「中国大陸では、紀元前4000〜3000年ころ、黄河中流域で畑作がおこり、ややおくれて長江(揚子江)下流域で稲作がはじまって農耕社会が成立した。紀元前6世紀ころには、青銅器にかわって鉄器も実用化されはじめた。そして諸国の抗争のなかから、紀元前3世紀には秦(紀元前221〜紀元前206)・漢(前漢(紀元前202〜紀元後8))という強大な統一国家があらわれ」た。
「詳説・日本史」 井上光貞・笠原一男・児玉幸多 山川出版 1984年 P16
世界四大文明
文明 | 源泉 | 成立時期 |
エジプト文明 | ナイル川 | 紀元前3000年ごろ、統一王朝成立 |
メソポタミア文明 | チグリス・ユーフラテス川 | 紀元前3500年−紀元前3000年ごろ、シュメール人の都市国家誕生 |
インダス文明 | インダス川 | 紀元前2500年ごろ、都市文明成立 |
中国文明 | 黄河 | 紀元前2000年ごろ、龍山文化 → 殷王朝の都市文明 |
文明 | 特徴 |
エジプト文明 | ピラミッド、象形文字、太陽暦、パピルス(紙) |
メソポタミア文明 | 楔形文字、太陰暦、7曜制(1週間)、60進法、ハムラビ法典(紀元前1800年ごろ) |
インダス文明 | モヘンジョ・ダロ |
中国文明 | 甲骨文字、青銅器 |