一言書評 〜はみだし刑事情熱系の感想〜


はみだし刑事情熱系(98/11/18)

 “はみデカ”のお株を奪われた高見君でしたが、今回の桜の活躍 よかったですね〜(^^)。そして失敗したことを励ます周りがあったかい^^。人が仕事をやってく上で、成長できるか否かは、失敗したときに周りがどんな態度を示すかが大きいんじゃないかと思う。叱りつけたりしてから、「これがお前のためになるんだ」くらい言われたところで、反発を生み、組織としても、そして人間関係も、マイナスになる方が多いんじゃないか?そう思わせるほど、今回の「励まし」はよかった。仲間とは、こうありたい!^^


はみだし刑事情熱系・最終回スペシャル(98/03/25)

 命の重さ、大切さ。それを忘れてはならない。失った命は帰ってこない。
 復讐をすればいいとは思わない。そんなことが起こらない世の中を作っていきたい。男・高見兵吾はそう答える。友達の死を前にして、死ぬことを考え、それでも生きていくことが、命が一番大切なんだと沖縄に教えられ、それこそが大事なんだと訴える娘・みゆき。
 死んだ人間は、生きている人の心の中でいつまでも生き続ける。その存在を誰からも忘れ去られたときに、初めて人の死は訪れる。命の大切さを語るドラマは他にもいくらでもあります。目先の過激なシーンにばかりとらわれず、こういう素晴らしいドラマで感動しましょう。


はみだし刑事情熱系(98/02/11)

 誰よりも他人に優しく、だからこそ犯してしまった罪。何度も何度も困っている人を助け、たったひとつ犯した罪の理由、みゆきちゃんを助けたことでもわかってるのに、誰もみんなわかってるのに、犯罪者として逮捕せざるを得ない心境。複雑ですね。でも、どんなに憤ったとしても、やはり犯罪はいかんのですよ。何とかならないものなのだろうか…。
 法の目をくぐり抜けて罪を犯す人々が最近急増してます(特に悪質な電話勧誘!)。そういう輩に日々悩まされる人も星の数ほどいるのでしょう。法で裁けないとなると警察には頼れない。やはり人誅が必要だと考えがちになる。でもだめ。やっぱりだめ。だめなもんはだめ。悪に決して屈することなく、自分の中の正義を信じて耐え抜きましょう。