2003年04月

 4月05日

当ゲーム日記の更新が止まってから、はや1年半。あれからいろいろありました(遠い目)。
UOで言えば、一緒に始めた友人がUOを引退したり、FFに行ってしまって全く会わなくなったり。また、ほとんどの先輩方とは全く会わなくなりました。

とはいえ私の方は、日記の更新はサボっていましたが、仕事が一段落してからは、UOも何となくプレイし続けてきました(このページのトップにもある ウルティマオンラインキャラクター紹介をご覧ください)。

一時は引退を考えた時期もありました。特に、拡張パックであるAge of Shadows(以下AoS)導入後、家の真ん前に別の人の家が建てられた時・・・。

ある日ログインすると、家の近くの広場に水樽が大量に配置されていました。
水樽は家の建築の邪魔になるため、誰かがこの土地を確保して後で家を建てようとしているのではないか、と不安になり、テストシャードに行って建築の実験をしてみました。
しかし私には家が建てられる配置が見つけられなかったため、そのまま放置していたのです。
数日後、ふと、家のまわりの風景が違っている事に気づきました。
よく見ると、私の家の前に、別の人の土台ができているではありませんか!(AoSで家の仕様が変わり、まず土台だけを建築する事ができる)
その配置は絶妙に私の家に被っており、土台だけならともかく、家がつくられると私の家のドアさえ見えなくなりそうでした。
すかさずUOの売買BBSを回ってみましたが、売りに出されている様子はありませんでした。
なんとかこの家を買収したいと思い、しばらくの間、毎日かかさずBBSをチェックしていましたが、全く取引のきっかけがありません。
すでにUOは半引退状態で、ご隠居キャラ達がまったりと過ごす場所だったため、視界に他人の家が入らず、落ち着ける家がとても気に入っていました。
他人の家が見えない場所への引っ越しも考え、売買BBSで購入しようかと思いましたが、AoSで家が乱立して値段が暴落したとはいえ、条件の良い家はかなり高価で、私には買えませんでした。
私は張り込みを開始しました。特にプレイしていない時でも、ログインしたままで土台のオーナーが来るのを待ちました。
数日が無駄に過ぎ去り、そろそろ引退を考え始めました。家のまわりの環境の変化が、ちょうど良い機会だと思ったからです。
しかし、ある日、ログインしたまま放置しているPCから、なにやら物音が聞こえてきました。
画面を見ると、問題の土台の上に何人かのプレイヤーが乗り、商談しているように見えました!
私は、割り込みで、相場の2倍以上の値段で取引を持ちかけました。その家を買おうとしていた人も私とよく似た境遇で、私に取引を譲ってくださいました。
本当に運良く、邪魔になる土台を買い取る事ができました。他人の家なら気になりますが、自分の家なら目の前に建っていても全く気になりません。
早速、2軒並んだ家の配置を活かしてカスタマイズを行いました。
ツインタワー
また、フェルッカ側の家も、ちょっとだけ拡張可能だったため、建て替えしてカスタマイズしました。
ギルドハウスなので砦っぽく
ほとんどやる気の無くなっていたUOですが、このイベント(?)で、再びプレイする気が起こってきました。
最近はほぼ毎日ログインし、AoSで新たに追加された職業、パラディンとネクロマンサーを鍛えています。
日記の方も、以前は毎日更新していましたが、それでは継続が難しいため、UOに限らずゲームで何か特筆すべき事があった時のみ更新する、という事で復活させたいと思います。
どうぞ寛大な目で見守ってやってくださいませ。m(_ _)m

 4月06日

Neverwinter Nights(以下NWN)というゲームを購入してみた。しかも意味無くコレクターズエディションを。
NWNは、TRPG(テーブルトークRPG)のD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)というルールをコンピュータ上で再現したもので、主にネットワークで何人かのプレイヤーと遊ぶゲームである。
英語版の頃に気になったのだが、D&Dのルールを良く知らないために日本語版を待っていた。
TRPGといえば、確か高校生の頃、カード麻雀仲間と一度だけプレイしたことがある。ルールはT&T(トンネルズ&トロールズ)だったと思う。みんなTRPGというものがどういうものか知らず、ドラクエの様に世界地図を作り、ラスボスを配置し、最初の街から遠くに行くほどモンスターが強くなるという、今思うと妙なTRPGだった。その後、TRPGがどういうものかは知ったが、実際にプレイする機会は無かった。

NWNは、世界を作るためのツールと、DM(ダンジョンマスター)というゲームの進行を司る人用のクライアントと、通常のプレイヤー用のクライアントからなり、DM用のクライアントではプレイ中にも臨機応変に様々な事ができるらしい。
詳しくはこちらの「DMクライアント」を。
私は、ツクール系のソフトとして遊べるかな、と思い購入してみた。

とにかくルールがわからないと何もできないので、とりあえずシングルプレイ(サンプルシナリオ?)を遊んでみる。

囚人との戦い!
キャラクターの移動でちょっと操作性が悪い(ごくまれに何も無いところで引っかかったりする?)様にも思うが、戦闘の臨場感はなかなかのもの。コマンド等の操作性はまったく問題ない。

しかしここで問題が・・・。
私は3Dゲームは酔うのであった・・・。
このゲームは様々な視点を選ぶことができ、俯瞰視点ではそんなに酔わないのだが、勝手に視点が回転したりするとクラっとくるんですけど・・・。

 4月08日

釣りアーチャーでSOSの釣り上げに出かけた。釣り上げが完了して、近くの陸地に上陸。
船を片づけ、さあ帰るか、と思うと動けない。なぜ? と思いキャラのまわりをみてみると・・・

偶然閉じこめられていた・・・

 4月09日

会社で某氏とゲーム談義。
何となくNWNを紹介すると、どうやら急所に命中した模様。
旅の仲間(またはDM)一人確保という事でよろしいでしょうか(笑)


今日はUOで各地のルーン焼きを実施。
トラメルは先日そろえたので、フェルッカの全街・全洞窟・全アンクと、マラスの街・秘密の場所ルーンを作る。
そして東側の家2Fに設置した。

ルーンステーション
キャラクタが増えてくると、このようなルーンステーションを設置しないと不便なのであった。

 4月10日

今日はネクロメイサーの修行をしてみた。
が、すぐに飽きたので、フェルッカのダスタード前でまったりしてみた。
PKな人やPKKな人が入れ替わり立ち替わり現れて戦いを繰り広げており、それを眺めたり巻き込まれて死んだりして過ごした。
誰もいなくなったので、NPC歩き(NPCの様に、徒歩でゆっくりとウロウロする)しながら、近くのヘッドレスなどを叩いて修行をしていると、またもや赤い人が登場。
I'm NPC! と発言してみると、何故かまったりモードに。
そういえば、Mugenで赤い人に突撃して雪玉ぶつけた時もまったりモードになった・・・。赤い人にはノリの良い人が多い。
エスコートを依頼すると、赤いキャラでブリテンの銀行までゲートを出し、ついてきてくれたりした(NPCがいなかったのでガードは呼ばれなかった)。
お金を持っていなかったのでエスコート料が払えなかったのが残念。

世間話
ダンジョン前に戻ってしばらく雑談し、デスパイス入り口に場所を変えてまったりした後、赤い人は帰っていった。

UOはこれで終了し、今度はNWNのオーロラツール(マップを作るツール)をいじってみる。

ダンジョン作り
結構簡単に作ることが可能らしい。
いろんな仕掛けを試してみよう。

 4月19日

最近はまったりとUOをプレイ中。
今日は、フェルッカのトレハンルーンブックを作成し、ギルドの本部に寄付。

トレハンルーン一式

NWNの方は・・・プレイすると酔うのであまり遊んでいないのだった・・・。

それはさておき、創世紀1503というゲームに期待している。前作創世紀1602もプレイしたが、かなり面白かった。
詳しい説明は上記リンク先を見ていただければと思うが、いわゆる箱庭系ゲームで、資源を集めて内政を充実させ、軍隊を編成して戦う、という一般的なものだ。
しかし、他のゲームと違って、「島」が1つの経済単位になっているところが面白かった。
私は、リアルタイムストラテジー(以下RTS)というジャンルのゲームでは、築城好き、というか、地形を活かした防衛陣地を作るのが好きなので、きっちりと範囲の決まった「島」を守る、というのはなかなか楽しかった。新作にも期待せずにはいられない。
それにしてもこのゲーム、いつまで経っても「四月発売予定」なのだが、本当に発売されるのだろうか。

 4月26日

巨商伝というゲームをプレイしてみた。現在はβテスト中で、無料で遊ぶことができる。
とりあえず、何もわからないままキャラを作成し、プレイ開始。2Dのクォータービューの画面で、他のプレイヤーが忙しそうに歩き回っている。南京という街の近くに生まれたようだ。
「街の近くでミッションを貰え」というようなメッセージが出たのであたりをうろついてみるが、よくわからない。

街の北に「訓練所(レベル10以上の人は入れません)」という建物があったので入ってみる。
フィールド上を犬が走り回っていたので左クリックすると、戦闘モードになった。戦闘時はRTSの様なモードに切り替わり、視界に入っているものしか見えない(キャラクターの向きも関係が有り、向いている方向しか見えない)。ある程度自動で動くので、弱い敵なら放置していてもすべて倒してくれるようだ。
初戦を勝利で飾り、続けて別の犬を左クリック。
・・・戦闘モードに入るとき、自分のキャラと敵キャラにオーラの様なエフェクトがかかり、カウントダウンが始まる。初戦では、何の意味があるのかかわからなかったのだが、二戦目でわかった。このカウントダウンが終わるまでの間に敵が近くにくると、巻き込まれて一斉に戦闘になる可能性があるようなのだ。
二戦目は、画面上に見えていたほとんどの犬に一斉に襲いかかられ、死亡・・・
死亡すると経験値とお金が減るようだ(お金はもっていなかったので-0だった)。

レベルが低いうちは一匹で孤立している犬を選んで戦う必要があるが、レベルがあがってくると、うっかり大群になってしまっても大丈夫。むしろたくさんの敵を巻き込んで、自動戦闘で勝手に倒してくれるのを見守るのが良いようだ。よそ見していて、ふと気づくと死んでた、ということもあるので油断はできないが・・・。

何度も死につつ、レベルを上げる。
満腹度というパラメータがあり、これが0になると良くない事が起こりそうなので、犬から得られる「チャーシュー饅」を食べる。
また、同じく犬から得られる「桂皮」を食べると体力が回復する。
「チャーシュー饅」は、街でかなりの高値で買い取って貰える事もわかった。

レベル7になり、街のまわりをうろついてみる。すると、街のすぐそばにNPCらしきキャラクターがいた。
プレイヤーキャラクターは、名前の後ろにカッコ付き数字が表示されている(意味はわからない・・・)が、それが無いキャラクターがいたのだ。話しかけてみると、最初に言われた「ミッションをくれる」NPCだった。
そのキャラクターから、戦闘や商売の基本を教えられる。やはり最初に探して話しかけるべきだった。

面白いと思ったのが、街の中に他のプレイヤーが所持している農場などがあり、そこで仕事をもらって働く事ができる、という点。おそらく、農場を所持しているプレイヤーは、他のプレイヤーが働く事で何らかの商品が手に入るのではないだろうか。 その農場を所持しているプレイヤーが賃金を設定している(おそらく得られる商品に応じて)ようなので、稼ぎの良い職場を探し歩く、という事も必要になるだろう。
雇う側も雇われる側も、すべての経済活動がプレイヤーによって成り立っているというのは面白みがある。
仕事はミニゲームになっている。今回は神経衰弱だったが、他のパターンもあるのだろうか。
クリアした面数に応じて「仕事量」が算出され、私にはお給料が支払われた。雇い側には商品が与えられるのだろう。

また、街ごとに、商品の在庫によって値段が変わるようなので、在庫の多いところで買って、少ないところで売れば、儲けになるらしい。

結構面白そうだ。2Dなので酔わないのも良い。
4/25にβテスト開始したばかりで、まだまだ問題もあるかもしれないが、ちょっと続けてみようか。

 4月27日

昨日に引き続き、巨商伝をプレイ。

戦闘レベルを10まで上げた後、交易にチャレンジ。街をまわって取り扱い商品の情報を集める。
一度調べた商品情報はゲーム内に記録され、後から参照する事ができる。このデータ、参照性がかなり高く、街の一覧から取り扱い商品の一覧を呼び出す事ができ、さらに、取り扱い商品一覧からその商品を取り扱っている街の一覧(売値・買値付き)が呼び出せる。紙にメモを取ったりする必要がないのだ。
また「お勧め商品調査」という、利益の上がる購入地・売却地・利益値の一覧を表示させる機能もある。
とはいえ、商品の値段は在庫の変動とともに刻一刻と変わっていくので、あまり古い情報はアテにならない。街の一覧に、いつ時点のデータなのかが表示されるので、古くなったデータは更新に行かなければならない。

自国内の街の取扱商品を調べた後、「お勧め商品調査」で表示された、利益が最も高い取引を行ってみる事にした。
淮南で買ったトウモロコシを除州で売る、という情報だったので、その通りにやってみた。
えーと・・・淮南で買って・・・徐州で売る・・・と・・・あれ?赤字だ!

なんと、一文字間違って、除州で売るべきところを徐州で売ってしまったのだった・・・。

私の初交易は大赤字に終わった。
という具合に初戦は惨敗だったが、その後は順調に交易を重ね、資産を増やしていく。
資産が増えたら一度に購入できる商品の量も増えるため、荷物運び人を雇ってさらに交易規模を拡大していく。
商品には重さというデータがあり、重いものは数をさばく事ができない。よって、交易の利益は

(売却地での売値-購入地での買値)/重さ
で考えなければならない。ついでに売却地と購入地の距離も短いほど良い。さらに、往路だけではなく復路でも荷物が運べれば一番良いが、これは難しいだろう。
買い取り値が高い街(=在庫が少ない街)というのは、全商品の在庫が少ない傾向にあるためだ。

「お勧め商品調査」に頼らずに自分で調べてみたところ、かなり良い交易ルートを発見したので、それで何度も往復し、お金を稼ぐ。
貯まったお金を、その交易ルートの売却地・購入地の2つの街に投資してみたりもしたが、それに意味があるのかどうかはよくわかっていない。
国内だけではなく、国をまたいだ交易もやってみようと思い、中国北部を出て中国南部に向かう。
国と国の間の移動は、船が一般的なようだ。各地にワープポイントのようなものがあり、これでも国を越えられるようだが、一度の移動で1万も必要なため、まだまだ使えない。ただし、船は待ち時間が必要なので、裕福になったらこのワープポイントを使うのもいいだろう。

中国南部、台湾、朝鮮北西部、日本南部とまわって取扱商品の情報を集めてみたが、国をまたいでもそんなに儲けが無いようだったので、調査はそこで終わり、国内交易に戻る。
何度か交易しているうちに、売却地の商品在庫が増え、買い取り値が下がってきたため、利益が低下してしまった。しかし、ほとんどこのルートだけで100万(+街に投資して手元に残ってない40万)ほど稼ぐことができ、満足。また新たな交易ルートを探す必要がある。

といったところで本日は終了。

 4月28日

引き続き巨商伝をプレイ。
何度も交易を繰り返していたところ、信用レベルが10になった。信用レベルというのは、戦闘のレベルとは別に、商品の売買などに必要なレベル。レベルがあがれば、扱える商品が増えていくのだ。また、各地の生産施設を購入するのも、信用レベルが高くなければならない。
信用レベルが10になると、「農場」を購入する事ができる。さあ農場を買おう、と調べてみたが、自国内には農場がある街が無かった。他国に渡ってみたが、全部売り切れ(数に限りがある)だった。
お金の使い道が無くなってしまった・・・。

仕方がないので、街に投資などしてみる。1年間の投資金額が1位になると、その街の村長(?)になることができるのだ。
投資はゲーム内の一ヶ月に一回(地球時間で1日)しか投資できないため、1位になろうとするなら、毎日投資する必要がある。
ゲーム内で月が変わり、以前に投資した街(=交易で稼がせてもらった街)に行ってみると、なんと、商品の在庫がリセットされていて、再度稼げる様になっていた。毎月リセットされるのだろうか?だとすると、ちょっと面白くない。毎日、同じ街で取引をすれば良いだけで、世界を巡って交易路を探し出す必要などなく、単なる作業になってしまうからだ。

昨日、たくさんの街をまわったおかげで商品の在庫情報が増え、一覧表示したときにスクロールが長くなってわかりにくくなったため、武器や防具など、取引してもあまり収益のあがらないものを取り扱っている街を削除しようとした。
街を選んで、「帳簿削除」を押すと・・・全街の在庫情報が消えてしまった・・・。せっかくの苦労が水の泡・・・ガックリ。
街ごとに削除はできないのだろうか・・・。

ちょっとやる気をそがれたので、荷物運び人のレベル上げなどをしてみる。
荷物運び人は攻撃ができない。このゲームは敵にとどめをさしたキャラに経験値が入るようになっているため、攻撃のできないキャラはレベルアップができないと思っていたのだが、ふと気づくと、いつの間にか経験値が入っていたのだ。
調べてみたところ、かなり強い敵と戦った場合には、何もしていないキャラにも経験値が入るという事がわかった。
という事で強めの敵を倒すために傭兵を雇い、レベル上げ。荷物運び人のレベルが3になり、運べる重さが一人あたり160から192になった。しかし傭兵を雇うために二人減らしたので、結局のところ輸送可能量は落ちた(笑)。

というわけで、もし同じ交易路でずっと儲けられるのが仕様なら、単純作業のゲームになってしまうので、あまり続ける気にはならないなあ。

 4月29日

ちょっとだけ巨商伝をプレイ。
月が変わる前後にログインし、月が変わった直後に街の在庫情報を調べてみたが、在庫の変化は無かった。
どうやら、月が変わるタイミングで在庫が変わる、と決まっているわけでも無いようだ。
しかし、そのうち在庫は元に戻るようだし、農場も買えず、街への投資もそんなに儲からなさそう。結局、同じ街の間で商品を運ぶだけのゲームになってしまいそうなので、このゲームはこれで終了とする。
(戦士としてがんばるのもありだが、それなら別のゲームの方が遊べる)

それよりもUOの方が大変になってきた。
まったりとPCベンダー巡りなどをしていたところ、「パワースクロール」と言われるものが安く売られているのを見つけた。
パワースクロールとは、AoS前の大きな修正で導入されたもので、なんと、キャラクターの各スキルの上限(それまでは一律100.0)を上げてしまうものだ。
ただし、それとは別に、スキル全体をあわせて700.0まで、という制限もあり、私のキャラはほとんどこれに達して、いわゆる「完成」した状態だった。
なので、パワースクロールを導入して任意のスキルの上限を上げたとしても、そのスキルを上げる余裕がなかったのだ。
しかし、その後、アカウントを継続した期間によってスキル全体の上限が増える、という仕様が導入された。
私のアカウントは2年で、1年あたり 5.0 増えるので、710までスキルを割り振ることができるようになった。

とは言え、当初はパワースクロールは非常に高価なものだった。
私もパワースクロールを取ってみたりしたが、どのスキルのパワースクロールが手に入るかはランダムで、私が使わないスキルのものしか手に入らなかったのだった。
しかし、現在では、導入後時間が経って流通量も増え、ものによってはかなり安く売られているようだ。

そこで、裁縫の上限が110になるパワースクロールを2000GPで購入してみた。
なお、このパワースクロールというものは、上限を「+10」するのではなく、あくまで上限を「110にする」もの。なので、同じランクで重ねがけはできない。現在の上限は120で、さすがにこれはかなり高価だ。

裁縫の上限が110になり、久しぶりに生産系スキルの修行をする。
パラディンやネクロメイサーの修行で貯めていた6000枚の革があったので、これで鋲革鎧の腕を作る。
以前の修行では鋲革鎧の胴を作っていた。当時は「バーストタイム」という制度があり、一日一時間、スキルの使用に失敗してもスキルがあがり、かつスキルが上がる確率が倍、という制度があった。失敗してもあがるので、作成難易度の一番高い(=スキルアップ率が一番高い)鋲革鎧の胴を作っていたが、バーストタイムの廃止にともない、失敗ではあがらなくなったので、スキル値に適したアイテム作成をしなければならなくなったのだ。

革を5000枚消費して、スキルは0.7アップした。
革の在庫が残り1000枚になり、また、かなりの量の革を消費する事がわかったので、革の購入に出かけた。
NPCベンダーで革を購入するのだが、以前は加工済みの革が人気だったのに、現在は加工前の皮が買われているようだ。
加工済みの革は軽く、999枚買っても1頭の荷馬に積み込むことができる。しかし、加工前の皮は重いため、3頭の荷馬と、ある程度自分でも持たなければ運べない。ゲート輸送という技も使えなくなってるので、購入が非常に面倒だ。
しかし、加工前の皮は値段が半額。私もこちらを購入する事にした。
とりあえずは1万枚もあれば良いか、と思っていたのだが、NPCをまわって在庫の補充時間を確認し、加工前の皮を買って現場でちょきちょきと加工する(横取りされる可能性はあるが、仕方ない)、という作業がなんだか楽しく、思わず3万枚以上も購入してしまった。
まあ、おそらくこの量でもスキル110までは足りないので、あって困るものでもないだろう。
しかし家においてあるお金が無くなってしまった・・・

本日の成果:革を5000枚消費して裁縫が0.7アップ(100.7に)。

 4月30日

UOで裁縫修行。
ひたすら鋲革鎧の腕を作り、解体して革に戻す。
ギルドの先輩も、新キャラ育成のついでにフェルッカで皮を集めてくれて(フェルッカ側は資源系アイテムが2倍とれる様になった)、修行中、在庫の不安はあまりなかった。2万枚消費して、4.4あがった。なかなか良い感じであがった気がする。

あとどれくらい消費するかわからないので、今日もNPCから皮を購入する。昨日はトラメル側のルーンだけを作ってまわっていたが、先輩がフェルッカ側のルーンも追加してくれて、全部で14のお店のルーンになった。そのおかげでほとんど休み無く連続で購入する事ができ、ファーストキャラの銀行においてある貯金も切り崩して3万枚購入できた。BBSなどで買うと一枚10GP程度かかるが、NPCから買うと一枚3GPなのでお得だ。競争は激しいが。
革の在庫は5万枚以上になった。これで110.0までいけるだろうか? 今の調子で上がれば問題なさそうだが・・・。

修行後、デーモンやドラゴンを倒して得たマジックアイテムを強化してみた。
スキル100.0のままの鍛冶製品の強化に比べ、革製品は強化成功確率が上がった気がする!
気のせいかもしれないが・・・(^^;

本日の成果:革を20000枚消費して裁縫が4.4アップ(105.1に)。

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