2004年07月

 7月03日

7月から新しい職場となり、歓迎会があったりしてUOの方はあまりプレイできていないが、本日「英雄伝説Ⅵ 空の軌跡」をクリア。
レベルが上がるとモンスターから得られる経験値が下がると言う安易な方法ではあるが、バランスは絶妙だった。
また、シナリオについては、全体的に盛り上がりに欠ける感じではあったが、じっくりと積み重ねた言葉とシーンの数々が、最後の最後でグッとくる展開と相まって、さすがファルコム、と思わせてくれる。特に、感情を込めたセリフは、まるで声が聞こえてくるような錯覚さえ覚えた。
エンディング後、次回作の予告ムービーが流れるのをみて、本作が丸ごと序章であったと言う事がわかり、盛り上がりに欠けるのもひとまず納得である。
予告ムービーのBGMは、ゲーム中のBGMのアレンジだろうか??非常に印象に残った。場面が違えばこれだけ変わるものなのか。次回作への期待をかきたてられる。まさかこれのために、ゲーム中のBGMをすべて印象に残らないように作った、などという事はないと思うが(^^;
ともあれ、今の感動がさめないウチに次回作が出てくれればいいのだが、そうはいかないだろうな。早く続きをプレイしたいものだ。

 7月18日

やはり、7月になってから仕事が忙しくなってしまい、UOの方は土日祝日ぐらいしかプレイできなくなってしまった。

そうこうしているうちに、先日、パブリッシュ25と言う、対人関係では大きな修正が導入された。今回のこの修正は、魔法の詠唱速度や各種ダメージをアップさせるアイテムの効果が、ある一定以上は累積されないようにというバランス調整がメインである。
アーティファクトと呼ばれる高性能のアイテムを多量に装備したキャラは、その強さが制限され、より対人の敷居が低くなったと言える。高価なアイテムを手に入れることができない私のような貧乏人には、非常に嬉しい修正である。と言うことで、UOプレイ暦約四年、19キャラ目にして初めて、赤ネームキャラを導入する事にした。先日完成した、タクティクス・アナトミありの、メイスメイジである。

パワスクの現場では、「便乗」と呼ばれる青ネームがよく出現する。雑魚モンスターの退治を行わず、最後に出現するボスだけを攻撃して、パワスクを得ようとするのである。もちろん、私の加入しているギルドでも、そう言った事は行う。無法地帯のフェルッカなので、お互い様なのだ。ただ、他のパワスクギルドは、赤ネームギルドと同盟を結んで、便乗の青ネームを排除すると言う方法を採っている。我らがギルドは独立独歩の方針を守っており(先日、私ともう1人のメンバーで同盟の話を提案してみたが、ギルマス様のストップがかかった)、便乗してくる他ギルドの青ネームに対しては、殺人カウントに余裕のあるメンバーによるカウントキルで排除するしか無かった。
しかしその方法では、プレイ時間の限られている私のようなメンバーはカウントを貰う事ができず、また他のメンバーでも限界があり、毎回、便乗による被害を黙認するしかなかったのである。と言う事で、赤ネームキャラを導入し、カウントを気にすることなく便乗を排除してみようと考えた。

まずは小手調べと言う事で、既に赤ネームになっているギルメンとともにフェルッカを徘徊し、PK活動を開始。ダンジョンを廻ってみるが、青ネームはどこにもいない。T2Aに行ってみると、二人で幽霊湧きをやっているところに遭遇。ここで1人、罪もない人を殺めてしまった・・・初PKである。
他のところを廻ったあと、再度同じ場所に帰ってくると、また同じ二人組が幽霊湧きを続行していた。ここでさらに1人、さっきとは別の人を殺めてしまった・・・。これで殺人カウント2になった。
続けてT2Aを徘徊していると、赤ネーム2人と青ネーム2人に遭遇。赤ネーム2人と青ネーム1人は、結構名の知られた強い人であったが、敢えて戦闘に突入。とは言え2人対4人(最終的には2人対3人だったが)では分が悪く、私が落馬してしまって死亡。仲間は大逃げする羽目になった。惜しい場面もあっただけに残念である。

そして夜、新しい人も加入してくださり、そのまま孤島である6番でのパワスクに突入。
私はPK候補キャラで参加し、もう1人のギルメンも赤ネームで参加。徹底的に青便乗を排除する構えだ。
このパワスクでは、私はボスを相手にせず、東奔西走して便乗の青を倒していった。3名排除したので、計算上はもう赤ネームになっているハズであったが、カウントを入れてくれたのが1人だけだったので、殺人カウントは現在3。まだ青ネームである。当然、パワスクは何も手に入らず(^^;

さて、カウントを気にせず、自由に戦う事にして、なんだか新しいおもしろさが出てきた。
便乗ギルドではなく、恨みもない普通のギルドやキャラクターを倒すのはまだまだ気が引けるが、戦う事そのものを楽しめるならば、赤ネームは面白そうだ。

 7月19日

この日は夜遅くなってからの活動。
T2Aでねずみ沸きを進めていたところ、某大手PKギルドの襲撃を受けた。ただ、このギルドも、先日のパブリッシュ25以来弱体化しており、正面からぶち当たる事ができるようになっている。私は書写素手メイジで出撃していたので、積極的にハームディザームを狙っていった。なかなかよかった場面としては、落馬している相手を発見し、詠唱保持していたEXを入れてから、ラストターゲットのハームディザームでGHWを落とす。別の敵から武器DMを食らってしまったが、周りに敵はほとんどいなかったためディザームした相手に攻撃続行。が、再度EXを入れた時点で相手のHPがほとんどミリになっていたので戦線離脱。私のEXを待たずして相手は倒れたようだ。私も生還できたし、かなり面白かった。
ただ、ギルドとしては半壊してしまい、パワスクの乗っ取りを許してしまった。
デルシアで態勢を整え再突撃。パワスクは終わっていたが、某大手PKギルドとの真正面からのぶつかり合い。私は、武器DMを食らって、逃げる方向を間違って敵を集めてしまい、モータルが入って死亡してしまった。アイテムがルートされているのを確認したので復活は諦め、幽霊偵察で状況の報告。生存中は、戦況の悪化に気づいてもなかなかIRCで発言する余裕はないが、幽霊ならいくらでも発言できる(^^;戦力が二分されてる場面と、相手に落馬者が出たときなどに、状況の報告を行った。
最終的に、相手をほぼ全壊させ、勝利をおさめることができた。
時間が遅かったため、私はここで就寝。

 7月20日

今日も帰りが遅かったのだが、ギルドキャラで徳上げをしようと思ったのでIRCにJOIN。
するとなにやらパワスクに出かけるとのこと。しかも、ギルメンが赤ネームキャラを出して便乗を排除するらしい。面白そうなので、私も赤予定キャラで出撃することにした。排除チームは、私含めて合計3名である。カウントあと2つで赤ネーム化するので、このパワスクで私も赤になると思ったのだが、なんと便乗もまったく無く、平和に終わってしまった。ずっと便乗OR襲撃を警戒していた私達赤ネーム(予定含む)チームは非常に暇だった^^;
ところで、ギルドの方針として、今回のように役割分担を行った場合、パワスクはサイコロ勝負で配分することになった。赤ネームで便乗排除をするときは、パワスクはスッパリあきらめようと思っていたので、この配慮はうれしい限り。
とはいえ、弓20と魔法15が出たものの、サイコロ勝負には敗北してしまった。かわりに、みんなが見向きもしない、+10のパワスクを何枚もいただいて、ホクホクで本日は終了。

 7月25日

今日は夜になってからギルドでの活動に参加。
まずは偵察からだが、なかなか良い沸きが無い。一箇所、ねずみ沸きを発見したが、某パワスク連合ギルドの名前がちらちら見えたりしていた。さてどうしようか、とみんなで話していたところ、別の場所ですでにボスが沸いているとの情報。船を使わなければ行けない場所であり、罠の気配もしたが、みんなで行ってみる事になった。
さて案の定罠で、某大手PKギルドの待ち伏せを受け、船に乗ったまま毒フィールドで死んでしまった・・・
船の鍵には保険をかけてあったので、操船して近くの街に帰る事に。死体からアイテムをあさっていた3名ほどの赤ネームが乗ったままでの出航となり、さて対岸で待ち伏せしてみようか、などとIRCで話していたところ、赤ネームの一人が「GMコールした」と発言した。発言を聞いていると、どうやら以前に同じようなことをしてGMコールをされた経験があるそうだ(ギルメンの話によると、それはGMコールした側は幽霊状態であり、何もできないまま船であちこち引き回され、上陸させてもらえなかった場合、との事で、今回の状況とはまったく異なるそうだ。もちろん私にも何のお咎めも無かった)。ちょっとこの発言には興ざめ、というかガッカリしてしまった。私も、まったく同じような経緯で対岸の待ち伏せ現場まで船で運ばれ、死んだこともあったが、GMコールしようなどとは想像だにしなかった。ただ何もできず待ち伏せ現場まで運ばれていくという状況を、笑ったり怒ったりして楽しむことはできないものだろうか。

さて、その後、その某大手PKギルドが毎日布陣しているというデスパイスを攻めてみることになった。何度か出撃し、かなりの大人数を相手に戦って、それなりの数の敵を倒したものの、なかなか勝利は得られない。ギルメンの目撃情報によると、死んだ赤ネームは後方で蘇生し、彼らの仲間の青ネームから物資を供給してもらって即座に復帰していっている、との事だった。これが本当なら、またもや興ざめである。こちらから基本的に手出しのできない青ネームを補給部隊にしているとなると、先ほどのGMコールの件とあいまって、相手側は「ゲームを楽しむ」という姿勢を持ち合わせていない気がしてきた。

結局のところ、彼らとは何を競えばいいのだろうか?
もともと、何かを競い合って遊ぼう、ということは考えていないのかもしれない。
彼らは勝ち続けることで大きくなった集団であり、集団を維持するためには何としても勝ち続ける必要があるのだろう、とは思う。しかし、どこまで本格的に補給部隊を編成しているのかわからないが、そういった特殊な状況で戦っていると、補給部隊が無い時などに出撃を忌避する人が出てきて、内部でも戦い方に不満を持つ人が出たりして全体的に士気が落ち、崩壊に向かってしまうのではないかなあ。まだ気が早い話だけど、負け続けながら大きくなってきたこちら側とは、人数の差が開いていってしまう気がする・・・。

お返しに、というわけでは無いが、その某大手PKギルドが、船を使わなければ行けない場所でパワスクをしているという情報を入手したため、簡便な帰り道となる宇宙で待ち伏せをすることに。
やってきた赤ネームを何人か倒し、蜘蛛城地下でも少数の相手を追い掛け回して、本日の活動は終了。

 7月26日

今日は久しぶりに早く帰ることができたので、早速ギルド活動に参加。
デスパイスに布陣中の某大手PKギルドと戦うべく出撃である。
接敵時、相手のパラフィールドが敷き詰められているのを見て進軍が止まってしまった。いったん引いてこちらのフィールドを確保しようとするものの、パラフィールドを敷こうとする人はほとんどいなかったようだ。私はタク・アナメイジで出撃していたので、パラフィールド3枚ぐらい敷いたところでマナ切れになってしまった。そのうち1枚はタゲミスでフィールドが重なってしまい、無駄に・・・。
相手には毒メイジがいるので、毒フィールドを敷かれるとかなり厳しくなる。しかも壁出しをされ、ディスペルのマナがなく、各個撃破されてしまった。今回、非常に短い時間で撤退となってしまったが、途中で惜しい場面もあった。突出してきた相手に、仲間の一人と攻撃を合わせ、EX-イグノア-LTで瀕死まで持っていけたりした。最近、慣れてきたのか、結構周りが見えるようになってると思う。戦闘がすごく面白くなってきている。よく死ぬようにもなったけど、これは、以前はちょっと引き気味で戦ってたところを、今はチャンスと見ればイグノア狙いで突進するようになったからかな、と思っている。ただ、引き際もしっかり考えるようにしないといけない。
あとは、やはり直タゲがまだまだかな・・・。

ところでこの戦闘で、仲間の一人が装備を全ロストしてしまった・・・。いつの間にか保険の自動更新が切れてたらしく、AF含めて高級防具がすべて死体に残ってしまったらしい。私の場合、AFは無く、防具も安いものばかりではあるが、集める時にかかった手間を考えれば、装備の全ロストは身につまされる思いだ。
出撃前には、お互いの装備を確認するように心がけたい・・・。

 7月29日

本日、私のお世話になっているギルドが分裂した・・・。
と言っても、何か揉め事があったわけではなく、有志で別ギルドを立てて派閥に参戦したという話。パブリッシュ25で対人の敷居が低くなったという事で派閥人口も増え、盛り上がりはじめているのだった。
私の場合、3キャラがギルドに加入しており、そのうちの1キャラで派閥用ギルドに参加することにした。ギルド自体は昨夜のうちに派閥に加入していたため、まずはキャラを派閥へ加入させ、その後新ギルドに加入という流れとなった。
さて、派閥での戦いは、なんと3年以上ぶりとなるだろうか。今思えば、当時は、WEB上で探したノウハウだけを頼りに、わけもわからず走り回っていただけのように思う。今でも素人に毛の生えた程度ではあるが、出撃してみた感じでは、昔と比べて地に足がついてる感じがある。
その出撃の結果であるが、今日は敵対ギルドの出撃がほとんどなかったようだ。少数のゲリラを追い掛け回しただけで終わってしまった。
しかし、某大手PKギルドも有志で派閥ギルドを立ち上げたようなので、明日以降、激しい戦いが期待できるかな。

 7月30日

少々遅めの帰宅であったが、週末ということでギルドでの活動に参加。もちろん派閥である。
派閥キャラでうろうろしていると、SL派の砦に3,4名のオレンジネームを発見した。まさかこの人数で篭城は無いと思ったが、面白そうなので攻めてみることに。IRCで呼びかけてみるが、私含めて二人しか集まらない。そこで、ギルドハウスで待機して雑談していたところ、軽く相手の倍ぐらいの人数が集まってしまった。なかなか集まらないとはいえ、分母が大きいので、すぐにこれくらいの人数にはなってしまうのだ。ちと申し訳ない気もしたが、大軍で攻め落とした。
その後、主戦場となっているオクローに出陣。主に某大手PKギルドの派閥組とあたった。最初の戦いでは、相手が引き気味で、散り散りになったところを各個撃破することができた。しかし第二回目の出撃では、相手が数を増し、今度はこちらが引き気味になってしまった。ポツポツと数名が倒され、相手の方が倍ぐらいになってしまったところで、私は撤退を意識してしまい、集中力が切れてはぐれがちに。そして死亡。
指針から撤退の指示が出るまでは集中力を維持しなければいけないと思うが、うちのギルド、どれだけ死んでも撤退指示はほとんど出ない気がする(^^;第三勢力もなく、単に1:2の戦力での戦いなら、撤退指示でいいんじゃないかな。

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