2009/12/29(火)〜31(木)
於:東京ビッグサイト西4ホール
2009年の総決算、冬コミ。コミックマーケット77にて思ったことを記録に留めておきます。
今回はイベントレポとしてまとめるつもりはありません。
コミケ3日間は、普通に毎朝を始発にのって国際展示場へ行き、
一般参加で東に西に、そして企業に行ってきました。特に桃井さんにこだわった行動は取らず、物販メインで
時間があるときにアイスペースに寄ってみるてすと、といった感じ。アイスペースに行ったときも、桃井枠に加わることはなく、
隣のBB Stationをメインで聴きに行ってたので、その横でどんな様子か
眺めやっていたのが、今回の関わり方と言いましょうか。コミケのイベントといえば、2002年から特設ステージが始まり、
歌のライブも始まったりしましたね。そのときを彷彿とさせるような、トークショーと思わせといて、飛び入りなのかゲストに入ってきた
長島☆自演乙☆雄一郎と一緒になって、さらに輪を掛けたライブ慣れした
モモイストを従えるようにして、☆自演乙☆ソング
などを、ライブツアーやみるくらりあっとの会場並みの気の配らなさ加減で
ぶっ放してくれまして、ちょうど真横のBB Stationでマリオンのラジオイベントを
やってた山本麻里安ちゃんと榎本温子さんが、ドびっくりしてましたさ。
ゆったりしたバラード曲の紹介した直後だったからね。2日目、BB Stationは歌姫スペシャルで、YURIAさん、yozuca*さん、佐藤ひろ美さん
という、桃井がアンセブ時代から含めても先輩に当たるような方々が、今さん相手に
当時から含めた2009年の話をしてくれてたわけですが、ちょうど佐藤ひろ美さんが今年でデビュー10周年ということで、来年が10周年になる
桃井さんにも参考になるかなと思って、話の内容をまとめてみると、1.会社を設立し、所属アーティストの女の子を育てている
2.会社の運営もあることから、自分が全面に立って歌うことは自粛
3.来年2010年は、自分としての活動も広げていこうかなということで、未来への展望がよくわかる、計画性のある話で、応援する側として
安心感を与えてくれる印象が最も伝わってくるいい話だったなぁというのが、正直な感想。その場が楽しければそれでいい、というようなことを、最近ではあまり聞かなくなった
桃井さんの口からは、そんな話ばかり聞いているように認識してるけれども、
10周年を唱えるならば、こういう将来のビジョンが少しでも伝わるような話を
入れてくれたならば、応援する側もきっとずっともっと共感できるのではないかな、と思ってるわけで。3日目、BB Stationには倉田まりやちゃんが登場。今でこそ美少女ゲーム声優として大活躍
してる彼女ですが、その前にはキャララガールズ、さらに古くはコスプレイヤ−として
暗光(クラピカ)まりやの名前で、まじかるトワラー・エンジェルラビィのラスティコスで
UNDER17のステージイベントのサポートをしてくれてたこともありましたね。2002年の秋のこと。関係ないけど今回、工画堂がわりと近くにブースを開いてる最中、思いっきり大音響で
「天罰!エンジェルラビィ〜バリバリVer.〜」を歌ってましたな、モモイストも大爆発で。彼女が今年を振り返って、たくさんのゲームに出演し、そしてたくさんのラジオにも出たことを
語ってくれてたのですが、その中でパーソナリティの相方が違えば、自分で話す内容も、自分の考え方すら変わる
こともあるんじゃないか、という話をしてくれてて、なるほどなと思った次第。
そのあと、桃井のアイスペースにbambooさんが来た。前日にはBB Stationでも話をされてましたが、
この方はそれこそアンセブ以前から、美少女ゲームの業界にロック魂を打ち込み続けてるわけで。そんなロックな相方がゲストに来れば、さっきのまりやちゃんの話にあるかのごとく、
桃井さんにも、あるスイッチが入ったようで。いわゆるUNDER17の当時のことが話の中心にもなれば、
戦闘モードで戦いを挑む!みたいなノリでバト論が始まるわけですよ。いわゆるUNDER17時代は、戦い抜いた時代だったと語る桃井さん。なるほどと思ったのは
この一連のトークを組み合わせて聞いていたから思い当たったことなのだが、要は今現在、戦い終わって戦後処理も終わり、平成の世がきたものだから、世の中
「ゆるくいこーよ」
で住む世界になり、そんな桃井を無条件で受け入れてくれる心優しい数百人のモモイストが
世界各国に行ったとしても常に目の前にいてくれる安心感。それが今の桃井なのかなと。bambooさんのように、今なお戦い続けている“戦友”が目の前に来れば、当時に立ち返って
戦闘モードのアンセブ桃井にいつでもなれる、そこが今の桃井をして「昔から何も変わってないよ」
と言わしめる理由なんだと思い至った次第。今は気を張って付き合う必要のある人が、ほとんど仕事の中でいないから
(少なくとも我々が目に出来るイベント現場では)、
「ゆるくいこーよ」が現在のステータスになってるんじゃないかと、思い至れるわけで。たぶん私は、以前のように、夢を語って、こうなりたいと願って、そこへ行くまで着いて来い!
と導いてくれて、さらにはファン側も切磋琢磨できるような関係であり、無条件で桃井の
無法無作法を受け入れるようなことなく、そんな周辺の仲間もひっくるめて、
“桃井はるこ”の周辺現象事象が好きだったのだ、と思います。でも、そんな風にもいつでもなれる要素を持ち合わせていてくれてる桃井だからこそ、
まだ今後も気になる存在でいてくれるのではないかなと思います。しばらく遠目ではあるかも知れませんが、今後も活動は見守っていきたいと思ってます。
Presented by Y. SATO, in 2009
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