エストニア語の発音について 母音
・はドイツ語のほどエに似ておらず、英語のandのaや日本語名古屋方言のエビフリャー(エビフライ)のャーとほぼ同じ発音です。
・はドイツ語のとほぼ同じです。日本語のトマトピューレのューとやや似ています。
・はイギリス英語のfatherのerに出てくるような“あいまい母音”に似ています。エストニア語では最も特徴的な母音ですが、始末が悪いことに日本語で書かれたどの解説書でも専門用語を数珠繋ぎにして解説しているせいで、シロートにはさっぱりわけがわかりません。
ドイツ語のやフランス語のfleurのeuほど唇が円くなりません。
・母音が2つ並ぶと長母音になります。
子音
・b,d,gは有声音ではなく、「短い」p,t,kです。破裂に伴う息の流れが少ないか殆どありません。有声破裂音が無い点は、中国語や朝鮮語と似ています。
・子音が2つ並んだ場合、「かなり長い」子音となります。
※じつは母音にも「短い」「長い」「かなり長い」という3種類があるのですが、歌をうたう際に「長い」と「かなり長い」の区別がどこまでつくのか怪しげなので、ここでは解説を割愛します。
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