「次の曲も、リクエストの多かった曲です。」  

 

 

 

「心を込めて歌いたい曲です。」  

 

 

 

『天空のスプライト』

 

 

 

 


今回のイベントは、久しぶりに桃井さんと『会えた』イベントでした。
舞映以来かな?充実した一日でした。

ラジオに突然来たりして、目の前に来て手を振り合って会えたこと。

たまたまトイレ探して受付の方に行ったら、写真展観てるところだったので
終わったあと引き上げるところで、二階から一階まで一緒に降りながら
一言二言話して、がんばってね と軽く握手できたこと。

ライブも右前に陣取れて、なんとか顔が見える位置で
目と目を合わせ(たような気がし)て、『天空のスプライト』が聴けたこと。

桃井さんのメッセージソングには、いろんな人に宛てたものがあると
私は認識しています。WONDER MOMO-iのように、自分自身に宛てたもの、
Friendshipはどちらかというと、女性に宛てたものなのかな?
そしてゆめのばとんは、後世に宛てた次代へのメッセージ。に、思える。

そんな中で、
メールを待ち続けるお互いを歌う「Mail Me」、
いつまでも「通じ合い信じ合う」ことを歌ってくれた「LOVE.EXE」、
そんな在りし日を忘れ去らないように「君を忘れない」と歌ってくれた
『天空のスプライト』については、
直接的に私の心に飛び込んでくるメッセージソングです。

今回は待ちに待った「天空のスプライト」を初めてライブで聴けたこと、
それが嬉しかったのが何より格別でした。

そして全てが終わったあとで、一番伝えたい言葉「ありがとう」を送受信できたこと。
イベント参加回数や会場内でどこにいたかなど、そういう物理的な距離感じゃない。
心の中の繋がりが感じられたこと。これに勝る嬉しさはないわけです。

「夢をかなえるゾウ」でガネーシャの出した課題の中で、
「はい」「いいえ」「ごめんなさい」「ありがとう」
だけで会話をする、というのがあった。

例えば握手会。一言二言しか話せない中で話しかけられる内容って、
実はこのくらいに集約されるのかも知れない。返す側は尚更でしょう。

でもやっぱりこの中で「ありがとう」がお互いに伝えられる関係というのが
いいな、と思うわけで。届いた言葉はどんなものでも、嬉しいですよね。

それが久々に会えた、今も変わらぬ私の中の桃井さん、でした。


「桃井はるこ 学園祭LIVE'08 in NIT 〜そして宮代へ〜」

2008/11/01(土)13:30〜18:45
於:日本工業大学 体育館(埼玉・宮代)


学園祭ライブ、わたし的には習志野祭以来の充実度で満足のいった最高のものになりました。

日工大学園祭


東武動物公園に着いたのが12:00過ぎ。遠かったよ…。
方角的にはだいたいわかったので、コンビニなどに寄りつつ歩いて10分15分くらい?
正門に着いてみると、場所を間違えたかと思うほど、学園祭っぽさがまるでない。
スーツ姿の集団が歩いてたりと、入り口を間違えたようだったので大回りして迂回して、
少しでもそれっぽい方へ歩いてみる。

マップ

ようやくマップが見つかったので、間違いなかったとひと安心。
体育館はすぐに見つかったけど、そこまでに通り掛かったテントがまあ、活気無し。
時間が早すぎたのと、中心地から外れてたのが大きかったようですね^^;。

しばらくして、ラジオをやるという野外ステージ方面に歩いてって、知り合いと合流。
入り口がわかってなかったので教えてもらってパンフレットをようやく確保したり。
出足は遅すぎでしたね。

13:30、ひとつめのイベント「ラジオ」が始まる。ろりくるめろんの生放送。
いつも通りの語り口調ながら、一度ネット放送のためにサーバーに取り込んでエンコードしてる
ためなのか、話してる目の前にいる本人たちと、ラジオから聞こえてくる声にタイムラグがありすぎ、
違和感バリバリでしたね。いつもドリパやコミケで聴いてる某ラジオはそんなことなかったので
技術力の違いなのかなぁと思ってみたり。

14:00頃だったかな、サプライズで桃井さんから録音メッセージが届くw。
何でも畳で気持ちよくなって寝てたところを叩き起こされて収録されたそうなww。
ま、そろそろ起きた方がいいんじゃね?ってことでw。

実は本来的に、入場のための整列が14:00から行われてるはずだったのですが、
ラジオ放送が元々の予定で14:20くらいまで、結局のところ延びて
14:40くらいまではやってたわけですよ。

なんとライブ主催者側に非協力的なサブイベントなことかw。

とりあえず、ラジオから聞こえてくる曲が桃井曲でなくなったら移動しよう、
と思ってみんなして聴いてると、

なかなか終わらん…。てか、ずっと桃井曲が続いて結局15:00にwww。

16:00の開場まではまだ時間たっぷりあるから、いいのかな?
にしても、ラジオもライブの進行には妨げになってること請け合いでしたねw。

さらに。

ここでまたしてもやっかいなことにwラジオスペースに起き抜けの?桃井さんも登場w。
これじゃあ整列どころじゃあないわけでw。

ラジオに乱入w

これで事実上、14:00整列 というのは誰も守れないように
なってしまったってこってす(笑)。引き留めたのは桃井さん本人だからね!w

ラジオもちゃんと流してくれたらよかったのに、何故かここでサーバ不調か桃井が来た緊張からか(笑)、
音声がハウリング×割れまくりで聞き取れない聞き取れない…orz。最後まで残念なサブイベントでした^^;。

15:08、桃井さんは満足した様子で、スタッフに連れられてまた別の場所を見学に。
やっとまともに整列にみんな行けそうですな^^;。

私はトイレ探して校舎の方を探し回り、結局はパンフ配ってた受付まで戻り、
そこで桃井さんと鉢合わせしたわけですが。彼女は写真展に夢中で、私はトイレに行きたかっただけなので、
スタッフに場所聞いて用だけ済ませて、あとはさっさと列に戻ろうと思ったわけですが
せっかくだからもう少しで移動しそうな桃井さんを少しだけ待ち、階段の上で挨拶もできたわけで。

そろそろ戻るってことだったので、階段の下まで一緒して、もうすぐ始まるライブの成功を
「がんばってね!」という激励の言葉をメッセージで添えて、握手してさっさと戻ったわけ。

ラジオのところまで戻り、もう一度あとから来た桃井さんをみんなで見送り、
ようやくやっと、15:30整列できました。主催側の想定から90分遅れ^^;。

今回のサプライズ企画、紙テープと説明のチラシももらい、ほぼ自己申告制な短時間(15:55から僅か5分のw)
持ち物検査もサックリと終わり、列が動き始めたのは結構遅く、開場したのは16:11でした。

人入りは、700と聞きました。かなりの人数は入れましたよね。
前の方は例によってぎっしり。私も前に行って椅子に荷物を置いたので、後ろは見えませんでしたが、
後ろ半分以上の打ちスペースと、間に「空き幅」もできてたようですよw。


16:30、ライブは始まりません。
インストが流れたりで気持ちの準備はできてきましたがね。

16:44、司会の学生が2名。ハルヒコスの男子生徒と長門コスの女生徒が登場。
学園祭ライブと言えば、ハルヒってこってすね(笑)。

司会のウルトラオレンジ統制で桃井さん登場。赤が目立つ印象頭にブーケ?も付けてたよ。

最初にまずは、プレゼント大会。チケットの半券なので外れ無しでわかりやすい。
進行的にも申し分なし。景品はサイン色紙2、サインポスター2、オリジナルTシャツが1。
呼ばれた番号にはローソンの490番台が居たから、入った人数も概ね予想できますね。

ここで桃井さんの仕切りで(笑い。いつもながらw)卒業アルバム委員を呼び込んで記念撮影会。
客席をバックに撮ったので、桃井さん曰く「超カオスな写真」にできあがったとか。
この卒業アルバムは、果たして桃井グッズになるんでしょうかね?w


16:56、予定通り?ライブスタート。

バンドメンバーが入ってきてフルバンド仕様。桃井も入ってきて一曲目から。

1.Party!(S1)

お祭り騒ぎですからね。にしても、今回の桃井さんてば…。

海外組から噂には聞いてましたが、目の当たりにするとやっぱり

 最近の桃井は厄介系

であることがよくわかりましたorz。

ウルトラオレンジ持って歌い出したと思ったら、ワンコーラス歌い終わったところで
客席に向かって投げやがりましたよorz。スターダストは迷惑&危険行為と思うのですがねぃ^^;。

関係ないけど、私はちょうどスピーカーど真ん前に居たのですが、
素晴らしいサウンドでしたよ。どこぞでよく、音響がなってない、ということを
最近耳にしたりもしましたが、この会場はそこらへん容赦なく、気持ちの良いのを
揃えてくれましたね^^。感謝!です^^。

2.㌧㌦ベイビー(S1)

この曲も1曲目と同じノリノリで。

2.ナイト・で・ないと(S1)

わたし的には実は、ライブで聞くのは1月のO-East以来かな?と思う。
AXライブでも歌ってたんだけど、その前のが印象的だったので。
名古屋のときは、体調不良で歌えなかったみたいだからね。(セットから外れてた)

あと、某口上覚えて初ってのがでかいw。でもまっ、叫べたのは楽しめたけど
そんなスタートダッシュであとはまったり、的な曲だったのね。と改めて思った次第。

3曲飛ばしてようやくMC。ギャルゲの中みたい!とかいうw。
話に出てたミニFMと写真展は、私も居合わせられてよかったなイベントねw。

次からリクエストシリーズになってくようなのだが、1位になった曲は
大人の事情ってよりも、桃井の自主規制で却下になったらしい。

まあ何を言っても、サイリューム投げまくる人からだと、説得力もないのだがorz。

4.Adolescence -rainy Taipei version-

5.愛のメディスン 〜りにゅ〜ある〜

6.WONDER MOMO-i 〜New recording〜

ワンモモの前では、上着脱いで赤のセーラーっぽい服になり、その上着はと言えば
脱ぎ捨て脱ぎ散らかしっぱなしという…。

そんなわけで残弾なくなった桃井さん、ほしいと思ってたところにハルヒ君が
ウルトラオレンジ補充に持ってきたりと。。。またやっかいな^^;。

そんなワンモモ、予想通りですが今度のセルフカバーバージョン、
録音し直してニューニューレコーディングになるようす。
なんでももっと気持ちが伝えられるようなバージョンになってるそうで。
今のにしても、「そっと胸に手を当て心の声を聞いて」と歌ってるにも関わらず
全力でウルトラオレンジ折ってひたすらケチャってるひとが9割方、
まるで心が伝わってない証拠ですよねぇ。ちゃんと胸に手を当てようよ。

話が長くなってきたところで、流れに沿わせてタイムカプセル→来世紀に開けよう、で、

7.21世紀

8.Friendship

ここは聴かせる曲シリーズでしたね。ここまで5曲、ウルトラオレンジが乱舞せず
平和に過ごせましたがw。

私のここまでの印象、率直に「2005年曲が多いな」でした。あの頃、ですね。
アンセブが無くなって、懸命に突っ走りながら着地点を探し求めてたあの頃。
今年はそのアンセブが一時復活して、わたし的にはその直後のライブ、
ちょうどメッセージソングが多くなった年でもありました。だからとても、
良いライブに感じたのでしょうね。

Friendshipが女性向けなのかな、と最初に言った。
この心は、実はここにある。さすがにこの曲は騒いで聴く曲でないのはみんなわかってるので
私はもちろんのこと昔同様に、ずっと腕組んで静かに見守ってました。

すると隣にいた女性が、止まらない涙を左右交互に何度も何度も拭いながら、
心打たれて聞き入っていました。この様子がとても印象的だったので、そう思えた。
『男とか女とか』なんて歌詞も入り、そんなの関係ない、と言い放つ桃井さんの
強さに心打たれる曲、でもありますよね。この流れはすごくよかった。

つまりは、ここから次の曲への流れが。


そういうわけで、さらに心に届いてくる曲です。これもリクエスト多かったようで、
私も大好きな曲でした。つまりは最初に戻るわけです。

9.天空のスプライト(S1)

後ろの方は打ちまくりで騒いでたようですがw、わたし的には初めて聴くこの曲を
静かに心に刻み込みながら聴けたのが本当に良かったですよ。
Friendshipに涙してた女性に負けないように、私もスプライトは心の中で泣きましたよ。
本当に背中を押される曲で、私は「忘れないよ」の言葉に繋ぎ止められたわけで。
素直に何度も「ありがとう」と伝えたくなった瞬間でした。その場でのこたえは、
アニサマの前に買っておいた、2本のウルトラグリーンで手を伸ばし続けたこと、でした。


次からはカバー集。まずはアキバのこと、痛車のこと歌ってる曲ってことで、

10.Get Wild(S1)

11.God knows...

ハルヒ君はギターで参戦、長門さんも最後にはウルトラオレンジ振ってくれてたよ。

それにしてもここでまた厄介なことが増えたorz。
ウルトラオレンジを客席に投げるのは、曲名のあとに(Short 本数)で書いたように
既にここまでで5本に達してたわけだが、それ以上に、これも海外組に聞いてたしでかしで、

マイクを使って間奏で「よっしゃいくぞーっ!!!」と、
MIXの統制を入れ出す始末…orz。

こういう形になってくると、もう間奏に「口上入れたり」とか考えなくなりそうですよね。
MIXでロング口上が潰される現場は何度か観たことがありますが、
よもやアーティスト本人がそれやるってのは、私の狭い知見の中では観たことなかったです、ハイ。

12.さいごのろっく

最後の2曲、と言って歌い出した1曲目。ラストスパートですね。

13.LOVE.EXE -momo-i quality version-(S1,L1,S1)

私が思い入れ強いのはこっちのバージョンじゃないので(笑い)でもまっ、最後としてはよかったですよ。

ここではもう、これでもかっ!っていう。さっき補充した残弾ウルトラオレンジを、
2本投げただけでなく、途中ではなんと「L1 ロング」もブンブンとブーメランのように
投げ込んでみたりorz。どこまでも果てしなく、他人の迷惑考えて無いよなぁ^^;。

引っ込んでアンコール。始まりもバラバラなら、叫んでる内容もタイミングもバラバラ。
まあお約束だから出ては来てくれるけど、感動の欠片もないアンコールシーンでしたなぁ。
あまり桃井さんのライブに来なくなってるからよう知らんけど、やはりアンセブの頃のような
統一感など、微塵もないというのが今現在の印象ですね。それがよい、と本人が言うなら、それまでですがね。

さて、バンドメンバーと桃井はNITの特製Tシャツで登場。ヲタ芸を校章のマークに入れてるらしい。
学校の体育館で「晴子さん」と呼ばれると、スラムダンクみたい、と懐かしい思い出を語ってみたり。

メンバー紹介のあと。

桃「ウルトラオレンジ余ってる人!?!?

これがまた凄かったorz。
私の隣の人がアンダースローで投げ上げたのは、放物線を描いてキーボードの上に直撃して
キーボードの人をどビックリさせてましたし。他にも軽く、10本以上は桃井さん目掛けて
次々に投げ込まれていきました。

最近ライブに行ってない私みたいな一般人や、今回が本当に生まれて初めてのライブで桃井さん、
だったひとなど、実際サイリュームの折り方を教えてあげた人もいたくらいなので、
いっぱいいたと思うのですが、

ライブっていうのはこうやって、

 ステージの上と下でサイリュームという光る棒を投げ合うものだ、

とインプットされてしまうのではないか、いや、そうなるに違いない、と思った次第ですねorz。

楽しければいいというのでしょうが。これじゃあドリパの某歌姫さんも、怒り出したくもなりますよね。
今後はライブグッズで、ヘルメットと保護メガネを販売すると良いかと思いますよ。
投げられても刺さったりしないようにね!!!(いやマジで…)

そんなウルトラオレンジに思い出がいっぱいある曲、

14.もっと、夢、見よう!! -Now I feel...version-(S6)

正直(S6 6本)とか書きたくなかったorz。
最初っから3本持ってて、1コーラスのAメロだけで、歌詞の区切り区切りで、1本ずつ投げ込み投げ込み、
曲の後半でもまた折り出しては投げ、まさに千切っては投げ、千切っては投げ、の状態で。

これぞ「Now I feel...」なんですね……。

3連戦、明日も明後日もイベントとのこと。告知も済んで本当に最後の曲。

15.ゆめのばとん(S1,B1)

最初のAメロではウルトラオレンジ、でも最後の「全員で青」のところだけは、
自分でも「青」を折ってくれたよw。ここでウルトラオレンジだったらあからさまに
空気読んで無かろう、とも思ったけど、ここだけはちゃんと考えてくれてたのね、よかった。
ここらへんはちゃんと考えてくれてるらしい、桃井さんのラストなのでありました。

また会いましょう、ありがとう!と締め括り、

最後の最後、タイミング無かったのかなぁ〜?と思ってたところに、

予定してた紙テープ、うまいこと決められましたね。喜んでもらえてよかったですよ。

最後に通算16本目のウルトラオレンジを客席に投げ込んで、18:38全て終了しました。

3本締めなどやって、うまくまとまりましたよ。
特に今回は、旧知の関係者諸君、よくがんばりました!よかったですよ!!


終わったあと、外で少しクールダウンしてから、散会して遭遇した知り合いと立ち話して、
結局は野外ステージに戻って何故かクイズ番組?観ながらヲタ芸大会www。

うまいことマイクロバスを占拠して(笑い)駅まで移動して、

東武動物公園

そこから大宮に移動して、結局は朝まで語り。久々に桃井イベントを楽しめた次第でした。


ある意味、箍が外れても何でも許される場所、それが学園祭の自由さなのかも知れない。
にしても、課題満載てんこ盛りな、桃井さんの振る舞いには閉口、でした^^;。

でもまっ、そんな桃井さんもまだ声が届く距離にいてくれて、君を忘れないと言ってくれてる限りは、
また機を見て応援に駆け付けたいとは思ってます。次はもうちょい、良い意味でまともなライブが観れるかな?w


Presented by Y. SATO, in 2008
E-Mail ysato@blue.plala.or.jp