「Dream Party 東京2004 UNDER17(桃井はるこ)ライブ」

2004/10/11(月・祝)
於:東京ビッグサイト西4ホール
メインステージ


 Dream Partyのイメージソングとなったアンセブラストマキシシングル「もっと、夢、見よう!!」の発売を記念してのドリパ内限定ライブが開催されました。


列!

 ドリパ東京!キャラフェスの興奮と感動をもう一度♪と願って待ちわびてたので^^、めっちゃ楽しみなライブだったのですよ。でもやっぱりいろいろと忙しかったりで、いつも通りに始発でビッグサイトに向かうことに。

 コミケと違って特別ダイヤとかはなかったけど、結局うちから始発で行ったら着くのは同じで6:20くらい。今回はキャラフェス同様の18禁列、一般列の他に「アンセブ列」が形成されると事前(と言っても前日かその前くらいだがな^^;)に情報が出てたので、アンセブ列を探すことに。

 と探すまでもなく「ここに列んでください」とそれだけの誘導。いちお「これは何列?」と詰問してみるとw「あとで分けるので全員ここに列んでください」と。遅いからなのか、ちとよくわからんが、まあそういうならそういうことにしとくか。キャラフェス同様に列捌き悪いとの噂なので、ちと用心した次第でした。

 ちょうど台風直撃!な3連休3日目だったわけですが、予報は完全に外れて台風通過が早まって、これは台風一過で暑いアツい日になるかな?^^と期待したのですが、なんと雨。。。雨かよっ!きいてねぇありえねぇ。。。ま、仕方ない。いつ頃から出来たのか、国際展示場からビッグサイトまでの道に屋根がついてたので、雨宿れたのはよかったけどね^^。

 列最後尾に付いた時点で、前に見渡す限りで軽く5〜600人くらいはいたかな。このうちアンセブ列がどれだけになるのか予想も付かないけど、3分の1なら200か…。コミケ程度のステージを想定すると、キャパは2〜300かなと思ってたわけで、こりゃCDは買えても、ライブチケットは余裕で完売してるかな?^^;とかなーり不安になってました。

 6:45くらいには列が少しずつ動き始め、やっとこ上にあがれる予感。後ろを見渡すと…1000は軽く越えてますな^^;。こりゃこの後来る人は、ライブが200程度だったら無理だろなぁと、人ごとのように思ってみたり^^;。んな余裕ないくせになw。

 7時過ぎにはファミマの裏まで辿り着けました^^;。列は2列ずつの3列目。その前の方にはさらに早かった人たちが既に列を分けて列んで待ってたり。移動までの時間が微妙だったので食事は買わなかったけど、行っておけば良かったなぁと思ったり思わなかったり繰り返してやっとこ時間は8時。列は少しずつ入っては止まり入っては止まり。なんせ入った後になって列を3分割してるわけだからなぁ^^;時間は掛かるよ。

 やっとこ私も入れました。中に入ってすぐ「アンセブ列」のみ外へ出て、優先的に移動開始^^。なんかいい扱いかもw。で、やっとこれで当初の予定であった「アンセブ列最後尾」に着くことが出来ました^^。順番的には100人をだいぶ越えたあたり。チケット枚数が少なくても、なんとかぎりぎりだいじょぶかな?^^;というあたりで一安心。

 入場までには時間が有り余ってたので、知り合いと話したりしながら待つことに。ステージがでかいこと、チケット枚数は予想遥か越えて多かったことを確認できて一安心、それから今日のライブの選曲予想や解散決まってから初会合ということもあってその辺りの話もしてみたりとか。懐かしい顔ぶれも一同に会してた感じで、より一層解散間近を実感したってのもあったかな。兎にも角にもここからはじまる六連戦!何としてもフル参戦して伝説の生き証人となり、いつまでも語り継ぎたいもんですね^^。


CD販売!

 列が動き始めたのは10時過ぎだったかな。西の1Fホールを通ってエスカレーターで西4方面へと登っていきます。アンセブ列はここで列形成。リハーサルしてるはるこちゃんの歌声も聞こえてきたりと、前方の人たちはとにかくいいことずくめだったらしいw。

 事前に配布されたリーフレットによれば、アンセブ列が当然ながらCD購入最優先で(そりゃそのための列だからな^^;)18禁側からの人は、開場しても、18禁列が解消するまでは、アンセブ列の最後尾には列べない、ということが書かれていました。これはオフィシャルグッズ全てにかかることなのですね^^。なるほどなるほど。

 10時半過ぎに開場となり、列は徐々に入場。最前はオフィシャルグッズ販売スペース前で、今や遅しと販売開始待ち。それにしても、そこに見えるCDの山、そしてその向こうに見えるCDが入った箱の数と言ったら^^;。一体何千枚用意されてたんでしょうか^^;。完売はあり得ず、この時点でCD購入は余裕なことが再確認されて、ほんとによかったり♪^^

 11時、ドリパ開始と共に販売開始。少しずつ列が動いていきます。ここで一悶着小イベント発生w。18禁スペースより買い物梯子してきて、次にオフィシャルグッズ買おうとダッシュしてきたと目される数人が、ドリパスタッフに最後尾どこ!?と詰問する風景。アンセブ列の存在自体を知ってなさそうな、今回ジャケットきみづか葵ファンかと思われますが^^;、いくらがなっても無理なんで、しばらく静かにしててくれたまいw。

 そんなイベントもすごかったけど、もっとすごかったのが隣のステージイベント前^^。席取り部隊が猛ダッシュでステージ最前ゲトズサーってかんじで^^。アンセブ列はCD購入必死ですが(もうそれほど必死じゃないけど^^)、ステージの方はすぐに始まるわけですから^^。YURIAさんほかいろんな方々が代わる代わるステージ上に登場するメインステージ、熱狂してましたね^^。

 そうしてやっとCD購入!まあ遅かったし、30分以上は掛かってたでしょうか。無事必要枚数Get♪^^ そしてチケットは130番台^^。思ったよりもはるかによかったじゃあないですか♪ アンセブ列を分けたときに分かれたのが全体のほぼ1/3くらいだったので、やはり基本はドリパ、18禁勢が多数派だったわけですな^^。

 これでしばらくは待ちってことで、のんびりまったりステージ見たり、ブースを見て回ったり。はるこちゃんがちゆ役で声優出演するねとらんのアニメDVD、2割引とか言ってたけど、結局予約してこなかったなぁ。アキバで買えればいいのさ♪^^ その後長めの食事をとって、15時からは外周に出て整列開始、コミケとそう変わらないような可もなく不可もなくの列捌きで、その数1000に達するアンセブライブ入場列が形成されていくのでした。

 ここでちょっとだけ気になったのは、列誘導係がそろって「アンセブライブ」ではなく「桃井はるこライブ」と言っていたこと。まあそのとおりだったわけですが^^;。そのあたりの事情、いろいろあるんだろうけど、ちょっと複雑だったなぁ。


UNDER17(桃井はるこ)ライブ!

 まず。2004年でアンセブは解散、はるこちゃんと小池さんはそれぞれ違う道を歩むことになるわけで、その先駆け的な感じもあるこのラストシングルでは、小池さんは唯一「Special Thanks」として名前が載るに留まり、ライブの方もはるこちゃん1人+アンセブダンサーズのなっちゃん(なつまんさん)&ナオミ(Chicoりん)となってたわけです。

 ま、勝手な憶測を展開させないようにと、ステージ上からはるこちゃんに前もって指摘されてるので^^;、ここで書くことは敢えて無い。というわけで、ちょっと遅くなって16:10過ぎてたかな?アンセブ(桃井はるこ)ライブへと移行していきます。

 今回は、私が見てきたアンセブライブを振り返る意味で、各曲の初披露(わたし的に)の頃を振り返って、まとめてみることにしました。


曲目

 今回はドリパ。美少女ゲームの祭典ということで、アンセブスタートの契機となった作品などが一堂に会するわけだ。ということで、もちろん曲はゲーム限定、そして今までの活動の軌跡を、ひとつずつ追いかけていく構成となっていました。

 歌の前にはるこちゃんから解散のきっちりとした報告と、それを踏まえての今日の意気込みなどを語ってくれて、待ちに待ったはるこちゃんライブのスタートとなりました。

曲数
曲名
内容
いちごGO!GO!
最初と言えばやはりこの曲。
アンセブ発表の契機となった思い出深い曲ですね。
ぷりんのうた
そして続いてはこちら。
去年の夏コミWitchライブ以来でしょうか。
懐かしさがこみ上げてきました。
ALIVE
そしてALIVE。
やばかったです。
ほんと泣きそうになりました。
正直、いろんな意味で泣きたかった。
MC1 Witchの思い出話
恋のミルキーウェイ
アンセブ第2シーズン、一曲目。
トールケースCDが発売されたコミケが懐かしい。
OS NO YES
こちらもオリジナル音源で。
今回はこの曲では泣かなかった。
はるこちゃんは最初に
「今日は泣かないぞ」宣言
をしてるので当然だが、
私がである。ALIVEのがぐっときた。
MC2 4→5曲連続
ぽぽたん
これも最初の夏コミですね。
ろっくちゃんはるこちゃんが懐かしい。
もちろんアニメ版ではなくゲーム版だからの選曲です。
Nostalgia
一気に去年の夏コミへ。
ゲリラ的なライブで参加するのもしないのも大変で、
いろいろあったなと苦い思い出。
夏だ!海だ!スク水だ!
これも夏コミが初披露でした。
あまり歌われない曲をセレクトしたのも、
今回の特徴かも知れませんね。
SHE・KNOW・BE〜恋の秘密〜
当然来るだろうとは思った。
最初は大阪キャラフェスだったかな。
何もかもが懐かしい。
久々に忍術飛びしました^^。
10
ラブけろぱにっく!
私は行かなかったアニメエキスポで
一度だけ歌われたそうで。
私は初めてだったのでよかった。
歌詞は難しくて、かみまくりでしたが。
MC3 最後の2曲紹介
11
フィギュアになりたい
みんなで静かに聴きました。
新曲バラード。
CD聴きまくろう。
いい曲だ。
12
もっと、夢、見よう!!
これが今回のメイン。
ファイナルメッセージソング。
泣きじゃくって歌えなくなっちゃったけど、
会場からの声援とがんばりで、
なんとか歌いきった。
ありがとう!
−アンコール−
13
天罰!エンジェルラビィ
台風過ぎたのに雨降っちゃいけませんVer!
ホントだよ!w
小池さんがいないこともあってか、
久々に〜ですVer〜でなく普通の。
最初はキャラフェス秋でしたね^^。
14
いちごGO!GO!
ラストはやっぱりこの曲。
アンセブは知らなくてもいちごは知ってる。
いちごと言えばアンセブ。その逆も然り。
多くの人が認めるアンセブの代名詞。
会場全体が完全に一体となった瞬間でした。


 今回のアンセブライブは、はるこちゃんが、小池さんの分も一身に背負って、がんばってがんばって、声援・応援に支えられながら、まさに会場全体で解散ライブツアーのスタートを飾った感がある。ここから始まるツアー、押し潰されそうなプレッシャーもあるとは思うけど、それをはね除けて、自分が思うことを思うままにやってきた“UNDER17”の活動すべての集大成を、今まで以上により多くの人たちに見せ付けてほしい。これが桃井はるこが全てを賭けてやってきた、真実の記録だ!と。ステージ上からも言ってくれたけど、まだ暫くはあるんだから!がんばって最後まで、みんなで駆け抜けていこう!!

 でもやっぱり、正直な感想を言えば、小池さんの存在は大きかったな。はるこちゃんの歌詞の間違えや忘れがあったのも、精神的なサポートもしてくれてた小池さんが隣にいなかったこと、あるのではないかなと、ステージ上の大変そうな、つらそうなはるこちゃんを見てて思った。はるこちゃんと小池さんが背中合わせで歌い奏でる勇姿、それこそがアンセブのアンセブらしさだと私は思うのですよ^^。言いたいことが言えなくて、憶測がいっぱい飛び交う中、いろんな意味で本当にがんばったね。メッセージは受け取れたよ。アニキにはツアーで格好いい姿を見せてほしいですね!!感動をありがとう!!!

 ドリームパーティー東京、ここからアンセブのファイナルステージがスタートした。過去を懐かしんでたり、あれこれ思いを巡らせて噂話してるような、そんな余裕はあるわけない!!今を全力で走り抜けていくUNDER17の全てを、今この目に焼き付けて、伝説を語り継ごうではないか。歌はいいねとはるこは言った。何度も言った。言葉にすることが苦手になってきて、何を言えばよいか悩むことはあっても、歌にすれば思いを全て伝えることができると自信を持って言える。そんな2004年今現在の桃井はるこには、本当に今だけしか会えないのだから。四の五の言う前にこの歌を聴け!!!

 最後の最後までUNDER17を応援・支援し続けます。そしてみんなで、伝説を後世へと語り継ごう!!!


Presented by Y. SATO, in 2004
E-Mail ysato@blue.plala.or.jp