*EVAに関する更に詳しい情報は、よいこのアニメーション内の「EVA研究所」で提供しています。
EVAとは
Extended Vector Animation
■ EVA とは |
EVAとは、SHARPが開発したEVAアニメータで描かれたアニメーションです。
GIFは、ほとんどのブラウザでプラグイン無しで表示できるため、アニメーションとしては最も扱いやすいデータ形式です。そのため多くのホームページで、GIFを用いてアニメーションを表示しています。しかし、GIFのようなビットマップを使ったアニメーションでは、大きな画像や複雑な動きをさせるとファイルサイズが大きなるという欠点もあります。
EVAアニメータは、ビットマップではなくベクトル(線の)データで描きます。描いたアニメの場面と場面の間を自動的にパソコンが補間するので、従来のビットマップを使ったアニメーションに比べてファイルサイズが極端に小さく、なめらかなアニメーションを作成できます。
ただしEVAを再生するにはプラグインが必要です。プラグインのダウンロードには少し時間を必要としますが、プラグインは一度インストールすれば以後はEVAアニメータで作られたアニメーションをいつでも再生できます。
■ GIF と EVA の比較 |
GIF と EVA の違いを比べてみてください。
☆GIFとEVAの比較表
(ファイルサイズが極端に大きくなるのでGIFでは背景を省略しています。)
GIF | EVA | |
実画像 | ![]() |
|
ファイルサイズ | 71,781バイト | 11,525バイト |
拡大時 | 画質が荒くなる。 | 画質に変化なし。 大きな画像で確認してください。 |
色数 | 最大256色 ファイルサイズを小さくするために減色が必要。 |
True Color 色数によるファイルサイズの変化はない。 |
動き | ぎこちない。 滑らかに動かすにはコマ数を増やせばよいが、その分ファイルサイズが大きくなる。 |
滑らか。 コマとコマの間のデータがパソコンの処理速度に適した枚数で自動的に生成されるため、旧式のパソコンでは動きがぎこちなくなる。 |
プラグイン | 不要 | 必要 Internet Explorer 4.0 以上のユーザには、EVA Active Control の自動インストールで対応できる。 |
■ 他の特徴 |
- 安い。(たった6,825円で、沢山遊べる。)
- イメージファイルも読み込んで使える。(BMP/JPEG/GIF/PNG形式)
- WMF形式のデータを読み込むだけでEVA形式に変換できる。
- マウスの動きに連動してアニメーションを変化させることができる。(インタラクティブなアニメーションができる。)
- ボタンによりジャンプさせることができる。(インタラクティブなアニメーションができる。)
- 場面に応じて効果音やBGMが制御できる。(WAVE/MIDI/MP3形式)
- ビットマップ出力もできる。(BMP/JPEG/GIF形式)
- 他の形式でアニメ出力も可能。(GIF/AVI形式)
- スクリーンセーバーにもなる。(EVAアニメーションをスクリーンセーバーとして再生する、EVAスクリーンセーバーは、シャープのEVAアニメータプラザから無料でダウンロードできます。)
■ おわりに |
EVAアニメータはマイナーだけど、機能・表現力は優れています。
また、マイナーであるがゆえに、すこし経験を積めばEVAの世界では一流になれます。
そして、EVA仲間は、皆仲良く助け合って活動しています。
あなたもEVAを始めてみませんか?