Backward
THE ALMIGHTY
[POWERTRIPPIN]
[CRANK]
惜しまれつつも解散してしまったが、彼等のベスト盤を挙げるとしたら個人的にはこの1枚。
なんせ1曲目から[ULTRAVIOLENT]なんていうカッコイイ曲で始まるしドライブ感は抜群。
とても男臭い良質のハードロックアルバムの典型です。1回でいいから実際にライブを見てみたかった。
今でも好きな人は多いと思うが、リッキー・ワーウィックの新バンドも聞いてみたいな。何故かピアスが付いてきた1枚。
ANNIHILATOR
[ＡＬＩＣＥ ＩＮ ＨＥＬＬ]
記念すべき彼等のデビュー作。（'89年発表）
今考えると当時のカナダ産のロックってあまりぱっとしなかったような気がしましたが、こんな凄い奴がいたんですね。
ほとんどバンドのフロントマンであるジェフ・ウォーターズの一人相撲なアルバムなんですが、初期のメガデスみたいな音楽です。（クラシカルな要素は入ってるけど）
様々な展開を見せるエッジの効いたハイスピードスラッシュメタルですかね。あ。サヴァタージなんかが一番近いかも。
で、何にそんなに惹かれたかと言うと演奏力が高いんです。ギターの演奏テクニックは勿論の事、やたらと音数が多いベースや緩急自在なドラム。
このアルバム作った時はこいつら何歳だったのでしょう、と。さらにはリフを重視する私の好みにぴったりの曲がたくさん。
これで、ダミ声ヴォーカルじゃなかったらなぁ・・・って、これはこれでいいんですけどね。
録音状況がもっと良かったら歴史的名盤になってたであろう作品。まぁ、最初からレコード会社の待遇も良い訳ないんだけど。
[SET THE WORLD ON FIRE]
続いて3作目がこれ。（これは'93年）
気づいたらメンバーがさっくし変わってるようですが、やっぱりジェフ・ウォーターズ
（今回のアルバムのこいつの写真見たら、アンスラックスのダン・スピッツにすげー似てる気が・・・）もさくさく解雇したりする人なんでしょうか。
それとも、毎回コンセプトアルバムを作るのに固定させないんでしょうか。
本作では、ソリッドで攻撃的な私が最も惚れ込んだギターワークよりも、ややヴォーカルを全面に押し出した感があるような気がします。
良く言えば、音楽性の幅が広がったが、中途半端と言うか・・・個人的にはデビュー作の速い・上手いといった所が好きだった訳で。
もっと分かり易く一本化してくれた方が良かったかなぁ。
でもそんなに出来の悪いアルバムではないし、演奏も相変わらず上手いし、いかにもヘヴィメタルしてます。
最初はそうでもなかったけど、聞けば聞くほど良さが分かってきた１枚。
[REFRESH THE DEMON]
立て続けに買った3枚目がこれ。（'96年） 結論から言うとこれが一番お勧めです。
何やら今度はメンバーだけでなく、レコード会社まで変わってるけど。（笑）
帰ってきたスピーディなリフの数々とテクニカルでソリッドなギター。
楽曲群も個人的に本作が最も充実。（というかスラッシュ然としてるのが続くだけかも）
ここまで来たのだから当然アレンジや音質も格段に上がっている。（ような気がする）
叙情性は薄れ力で勝負を挑んできている意気込みを私は買いたいと思う。
2つ上にコメントしたデビュー作の頃の初心に戻りパワーアップさせたような感じですかね。
アルバム全体を通して、全く飽きないし、聞いてて楽しい。もうとりあえず、車の中でかけるのはほとんどこれになってます。
このアルバム聞くなら是非低音を全開にして聞いて頂きたい。今回のはドラム以外ほとんど一人で演奏してるようです。
あぁぁ、こいつの才能が怖い。そして、凄い。ここまでくるとカナダの偉大なる功績です。（全然認められてないけど）
超推奨盤。
ANTHRAX
[STOMP 442]
私が中学生の頃、仲間内ではメタリカ派とアンスラ派に分かれていました。
私は後者で、ヘヴィながらも彼等が持つファンキーさが好きでした。
このアルバムは、ダン・スピッツとジョーイ・ベラドナが抜け、ジョン・ブッシュが加入した後の作品。
メンバー変更は正解かも。前作も好きだけど、モダンヘヴィネスがうまく取り入れられて成功したのが本作。
確かパンテラのダレルがゲスト参加してたと思う。
[VOLUME 8: THE THREAT IS REAL!]
約2年半ぶり、8枚目のニューアルバム。
まだこのアルバムの詳しい情報は知らないけど、プロデュースはフーファイやセラピー？、オールマイティーを手がけたクリス・シェルドン。
久々に私のお気に入りランキング1位が入れ替わった作品。とにかく個人的にツボにはまってしまった1枚。
初期のようなドライブ感やヘヴィさが満載で、ちょっぴりファンキー。しかもメロディが秀逸のデキ。
捨て曲がなく、アルバム全体を通して完成度高いし、当分車の中はこのCD1枚で過ごすことになりそう。
久々にヘッドバンキング全開の曲もあるし。パンテラのダレルとフィルが前作に続いてゲスト参加してます。
この人たちももう大御所でしょ。
BAD SEED
[BAD SEED]
実は隠れた名盤で、ドゥームやゴシックの流れを組むようなアルバム。
このジャンルでは珍しく、歌やコーラスも上出来。見つけられたら是非聞いて欲しい。
同じような曲が続くが、気にならないほど曲もかっこいい。
しかし、新作は見当たらないし、ただの一発屋かも。
ちょっとサバス入ってます。これは'95年発表（らしい）。その系統が好きな人は必聴です。
BECK
[ODELAY]
彼等の確か[DEVILS HAIRCUT]か何かのライブ映像を見て一発で聞きたくなってしまったアルバム。
めちゃめちゃ動きが素敵だったので、思わず聞いてみたらこれまた凄いアルバムでした。
ヒップホップやブルースなど様々なエッセンスが複雑に、そして絶妙に融合している。
歌詞はちょっとどうでもいいこと歌ってるけど、曲はカッコイイ。こういうローテクなバンドが流行るのも彼等の存在あってこそ。
聴けば聴くほど良いアルバムです。
BIOHAZARD
[URBAN DISCIPLINE]
[STATE OF THE WORLD ADDRESS]
見た目極悪だと思ったらブルックリン育ちの荒くれ4人組。
見た目と同じですっげー押せ押せな感じのするコアなアルバム。
ヘヴィメタルながらも所々に見せる跳ねるリズムとかヒップホップなヴォーカルがかなり私のツボをピンポイントで突いてます。
大分類するとパンテラに近いけど、雰囲気も音楽性も正反対かな。横ノリな曲が多いし。
例えて言うなら、ドラッグやりすぎてぶっ壊れたヘルメットってな感じかも。
彼等にはホント隠れファンが多かったりする。（らしい）
BLACK LABEL SOCIETY
[SONIC BREW]
ブラックレーベルソサイエティって何じゃ、と思いきやあのパンタロンに丸太のような太い腕で小汚いレスポールを弾くあのザックワイルドのソロのプロジェクト。
私の中では最高峰に大好きなギタリストであるし、本作品もお気に入りに追加決定。
何が凄いって、ストレート一本勝負のアルバムです。超ヘヴィネスな轟音がもう病み付きになること間違いなし。
多分、チューニングを2音半かそれ以上下げてるんじゃないかな。
普通のプレイヤーで聞いても割れるでしょうねぇ。（まぁ、そんなに大きな音出さないでしょうか、私みたいに。）
話によると、ドラムス以外は全部ザックワイルドの演奏みたいだし、
ここ最近サザンロックやアコースティックな音楽を展開していた彼が一気に爆発したのを感じ取れる事が出来るアルバムです。
やっぱりザックはこうでなくちゃ、と思う今日この頃。
BLIND MELON
[BLIND MELON]
エレクトリックとアコースティックが見事に融合しているアルバム。
彼等に関しての知識は全くないが、結構聞き込んだ覚えがある。
特に、#5や#7は秀逸。非常にナチュラルな感じの音で、個人的には「乾いた音」という風に聞こえる。
メロディも良いし、曲の構成も風変わりで面白い。もう解散してしまった様ですが、他のアルバムも聞いてみたい。
BUCKCHERRY
[BUCKCHERRY]
これがデビューアルバムで、あのガンズの再来という噂がたつ程の大型新人と言われ思わず手に取ってしまった1枚。
まぁ、基本的にオーソドックスなアメリカンなR&Rアルバムなんだけど、元祖ほどキレてないし爆発力が感じられないかなぁ。
その代わりドライブ感とか叙情性なんかはこっちの方が上回ってるかも。
メンツみると全身タトゥー入ってるしかなりコワモテだし、ビジュアル的にもそんなにセールスは見込めないでしょう。
でも、ビデオクリップにもなってる#6なんかはすっげー良い曲です。
いまどきになって、古き良き時代のロックンロールが聴きたくなった人にはお勧め。
BUCKETHEAD
[MONSTERS AND ROBOTS]
この人（ロボット？？）の頭のおかしさは世界でも最高峰でしょう。（笑）
今回はケンタッキーフライドチキンのバスケットを頭に被ってます・・・。
ただ、その代わりギターの上手さも世界最高峰。中身はスティーブ・ヴァイとか噂もあったけどね。
とにかく全てが謎な人。（しつこいけどロボット？？）
基本的にハードだったりエレクトロニックな感じですが、本作は参加アーティストがほんと豪華です。
レス・クレイプール（プライマスのこちらも変態バカウマベーシスト）とかファンクの大御所ビル・ラズウェルとブーツィ・コリンズなどなど・・・。
これらの名前を見れば、それだけでこのアルバムが凄いのがお分かりでしょう。
この人はファンク系統弾かせてもって言うか、何弾かせても上手過ぎ。（笑） ギター弾く人は1回でも聞いてみて。
CATHEDRAL
[THE ETHEREAL MIRROR]
リー・ドリアン率いるドゥームメタルの筆頭的存在である彼等の2ND。
ナパーム・デスのようなグラインド・コアやデス・メタルとは異なり、徹底的にスピード感を押さえて、スローなリフがホントにかっこいい。
泣きのギターやヘヴィ・メタル的アプローチ、歌も聞きやすくなったこともあって（多少だけど）、デビュー作よりもアングラな感じはなくなっている。
とにかく圧倒的に重くて、威圧させられる共に、哀愁や叙情といったものを感じられるアルバム。
初期のブラックサバスなんかが好きな人はどうぞ。
ものすごい説得力で私を憂鬱にさせるので、家でしか聞かないようなアルバムです。
ジャケのアートワークもとにかくかっこいい。
THE CHEMICAL BROTHERS
[DIG YOUR OWN HOLE]
デジタルロックと言われる中でも、プロディジーと人気を二分するのが彼等2人組。
オアシスのノエル・ギャラガーの声をサンプリングというか、コラボレーションした[SETTING
SUN]はあまりにも有名。
ちょっとブレイクビーツやドラムンベース寄りのサウンドで、絶妙なビートがやたらとはまります。
ハードコア・テクノというかアグレッシブ。なんかこのアルバムの出現は「リズム革命」とまで言われたぐらい凄いアルバム。
CLAWFINGER
[DEAF DUMB BLIND]
全編打ち込みの機械的なサウンドにラップが乗っているアルバム。
確かスウェーデン出身で、これがデビュー作。なんか、頑張れば2人ぐらいで作れそうな安っぽさが好き。
ちょっとだけフェイスノーモアとか入ってる感じを受ける。2ND,3RDよりもヘヴィではないけど、アイディアは面白い。
実は隠れた名盤です。
CREED
[MY OWN PRISON]
パールジャムそっくりのヴォーカルに、ミドルテンポのダークな感じ一辺倒のアルバム。
ブルージーとは違うかもしれないけれども、哀愁漂うへヴィロック。
印象的には初期のALICE IN CHAINSみたいな感じなのかも。
曲調はアルバム通して概ね同じに聞こえるけど、じっくり聞き込めば味が出ます。
[HUMAN CLAY]
デビューアルバムをさらにスケールアップさせた2ND。
こっちの方が多少聞きやすいかもしれない。さらにメランコリー。
これだけミドルテンポが続くと、個人的にはクルマの中ではかけづらいかも。
ビルボードでもちらほら出てきた曲がいくつか。
もっと破壊的な感じだったらすっごい好きになると思うんだけどなぁ。
DANCE HALL CRASHERS
[LOCK JAW]
ジャンル的にはもろにスカコアで私はほとんど聞かないジャンルなんですが・・・。
ウリは女性ツインボーカルのハーモニーでしょう。今回美貌ではありません。（笑）
とにかく爽快でウキウキ気分になること間違いなしです。
本作がデビュー作（'95年）なんですが、曲も全体的に洗練されてるし、なめてかかったらやられる感じ。
捨て曲もほとんど無いし、かなりお勧め。詳しい事はまったく分かりませんが・・・。
あんまり例えようが無くて、新しい音を聞かせてくれます。
DIZZY MIZZ LIZZY
[DIZZY MIZZ LIZZY]
デンマークの若僧（当時ね）3人組みのデビュー作。
ちょっと演奏が物足りないけど、ビートルズのエッセンスが垣間見られる楽曲は良いです。
特に#5は歴史に残る1曲かも。（言い過ぎ）
あんまり類を見ないような音楽を聞きたい人にお勧め、型にはまることのない１枚です。
将来を期待できるような気がする。が、さっくり解散してしまいました。
[ROTATOR]
DOKKEN
[BACK FOR THE ATTACK]
古き良き時代の頃のドッケン。
最近ではモダンヘヴィネスとかいう魔物に取り憑かれていて、あんまり好きじゃないのでお勧めするならこの1枚。
というかジョージ・リンチのギタープレイを聞いて欲しい。
まぁ彼等のベストアルバムといったらこれしかないでしょ、という感じです。
今聞くと結構新鮮な気がするけど、10年ぐらい前にハードロックというかＬＡメタルの中では大御所的存在でした。
彼等の過去の栄光を振り返るために必要な1枚。
私は、今でも聞いてますけど。
EXTREME
[PORNOGRAFFITTI]
8年も前から私が聞き続けているアルバムであり、ファンクとメタルの融合を図って猛烈な人気を獲得したのがこのアルバムでもある。
その後、彼等はビートルズをパクったとして猛烈な批判も獲得。
ヴォーカルのゲイリー・シャロンのヴァンヘイレン加入など、解散した現在でもちらほらと名前が浮かび上がる。
個人的にはこのアルバムに関して欠点らしき点は見当たらないように思える。（ひいきだけどね）
最近出たベスト盤を買うならこちらをお勧めしておきたい。
ギタープレイがもっと聞きたいなら、ヌーノ・ベッテンコートのソロをお勧め。
彼のプロデュースぶりはこちらでも聞くことができるが、本作の路線とはちょっと違うかも。
FAITH NO MORE
[THE REAL THING]
もうこのアルバム出てから10年が過ぎようとしてますか。月日の経つのは早いものです。
高校の頃は毎日聞いてましたね、これ。このアルバムから登場したのがかの有名なマイク・パットン。
彼の声や表現力が個人的に好きで、最初の3曲で虜になってしまいました。
内容的にはロック、メタル、ジャズ、ヒップホップ、ファンク等がごちゃ混ぜで正にクロスオーヴァーなアルバム。
まだこの頃だと新鋭というか形容する言葉もなかったかも。今でも健在だけどやっぱり聞くなら引っ張り出すのはこの2ND。
ベースのビル・グールドやギターのジム・マーティンなんかもめっちゃ個性的なストリングスプレイヤーで聞き応えのある1枚。
FIGHT
[WAR OF WORDS]
ご存知メタル・ゴッド（というかただのSMオヤジ）のロブ・ハルフォードがプリーストを脱退し、'93年に発表したアルバム。
プリーストで言うならば、「ペインキラー」当たりが近いかも。何が好きかというと、ドラムのスコット・トラヴィスが好き。
最近のロブには以前のようなハイトーンヴォイスは聞けないので、これをお勧めしておく。
後の3人は若手だが結構演奏技術はあると思う。
脱退以後のプロジェクトではこれがロブの最高傑作であり、これ以降は腑抜けた作品ばかりのような気が。
FOO FIGHTERS
[FOO FIGHTERS]
[THE COLOUR AND THE SHAPE]
元ニルヴァーナのデイブ・グロールがギターに持ち替えてから2作目。（ドラムも叩いてるけど）
ハードでポップなパンク・ロックナンバーからメロウな曲まで、バラエティに富んでいる１作。
メロディーも良いし、彼の曲は個人的に好き。
前作では聞けなかったバンドとしてのレコーディングが功を奏したのか、どの曲も佳曲揃い。
[THERE IS NOTHING LEFT TO LOSE]
GALACTIC COWBOYS
[GALACTIC COWBOYS]
セルフタイトルはデビューアルバム。最初はパワーメタルっぽいんだよね。
'90年代初頭にたくさんあったメタルシーンからちょっと間を置いてデビュー。
予想も付かない曲の展開スラッシーなリフ、そしてサビだけポップ。（笑）
アイディアは面白いけれども全然上手くいってない感じは否めないのかな。
誰がここから素晴らしい2NDを予想したんでしょう。突然変異みたいに。
[SPACE IN YOUR FACE]
初めて彼等に触れたのはこのアルバムから。
いきなりMEGADETH調の曲が始まるかと思うと、もの凄いグルーブと美しいコーラス。そして、ちょっとだけキャッチー。
曲はバラエティに富んでいてあっという間に全曲が通り過ぎます。
後ろの方には隠しトラック？があったりする、所々に遊び心が垣間見えるアルバムです。
彼らの中で最も好きなアルバムはこれ。
[MACHINE FISH]
お約束のヘヴィでかっこいいリフの数々に加えてポップなメロディにクイーンばりのハーモニー。
私が好きな要素を全部満たしています。このアルバムは最初の2曲でもうクセになります。
全15曲と長いアルバムですが、バラエティに富んでるしくだらない曲もない。
なんでゲフィンからドロップされたか分からないぐらいの良いアルバムです。（3RDからはメタルブレードと契約）
アップテンポというかヘヴィメタル調の曲が多いかな。
今年買ったアルバムの中でもお気に入りトップ3に入ること間違いなし。
形容するなら「テスタメント＋ディジーミズリジー＋キングクリムゾン＋モンキーズ」とでも言いましょうか。
テキサス出身の田舎者の4人だけど。
[THE HORSE THAT BUD BOUGHT]
なんとも不思議な感じのプログレとハードロックを混ぜた感じの楽曲で、分厚いコーラスがとても気持ちが良い。
前作よりもちょっとダークに走った感もあるが、今回の方が完成度は高いように思える。
ミドルテンポの曲が中心で、スラッシーな曲はなくなってしまった。適度にヘヴィでメロディが美しい。
有名ではないが演奏技術も高いし結構ノリも良くて万人にお勧めできます。っていうか必聴です。
[AT THE END OF THE DAY]
出ました待望の5TH。
おそらく近年で最高のフェイバリットバンドですね、この人達。みんなに一番聞いて欲しいバンド。
相変わらずヘヴィでグランジでパンキッシュでファンタジック。
なんとも形容し難いけど、ハーモニーの美しさとかバンドとしての一体感は他の追随を許しません。
今回のアルバムでは特に#2,#3は全世界の人に聞いて欲しい程の素晴らしいデキ。
なんとも毎回聞き応えのアルバムを作ってくる憎い奴等です。
だてに年食ってないで、確実においしいアイデアやメロディを盛り込んできます。（パクリっぽいのも結構あったりするけど）
アメリカロック界の異端児。
[LET IT GO]
なんで解散しちゃうの・・・。こんなに好きなのに・・・。それは全然セールスが無いから？
メンバーは3人に減ったけど、ゲストでKING'S Xのジェリー・ガスキル(Dr)を迎えて、
相変わらずメタルとポップのギャップを上手く生かしてるアルバムです。
#2,#3,#6あたりなんか聞いたら一発で病みつきになりました。
結成11年良く楽しませてくれました。彼らのメロディワークは私の中でずーっと残る筈です。
GUNS 'N ROSES
[APPETITE FOR DESTRUCTION]
もはや説明不要の全世界でバカ売れしたアルバム。
発売当時、ロック好きはみんな買ったと思うぐらい。
人々に与えた影響は計り知れなく、似ているバンドも続々出現したほど。
だがしかし、今ごろ彼等は何やってるんでしょう？
とにかく、私も例にもれなく聞きまくって、このCD3枚目。（ただ扱い悪いだけですけど）
全曲が名曲といっても過言ではないでしょう。
アクセルが気性悪すぎてメンバーは分裂。（まぁ幼児虐待受けてたせいだけど）
各メンバーのアルバムも色々あるけどやっぱりこの1枚。
音や楽曲、技術など触れる必要一切無し。
[USE YOUR ILLUSION ��]
[USE YOUR ILLUSION ��]
HAREM SCAREM
[BEST OF HAREM SCAREM]
遂にベスト盤が登場。しかも、リマスターでボーナストラック入りで2000円（期間限定かな？）じゃ買わない訳がありません。
よく見ると選曲もおいしいとこどり。改めて彼等の曲のクオリティの高さが伺えます。
ハーレムスキャーレム初心者にお勧め。
この中でもやっぱり際立って聞こえるのは2NDアルバムからのナンバーですかね。
まぁ、他の曲もベストな選曲だし常に持ち歩きたいアルバムです。
ボーナストラックはミドル・テンポのロックナンバーでちょいとメランコリーな感じ。
あんまり印象薄いかな、素晴らしい他の曲とかと比べると。
最近彼等の曲をギターで弾いてるんですけど、色々ヒネリが聞いててアイデアがとっても良いような気がします。
そんなに難しくないしとても勉強になるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
[BIG BANG THEORY]
私のお気に入りランキングで、アンスラックスの1位を3日天下に至らしめたのは、やはりカナダの超技巧派グループのこいつら。
なんでこんなに良い曲のアイデアが次々と浮かんでくるんでしょ。
前作の[BLIEVE]から正常に進化した今回のアルバムは聞いてて、非常に爽やか。
ところどころに見せる男前なアイデアあり、メロディは相変わらず美しいし、演奏技術も高い。
これで売れなかったらおかしいと思いますが。日本では人気もあるみたいだし。
今回購入したのは彼等のアルバムでは初めてとなる輸入盤です。
ジャケットが4人の写真で、CDケースが紫色。
違う曲構成になっていて、日本盤でボーナストラックの曲は未収録ですが、違う2曲が収録。
当然、マニアなら2枚買いでしょ。やはり日本でのセールスを意識しているようです。
皆さんも初夏はこの1枚で決まり。ただ、少し気になったのはクイーンのパクリみたいな曲。あれいらないと思うけどね。
[BELIEVE]
最近 私の中で不動のランキング1位を維持しているのがこのバンド。
カナダの超技術派集団はやはりただ者ではなく、いたるところに売れる要素をかもし出している。
実際、過去最高のセールス記録を記録している。
2NDアルバムが今でも大絶賛されているが、個人的には本作（4TH）の方が好み。
全体的にポップなメロディが乗っていて、聞いていて非常に心地よい。
夜の首都高速をドライブしている時に聞きたい１作。
特に、#7,#8,#10がお気に入り。
今から買うなら、リミックスと未発表曲、カバーで構成されている[SPECIAL EDITION]の方がお買い得。
リミックスを担当しているのは、ミスタービッグのプロデューサーであるケヴィン・エルソンであり、彼の天才的な仕事ぶりはここでも発揮されている。
正統派ハードロックファンなら既に持ってるかな？（勿論両方ね）
HELMET
[AFTERTASTE]
前作ではキャッチーな曲が多かったが、今回は[MEANTIME]の頃のエッジが効いた私好みなアルバムになっています。
ちょっとだけ怒りが感じられるし、重い雰囲気作りをしている。
だけど、すんなり聞くことができるのは彼等の持つメロディが良いからでしょう。
リフのかっこよさはかなり洗練されてきた。あと足りないのは人気とセールスぐらいでしょうかね。
ただ、アルバム全体が同じ感じの曲構成なんで好き嫌いも。
[BETTY]
彼等の特色はリフやリズム、楽曲がユニークな所。これによって独自のヘヴィネスをかもしだしている。
さらには、ジャズやパンクもちらほらと顔を見せるアイディアも面白い。
ヘヴィネスと言っても激しいわけではなく適度に重いといった感じで、彼等以前には聞くことのできなかったような音です。
ミドルテンポの曲ばかりだが飽きることのなく最後まで聞ける。
新しいロックの形を見ることができるアルバム。
HELLOWEEN
[PINK BUBBLES GO APE]
ハロウィン好きには大不評の1枚。カイ・ハンセンが抜け「らしさ」を失っている。（などと言われているが）
このアルバムを押す理由として、驚異的な音域と表現力を持つマイケルキスクが大好きで、アンディ・デリスが好きじゃないこと。
ローランド・グラポウの曲が好きなことがある。
このアルバムではこの2人の色が強く出ているような気がする。
さらに、大体分かってきたと思うが、私はコテコテのジャーマンなどはあまり聞かないことも後押ししている。
「カメレオン」よりはいいでしょ？
INFECTIOUS GROOVES
[GROOVE FAMILY CYCO]
別にスイサイダルが好きな訳ではなかったが、サイドプロジェクトであるこのバンドのアルバムは非常に好き。
何と言ってもロバート・トルゥジロが奏でるグルーブは必聴ものです。
エッジの効いたヘヴィなギターサウンドもカッコイイし。
ファンク色の強いメタルっぽい曲は私のストライクゾーンなので、彼等のアルバムは全部所有してます。
スケートボードやスノーボードしながら聞きたいアルバム。
INSOLENCE
[REVOLUTION]
21世紀を迎えて様々なモダンヘヴィネスと云われるバンドが続々登場してますね。昔で云うミクスチャーみたいな。
最近ではリンプやリンキンがそうなんですが、ここに来てすげーヤツらが満を持して登場。
お約束のへヴィグルーブにラップやダブを絡ませてトライバルな味付け。
たくさん同じようなバンドはいたりするんですが、この1枚は結構話題になりそうな気が。
視聴して買っただけで詳しい事は知りませんが、1つ上で紹介しているロバート・トルゥジロが参加している模様。
#3はこれから公開されるスタローンの映画のサントラタイアップが決まってるらしいんで、耳にするかも。
JANE'S ADDICTION
[RITUAL DE LO HABITUAL]
ペリー・ファレルとデイブ・ナヴァロが在籍していたことで有名なバンド。
ということは、ポルパイやレッチリを一度に楽しめるアルバム。
ロックというか変拍子が満載の色々な楽曲を楽しめる。
個人的にはファレルのカリスマ性やヴォーカルがとても大好き。
なんとも形容のし難い音楽です。最初の3曲はとにかくかっこいい。
JOHNNY WINTER
[CAPTURED LIVE!]
これはお勧めというか思い出に残る一作。
これを聞いて、ジャケに写っているような白いファイアーバードを購入した。（実話です）
本来はブルースギタリストとして活躍する彼が、R&Rをやっていた頃の作品。
'76年発表。ライブならではの音の作りがとっても素敵で、今では聞くことができないような微妙なフランジャーがかかっている。
またトリオの良さが再確認できるアルバムでもある。
彼のギターはなかなか上手いが何故かB級の香りがしてならない所がなお良い。
70年代ロックが好きならどうぞ・・・。でも有名でしょ？この人。
L.A.GUNS
[HOLLYWOOD VAMPIRES]
ひえぇ、懐かしい。掃除してたらこんなの出てきた。
私が高校の頃のギターアイドルだったトレイシー・ガンズとヘタウマヴォーカルフィリップ・ルイス率いる彼等。
ガンズンローゼスと因縁も薄れ、少し落ち着いた3RDアルバムがこれで、いい意味でアメリカナイズされた曲がずらり。
特に#3は歌える程聞いてました。
でもなんだか今聞くと結構退屈だったりするかな、演奏は決して上手じゃないし。
めちゃ好きな映画「ハートブルー」の中でここから1曲使われてるのが渋い。
彼等はこれ以降どん底なミュージシャン人生を歩み始めました。
LIMP BIZKIT
[THREE DOLLAR BILL,Y'ALL$]
いつかのフジロックに出てたの耳にして試しに聞いてみたんだけど、もうモロにレイジアゲインストザマシーンのフォロワーみたいな感じ。
まぁ、ちょっとファンク・ラップよりかもしれないけれども、手法とかアイディアは系統一緒ですね。
本家は横ノリのリズムパターンでダークな感じの曲が多いけれども、こっちはドライブ感があるし、静寂と衝動みたいな展開がはまってる。
多分、音楽における瞬発力みたいなモノを巧く取り入れてるのかなぁ。
本作はメジャーデビュー作みたいだけど、既に２枚目も出てるのね。
こういうヤツらって、最初だけなんだよな〜。期待外れである事を祈る。
LIVING COLOUR
[STAIN]
ブラック系のロックバンドって言えば、彼らかFISH BONE,KINGS'Xぐらいでしょう。
まぁ、こっちの方がソウルフルな感じで、それでいて黒人特有のブルーステイストが濃い感じかな。
でも、ちょっとファンク入ってるし、個人的には好きな音楽。
おそらく、皆さんが想像するよりもヘヴィな印象を受けるでしょう。
ギターのバーノン・リードって地味だけどかなりのリズムギタリストだと思う。
ミュージシャンズミュージシャンとか言われて、同じ業界内の人にはかなり評価が高かったけど、世間ではいまいち。
解散が惜しまれる。
MARILYN MANSON
[ANTICHRIST SUPERSTAR]
なんといっても凄いバンド名。マリリン・モンローと殺人鬼チャールズ・マンソンの名を使っているのだ。
彼等は何が凄いかというと、容姿やジャケ写真でも分かるように非常にグロい。
しかも、ただひたすら絶叫もののヴォーカル。（でもないけどね）
＊＊＊食べたりするステージパフォーマンス。地元の反対によりライブの開催地に困るバンドらしい。
さて、内容はというととってもシアトリカルな楽曲構成で、メリハリがついてて結構楽しいのは私だけだろうか？
曲もしっかりしているし、ビルボードとか出ちゃうのもうなづける。
彼等の代表曲となった#2 を筆頭に面白い曲結構あるよ。
ミニストリーとか好きなら聞いてみて。ただし、16曲も耐えられるかはあなた次第です。
脳みそグルグルしますよ。
MASQUERADE
[MASQUERADE]
[SURFACE OF PAIN]
スウェーデン出身の4人組みで、良質のハードロックを聞かせてくれるアルバム。
どこかTNTを彷彿させるところがあり、やはり北欧の美しいメロディが際立つ。
すごい人気が出そうとか思ってたら、この'95年発表の作品以来見かけなくなってしまった。
歌もギターもそこそこ上手いし、楽曲もきっちりまとまっている思うのだが・・・。
前作よりもハードな曲が多く、結構好きで聞いていたような覚えがある。
MEGADETH
[RUST IN PEACE]
このアルバムからメンバーが固定。現在の音楽とはだいぶ違います。
ここで聞くことができる、曲の展開や激しさは当時とても好きだった。（今でも彼等のベストアルバムだといったらこれにするけど）
バンド名もかっこいいし、ジャンル分けすると「インテレクチュアル・スラッシュメタル」。（何ですかこれは）
今でも聞いてるけどもう8年前の作品。そういえば、Tシャツとか着てたなぁ。（爆）
今思うとすごい恥ずかしい・・・。安心してお勧めしますよ これは。思い入れのある1枚。
METALLICA
[METALLICA]
いやぁ、忘れてました。アメリカロック界の大御所中の大御所であると共に英雄。
本作からスラッシュメタルからメディアムテンポなヘヴィロックに移行を始めた歴史的問題作。（よくあるライナーみたい）
ファンの間では賛否両論だけど、音的にも好きだし、ジェイムス・ヘッドフィールドの声にはこっちが合うかなとか思ったりする。
なんといっても凄いのはこのアルバムを手がけたボブ・ロックかもしれないけど。
このバンドで私のお気に入りはドラムのラーズ。
スラッシーなドラミングもカッコイイけど、このミドルな感じの中におけるタメですか。
あれにはホントひれ伏すのみ。
とりあえず、#4の[THE UNFORGIVEN]は死ぬ前には一度は聞いてみて下さいな。
世界一アートで重厚なヘヴィメタルを聞くことができます。
MOTLEY CRUE
[DR.FEELGOOD]
個人的にモトリーならこの1枚。当時のＬＡメタルの中でも上位にランクする1枚でしょう。
初期作品が好きな人も多いだろうが、個人的には#5が入ってるし、全体的に好きなアルバム。
トミー・リーの縦回転しながらドラム叩くのもこの頃が全盛期かも。
最初からオヤジくさいミック・マーズは除外して、メンバーを見てもこの頃が一番かっこいい。（ルックスだけで言うとね）
良い意味でのヘヴィでポップなロックを聞かせてくれる。
彼等がこの頃に戻って欲しいと思うこの頃。
NEVE
[IDENTIFY YOURSELF]
久々に期待の大型新人デビュー作。
明らかに売れセン狙いのメロディですが、これにふいを突かれました・・・。（笑）
メロディ良し、ハーモニー良しで聞いていて非常に心地良くて海際とかのドライブとかにかけるのに最適かと。
結構ハードなエッジの効いたギターとかメランコリックな曲調も面白い。
こいつらが新しいグランジの流れを作るのかそれともオルタナ・ポップとでも呼べばいいのか分かりませんが、
今までにないジャンルでなんか1発当てそうですけどね・・・。
でも、1発屋っぽいけどね・・・。（笑） 万人にお勧めできる1枚。
NICKLEBAG
[12 HITS AND A BUMP]
再度登場のサラス節。
今回はローリング・ストーンズでバックヴォーカルを務めていたバーナード・ファウラーとのコラボレーション。
少し重めのファンクロックを聞かせてくれます。
特に最初の3曲が圧巻。
前に紹介したサラスのアルバムがジェット機であるならば、今回は重戦車といった感じ。
ヘヴィメタルが好きな人にも聞いて欲しいアルバム。
しかし、すごい才能の持ち主です、この人。性格も良い人らしいし。
NUNO
[SCHIZOPHONIC]
もう、この人のソロが出て買わない訳がない。
ギターヒーローの1人であるヌーノ・ベッテンコートのエクストリーム解散以降初の音源発表です。
いきなりジャケ写は、マリリン・モンロー風の女装。
違和感全開、気持ち悪さ全開。（笑）でも、改めて思うのが彼のセンスの良さ。
相変わらずギターは巧いし、歌は味がある。特に彼が作る曲はどことなくポップで味がある。
まぁ、おそらくここらはビートルズなんかがルーツになってるんだろうけど。
＃２なんかは初期エクストリームなタテノリな感じだし、#8,#9なんかも必聴。
しかし、ギターテク満載ってアルバムではなくて、ソングライティングを楽しむ1枚。
彼の兄弟？親戚？が多数参加してますが、みんな良い仕事してます。
PANGEA
[MANCHILD]
確かカナダ出身のトリオで、これは2ND。
なんか演奏がうさん臭くてライブは怪しい気がするが、初期のエクストリームやハーレム・スキャーレムにも通じる音楽を展開する。
30歳ぐらい（発表当時）で見た目も格好悪いが曲はカッコイイ。
オーストラリア出身の同名バンドと間違わないように注意。
なんかこのアルバムはやたら音質悪いけどインディーズ盤かな。
とにかく随所でインチキ臭さが漂う1枚。
PANTERA
[VULGAR DISPLAY OF POWER]
なんか激しいのが少ないので、ここらで真打ち登場。
このアルバムがヘヴィ・メタルやハード・コアに与えた影響は余りにも大きい。（ような気がする）
しかし、実はこれが6枚目とかなり遅咲き。
とにかくアグレッシブでアドレナリン全開。
演奏も上手く、アボット兄弟（GとDr）は化け物クラス。
血圧上がってしまうようなのは、個人的にはスレイヤー以来。
でも、最近出しているのはあまり好きじゃないので、お勧めするならこの1枚。
長野オリンピックのスノーボード（フリースタイル）でこれ使ってる選手がいたぐらい有名。（良く分からないけど）
高速道路かっ飛ばすときに聞きたいアルバム。
彼等のフォロワーがたくさんいるけどやっぱり元祖。
PEARL JAM
[TEN]
改めて聴いてみると、素晴らしいデビューアルバムですね。
この1枚が起点となって一気にスターダムの階段を駆け上がって行くんだけどね。
まぁ、前身のマザーラブボーンの頃から実績はあったんだけど、メンバー変えてスケール感が段違いに大きくなったような気がします。
ほとんど全曲が秀逸。これほどアルバムとしてまとまってるのも凄いの一言。
オルタナっていうか、個人的にはビルボードにコンスタントに入ってくるようなポップ感の溢れるちょいとブルージーなアメリカンロック（まるで意味分かりませんが）
っていうような印象を受けます。家でじっくり聴きたい1枚。
PRIMUS
[SAILING THE SEAS OF CHEESE]
ものすごい技術を持ちながら変態っぽい音楽を続ける彼等。
好きな人はとことん好きだが、好きじゃない人は見向きもしないような音楽。
私は#9のレス・クレイプールのベースを聞いてその世界へ入ることに。
そしたらギタリストもかの[GIT]出身だとか。今まで聞いたこともないような音で驚いた覚えがある。
意外にも人気があるのか、今でも頑張ってますよ。
PRODIGY
[MUSIC FOR THE JILTED GENERATION]
[THE FAT OF THE LAND]
もうスマッシュヒットを連発で出しているアルバム。うまく時代に乗って人気爆発。
テクノを普段聞かない私が、初めて聞いてぶっ飛んだ覚えがある。
「デジタルロック」という言葉を生み出したのも彼等かも。
身なりもかっこいい（「鉄拳」の平八みたいなヘアスタイルとか）し、アイデアも曲も面白いし売れない訳がない。
とりあえずステージパフォーマンスを見てみたい。実はこれが3枚目で、前作もお気に入り。プロモビデオも最高にカッコイイ。
SKID ROW
[SLAVE TO THE GRIND]
高校１年の時にすごい聞き込んだアルバム。個人的にデビュー作よりヘヴィで好き。
#1とか#5は未だに弾けると思う。曲はバラードが特に良いし、演奏もなかなか。
特にセバスチャン・バックはグラビアアイドル並みのルックスで超ハイトーンヴォーカル。
まじロックキッズの憧れの的だった彼等です。
実際に一回だけ見に行ったが、ただの酒飲みオヤジでもうメチャクチャだったのを覚えてます。
今聞いても名作ですが、これ以降は・・・1STも良いけどね。
曲が簡単なのでバンドの練習にどうぞ。（歌の人は辛いけど）
SPIRITUAL BEGGARS
[MANTRA��]
[AD ASTRA]
すっげーアルバムが出ました。歴史的名盤。リフ＆グルーヴ重視の私にとってはドンズバな1枚。
基本的に'70年代ロックを強襲してる感じで、分かりやすく言うとツェッペリンのパワーアップ盤みたいなイメージ。
アークエネミーのマイケル・アモットの別バンドですが、この人のギターの音は本当にカッコイイ。ちょーソリッドでドライブ感抜群です。
今回はオルガン奏者ペル・ウィベルイが正式に参加して、すっごく良い味出してというか完全にバンドに一体化。
本作は4枚目ですが、前作もちょー凄い。まじでお勧めな1枚でとりあえず聞いて下さい。
[MUSIC FOR THE WORLD BEYOND/THE MASHROOM RIVER BAND]
敢えてスピベガの所に入れました、ヴォーカルのspiceの別バンド。スピペガよりももっとロック寄りでアップテンポの曲が多いです。
メンバーは確か違う筈ですが音もそっくり何で別名義で出すのか分からないぐらい。
ストーナーよりは懐古主義ロックみたいな感じかも。実はこの人の吐き捨てるような声が結構好きです。
STEELHEART
[STEELHEART]
[TANGLED IN REINS]
いぶし銀の1枚。なんといってもマイク・マティアヴィッチの広い音域を前面に押し出した曲作りが素晴らしい。
[SHE'S GONE]で一躍スターダムにのし上がった彼等がさらなるバンドの可能性を広げた力作である。（これは2ND）
その後マイクは、ステージライトの落下により大怪我を負い復活するも、イマイチぱっとしない。
聞くならこの1枚をお勧め。プロデュースとしてモトリークルーなどと仕事をしていたトム・ワーマンが参加。
結果的に成功したような気が・・・。
STEVIE SALAS COLORCODE
[BACK FROM THE LIVING]
[ALTER NATIVE]
私が最も好きなギタリストの内の一人、スティーヴィ・サラス。
某自動車会社の宣伝でおなじみ。
毎回メンバーが代わるカラーコードであるが、今回は元パール・ジャムのデイブ・アブルジーズが参加し、話題を呼んだ。
とにかく私は彼の奏でるギターが大好き。
ジミヘンの再来とまで言われる（言われてない？）テクニックはギターキッズ必聴もの。
ファンキーなリフやカッティング、P-ファンクやR&Bの流れを組む楽曲群は私の好みにぴったり。
しかし、日本では大人気の彼も、本国ではさっぱりだめみたい。（笑）
このアルバムには[GOLD]バージョンがあり、今から買うならそちらをお勧め。（9曲も多い！）
夏の海岸線などをドライブしている時に大音量で聞きたいアルバム。
とにかくこの人が参加しているアルバムは必ず買うのが私の鉄則となりつつある。
一度お試しあれ。
[THE SOMETIMES ALMOST NEVER WAS]
やっぱり私が尊敬するギタリストはこの人しかいないと思い知らされたニューアルバム。
従来のように、7THとか9THのカッティングとかファンキーなグルーヴやドライブ満載のサラス節を想像して聞いたら・・・。
いきなりデジタルロック風な曲にホント驚き。
強烈なグルーブやリズムがなんとも様々なエフェクトによって新しいサラス節が誕生したようです。
特に#2の３曲目となるチェイサーのＣＭソングなんかは好例。
まぁ、そればかりじゃなく、いつものようなチューンも健在です。
基本的に前作の流れで来てるような感じですかね。
今までの曲よりもインパクトという点では劣るかもしれないけれども、聞き込む程味が出てくるスルメなアルバムです。
曲ごとにコンセプトというかムードがあるし、勿論ギターのテクニックも最高。
またまた完成度の高いアルバムを作って来たなって感じです。
今日は実際に生サラスを見てきましたが、すっごいいい奴だしホント私のギターヒーロー街道まっしぐらです。
ファンクロック好きとチェイサー乗ってる方は是非どうぞ。
STONE TEMPLE PILOTS
[CORE]
[PURPLE]
[TINY MUSIC...SONGS FROM THE VATICAN GIFT SHOP]
デビュー作・2ND共にバカ売れした後、ドラッグから立ち直ることができたおかげで3作目が完成。
重さや歪み暗さが多少押さえられ、爽やかになって帰ってきた感じ。
前２作よりもとっつきやすくなっているが、どのぐらいのセールスを記録したかは知らないけれども、MTVとかで結構流れてたかな？
[NO.4]
[SHANGRI-LA DEE DA]
ふとCD屋を立ち寄ると出てました5枚目が。何も考えずにレジへ。
過去3作と同様、アルバム構成の出だし3曲ぐらいが好きなんですが、今回はさらに好みというかいきなり飛びました。
路線はまるで変わらずミドルテンポのダークでけだるい感じですが、熟成されてきた旨み。過去最高作だと思います。
2:35で金返せなシングルカットされた#2もいいし、#1#3は一発で自作のベスト盤入り決定。
311
[GRASSROOTS]
[311]
このアルバムはＭＴＶを一目見て、次の日買いに走った。確か#1だったような・・・。
それぐらい私には新鮮だった。
レゲエ・ロック・ラップをミックスさせたような曲が多く、全体的に横ノリが多い。
個人的にはレゲエは聞かないので、ラップの曲が好き。
これは3RDで、4THはDUB寄りが多いかも。
ブラック系のラップではないので、オラオラな感じは受けない。
西海岸な感じのするアルバム。（どこ出身かは知らない）
TYKETTO
[DON'T COME EASY]
[SHINE]
どうも今までぱっとしなかった彼等がヴォーカルを変えてふっきれたようなアルバム。（これも売れてはいないけど）
ソウルフルなアメリカンロックに急遽路線変更しています。
とにかく最後まで地味だけど、個人的には結構好きだったりする。
このバンドにザック・ワイルドがいたら無敵なのになぁ、とかいう妄想してしまう。
ジャケもなんかセンス悪いし、全体的にB級の香りが漂っていてとても好き。
UGLY KID JOE
[AS UGLY AS THEY WANNABE]
初期のエクストリームに通じるアルバム。ハードロックながら、リズムは跳ねているし、コミカルで若さが溢れている。
デビュー作にして最高傑作。（のように思うが、ちょっと悲しい） ミニアルバムなのが惜しい所。
悪ガキファンキーロックかな、分類するなら。
このバンド名はプリティボーイフロイドに対抗して付けられたものだそうだ。
最近のは好きじゃありません。
サバスの[SWEET LEAF]のカバーなんか最高にセンスが良いです。
VINCE NEIL
[EXPOSED]
モトリークルーを脱退（まぁ 解雇だけど）した、洋服の趣味が超悪いちょっとぽっちゃりしたオヤジのソロ名義で'93年発表のアルバム。
現在は元サヤに納まってますが・・・。何が好きかっていうと、スティーヴン・スティーヴンスのギター。
レイガンを使ったり、結構うまいし。後半はだれてくるけど、最初の方は結構曲も好きだったりする。
ジャケを見ると、多毛症で悩むニューハーフみたいな写真が。
WARRANT
[DOG EAT DOG]
知る人ぞ知るL.A.メタル全盛期に飛び出したパーティーロック？バンドが3枚目にてやっと気づいたのが本作。
いきなりのヘヴィ路線（ニセヘヴィだけど）を展開し、ちょっとびっくり。
結構嫌いじゃないけどなぁ、このアルバム。元々ヴォーカルのジェイニー・レインも嫌いじゃなかったし。
#1の「ママママシ〜ンガン♪」とかただ、なんか消化不良なのは否めないのが痛い。
これ以降はちょろちょろアルバム出してるみたいだけど既に興味なし。
勿論セールスも良い訳無いでしょう。古き良きL.A.メタルの遺物のひとつでしょうな。
全然お勧めしてない・・・。
WHITE ZOMBIE
[SUPER SEXY SWINGIN' SOUNDS]
これは彼等の[ASTRO-CREEP:2000]のリミックスアルバム。
昔からサンプリングなどをよく使っていたが、こちらの方向性の方が面白いような気がする。
ラップっぽく歌うダミ声のヴォーカルは何を言ってるのか聞き取りにくく、抑揚ややる気が感じられないが好き。
各曲によってリミックス担当は違う。本家と聞き分けるとさらに面白さ倍増。
ジャケは裸のかなり美人なお姉さんがハンモック乗ってるんで即買いした覚えが・・・。（爆）
WALTARI
[TORCHA!]
フィンランド出身の4人組みで、楽曲構成が複雑に入り組んでいて非常に聞き応えのある1枚。
個人的には曲ごとに多様に変化する爬虫類っぽいヴォーカルが好き。
ファンク・パンク・スラッシュ・ポップなどクロスオーヴァーの名前どおりのごちゃ混ぜ状態。
これらに北欧特有の美しいメロディが乗って、ハードロックで味付けされているといった印象。
#6のマドンナのカバーは笑えます。
実はたくさんの作品を発表している隠れた実績のある名バンドです。
ちょっと手に入りにくいかも。
YNGWIE MALMSTEEN
[THE SEVENTH SIGN]
丸い顔のオヤジ。クラシカルや速弾きといったらこの人を連想する人も多いはず。
最近では影が薄くなりつつあるけど、このアルバムは楽曲が充実。
この人の作品では一番数多く聞いてるであろうアルバム。実はベースもイングヴェイ。
高田延彦の入場テーマを作ったり、多忙な天才というか職人。
ヴォーカルは知る人ぞ知るマイク・ヴェセーラ。
#1,#7は私のお気に入り。
YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE
[ALCHEMY]
久々に丸顔速弾きギタリストのおっさんが、ライジングフォース名義でのアルバム。
段々とインスト曲が増えてきたりヴォーカルがいつだかのヤツに戻って来たりしてるけど、あいも変わらずワンパターンにクラシカル1本勝負。
既に飽きたね、スケールアップのスウィープ弾きとかも、もうみんなやってるもんね。
曲的にも以前のライジングフォースみたいにロック然してるモノが少ないし、退屈。
ずっと、彼が好きでやまない人なら必聴。
©Yoshinori Shimizu 1998-2001 All rights reserved.