9月11日 八幡市(自宅)〜八木町

なぜ、いったいどうして、初日からこんな目にあうんだろう。
行けども行けども終わらない上り坂ギブアップしてついに路上に座り込んでしまった。
こうなった原因の半分は自分自身にある。
京都市内から亀岡方面に抜ける場合、普通は国道9号線を通っていく。
しかし、ここには老の坂峠という標高230mの峠がある。しかも交通量が多く、さら
に大嫌いなトンネルもある。なんとかしてこの道を避けたい。
他に道はないだろうか、と地図を見てみると、あった。嵐山から保津峡を通って亀岡に
抜ける道が。ちょっと遠回りになるが、嵐山まではサイクリングロードがあるから楽勝
だし・・・・・よし、これだ。
しかし、ここでわしは一つ大きな間違いをおかしていた。わしが見ていた地図は500
000分の1だったのだ。細かい坂の上下や、カーブなどがほとんどわからないのだ。
しかし、そのときわしはそんなことすっかり忘れてしまっていたのだ。
で、嵐山から亀岡に抜ける道はというと、これがとんでもない道。ものすごい上りがあ
ったと思うと、こんどはものすごい下り。下りは、道が曲がりくねっていてスピードが
出せないので距離が稼げない。
大きな峠を一つ越えて保津峡についたと思ったら今度は6kmの上り坂。
おかしい、どう考えてもおかしい。途中で日は暮れてくるし。
谷をはさんだ向こうの山にすごい上り坂を発見したとき、思わず「うそやろ」といって
路上に座り込んでしまった。
いったいなぜ、わしがこんな目にあうんだろう。いったい何をしたというんだ。
しかしこの地図、おかしいぞ。間違ってるんとちゃうか。
そうだ。地図が間違っていたのだ。この事態の原因の残り半分は地図にあったのだ。あ
とで本屋でもっと詳しい地図で確認したところ、この地図にかかれている道は存在しな
いことがわかった。存在する道がかいてないのは縮尺のつごうでしょうがないとしても
、存在しない道がのっているとはどういうことだ。
おかげで、わしは400m近いピークをこえてしまったのだ。
おこるでほんま。責任者でてこい

本日の走行距離 54.04km