初めに。 「君がはまってる青い髪の素敵なイラストのお人についてさくっと説明するやうに、以上ッ!」。 ………HPのTOPに、元帥のイラストを置いた時、友人一同からこういうメェルがびしばし来ました(笑)。 慥かに、たぶん『第14帝國』は初めての人には凄く謎だと思う(私も最初なにがなにやらだった・^^;)。 なので。 不肖蒼竹りんの、臣民一年生では御座いますが。 臣民候補生の皆様方に、僭越ながら『第14帝國』の御紹介などしてみたく思います。 尚、なるべく客観的に御紹介するつもりですが、愛により多少歪む部分もあるやも知れません。御承知ください。 つまり『第14帝國』を一言で云うと? 発足は1991年、8月の様です(初舞台公開月)。 この当初は彼らは『劇団第14帝國』と名乗っておられました。 そう、一言で云ってしまえば、 『第14帝國』とは脚本、演出、総指揮担当・楠本柊生帝國元帥が率いる、礼装軍服着用の男性キャストオンリー小劇団 なのです。 最近では、『劇団第14帝國』ではなく、ただ『第14帝國』と明記しています。 これはひとえに、『第14帝國』が単なる「お芝居だけの集団ではない」証拠だと思います。 では『第14帝國』はなにしてるの? 基本活動は「式典」と呼ばれる舞台上演です。 今、我々の居るこの世界から、遠くて近い精神世界にある、『第14帝國』と云う場所を舞台に、「帝國騎士師団(ライヒス・リッター)」の日常・陰謀・闘争・昇進などのドラマが毎回綴られます。 普通のお芝居の舞台と異なる点は、出演者(俳優)は役を「演じている」のではなく、出演者=役そのもの、だと云う事です。 つまり例を挙げるなら、総指揮の楠本柊生氏は、舞台上では常に「第14帝國、帝國騎士師団、楠本柊生帝国元帥」であり、他のキャラクターにはならないと云う事です。何時でも元帥は元帥なのです。 そうして彼らは、毎回、舞台の上に『第14帝國』の物語を創り続けていくのです。 お気に入りのリッター(帝國騎士師団員の事、つまり出演者の事ですね)の運命はどーなってしまうのか? 昇進か?戦死か?はたまた陰謀に巻き込まれてしまうのか? それは毎回の式典を見るまでのお楽しみなのです。 また、 『第14帝國』では、式典の他にも、リッター各個人による、トークライブやダンスライブと云ったイベントも行ったりしています。 『第14帝國』の式典の魅力って? なんと云ってもシリアスとコメディの絶妙のブレンド具合だと思います…。 特に、「ドリフ」だとか「ドラえもん」だとか「超兄貴」だとか聞いてときめいちゃう人にはツボだと思います(笑)。 ややコアな話題がわかる人にはたまらないネタが多いです。 そうでない人でも、シリアスとコメディのギャップを愛する人、ビジュアル系オッケイの人、もうひとつの世界を綴る様なファンタジー物が好きなお人には、是非一度オススメしたいのです。 ちなみに『第14帝國』の式典情報は、公式サイトの掲示板、または@ぴあで検索をかけてチケット発売日を調べるのが確実です。 却説却説、 これで皆様、『第14帝國』がなんなのか、うすら朦朧と解って来た事と思います。 『第14帝國』を楽しみたくなってきたそこのあなた様に、実は幾つかお願いがあります。 出演者=役そのもの、と云う特殊な形態を持つこの『第14帝國』を楽しむ為には、楽しむ側にも幾つかの『御約束』があるのです。 なになに難しい事じゃありません、とっても簡単。オールライトオールイージー。 最初にひとつ申しますと、 『第14帝國』ではファン・観客の事を『臣民』と呼びます。 元帥に聞く初級第14帝國講座「帝國コ−ド」編 臣民であれば守らねばならぬ帝國コ−ド 臣民でなくても守らねばならぬ帝國コ−ド とりあえず守らないと怒られる帝國コ−ド………で、帝國コ−ドって何? 其の壱! リッタ−は、式典以外の場所には存在していないので、街中で軍服を着ていないリッタ−を見かけたとしても、それはただのそっくりさんであると納得する。 其の弐! リッタ−のそっくりさんは、我々と違いただの一般人なので、その動向を知ってはならないし、たとえ知ってしまったとしても、絶対に口に出してはならないのは勿論の事、第14帝國以外の活動を他に知らしめてはならない。 其の参! 第14帝國は国であって劇団ではない、従ってリッタ−はいるが「俳優」はいない、臣民はいるが「観客」はいない、予言書や式典の書は存在するが「脚本」などありえない。式典はあるが「公演」はない、でもそういえばライブはライブだ。 其の四! リッタ−は恋愛禁止だがなぜか結婚は奨励されている。 其の伍! 式典中、リッタ−は首から上、手首より先以外の部分は露出禁止。 其の六! 式典中、リッタ−は下ネタ、またはそれに類する言葉を使用できない。罰金103円。 其の七! リッタ−の使用する言語は日本語と告似しており、更に多少名古屋訛もあるように感じられるが、それはあくまで帝國語であり、日本語とは全く関係がない。 以上です。「帝國コード」とは何が云いたいものなのか、皆さん解りますよねい? そうです。 ひとつの確立された世界を皆で楽しむ為には、自分もその一部として協力する事が必要なのです。 そして、リッターだって突き詰めれば一人ずつのナマモノだと云う事です(当然)。 舞台を降りた一般人モードのリッターは、例え街中で見かけても「あれはリッターのそっくりさん」と納得して、そっとしておいてあげるのが人間の情ってもんです。 我らのリッターは、あの華やかな舞台の上にだけ在るのです。 郷に入りては郷に従え。 時と場所を考えて、ココロの臣民スイッチを正しくON/OFFしましょうね☆ 地球とリッターに優しい臣民になりましょう♪ そして楽しく美しく麗しく式典を皆で楽しみましょう(^-^)。 このページの製作に当たっては、第14帝國個人ファンサイト「DerFahigkeitTraumen」様の展示資料を 大変参考にさせて戴きました。 「DerFahigkeitTraumen」管理人のくさてる様に心より御礼を申し上げると共に、 このページに関する御連絡は蒼竹りんのの方にして下さいます様、お願い申し上げます。 |