2011年02月

02月05日

超久しぶりの日記更新。
前回の更新から約5年間、UOは起動すらしておらず、完全に時間が止まっていた。
一方、公私の方ではいろいろ変化があり、諸事情により出費を抑えようと、UOのアカウントを4から1に減らすことにした。
アカウントを減らすということは、その分の家を減らすということ。 当初は、UOで最初に手に入れた、小さいが思い出深い家を残そうと考えていた。しかし、トラメルに3軒、フェルッカに1軒ある家の荷物を一箇所にまとめる必要があり、収納力の問題で、一番大きい家を残すことにした。 家の荷物を整理して不要な家を解体し、停止するアカウントのキャラクターが持っている荷物や銀行を整理し、さあこれでまたUOは冬眠だ、と思っていた。
ところが、ふと気づくと、再びスキル修行に明け暮れていたのだった・・・。

ということで、5年ぶりにブリタニアに帰ってきた私の、浦島太郎状態なUO日記を始めてみよう。

02月06日

皮肉にも、UOを再開するきっかけは、アカウントの削減だった。
というのも、メインアカウント以外を停止するという事は、他のアカウントのキャラクターが持っていたスキルは失われてしまう。 そのため、いくつかの重要なスキルは、メインアカウントでも修行し、ソウルストーンで保存しておこうと考えたのだ。

修行に先立つ調査で、現在は「アンチマクロコード」が廃止されているらしい、ということを知った。
これはすなわち、過去の修行で大活躍した「同期上げ」が出来なくなったということ。逆に、屋内でもどこでも、スキルを使い続ければスキルがあがっていく、ということでもある。
さらに、いろいろ調べてみたところ、いくつかの拡張パックがリリースされていることがわかった。
まずは、「ウルティマオンライン ステイジアン アビス」。略してUOSAと呼ばれる拡張パック。新たなファセットやダンジョンが追加されているが、アカウントをアップグレードしなければ入ることは出来ない。
その次が、「ウルティマオンライン 未踏の航路」。略称はUOHSらしい。海関連の拡張パックのようで、船の追加や、釣り関連の変更が行われているようだ。これのおかげで、まず最初に釣り修行をやってみることにした。

02月07日

UOSA、UOHSの両アップグレードコードと、修行のためキャラクタースロット追加用のコードをファミリーマートで購入し、修行を開始。アカウント削減が目的だったのに微妙に出費がかさんでいるが、今後は1アカウント分で良いから気が楽だ。

まずは予定通り釣り修行から。UOHSで、釣りスキルにもパワスクが導入されたらしく、GM以上の修行も可能のようだったが、GMになったところでいったん釣り修行は終了し、ソウルストーンにスキルを保管。
次に、重要な資源採集スキルのひとつ、木こりスキルを修行する事にした。斧を使ったスパーで上げることになるので、他のスキルもついでに上げた方が良い。
どのスキルを上げようか考えた結果、1stキャラ(盾戦士)のスキル構成が古く、今となっては使い物にならないので、今流行りの「武士盾」というスキルに改造することにした。
幸い、5年前の中断直前までパワスクギルドに所属していたので、ある程度パワスクの手持ちはあった。 斧スパーでは、剣術スキル(100から115へ)、戦術スキル(100から110へ)、武士道スキル(0から120へ)を一緒に上げることにした。 メインアカウント以外のアカウントもまだ停止はしていないので、2PC使い、昔ながらのギルメンスパーで修行を行った。
修行完了後、木こりスキルはソウルストーンに保存。
最後に、武士盾に必要なネクロマンシーと騎士道の修行を行い、1stキャラのスキル構成は完成した。

02月13日

平日の修行で、武士盾のスキル構成は完成したものの、このスキル構成の特徴は「敵に大ダメージを与え、かつ、HPやMPを吸い取って回復する事」のため、装備による攻撃力や命中、回避のブーストが非常に重要だ。各部位にお決まりの装備というものがあるらしい。
お決まり装備のうち、中断した5年前の時点で入手可能だったアイテムはある程度揃っているのだが、比較的最近のアイテムである「回避メガネ」というものを持っていなかった。
この装備、攻撃を当てた相手の回避力を低下させるという重要なアイテムで、「コミュニティコレクション」と呼ばれるクエストで貰うことができる。 ゴールド(約1200万)さえつぎ込めば簡単に手に入るのだが、手持ちのゴールドでは足りなかった。そのため、手間はかかるがゴールドは安くすむ(約200万)方法で手に入れた。 それは、「斧を約9万本、図書館に納品する」という方法だ。UOAssistが無かったら達成できなかったと思う。 コツコツ納品して「回避メガネ」を入手し、武士盾キャラが一応完成。1stキャラはモンスター狩りに最適なキャラクターに生まれ変わったのだった。

02月14日

武士盾キャラが完成し、早速、モンスター狩りへ出かけたのだが、その目的は、低級マジック装備の収集だった。
なぜそんなものが必要なのかというと、UOSAで導入された「Imbuing(練成)」というスキルを修行するためだ。
練成スキルとは、簡単に言うと、今までランダム(モンスターのドロップや各種ルニック)で付与されていた装備品の特殊効果を、好きなように付与できるようになるスキルである。 例えば、秘薬低減100%(魔法の使用に秘薬が要らなくなる)セットの装備などは、比較的容易に作ることができる。ただし、強力な特殊効果を付与するには、貴重な材料が必要にはなる。
もはや、練成が出来なければ生産者とは呼べないのではないかと思うほどの衝撃的な変化だ。 武士盾という、装備に依存するようなスキル構成が成立するようになったのも、この練成スキルのおかげだと考えられる。
その修行は、低級マジック品から「魔法の残骸」というものを抽出し、それを使って、自分で作った装備品に効果を付与する、という流れになる。
鍛冶修行では鉄が、裁縫修行では革が、それぞれ大量に必要だったのと同じように、練成修行ではこの「魔法の残骸」が大量に必要になる。また、宝石も使用するため、ゴールドも稼ぐ必要がある。
かくして、久しぶりに本格的な生産修行が始まってしまったのだった。

02月19日

練成修行だが、過去に入手して溜め込んでいた「上級テンプレート」とソウルストーンを駆使し、スキル85から開始した。 また、PCベンダーでスキル値120のパワースクロールを購入した。
スキル値113ぐらいまでは、比較的平和にあがっていたので、1stキャラでマジック品を収集し、生産キャラで「魔法の残骸」を抽出して修行、という方法で進めていた。
しかし、それ以降はかなり厳しくなってきたので、PCベンダーで「魔法の残骸」をまとめ買いし、一気にスキル120を達成した。

久しぶりの生産修行が終了
この後は、練成を使ってよりよい装備を作っていくのだが、そのための材料として、「魔法の残骸」の上位素材である「レリックの破片」というものが必要になる。 このアイテム、相当高級なマジック品からしか抽出できず、そのようなアイテムは、「強化」を使わないと作れない。 よって、次は、スキル100で止まっている「鍛冶」のスキルを120まで上げることにした。

ここまでやってみて、今のUOはスキル間に微妙に依存関係があり、拡張パックで追加される要素は、その時点で最高のキャラを前提としてバランスがとられているのがわかる。
正直言って、今のUO(少なくとも私のプレイしているシャード)は過疎がひどいのだが、おそらくこの「先頭集団にいないとついていけなくなる」というバランスも原因のひとつではないかと思う。
ただ、過疎のおかげか、どこの狩場に行っても悠々と狩りをすることができるのは意外と楽しい。

02月22日

予定通り、鍛冶スキルを120まで上げた。リサイクル(作ったものをインゴットに戻す)ありで、スキル100から120までだいたい3万のインゴットを消費したようだ。

今更な感じの鍛冶伝説
さて、もう少しこの生産キャラの改造を行う必要がある。それは、ガーゴイルへの種族変更と、ガーゴイル種族の女王への忠誠度アップだ。
まず、練成スキルを使う場合、ガーゴイル種族の方が絶対的に有利になる。更に、ガーゴイル種族の女王への忠誠度を上げる事で、「女王のソウルフォージ」という、特殊なソウルフォージ(鍛冶と同じように、練成スキルの使用に必要なもの)を使うことが出来るようになる。 このソウルフォージを使わないと、「レリックの破片」の入手が高くついてしまうのだ。
忠誠度は、新しいファセットの「テルマー」で特定のモンスターを倒したり、クエストをこなすことで上げることが出来る。 これまでは、生産キャラでモンスターを倒すのは難しかったが、今はソウルストーンがあるので、スキルの着せ替えが可能だ。 その上、練成スキルがあるので、例えば秘薬コスト削減とマナ回復、マナコスト削減、そして高抵抗を兼ね備えた装備セットを簡単に作ることができる。
という事で、生産キャラの生産スキルをソウルストーンに格納し、戦闘に必要なスキルを修行した。

02月26日

生産キャラの戦闘用スキルとして、UOSAで導入された「神秘」という魔法系スキルを修行した。
このスキルの呪文は、練成スキルで効果が上がるのである。魔法スキルの呪文が、知性評価スキルによって効果が上がるのと同じイメージだ。生産キャラにおあつらえ向きだし、新しいスキルを試してみたいということもあって、GMまで上げてみた。
「神秘」スキルでは、rising colossus(通称コロスケ)を召還して戦うらしい。このコロスケ、ペットスロットを5消費するので、召還する時は馬も連れて行けない。 ところが、ガーゴイル種族は、馬に乗らなくても、乗っているのと同じスピードで移動できるため、今回ガーゴイルに種族変更する生産キャラにはますますピッタリだったのだ。
修行完了後、ソウルストーンを使ってスキルを一時的に戦闘仕様に変更し、必要な装備を練成で作成してから、テルマーで「toxic slith(通称毒スリィス)」を倒して忠誠度を稼いだ。
一匹あたり30の忠誠度が貰え、10000までたまると「貴族」になり、「女王のソウルフォージ」が使えるようになる。

忠誠度稼ぎ完了
これで生産キャラの改造は一段落だ。スキルだけでなく、見た目もすっかり変わってしまったが・・・。
大改造結果
さて、次はどうしようか。
MLボス狩りなどもやってみたいが、ある程度人数が必要だ。昔のUO仲間はもうログインしていないようだし、今のところ一人でプレイしているので、ちょっと厳しい。

02月27日

生産(3rd)キャラの修行が完了した後、どうしようか悩んでいたが、とりあえず他のアカウントが生きている間に、2ndキャラの盾ハイドメイジを改造することにした。 といっても、大幅な改造ではなく、特徴を伸ばすような改造を目指す。
もともとは派閥加入用の、高い生存率を目指したキャラだったので、攻撃用スキルであるEI(知性評価)を捨て、ステルスを導入してみる。 ステルスは、75あれば瞑想可能装備でのステルス移動が100%成功との事なので、GMは目指さない。 余ったスキルで、GMで止まっている魔法スキルを110まで伸ばす。瞑想や、格闘(素手)のスキルも110まで伸ばす。
装備は、秘薬低減を前提として、高抵抗、高回避、高HPで死ににくくし、アクセサリで生存に必要なスキルをブーストすることで、偵察&生還のキャラに改造する。
武士道や忍者スキルを導入すれば更に生存率が上がりそうなのだが、現状の戦闘スキルが「素手」のため、いまいち合わない。ひとまず影響が少ないレベルで改造してみることにしたのだ。
練成によって、スキル付きアクセサリも自由に作成できるので、今の仕様ではアクセサリによるブースト込みでスキル構成を考えることが出来る。
ある程度はスキル上げを行い、残りは装備で補う形で2ndキャラの改造が完了。盾ハイドステルスメイジが出来上がった。
なお、いつの間にか盾スキルの効果にDEX(すばやさ)が影響するようになっていたので、ステータスの調整も行った。

02月28日

2ndキャラの改造が終わったので、次は4thキャラの毒書写錬金メイジの改造に着手。このキャラは、2ndキャラの間逆で、攻撃特化のキャラだ。
スキル構成自体は出来上がっているので、装備を整え、普段は使わない料理スキルをレジストと入れ替え、改造完了。 4thキャラもそうだが、ステータス等のブーストがシビアじゃないキャラの場合、安価な練成で済み、秘薬コストも導入することで、秘薬を持ち歩かなくて良くなるのがうれしい。

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