パンクについて

今回はパンクしたときの対処方法を紹介します。
たかがパンクと甘く見ていると、大きな損害につながったりします


1、原因を発見した場合
もし、「パンクした」と感じる前にタイヤに刺さったクギなどを発見した場合、クギなどは抜かず、そのままにしてスピードを上げずガソリンスタンドなどに直行します。
ほとんどの車に使われているチューブレスタイプのタイヤは、刺さった異物を抜いてしまうと一気に空気が抜けてしまいます。


2、パンクを発見した場合
明らかにタイヤがつぶれて「まさにパンク!」というときはスペアタイヤに交換しなければなりません。
その状態まま走行するとタイヤ自体が使えなくなり、パンク修理ではなくタイヤ交換になってしまう事があります。
またパンクしたタイヤで走ると突然ハンドルを取られて、あらぬ方向へ走っていったり、タイヤがホイールから外れて動けなくなったりします。
そうなる前にパンクに気づいたらスペアタイヤに交換しましょう。


3、スペアタイヤ交換に必要なもの

・ジャッキ

・ホイールレンチ(又は十字レンチ)

・ロックナットを付けている場合はロックナット外し

・レンチの入らないホイールはロングソケット

・ホンダ車で車外アルミを履いてる場合は純正ナット(1ホイール分)

・ホンダ車、スバル車、スズキ車、外車で車外アルミを履き、ナットの大きさが変わっている場合は変換アダプターか十字レンチ

・その他、特殊ナット使用ホイールはそのアダプター。


−−注意−−
車載ジャッキは車によって色々なので、説明書を良く読み使い方を把握しておきましょう。

ロングソケットやロックナット外しは、無くしている人が多いのでタイヤが無事なうちに探しておきましょう。

ホンダ車はホイールナットの形状が特殊なので、社外アルミにしている場合、ナットも一緒に変えていると思います。
スペアタイヤにしたときに社外のナットを使うと、ナットが緩んできてしまう事があるので純正ナットを1ホイール分積んでおきましょう。


社外ホイールに使うナットはホイールに当たる部分が直線のため、
ナットが当たる部分が曲線のホンダ純正ホイールに使うと当たる面積が小さくなり、
緩みやすくなります。

そして、ホンダ車、スバル車、スズキ車は純正のナットのほとんどが19mm。ベンツ、BMW、VWなどは純正ボルトの頭が、ほとんど17mmなので、ホイールとナット(ボルト)を一緒に変えている場合、車載工具のホイールレンチではナットを外せない場合があるので注意しましょう。


4、スペアタイヤを交換する位置
FF,FR,MRの車は駆動輪にスペアタイヤを装着できないことがあります。
これは駆動系の保護のためで、短い距離を走るのならあまり問題はないですが、長い距離を走ると駆動系の機械を壊してしまい大きな出費になります。

例えばFFの車で前のタイヤがパンクした場合、まずパンクしていない後ろのタイヤをスペアタイヤと交換します。
そして後輪から外した「パンクしてないタイヤ」を、前の「パンクしたタイヤ」と交換します。


5、スペアタイヤ交換、実践編

1)まずサイドブレーキを確実にひき、交換するタイヤのナットをホイールレンチなどで半回転ほど緩めます。
ただし、緩める順番は対角の順番で緩めます。
端から順番に緩めていくと最後の1つが硬くなる事があります。



2)ジャッキを確実にジャッキポイントにかけ、車体を持ち上げていきます。
この時、持ち上げてるタイヤ近くに手足をおいたり、ジャッキポイント以外のところにジャッキをかけると危険なので気を付けましょう。

また、乗用車タイプの車でジャッキポイントが曲がっていたり、サイドステップなどでジャッキポイントにジャッキがかからない場合は、非常手段としてジャッキの上に「ジャンプ」や「マガジン」ほどの週刊誌(ヤングジャンプやヤングマガジンだと薄いかも)をのせてクッションにし、ジャッキポイントの奥(フロア部分)で持ち上げます。


3)タイヤが完全に浮いたらナットを緩めてホイールを取り外し、スペアタイヤに付け替えます。


4)タイヤが浮いている状態で、すべてのナットを対角の順番で締めていきます。
各ナットを1回ずつ締めただけではホイールが固定されてない場合があるので、何回か対角の順番で締めていきます。


5)おおかたホイールが固定されたらジャッキを降ろし、すべてのナットを対角の順番で増し締めします。
これで終了。


6、トラブルシュ−ティング

・ナットが硬くて緩まない!
硬く締まって回らないナットはホイールレンチをナットに確実にかませ、上から蹴り落とします。
グキッっという音と共に緩みます。


・ナットを全部はずしたのにホイールがはずれない!
こんなときは、タイヤの上側の側面を軽く蹴ります。
ただ、蹴った後、そのまま足でタイヤを押し付けないと、タイヤが跳ねてケガをする事があります。
また、あまり強く蹴るとジャッキが倒れる事があるので注意しながら蹴りましょう。

それでもだめなら、ホイールレンチをハンマー代わりにしてホイールの裏側のリムを叩きます。
これも、あまり強く叩くとジャッキが倒れたりホイールが曲がったりするので気を付けましょう。



7、注意

・ナットは強く締めすぎるとホイールが歪む事があります。
特に、熱くなっているアルミホイールは歪みやすいので気を付けましょう。
機会があったらトルクレンチで規定のトルクを体験しましょう。

・特にハードトップの車などはジャッキアップ中にドアを開けると車体が歪み、再びドアを閉めるときにピラーやバイザーなどに干渉する事があるので、使う物をすべて室内から出して作業を始めましょう。

・ホイールスペーサーは外してスペアタイヤを付けましょう。

・偏摩耗によってパンクしたときは、タイヤから出たワイヤーで手を切ったりするので気を付けましょう。

・もし一度も車載工具だけでスペアタイヤ交換をした事が無いのなら、パンクする前に練習しておいた方が良いとおもいます。

もし足りない物に気づいたり、やり方が分からなくても、練習なら何とかなりますが本番ではどうにもなりません。


8、情報
(h.kitouさんの情報です。)

パンクの可能性が一番多いのは、左後輪だそうです。
路肩に近いほどパンクの原因となるものが落ちていて、それを前輪で踏んで飛ばして、その後後輪が踏んでパンクする例が多いからだそうです。
ちなみに、鹿児島では台風後にはいろんな飛散物が落ちていてパンクが多ようです。




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