工具ガイド(便利工具編)
今回は車の整備に必要な工具の紹介です
1、ラチェットセット
これらのセットがあるだけで作業スピードがグッと速くなります。
スピンナーとラチェットハンドル
左の2本がスピンナーで、右の2本がラチェットハンドルです。
この工具の先にナットにかませる色々なサイズのソケットを付けて使います。
スピンナーはソケットを付ける部分が動くのでメガネレンチでは角度的につらいところなどに有効です。
また、遠くにあるナットなどにはエクステンションバーなどを使って緩めたりもできます。
一方ラチェットハンドルは「緩める」か「締める」のどちらか一方にしか回らないようになっているので、素早く緩めたり締めたりする事ができます。
ただ、ラチェットハンドルで本締めや、1発目の緩めを行うと壊れる事があります。
また、ラチェットもセットで安く売っていますが、ラチェットハンドルが動かなくなったり、ソケットが割れたり、かなり粗悪品が多いようです。気を付けましょう。
ソケット
エクステンション
ソケットにはボルト・ナットを回す部分が、6角形と12角形のものがあります。
12角形はスピンナーに装着して使った場合、6角形にくらべ細かくボルト・ナットを回す事ができるので、狭いところには有効です。
ただし、6角形にくらべて12角形のほうがなめやすいので、ソケットをそろえるときには14mmくらいまでは6角形、17mmからは12角形がお勧めです。
また、ソケットにはスタンダードのほかに、ディープソケット(写真左上)、ヘックスソケット(写真右上)、首振り(写真中段右端)などがあります。
ディープソケットはバッテリークランプのナットなど、ナットからボルト部分が長く飛び出しているときに有効です。
首振りはソケットの根元に角度を付ける事ができます。
ソケットやエクステンションにはスピンナーやラチェットハンドルとの連結部分にサイズがあります。
多く使うのは9.5というサイズで、このサイズのラチェットハンドルやソケットをまずそろえましょう。
それよりも1サイズ大きい11.7というサイズは、大きなボルト・ナットに使います。
2、板ラチェット
板ラチェット(オフセットタイプ)
板ラチェットはメガネレンチの薄さでラチェットハンドルと同じ効果が得られるものです。
ソケットを付けたラチェットハンドルが入らないくらいの狭い隙間にあるボルト・ナットを外すのに、かなり重宝します。
この工具もメガネレンチ同様、オフセットタイプとストレートタイプがありますが、オフセットタイプの方が使えると思います。
3、モンキーレンチ
モンキーレンチ
モンキーレンチはサイズ調整のできるスパナレンチのような物です。
モンキーレンチはスパナに比べてボルト・ナットを、サイズ調節機構によって挟み込む事ができるので、スパナよりもガタが少なく回せます。
ただし、メガネレンチやソケットに比べるとナメやすいので、注意が必要です。
4、電工セット
電工セット
電気系の取り付けに必要なのがこれらの工具。
上にあるのは、カーペット下やコンソール内に配線を引き込んだりするのに便利な工具。
柄の赤いところを押すと先から爪が飛び出し、配線などをガッチリつかみます。
また、手の入らないところに落ちたネジなどを取るのにも便利。
下段の左端は「内装はがし」で、内装を止めているクリップを釘抜きの要領で引っこ抜きます。
左から2番目が「検電棒」。赤いクリップ部分をアースさせ、先の尖った部分に+電流を感知すると光るようになっています。
ACC電源や車速線を探したりするのに便利です。
左から3番目が「電工ペンチ」。配線同士を結線する端子を配線につけたり、配線の皮をむいたりします。
左から4番目が「ニッパー」。配線を切ったり、タイラップのあまりを切ったりします。
右端のケースが配線同士を結線する端子と電源取り出しようのエレクトロタップ(赤いやつ)。
また、黒く見えるのがタイラップで配線をまとめたりするのに便利です。
5、トルクレンチ
トルクレンチ
ボルト・ナットを正確な力で締めるのに必要なのがトルクレンチ。
エンジン系統や、ブレーキ系統の整備には欠かせません。
トルクレンチにもトルクの範囲があり、整備の内容によっては何本か必要になってくる事があります。
6、パイプレンチ
パイプレンチ
もともとは水道管などの丸いものを回すための工具です。
車の整備では、サビたり、ナメたりしたボルト・ナットを回したり、カートリッジ式のショックのナットを回したり、結構使えます。
7、プラグレンチ
プラグレンチ
チューニングしたエンジンやロータリーエンジンはプラグ点検用に専用のプラグレンチをそろえておくと便利です。
ロータリーの場合は写真のようなタイプではなく、プラグソケットが必要です。
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