1型糖尿病は実験動物に見られない本質的に進行性の病巣(Lancet)」で相対的な課題を一切持たず、短期間で絶対的廃絶・枯渇に至ります。

特定の血中ウィルス有無や、抗体の有無等で発症(機序)原因を調べる検査、最も鋭敏で高感度のCPR値(血中自己分泌インスリン能)やIRI値(血中インスリン濃度)などで進行程度が判定されます。

発症原因や進行の程度を調べて、ご自身の糖尿病を徹底的に理解しましょう。

1型糖尿病必須検査
発症期間: (劇症1型): 数日から数週で枯渇(ほぼ8週で確定)
※自己分泌能の回復や改善はあり得ません。
(急性1型): 3年未満で枯渇(ほぼ8週で確定)
※自己分泌能の回復や改善はあり得ません。
0日~8週で廃絶の証明値未満に至ります。
抵抗性無し 抵抗性無し
高感度血中CPR値:
(高感度血中C-ペプチド検査)
廃絶の証明値
<0.1ng/ml未満
下二桁の検査で現在のβ細胞の状態を知ることが出来ます。
この検査で自己分泌残存インスリン能が計れます。
廃絶の証明値:0.1ng/ml未満
(※未満はその数値を含まない)
枯渇値:0.03ng/ml以下
枯渇値
0.03ng/ml未満
※尿によるCPR値測定は不適確な場合が多い。
高感度血中IRI値:
(高感度血中自己分泌インスリン濃度)
高感度血中IRI値
1.0μU/ml未満
感度以下の数値で有れば1型糖尿病の可能性が濃厚となります。
この検査で自己分泌インスリン濃度が計れます。
1.0μU/ml未満 ※外因性インスリン注射には反応しません
特定の血中ウィルス検査:
(数滴の血液で「過去」と「現在」の
特定のウィルス濃度が計れます)

特定のウィルス・・・が原因の場合は特に注意
現在までに特定されたウィルス
(参考)
・コクサッキーB・ウィルス
・サイトメガロ・ウィルス
・EB・ウィルス
・ムンプス・ウィルス
・風疹・ウィルス
・ロタ・ウィルス
・ピコルナ・ウィルス
・エコー・ウィルス
・Ljungan(ユンガン)・ウィルス
です。
自己免疫疾患の検査
この検査で特定のウィルスで発症したかが解ります。
(殆どの人間が感染しているウィルスです)
1型糖尿病患者以外は活性化しないウィルスです。
劇症1型糖尿病であればウィルス反応が出ます 遺伝子分析で、発症時のウィルス値と現在のウィルス値が測定されます。
高血糖(>300mg/dl)持続時の血中ケトン: 特に血中3-ヒドロキシ酪酸の検査
1型糖尿病であれば必ず血中ケトン・アセトンが反応します 尿のケトン体測定は無意味です。
血中抗体(複数)検査:
抗GAD抗体
IA-2抗体
IAA抗体
抗体に関わる疾患検査
1つ又は2つの抗体が検出されれば自己免疫性症候群の1.5型糖尿病(2型糖尿病の一タイプ)
3種全ての抗体が検出され、持病や抵抗性を持たなければ1A型糖尿病の可能性が有ります。(主病や抵抗性が有れば1.5型糖尿病・・・2型糖尿病jの一タイプ)
1型糖尿病であれば血中抗体の反応が出ます ※「抗GAD抗体」+「IA-2抗体」と、インスリンを用いていればIAA抗体は反応します
疾病感受性遺伝子
HLA抗原判定:
血清対応型タイピング:
「DR4」
「DRB1*04」
HLA-DRが「DR4」
DR Locus が「DRB1*04」

1型糖尿病 および 劇症1型糖尿病 とは、何らかの相対的原因抵抗性は持たず特定のウィルスやHLA抗原等を持って発症し、自己分泌インスリン能(高感度CPR値)が数日~3年未満の短期間で、絶対的廃絶に至る自己免疫疾患です!

 何らかの抵抗性や原因がある場合は、2型糖尿病一タイプとなります。
相対的な問題を抱えて相対的に欠乏する事もありますが、食や運動等の生活習慣に係わる相対的な問題改善すれば2型糖尿病の自己分泌能は機能不全等も改善する事が可能です。
 しかし、改善しないままにいると、機能不全や分泌不足で後戻りできない症候群を併発し様々な合併症を引き起こし、癌や多臓器不全等を起こし死に至ります。

※1型糖尿病であれば、自己分泌インスリン能の回復や改善・維持は あり得ません。
1型糖尿病と診断できる「絶対的」検査数値
・・・但し、抵抗性を抱えていないことが1型糖尿病の必須条件です・・・
廃絶の証明値
自己分泌血中インスリン濃度
高感度 IRI値
:1.0μU/ml未満
自己分泌インスリン能
高感度 CPR値
:0.1ng/ml未満

上記の検査値と血糖値を元に、
HOMA-R(抵抗性) が 0.3未満 及び
HOMA-β(分泌能) が 3%未満 を確認

 計算機は 「ここ」

膵・膵島移植研究会の廃絶の証明値(CPR): 0.1ng/ml未満
DCCTによる1型糖尿病の数値(CPR): 0.06ng/ml未満 です。

(未満は、その数値を含まない)
尚、血中ンスリン濃度:IRI値は 注射による外因性インスリンには反応しません!

 その他1.5型糖尿病発症の原因とされるもの
以下「食」に関連するインスリン依存性(自己免疫性症候群)の糖尿病の原因
ビタミンD不足
・・・+日光浴不足にも注意
(一般的に、白い肌で肥満やメタボを抱えている重症2型糖尿病に多い。)

硝酸塩の摂取
に注意
野菜は大変重要な栄養素ですが、生野菜での摂取は極力減らしましょう。
温野菜(煮野菜)にすることで、危険な硝酸塩を減らすことが知られています。

警告:硝酸塩については、以下のサイトを真剣に理解する必要が有ります。

重要参考サイト:硝酸塩が人体に与える影響|ロハスデザイン
・・・硝酸塩は、
葉菜類の野菜に多く含まれています。
硝酸塩を無意識に摂ることによって花粉症・アトピー・喘息などのアレルギーを抱えたり、
癌、アルツハイマー、正常眼圧緑内障や貧血状態となったり、
膵臓、肝臓、腎臓、甲状腺などの機能低下を招きます。

重要参考サイト:
硝酸塩が人体に与える影響|ロハスデザイン


硝酸濃度からみた野菜分類 より

硝酸塩濃度 青果物などの種類 その他の農産物
500~2500mg/kg (危険)ホウレンソウ、コマツナ、エンダイブ、
ケール、カブ菜、シュンギク、ミツバ、
クレソン、青ネギ、パセリ、
ラディッシュ、リーフレタス、
チンゲンサイ、ターサイ、パクチョイ、
セロリ、ニラ、サラダナ等
(主に葉野菜)
(危険)玉露
100~1000mg/kg (注意)キャベツ、結球レタス、白ネギ、
ハクサイ、ダイコン、ゴボウ、
サトイモ
(主に結球する野菜と一部の根菜)
(注意)煎茶
0~500mg/kg ブロッコリー、カリフラワー、トマト、
キュウリ、トウガラシ、芽キャベツ、
エンドウ、ニンジン、アスパラガス、
タマネギ、レンコン、ナス、
ニンニクの芽、エダマメ、バレイショ、
サツマイモ、カボチャ、スイカ、
イチゴなどの果物
(主に果菜、花野菜、一部の根菜、芽野菜など)
番茶、穀物

*旬に栽培されたものであることが前提。加工農産物の蒸気と同様の傾向がある。
以下の商品(硝酸イオンメーター)は、野菜等の植物だけではなく、
ミルクや飲みものなどの液体、唾液や汗等の微量液体類、レモンなどの果汁類、
肉類、井戸水など等々の硝酸塩イオン濃度を測定できます。
硝酸イオンメータC-141
紹介サイト : http://www.tech-jam.com/items/nh-141.phtml 
肉食・井戸水・農薬
・・・(硝酸塩含有動物肉(蛋白質)・脂肪(脂質)。井戸水の硝酸塩含有水は危険です。
農薬を使っている畑地の井戸水は農薬汚染と硝酸塩の複合汚染で危険です。
・・・これらの地域では腎臓病や糖尿病による透析患者が増えています。)

幼児における牛乳
・・・(内蔵未完成児への動物性加工脂質(特に牛乳)は大変危険です)
 
1.5型(2型と1型を併せ持つ)糖尿病でβ細胞を不足に至らしめる原因となる「抗体」は自己免疫性症候群となり得ます。
※主病や抵抗性となる原因を持たず、3年未満で上記CPR値が「廃絶の証明値未満」の場合は1A型糖尿病です。
基準値 陽性値
膵β細胞抗体 ・抗GAD抗体 ≦1.5未満(U/ml) >8.0以上(U/ml)
膵島細胞抗体 ・IA-2抗体(ICA512) <0.4以下(U/ml) >0.4以上(U/ml)
インスリン自己抗体 ・IAA抗体 <1.0以下(U/ml)
又は 10.0%以下
>1.0以上(U/ml)
又は 10.0%以上
その他の抗体 甲状腺自己抗体・・・等

マウスやラット等での動物で実験を行う医学者は「不適切な食事などの有害な効果(Lancet)」で発症する様々な生活習慣病型糖尿病(2型糖尿病)に対する研究です。
残酷・残虐・残忍な動物実験の結果や成果は人間の2型糖尿病には当てはまる可能性は有りますが、1型糖尿病患者には全く当てはまらないものであり、全くの無駄となります。

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