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岩水寺鍾乳洞(がんすいじしょうにゅうどう)





 浜名湖北部には、長い年月をかけて浸食されてできた、晩年期から老年期の標高300m〜400mのゆるやかな山地が広がっています。 これらの山々は、秩父帯と呼ばれる石灰岩をゴロゴロ含む古い時代の岩石から構成されていて、 尾根には、浸食をまぬがれた石灰岩の露頭がカレンフェルトを形成(浜松市北区引佐町の竜ヶ石山や立須峰等)し、 地下には、浸透した雨水によって溶食されてつくられた鍾乳洞が多く点在しています。
 また、日本の大部分を占める酸性土壌では溶けてしまう人骨・動物骨などの自然遺物も、 アルカリ土壌の石灰岩の地層では、遺存状態が良く、 浜松市北区三ヶ日町の只木遺跡では、石灰岩の裂け目(フィッシャー)から「三ヶ日原人(現:縄文人)」の人骨が、 浜松市浜北区の根堅遺跡の石灰岩の洞窟からは、「浜北原人(旧石器時代)」の化石人骨が発見されています。
 根堅洞窟は、岩水寺の採石場跡(現:大駐車場)にある鍾乳洞です。 広い寺域を持つ岩水寺には他にも、長野県の諏訪湖まで続いていると言い伝えられている奥の院の鍾乳洞があります。 かつては、岩水寺鍾乳洞と呼ばれ、コンクリートで舗装された照明完備、延長114mの観光洞でしたが、 1974年の七夕豪雨で内部が崩落したため、以後、入口が閉鎖され、立ち入り禁止となっています。


所   在
  静岡県浜松市浜北区根堅2238
入   洞   立ち入り禁止
料   金   ─
交   通
JR東海道本線「掛川駅」から天竜浜名湖鉄道にて30分の「岩水寺駅」下車、徒歩10分。
JR東海道本線/東海道新幹線「浜松駅」からなら、遠州鉄道「新浜松駅」まで歩き、遠鉄電車にて30分の「遠州岩水寺駅」駅下車、徒歩18分。
車の場合は、東名高速なら、「浜松IC」または「浜松西IC」から30分。
新東名高速利用の場合は、「浜松浜北IC 」から9分,「浜松SAスマートIC」から12分。
駐 車 場
  無し(鍾乳洞前の道路の空きスペースを利用) 2016年3月現在




この橋を渡った突き当り


閉鎖された入口


ちょっとだけ奥を拝見



 松岡さん2016/2/29

 岩水寺の本堂は参拝者で賑わっていましたが、鍾乳洞がある奥の院の方は無人。 鉄柵は小柄なぼくなら入れそうな位の隙間が有り子供がはいる危険も有るので、塞ぐなら隙間をなくして欲しいところ。 入口から見える範囲のコンクリート通路はしっかりしている印象。 40年以上前に大雨で閉洞したと言うことですが、部分的でも公開を再開して欲しいものです。
 鉄柵は、もともとは人が入れないくらいに入り口を覆っていたらしいんですが、いつの間にか、右側部分が壊されてしまったようです。 さらに、観光地としての機能を失った今となっては直すための予算もつかないというのが実情ではないでしょうか。 岩水寺鍾乳洞は、かつてはたくさんの人が訪れた有名所ですので、 全国的に鍾乳洞人気が再び高まれば、松岡さんがおっしゃるように岩水寺鍾乳洞も安全対策にお金をかけて再公開なんてことになるかも知れませんね。




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