水と油。それが重要!(その1)
車にはさまざまな、水と油が使われています。
ここでは、どんなところで、どんな活躍をしているのかを紹介します。
エンジンオイル
車に使われている水と油の中でも一番重要なもの。
役目はエンジンの中のピストンとシリンダーの間に膜を作り金属摩耗を防いだりエンジン内の可動金属部品の磨耗を防ぎます。
さらに、エンジン内の掃除もします。特にディーゼル用オイルはその効果が高いです。
また、エンジン内の冷却も役目のひとつです。
エンジンオイルは空気に触れると酸化し始め、約半年で性能は劣化してゆくそうです。
距離を走ってなくても半年に1度くらいは交換しましょう。
また、保管するのであれば、しっかりフタをして日の当たらないところに置いておきましょう。
ちなみに、オイルはそこらへんに捨てると違法行為となります。
ミッションオイル・ATF
ミッションオイルの役目はその名の通りミッションの潤滑です。
性能が劣化すると、ギアの入りが悪くなったり、ギアが鳴いたりします。
また、ミッションオイルはあまり粘度の高いものを入れるとシフトチェンジが硬くなることがあるので気を付けましょう。
ATFはオートマチックギアの潤滑とエンジン動力の伝達をします。
性能が劣化すると変速時のショックが大きくなり、燃費が悪くなります。
さらに、長い間交換してなくて、突然交換したりすると、全く走らなくなることもあります。
ATFはだいたい2〜3万km毎に交換しましょう。
ちなみに、ホンダはミッションオイルもATFも専用のものを使っているので、純正以外は使わない方が無難です。
ただ、機械式のLSDを入れた場合はシフトフィーリングを犠牲にし、硬いミッションオイルを入れなくてはなりません。
冷却水(LLC,クーラント液)
冷却水の役目はエンジンの冷却です。
液の量が減った場合、すぐオーバーヒートします。
また、量が足りていても性能が劣化しているとエンジン内にサビを作ってしまいます。
新品の冷却水は蛍光色のような鮮烈な緑か赤です。
にごってきていたり、錆が混ざっていいるようだったら交換しましょう。
また、ラジエーターキャップも1年に1回交換が目安だそうです。
ウォッシャー液
無くても走ら無いわけでないけど無くなってしまうと、なにげに不便だったりするのがウォッシャー液。
良くあるのがウォッシャー液を出しているモーターの故障。
原因は、空なのにウォッシャー液を出そうとしたり、ウォッシャー液の出る穴が詰まっているのに無理に出そうとするとなってしまいます。
また、たまにウォッシャー液を薄めすぎて使う人がいますが、薄めすぎるとウォッシャー液が凍ってしまい、配管やウォッシャータンクの裂れつの原因になります。気を付けましょう。
ブレーキフルード
おそらく、ブレーキフルードを点検すると真っ黒な人が多いのでは?
もともとブレーキフルードは透明で、水分を吸って色が着くほど性能が低下しフェードしやすくなります。
説明書などを見て定期的に交換することをお勧めします。
ブレーキフルードは性能の違いをDOTという規格で分類しており純正はほとんどDOT3です。
DOTとはフェードする温度の違いを表したもので、数が多いほどフェードしにくくなります。
しかし、フェードしにくくなる反面、水分もよく吸うので、寿命は短くなります。
また、交換するときにブレーキフルードのタンクにDOT3を入れるように書いてありますが、DOT4くらいなら入れてもまず大丈夫です。
ただ、トラブルが起きるといけないので、買うときに確認してから買うことをおすすめします。
ちなみに、フルードを選ぶポイントは「ウェット沸点」の温度。
これは、湿気を吸ったときのフェード温度をあらわし、これが高いほどフェードしにくくなります。
「ドライ沸点」はあまり実用的なフェード温度ではないので、2つのフルードのウェット沸点がおなじで迷ってしまったらドライ沸点の高い方を選びましょう。
それと、よくブレーキフルードが減ってしまったからといって足している人がいますが、それは厳禁です。
ブレーキフルードがどこかから漏れて減ってしまっている時以外は足してはいけません。
ブレーキフルードは性質上減ることはないのでブレーキフルードが減っているということはブレーキパットが減っているということ。
ブレーキフルードがLOWラインに近づいていたら、まずフロントのブレーキパッドを見てみましょう。
もし足してしまったら、ブレーキパッドを交換するときにその事を告げるか、自分で交換するなら交換した後ブレーキフルードのタンクにキレイなウエスを突っ込んでブレーキフルード染み込ませるという作業を何度か繰り返してHiラインより上に行かないようにしましょう。
クラッチ液
油圧クラッチ車にある液体です。
この液体は忘れがちですが、ずっと交換していないとクラッチの切れが悪くなってしまいます。
ただ、自分でやるとなるとすこし大変です。
クラッチの切れが悪くなったなぁ・・・と思ったら、まず点検してみましょう。
それでもダメなら、クラッチ周辺の交換を覚悟しましょう。
また、クラッチ液も性質上減ることはないので、もし減っているようだったらマスターやオペレーティングからの漏れが考えられます。
クラッチが切れなくなる前に点検しておきましょう。
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