib/modules/libscanpci.a
(II) Module scanpci: vendor="The XFree86 Project"
        compiled for 4.0.1, module version = 0.1.0
        ABI class: XFree86 Video Driver, version 0.2
(II) UnloadModule: "scanpci"
(II) Unloading /usr/X11R6/lib/modules/libscanpci.a
(--) PCI:*(0:2:0) Trident TGUI 96xx rev 211, Mem @ 0xfe400000/22, 0xfedf0000/16, 0xfe800000/22
                  ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ソースを調べたところ、一旦 TGUI 96xx と認識された後で
                                    Cyber 9385-1 と認識されるのでいいらしい。
(snip)
(II) LoadModule: "vgahw"
(II) Loading /usr/X11R6/lib/modules/libvgahw.a
(II) Module vgahw: vendor="The XFree86 Project"
        compiled for 4.0.1, module version = 0.1.0
        ABI class: XFree86 Video Driver, version 0.2
(II) Loading sub module "int10"
(II) LoadModule: "int10"
(II) Loading /usr/X11R6/lib/modules/linux/libint10.a
(II) Module int10: vendor="The XFree86 Project"
        compiled for 4.0.1, module version = 1.0.0
        ABI class: XFree86 Video Driver, version 0.2
(II) TRIDENT(0): Initializing int10
(EE) TRIDENT(0): Bad checksum of V_BIOS       <--- ここ!
(EE) TRIDENT(0): Bad checksum of V_BIOS       <--- ここ!
(EE) TRIDENT(0): No V_BIOS found              <--- ここ!
(snip)
(II) LoadModule: "vbe"
(II) Loading /usr/X11R6/lib/modules/libvbe.a
(II) Module vbe: vendor="The XFree86 Project"
        compiled for 4.0.1, module version = 1.0.0
        ABI class: XFree86 Video Driver, version 0.2
(II) Loading sub module "int10"
(II) LoadModule: "int10"
(II) Reloading /usr/X11R6/lib/modules/linux/libint10.a
(II) TRIDENT(0): initializing int10
(EE) TRIDENT(0): Bad checksum of V_BIOS       <--- ここ!
(EE) TRIDENT(0): Bad checksum of V_BIOS       <--- ここ!
(EE) TRIDENT(0): No V_BIOS found              <--- ここ!
(WW) System lacks support for changing MTRRs  <--- CPU は MMX Pentium 200 なので MTRR は未サポート
(--) TRIDENT(0): Revision is 58
(--) TRIDENT(0): Found Cyber 9385-1 chip      <--- ここの認識は正しい
(--) TRIDENT(0): RAM type is EDO Ram
(**) TRIDENT(0): VideoRAM: 2048 kByte
(--) TRIDENT(0): TFT Panel 640x480 found      <--- ここも怪しい?
(--) TRIDENT(0): Memory Clock is 65.97 MHz
(==) TRIDENT(0): Min pixel clock is 12 MHz
(**) TRIDENT(0): Max pixel clock is 135 MHz
(II) TRIDENT(0): Monitor0: Using hsync range of  31.50- 75.00 kHz
(II) TRIDENT(0): Monitor0: Using vrefresh range of  50.00- 90.00 Hz
(II) TRIDENT(0): Clock range:  12.00 to 135.00 MHz

うーむ。V_BIOS って? 正しいアドレスってどうやって調べればいいのだ?
なお SuperProbe の結果は以下のとおり。
First video: Super-VGA
        Chipset: Trident Cyber9385-1 (PCI Probed)
        Memory:  2048 Kbytes
        RAMDAC:  Trident Built-In 15/16/24-bit DAC
                 (with 6-bit wide lookup tables (or in 6-bit mode))

XF86Config で Chipset "cyber9385" と指定するとエラー終了してしまう。 このときログには以下のメッセージ。
TRIDENT(0): No support for cyber9385

XF86Config で Chipset "cyber9385-1" と指定しても同じくエラー終了。 このときログには以下のメッセージ。
(WW) TRIDENT: Chipset "Cyber 9385-1" in Device section "Card0" isn't valid for t
his driver

上述のログを見れば分かる通り、またソースを調べても Cyber 9385-1 はサポートしているはずなのだが...。

関係しそうなソースは以下の通り。
Trident のドライバモジュール (/usr/X11R6/lib/modules/drivers/trident_drv.o) は ソースディレクトリ (.../xc/programs/Xserver/hw/xfree86/drivers/trident/) で make してできたものと入れ換えるだけで有効となるのでらくちん。 ソースを少しいじって調べてみたがお手上げ。 後は 3.3.5 (現状 3.3.5 でちゃんと動いている)のソースと比較しながら調べるしか ないか...。

解決方法

Help me!
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3. Window Maker で Dock Icon が消えてしまう [回避]

環境

Kernel 2.0.36 (Plamo 1.3)
WindowMaker-0.60.0, WindowMaker-extra-0.1, libPropList-0.8.3

現象

WindowMaker を起動すると、何故か Dock Icon が全く表示されなくなった。 昨日までは特に問題なかったし、何か設定を変えた覚えもないのだが...。

解決方法

~/GNUstep/Defaults/WindowMaker に DisableDock = YES; というエントリが追加 されているので、これを削除し (もしくは NO に書き換え) てから、WindowMaker を再起動する。
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4. Window Maker でセッション情報が保持されない [回避]

環境

Kernel 2.0.36 (Plamo 1.3)
WindowMaker-0.60.0, WindowMaker-extra-0.1, libPropList-0.8.3

現象

セッションをセーブしてから WindowMaker を終了し、再び起動しても前回終了時 の状態が保持されない。Attributes メニュー等の設定も、Apply するとその時点 では反映されるのだけれど、(そのアプリケーションを) 起動しなおすとダメ。

解決方法

WindowMaker-0.61.0 にアップデートする。
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5. Window Maker の終了時に Fatal error が発生 [回避]

環境

Kernel 2.2.12 (Plamo 1.4.4)
WindowMaker-0.60.0, WindowMaker-extra-0.1, libPropList-0.8.3

現象

カーネルを 2.2.10 から 2.2.12 にアップデートした後、WindowMaker を終了しよ うとすると、(Window Maker の) Fatal error というダイアログが表示され、正常 に終了できない。以前の 2.2.10 カーネルで起動しても、現象変わらず。

解決方法

WindowMaker-0.61.0, libPropList-0.9.1 にアップデートする。
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6. WindowMaker 使用時に、突然タイトルバー等にピンクのまだら模様が... [回避]

環境

ThinkPad 240 (Celeron 300MHz, 64MB, 800x600 TFT)
Kernel 2.2.12 (Plamo 1.4.4)
WindowMaker-0.61.1

現象

突然、Kterm タイトルバーや WindowMaker の Dock アイコンあたりに、ピンクの まだら模様が出現。ウィンドウを一旦閉じたり、仮想画面を切替えてもダメ。 一旦、X を終了させて...と思い、WindowMaker を終了させたら、以下のエラー メッセージとともに、ログアウトさせられてしまった。
Call Trace: [<c0109eb4>]
Code: 8b 52 08 85 d2 75 09 be fe ff ff ff eb 47 89 f6 66 8b 42 22
Unable to handle kernel NULL pointer dereference at virtual address 0000006c
current->tss.cr3 = 00101000, %cr3 = 00101000
*pde = 00000000
Oops: 0000
CPU:    0
EIP:    0010:[<c0124de8>]
EFLAGS: 00010246
eax: 00000000   ebx: c10c7cc0   ecx: 000000e0   edx: c10c7cc0
esi: 00000000   edi: 00000064   ebp: c3f3d140   esp: c2957ef4
ds: 0018   es: 0018   ss: 0018
Process bash (pid: 27916, process nr: 6, stackpage=c2957000)
Stack: c3f3d140 00000008 c0117701 c10c7cc0 c3f3d140 c2957f70 0000006c c2956000
       bffffcf0 000000ff c2956000 c010a424 0000000b c2957f70 c018fcb8 c0190d54
       00000000 00000000 c010f4ee c0190d54 c2957f70 00000000 c2956000 ffffffe7
Call Trace: [<c0117701>] [<c010a424>] [<c018fcb8>] [<c0190d54>] [<c010f4ee>]
[<c019d54>] [<c0109fed>] [<c0100018>] [<c012df7c>] [<c0109eb4>]
Code: 83 7f 08 00 74 0a 55 53 e8 bb a7 00 00 83 c4 08 53 e8 96 10

ログインしなおすだけで、とりあえず問題なく動いているようだが...。 その後も何度かぴんく現象が発生。ただし、上記のようなエラーが発生し、 いきなりログアウトまでさせられたのは最初の一回のみ。 X を再起動してもダメ。ログアウトしてもダメ。再起動しても直らない。むむむ。

解決方法

ふと、蓋 (液晶部分) の角度を変えたら直った。 うーん、どっか接触不良なんだろうか...。 しかしこの現象、ウィンドウマネージャが管理している部分にしか出ていないよう なのだが。タイトルバーとか、Dock Icon とか。
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7. Sawmill と GNOME を同じ Theme に設定できない [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Sawmill-0.25.2
gnome-core-1.0.53
gtk+-1.2.6, glib-1.2.6

現象

http://sawmill.themes.org/ から ダウンロードした Theme アーカイブを ~/.sawmill/themes/ ディレクトリに展開 すると GNOME コントロールセンターの「Sawmill ウィンドウマネージャ」-「外観」 で選択できるようになるが、「デスクトップ」-「テーマセレクタ」では Available Themes の一覧に出てこず選択できない。

~/.sawmill/themes に展開せずアーカイブのままで、「テーマセレクタ」から 「Install new theme...」してみてもダメ (~/.themes にインストールされるのだが...) 。

デフォルトの Theme ファイルは /usr/share/themes/ にあるので、ここに展開してみるがこれもダメ。デフォルト Themes では /usr/share/themes/テーマ名/gtk/ という構成になっているが、先にとってきた Theme アーカイブにはそのようなディレクトリは存在しない。 また、どうやら /usr/share/themes/テーマ名/gtk/gtkrc というファイルが必要らしいが、これも存在しない。

解決方法

おバカな話。Sawmill 用 Theme と GNOME (GTK+) 用 Theme は別物。(^^;
GTK+ 用は http://gtk.themes.org/ から取得して、「テーマセレクタ」で「Install new theme...」すれば OK 。
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8. Logitech ホイールマウスに変えたら X11 上で文字列のペーストができない [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Logitech ホイールマウス (PS/2, Serial 共用:Serial 接続で利用)

現象

Logitech の 3 ボタンシリアルマウスからホイールマウス (PS/2 --> Serial 変換 アダプタ経由で Serial 接続) に変更したところ、X11 の端末エミュレータ上で 文字列のコピー&ペーストができなくなった。この時の /etc/XF86Config の設定は 以下の通り。ホイールの設定はまだやってないのだが、ペーストが機能しないのは なぜだろう...。
Section "Pointer"
    Protocol        "MouseMan"
    Device          "/dev/mouse"
    BaudRate        1200
    Resolution      100
    Buttons         3
EndSection

解決方法

/etc/XF86Config を以下のように修正する。なお PS/2 接続の場合は Protocol に "imps/2" を指定する。
Section "Pointer"
   Protocol        "intellimouse"
                   ~~~~~~~~~~~~~~修正
   Device          "/dev/mouse"
   BaudRate        1200
   Resolution      100
   Buttons         3
   ZAxisMapping    4 5      <--- 追加
EndSection
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9. Slackware 7.0 で Emacs 起動時に Unable to load any usable fontset [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Emacs-20.4 (LJJP パッケージ : Linux Japan 2000/2 月号)

現象

emacs を起動しようとすると、以下のエラーが表示され起動できない。 emacs -fn -misc-fixed-medium-r-*--10-*-iso8859-1 のようにフォントを指定しても ダメ。間違いなく適合するフォントはあるのだが...。
なぜか xset +fp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese/ した後だと動く。
$ emacs
Warning: Missing charsets in String to FontSet conversion
Warning: Unable to load any usable fontset
Fatal error (11).セグメンテーション違反です

解決方法

/etc/XF86Config の Files セクションから重複する (?) エントリを削除すると OK 。 な、なぜこんなエントリが...。
Section "Files"
   RgbPath    "/usr/X11R6/lib/X11/rgb"
#  FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/local"           <--- コメントアウト (もしくは削除)
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc:unscaled"
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi:unscaled"
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi:unscaled"
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1"
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo"
#  FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc"            <--- コメントアウト (もしくは削除)
   FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese"
#  FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi"           <--- コメントアウト (もしくは削除)
#  FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi"          <--- コメントアウト (もしくは削除)
EndSection
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10. Kterm で Ctrl + 左クリックで表示されるメニューがすべて表示されない [解決]

環境

Kernel 2.0.36 (Plamo 1.3)
Kterm-6.2.0

現象

Kterm ウィンドウ上で Ctrl + 左ボタンで表示される Main Options メニューの ウィンドウが小さく、メニューすべてが表示されない。 Ctrl + 中ボタン (VT Options) や Ctrl + 右ボタン (VT Fonts) でも同じ現象。

解決方法

なぜか ~/.Xresources (~/.Xdefaults) で Kterm の geometry を指定していると こうなってしまうらしい。該当エントリを削除することで解決。 geometry は Alias 等で起動時オプションとして指定することで対応。
!KTerm*geometry    : 80x35    <--- 行頭に ! を挿入しコメントアウト
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11. Slackware 7.0 LJJP の Emacs で 日本語入力すると文字化け [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Emacs-20.4 + emacs-canna for Emacs 20 with dl
Canna-3.5beta2

現象

Linux Japan 2000/2 月号の Slackware 7.0 用日本語パッケージ LJJP でインストール した Emacs-20.4 で日本語入力すると文字化けしてしまう。日本語の表示自体には問題 ないのだが。この時、~/.emacs には LJJP の記事どおり以下の設定をしてある。
(cond
 ((= emacs-major-version 20)
  (set-language-environment "Japanese")
  (prefer-coding-system 'japanese-iso-8bit)
  (if window-system
      (let ((s16 "-*-fixed-medium-r-normal-*-16-*-*-*-*-*-fontset-standard")
            (s24 "-*-fixed-medium-r-normal-*-24-*-*-*-*-*-fontset-standard"))
        (create-fontset-from-fontset-spec s24)
        (set-default-font s16))
    (set-terminal-coding-system 'japanese-iso-8bit))))
 
(global-set-key "\C-h" 'backward-delete-char)
(load-library "canna")(canna)

もう少し具体的に書くと、Shift + Space もしくは Ctrl + o では [ あ ] な表示が ミニバッファの右端に表示され、ひらがな入力、および漢字変換はできるのだが、 確定すると文字化けしてしまう。 Ctrl + \ だとミニバッファに Loading quail/Japanese...done と表示され、 漢字変換すると今度は Loading skk/skkdic...done と表示され、ちゃんと漢字変換 でき、また確定しても文字化けしない。でも、これって一体何? (^^; SKK って表示されるけど、操作系など SKK とは違うのだけれど...。

解決方法

~/.Xresources に以下のエントリを追加し、xrdb .Xresources すると、Shift + Space では [ あ ] な表示が出なくなり、Ctrl + o ではモード行の かんな と表示されていた 部分が [ あ ] に変わり、漢字変換/確定しても文字化けしなくなった。
Emacs*xnlLanguage: C
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12. gipmsg が Applet として起動しない

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
gipmsg-0.4.0beta1

現象

gipmsg をソースからコンパイル/インストールしたのだが、コマンドラインから gipmsg として起動する分には5/F0$G$-$k$N$@$,!" GNOME の System menus - Panel - Add applet - ネットワーク - GIPMsg では起動しない。ちなみに、configure オプションには --with-gnome --enable-applet --with-esd-prefix=/usr/bin --with-esd-exec-prefix=/usr/bin を指定している。

解決方法

Help me!
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13. ホイールマウスの設定をしたら、Shift + Space で kinput2 を起動できなくなった [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
kterm-6.2.0 (LJJP パッケージ : Linux Japan 2000/2 月号)
kinput2 (LJJP パッケージ : Linux Japan 2000/2 月号)

現象

ホイールマウス対応のために ~/.Xresources (~/.Xdefaults) に以下のエントリを追加 したところ、Kterm 上で Shift + Space を押しても kinput2 が起動しなくなった。 ちなみに、このの設定は Colas Nahaboo X mouse wheel scroll page の XTerm 用の記述を KTerm に 書き換えただけのもの。
!# Scrolling on wheel mouse: half a page normally, line per line with shift
KTerm.vt100.translations: #override\n\
 Shift<Btn4Down>,<Btn4Up>:scroll-back(1,line)\n\
 Shift<Btn5Down>,<Btn5Up>:scroll-forw(1,line)\n\
 Ctrl<Btn4Down>,<Btn4Up>:scroll-back(1,page)\n\
 Ctrl<Btn5Down>,<Btn5Up>:scroll-forw(1,page)\n\
 <Btn4Down>,<Btn4Up>:scroll-back(1,halfpage)\n\
 <Btn5Down>,<Btn5Up>:scroll-forw(1,halfpage)\n\

!# In the scrollbar we map buttons 5 & 4 to 1 and 2 otherwise, core dump
!# This will move proportionnaly to cursor position but we dont know how to
!# program the same exact behavior as in the text widget.
KTerm.vt100.Scrollbar.translations: #override   \n\
        <Btn5Down>: StartScroll(Forward)        \n\
        <Btn4Down>: StartScroll(Backward)

解決方法

/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/KTerm (もしくは ~/.Xresources) にある、 kinput2 起動のためのトランスレーション定義と何か干渉しているらしい。 同じイベント・シーケンスはないのだから、問題ないような気もするのだが...。 ま、とりあえず、以下のように kinput2 起動のためのトランスレーションと、 ホイールマウスのためのトランスレーションを一度に定義するように変更すれば OK 。
KTerm*VT100*translations: #override                             \
       Shift<Key>space:     begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)  \n\
       Shift<Btn4Down>,<Btn4Up>:       scroll-back(1,line)     \n\
       Shift<Btn5Down>,<Btn5Up>:       scroll-forw(1,line)     \n\
       Ctrl<Btn4Down>,<Btn4Up>:        scroll-back(1,page)     \n\
       Ctrl<Btn5Down>,<Btn5Up>:        scroll-forw(1,page)     \n\
       <Btn4Down>,<Btn4Up>:            scroll-back(1,halfpage) \n\
       <Btn5Down>,<Btn5Up>:            scroll-forw(1,halfpage)

なお、kinput2 起動のためのトランスレーションとして Slackware 7.0 LJJP では 以下のような定義がされているのだが、これだと何故か最初に Shift + Space を 押した時には kinput2 は起動せず、2 回目以降に押した時にしか起動しないので、 旧来どおりの設定を使っている。
! kterm use XMODIFIERS environment for XIM
*VT100*translations: #override \
  Ctrl Meta <KeyPress> y: insert-selection(PRIMARY, CUT_BUFFER0) \n\
  Shift<Key>space: open-im(XMODIFIERS) \n\
  Ctrl<Key>Kanji: open-im(XMODIFIERS)
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14. Slackware 7.0 LJJP の kterm で terminal entry not found. [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
kterm-6.2.0 (LJJP パッケージ : Linux Japan 2000/2 月号)

現象

Slackware 7.0 に Linux Japan の LJJP をインストールした状態で、kterm を起動し、 その上で vi 等を実行すると以下のメッセージが表示され、しばらく後に ansi を 選択したというメッセージと共に vi が立ち上がる。
terminal entry not found 'kterm' not builtin.
         builtin-ansi:
         (snip)

解決方法

調べてみると、/usr/lib/terminfo/k/kterm は存在するが、/etc/termcap に kterm エントリは存在しないので、以下のようにして termcap にエントリを追加する。
$ su
# cat /usr/doc/kterm-6.2.0/kterm.termcap >> /etc/termcap
# exit
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15. Sawmill をアップデートしたら起動しなくなった [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Sawmill-0.26, librep-0.11.3, rep-gtk-0.9.1

現象

sawmill-0.25.2, librep-0.11.1, rep-gtk-0.9.1 という組合せで Sawmill を使っていたのを、sawmill-0.26, librep-0.11.3 という組合せにアップデートしたら、 Sawmill が起動できなくなってしまった。

解決方法

Sawmill が動いている環境でコンパイルしていたため、librep, sawmill それぞれの コンパイルが終った後で、X を終了してからそれぞれををインストールしたのが原因。 どうやら、sawmill のコンパイル時 (configure 時) にインストールされている librep に依存する部分があるらしい。新しい librep をインストールした後で、 sawmill の configure からやり直すことで解決。
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16. Sawmill のタイトルバーおよびツールヒントが文字化けする [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Sawmill-0.25.2, librep-0.11.1, rep-gtk-0.9.1

現象

ウィンドウマネージャに Sawmill を使用し、 「Sawmill」-「外観」-「デフォルトで用いられるフォント」および 「Sawmill」-「ツールヒント」-「デフォルトで用いられるフォント」には
Font: fixed(misc), Font Style: medium[C], Size: 10,
Requested Font Name: -misc-fixed-medium-r-normal-*-10-*-*-*-c-*-jisx0208.1983-0
Actual Font Name: c-Fixed-Medium-R-Normal--10-90-75-75-C-100-jisx0208.1983-0)
を指定してあるのだが、タイトルバーおよびツールヒントが文字化けしてしまう。 もちろん 10 ドットフォントとしてナガ 10 をインストールしてあるのだが...。

解決方法

sawmill-0.26 および librep-0.11.3 にアップデートすると、 ツールヒントは正常に表示されるようになった。タイトルバーは相変わらず。

Theme を microGUI 等に変えてみると、ちゃんとF|K\8l$N%?%$%H%k%P!<$,I=<($5$l$k!# そういうことか。今使っている AquaX-0.21 が日本語に対応してないのね。 AquaX/theme.jl を見てみる。font を指定しているところが何箇所かあるので、これを 変更すればいいかな。参考に microGUI の theme.jl をみるとフォントの指定がない。 ふむ。$3$l$@$H!"%G%U%)%k%H%U%)%s%H (外観 - デフォルトで用いられるフォント) が使用されるのかな。AquaX/theme.jl の font 指定行を削除 (もしくは行頭に ';' をつけてコメントアウト) すると、無事日本語のタイトルバーが表示された。
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17. Sawmill のルートメニューに「再起動」「終了」が表示されない [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
Sawmill-0.26, librep-0.11.3, rep-gtk-0.9.1

現象

何かの拍子に Sawmill のルートメニュー (デフォルトではマウス中ボタンをクリック) に「再起動」および「終了」メニューが表示されなくなった。

解決方法

~/.sawmillrc がなくなったのが原因。空でもいいので ~/.sawmillrc ファイルを作成 すると、ルートメニューに「再起動」および「終了」メニューが表示されるようになる。
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18. gnome-iconedit と gdk-pixbuf の微妙な関係 [解決]

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)

現象

gnome-iconedit-1.0.0 の configure を実行すると gdk-pixbuf-0.4 以上を 要求している。が、gdk-pixbuf-0.7.0 ではコンパイルエラーになってしまう。

解決方法

gdk-pixbuf-0.7.0 では (いつからかは調べてない) 0.4 のころと比べて gdk_pixbuf_new_from_data() の定義が変わっているのが原因。 かと言って、0.4 にすれば OK かと言うと、こちらは gdk-pixbuf-config がない ため gnome-iconedit の configure が通らない。

正解 (?) は gdk-pixbuf-0.5.0 (0.6.0 でも良い?) を使う。
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19. Window Maker の設定ツールを消してしまった [解決]

環境

Kernel 2.2.12 (Plamo 1.4.4)

現象

ふとした拍子に、Window Maker の設定ツール (Window Maker のアイコンに波形が 描かれたアイコン) を消してしまった。これって、どうやって復活されるのだ? 最初からあったからよく分からないぞ!?

解決方法

/usr/local/GNUstep/Apps/WPrefs.app/WPrefs (Window Maker Preferences Utility) を実行する。
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20. XPaint で幅 450 ドット以上の部分を編集しても保存できない

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
XPaint-2.4.9

現象

XPaint で幅が 450 ドット以上のファイルを編集した場合、編集はできるのだが、 保存するとなぜか変更が反映されない。

解決方法

Help me!
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21. Plamo 2.0 で Netscape 使用時に OS ごとハングアップ

環境

Plamo Linux 2.0 (Kernel 2.2.15 + glibc 2.1.2)
Netscape 4.7

現象

Netscape 使用中、なにかの拍子 (特定できず) に Netscape がハングアップ。 この時、OS も道連れ。ping にも応答せず。
なお、インストールした Netscape は Plamo の Web サイトよりダウンロードした 以下のパッケージ。
Modjalla-v47.x86-unknown-linux2.2Plamo20a2SubNote.tgz

解決方法

Help me!
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22. 日本語ボールドフォントを表示すると kterm のウィンドウサイズが変わってしまう

環境

Slackware 7.0 (Kernel 2.2.14 + glibc 2.1.2)
kterm 6.2.0
ナガ 10 Ver.1.1

現象

kterm で w3m 等を利用する際に、日本語ボールドフォントを表示しようとすると ウィンドウサイズが勝手に大きくなり、かつ文字レイアウト (文字間) も崩れてしまう。 この時、kterm は以下のオプションを指定して起動している。 なお、フォントを指定しないでkterm を起動した場合には問題なし。
kterm -fn a10 -fr r10 -fk k10 -fb b10

解決方法

通常の日本語フォントと、日本語ボールドフォントのフォントサイズが一致していない のが原因。以下のようにボールドフォントの指定を追加すれば OK 。
kterm -fn a10 -fr r10 -fk k10 -fb b10 -frb r10 -fkb kb10
                                      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 追加

なお、ここでナガ 10 フォントのフォントエイリアスは以下のように設定されている とする。
a10    -misc-fixed-medium-r-normal--10-90-75-75-c-50-iso8859-1
b10    -misc-fixed-bold-r-normal--10-90-75-75-c-50-iso8859-1
r10    -misc-fixed-medium-r-normal--10-90-75-75-c-50-jisx0201.1976-0
k10    -misc-fixed-medium-r-normal--10-90-75-75-c-100-jisx0208.1983-0
kb10   -misc-fixed-bold-r-normal--10-90-75-75-c-100-jisx0208.1983-0
min10  -nagamin-fixed-medium-r-normal--10-90-75-75-c-100-jisx0208.1983-0
maru10 -nagamaru-fixed-medium-r-normal--10-90-75-75-c-100-jisx0208.1983-0
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