ユーザー車検(旧型ライン編)
1)外観検査
はじめに外観検査をおこないます。これは、車の車体番号などの確認とライト類の検査です。
●まず、検査官がまわってきたら降りて書類をわたし、ボンネットをあけます。ここで、車体番号の確認がおこなわれます。すぐに終わります。
●おわったら、すぐに運転席に乗り込みます。すると検査官が「ライト」「ウィンカー」などと言うので、すばやく指示どうりに灯火させます。結構、小さい声で言ったりするので聞き逃さないよう耳をすませましょう。
(指示される項目)
前のスモール点灯
ヘッドライト点灯
ヘッドライトを上向きに
前のウィンカーの点灯(左右)
後ろのスモール点灯
ブレーキを踏む(ブレーキランプの点灯)
後ろのウィンカー点灯(左右)
バックに入れる(バックランプの点灯)
ハザードランプの点灯
ホーンを鳴らす
ウォッシャー・ワイパー検査
検査官によっても項目が変わります。
合格すると、自動車検査票にハンコウを押して返されます。もらったらバインダーからはずします。
2)検査準備
いよいよラインにはいります。
このとき前の車の右側(運転席側)のタイヤを見ましょう。黄色い線の上にきれいに乗っかってるはずです。これは、案内線というもので前の車にならってきれいにタイヤを乗せましょう。後ろのタイヤは特に注意しましょう。
次に、前のタイヤが回る車(FF車)だけ申請をします。
下のような 選択ボックス がラインの右側に立っているので、駐車ブレーキのスイッチの「前輪」「後輪」のどちらかあてはまる方を押します。
選択ボックス

スバルの一部車種をのぞき、ほとんどが「後輪」となります。
このとき、FRに切り替えられない4WD車は横に付いてるインターホンで「フルタイム4WDです。」と知らせます。
押したら右側の信号が青になるまで待ちます。
3)サイドスリップ、ブレーキ、スピードメーター検査
信号が青になったら案内線にそってゆっくり進みます。
テスターは下のような配置になってます。

上には下のような掲示板があり、指示が出されます。これに従います。

まずは、前輪ブレーキテストです。
・前輪をブレーキテスターの上に載せる。
・この時、すでにサイドスリップ検査は終わっていて、上の掲示板に合否が表示されています。(Oなら合格。Xなら再検査)
・掲示板をよーーく見て、「ふむ」が光ったら、すばやく、かつ床をぬくぐらいの勢いで踏みます。さらに、「はなす」が光ったら、すばやくはなします。
「ふむ」が光ってから「はなす」が光るまで、あっという間。反射神経を総動員してのぞみましょう。すばやくはなさないとブレーキの”ひきずり”と判断されます。
・判定が出たら次のテストにすすみます。
次は、前輪駆動はスピードメーターテスト>後輪ブレーキテストとなります。
後輪駆動は後輪ブレーキテスト>スピードメーターテストとなります。
FRに切り替えられない4WDはスピードメーターテストはやりません次は後輪ブレーキテストとなります。
スピードメーターテスト
・駆動するタイヤをスピードテスターにのせます。
・横に上から垂れ下がってるスイッチがあるので室内に引き込みます
・オートマなら、”D”レンジ、マニュアルなら2速へ入れてタイヤをまわし、メーター読みで40kmになったら引き込んだスイッチをおします。
・判定が出たら次のテストにすすみます。
後輪・駐車ブレーキテスト
・後輪をブレーキテスターに乗せて、前輪と同様にテストをします。
・同時に駐車ブレーキテストも行われます。これも、すばやく、かつ、ワイヤーを切る勢いで、ひっぱります。
・判定が出たら次のテストにすすみます。
サイドスリップ・ブレーキ・スピードの検査が終わったら、後ろの人のために前に進み、ラインの右側にある記録器に自動車検査票の
”自動記録器 差込方向 ↑ 折り曲げたりしないで下さい”
の方を差し込みます。すると、「ガタッ」と音がして記録されます。
記録器
こんなやつ。
4)ライト・排ガス検査
・案内線をはずさないようにゆっくり前進します。
・ガイドレールのあるタイプのラインはそのレールに進入して前進。ないタイプはそのまま前進。
・鏡を見ながら停止線に車の先端をあわせます。
右側に掲示板がある場合はそれに従います。
・止めたら、ヘッドライトを点灯し、上向きにして車から降ります。
・車の後ろに回り、ラインの右側においてあるプローブをマフラーの出口に30cmほど差し込みます。
プローブ
こんなやつ。
・判定結果が出たらプローブを元の場所にもどします。
・記録器で記録して次の検査へ進みます。
5)下回り検査
最後の検査です。
・ゆっくり前進し、案内線の先にある2つコブの谷間に右前輪をいれます。
・エンジンを切ります。しばらくすると下からカンカン音がします。
・右側にある掲示板を注目し指示に従います。
・判定が出たら前進して記録器で記録します。
・このとき1つでも不合格があったら、次の書類提出はしません。すどおりして予備検行くか、自分でなおします。
6)書類提出
・検査が終わったら、ラインの最後にある総合判定所(プレハブ)の中にいる検査官に”すべての書類を”提出します。
・すべて合格ならハンコを押されて返されます。
・ハンコウをもらったら、車を駐車場に移動し、”継続検査窓口”へ行きます。
・自賠責証明書以外の書類を提出。不備がなければ新しい車検証とシールがもらえます。
・最後にフロントガラスのシールをはりかえて車検終了!!
7)再検査
・どれか1つでも不合格があったら予備検などでなおし、再びラインにならびます。
・信号のところまで進んだら、選択ボックスの横に付いてるインターホンで「次の車〜〜の再検査をお願いします。」 と知らせます。
・再検査するテスターまで進んで検査をし、合格したら記録器で記録します。
・6)書類提出へ
なお、関西地方では順番が入れ替わっている場合があります。
8)最後にマナーなど
・車検場は基本的にプロの車屋が時間と戦いながら仕事をする場所です。
ユーザー車検に慣れていない場合は受験する時間を午前のできるだけ早い時間に行きましょう。
なぜなら、車検場はお役所仕事なので昼休みの時間になったら待ってる車が居ようと昼休みになります。
なので昼休み直前にレーンに入って不手際で時間がかかり昼休みになってしまおうものなら、後ろで待ってる業者さんたちは昼休みが明けるまで1時間待たなければならなくなります。たまにキレてる人も居ます(笑)
もし午前ギリギリの時間になってしまったら午後まで待って午後1番で受けるのも手です。
また、再検査になった項目を自分で修理してトライしてみるのも良いですが、自分で治してみてダメなら2回目は予備検に行って直しましょう。
たまにライト光軸を素人調整して何度も何度もレーンに来る人が居ますが、特にライト検査は時間がかかるので業者側からみれば本当にイイ迷惑ですし、検査官に怒られてる人も見たことがあります。
再検査項目も1度自分で調整してみてダメなら素直に予備検に行って調整し、レーンはできるだけ多くの人が流せるようにしましょう。
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