一言書評 〜アニメの感想〜


ヱヴァンゲリオン新劇場版:序(2007/09/15)

 初回開演が10:15ってことで、勢い込んで着いたの9:43。列があるなと思ったら他の映画の舞台挨拶で、閑散としてましたね^^;。まあ公開が9/1で、ひと足も少し落ち着いたということでしょうね。それを見越してきたようなものですが。新宿でこれ?というくらいに少なかったです。

 失敗したのが、物販が始まってないこと。どうやら1回目が終わってから始まるらしく。来場特典のポストカードだけもらえてもねぇ^^;。にしても、これからはやっぱり前売券買おう^^;。当日券は高いや^^;。

 開演まで宇多田の歌がエンドレス。やっぱイメージ変わっちゃいましたよね、ヱヴァも。エヴァでなく、ヱヴァだしね。

 と思ったら、プログラムだけは場内で売ってたので、買えました。グッズは別場所で販売中らしいけど、今回はめぼしいものもなさげなのでスルーで。

 さて本編。近年、テレビシリーズをこの形式でリヴァイバルさせた作品として、ZガンダムとガンダムSEEDがある。SEEDはTVスペシャルだけど、まあ一緒だね。時間が経ってる、という意味ではZに近いが。内容的にはやはり、とりあえずこの“序”に関して言うなら、SEEDに近い。ほとんど変更点無しで、劇場サイズでヤシマ作戦までサクサクと観れたから、観やすくはなったかな、くらいの印象。あと、冬月の意味深発言やら早々登場したカヲル君の前説っぽいのとかもね、新要素としてはあるけど、隠されてたエヴァの真実が少しだけ明かされた、コミック版と同じような感想しか出ませんね。

 次の“破”からは、ひょっとするとZに近く化けてくるかも知れません。なんせ、エヴァ六号機とか、そのパイロットとか^^;、そこは聞いたことないですからねw。楽しみにしとこう。


アニマックス3周年記念サンクスサンライズ33時間マラソン放送(2001/09/16)

 COWBOY BEBOP天国の扉公開直前「カウボーイビバップ全話一挙放送」を目玉に、今年も行われました恒例夏休みマラソン放送^^。いやほんと内容濃くて凄かったです。気になってはいたけど今まで観ることの出来てなかったサンライズ作品の名作群もかなり観れて良かったです^^。全部は観てないのですが^^;、伊集院光と加藤夏希のトークで番組は進んでいきました。以下チェックしてたコーナーを一部コメント付きで紹介。

ガンダムソングベスト10

 ニュータイプ、アニマックス、ガンダムA連動の人気投票結果発表。アニマックスのHPにも期間限定でアップされてますが、

 星空のBelieve、アニメじゃない、STAND UP TO THE VICTORY、RHYTHM EMOTION、サイレント・ヴォイス、永遠にアムロ、JUST COMMUNICATION

 と続きました。趣味的にバランス取れて混ざってて、良かったですね^^。でも上位2つ、に「Z」が、中でもトップが「水の星へ愛をこめて」だったのは嬉しかったですね^^。

ガンダムエピソードベスト10

 エルメスのララァ、ガルマ散る、宇宙要塞ア・バオア・クー、ジャブローに散る!、恐怖!機動ビグ・ザム、迫撃!トリプル・ドム、ランバ・ラル特攻!、光る宇宙、という具合にランキング。ファーストだけなので、あまり異論は差し挟めぬが、意外に「テキサスの攻防」とかは票が伸びなかったのだなぁ。上位は当然と言えば当然^^。第1話が2位に来るとは思わなかったが、光る宇宙と脱出は確かに納得ですな^^。というわけで1位に輝いた「脱出」が放送されました。

太陽の勇者ファイバード

 勇者シリーズ第二弾。 第3話「勢ぞろい宇宙警備隊」を放送。久々だったのでよかったなぁ^^。全部観たい!

勇者特急マイトガイン

 勇者シリーズ第四弾。 第1話「あれが噂のマイトガイン」を放送。初めてだったけど、噂通りむっちゃ面白い!!昔の日活映画をモチーフにしてるという裏エピソードも聞けてよかった^^。何でも「マイトガイシリーズ」というのがあったそうな^^。
  旋風寺舞人=マイトガイ(小林旭)
  吉永サリー=吉永小百合
 キャラクターがこんなイメージで、セリフにも「夜霧よ今夜もありがとう」なんてのもあったさ(笑)。「この停電で悲しいドラマが生まれなければいいが」などという格好いいセリフもマイトならではですな♪^^

勇者警察ジェイデッカー

 勇者シリーズ第?弾。 第25話「デッカード殉職」を放送。いきなり主人公メカの最期を放送かいっ!?^^; そりゃ内容が気になりますって^^;。

 系統的に、勇者シリーズにはいくつか種類があるらしい。自分がメカに入るもの、メカ自体が味方になってくれるもの、自分自身が主人公メカにもなるもの。奥深いね〜ほんと^^。また機会があったら観てみたい。

装甲騎兵ボトムズ

 「STORIES OF THE “A.T.VOTOMS”」「レッドショルダー ドキュメント野望のルーツ」を放送。ファーストレッドショルダーは小説で読んだだけだったので衝撃でした。本編はシアターXで録画中だけど、ダイジェストが一気に観れたのは良かったな♪^^ 原画展でも野望のルーツが楽しめたので、最近はボトムズ熱再燃中♪^^

新世紀GPXサイバーフォーミュラ

 37話 最終回「栄光のウィナーズ」を放送。ラストのED主題歌がフルで入ってたのが嬉しい^^。今日はその続きが見たくて11も買ってきたし!まだまだサイバー熱は収まりません♪^^

鎧伝サムライトルーパー外伝

 「鎧戦士 再び!」を放送。輝皇帝伝説ではありませんでした^^;。こちらも本編まだ全部は観てない。しっかりと観ねば^^;;。

エスカフローネ

 劇場版です。小説であんまりな内容だったので見る気しなかったのですが、アニメ版は小説よりも柔らかくなってたのでよかった。この辺、アルジェントソーマとも近いものがある^^;。小説は酷だけど、アニメはそれほどでも?みたいなとこがね^^。でもやっぱりテレビシリーズ「天空の」が私は好きだなぁ^^。

GUNDAM EVOLV 1.0

 ガンダムの最新・貴重映像。ファーストガンダムなのだが、フルCGで再構成されてる。なかなか魅せてくれます。機会があれば是非観てもらいたい。

ベスト・オブ・サンライズ

 サンライズ作品を全部列べて人気投票!こちらもアニマックスHPで詳細観れますが、数あるガンダムシリーズを押しのけて上位に食い込んだのは、やはり「カウボーイビバップ」「シティーハンター」。「天空のエスカフローネ」と「聖戦士ダンバイン」が並んでランキングしてるのも結構意味深(笑)。Wは11位、ボトムズは12位でしたね。サイバーフォーミュラやガオガイガーも20位以内にランキングされて嬉しい限り^^。

 ガンダムシリーズを観ていくと、圧倒的にシャアが絡む作品。結局ダントツファースト。まあいろんなひとが投票してるゆえ、仕方あるまい。それでも次点でZが付けてきたのは良い^^。わたし的には、星の屑が8小隊に負けたのが意外。F91がランク外だったのも、まあ仕方ないか・・・。こうしてみると、ビバップ人気がファースト越えそうなので、これはこれで面白いな^^。

 というわけで、長かったけどほんと情報盛り沢山で楽しかった!また来年も観たいアニマックススペシャルでした!!


戦国魔神ゴーショーグン(2000/11/25)

 ギャグとして観ると非常に面白い、葦プロ製作のスパロボアニメです^^。主人公はパイロットではなく少年! 1話で父を殺されて悲しい運命を辿る、って流れになるのかと思いきや、楽しい仲間や(テリー?^^;)サバラス艦長、口うるさい教育ロボット・OVA(通称おばさん…笑)とともに父の開発した世界で唯一のテレポートシステムを積んだ船に乗り込み、地球各地をテレポートしまくりながら旅をしている、そんな物語^^。

 敵の司令官たちがまた面白いっ!(笑) 3人いるのだが名前が『カットナル』(カッとなる)、『ケルナグール』(蹴る殴ーる)、『ブンドル』(分捕る)ときたもんだ^^。そしてまた、この『ブンドル長官』がいいっ!!^^ CV塩沢兼人さんでここまで格好良くかつ笑えるキャラはもう絶対必見です! いつでも一輪の薔薇を愛で、戦場にクラシックを演奏させ、「ワルツはいい…(微笑)」とほざきつつ、美しいものを愛し、自分の美しさに陶酔し、ゴーショーグンの強さの中に美しさを見出しては付け狙い、ケルナグールを「美しくない…(侮蔑)」と常に卑下している、しかもそれなりに戦略の才はあるという真の金髪長髪美形ナルシスト^^。いやほんと、彼を観てるだけでも面白いっすこの作品^^。

 そしてゴーショーグンというロボットのシステムがこれまたすごい! 主題歌にもあるとおり、“赤いボタン”や“青いボタン”を押すだけで、必殺武器が飛び出して敵を一掃するわ、突如母艦から“スペースバズーカ”がテレポート転送されてきてはイデオンガンの如く敵を消滅させてしまう…^^;。戦闘シーンからして笑いに溢れています^^。この内容を踏まえた上で、スパロボを再プレイしてみるのも面白いですね^^。


天空戦記シュラト(2000/11/24)

 タツノコ作品を続けてしまえ!ってことで^^、最近は観てないけどここに続いていきます(笑)。今度はCVの繋がりで、JJが修羅王シュラト、チャンプが迦楼羅王レイガ、アップルが吉祥天ラクシュ、となっていきます。性格は、ある意味、まんまですね(爆←レイガも^^)。まあレイガは編み物やってないけどね(散)。リックスに当たるのは夜叉王ガイか破壊神シヴァかと言ったところですが、CVは子安武人(ゼクス)&若本規夫(ロイ、シャピロ)となる、かな?^^;

 キャラクターが増えたところが魅力^^。なんと言っても八部衆ですからね♪ さらに魅力的な悪役、ガイも雷帝インドラ(鈴置洋孝=ブライト)も不動明王アカラナータ(松本保典@ベンジャミン^^)も、語り出すと止まらない魅力でいっぱいです^^。もちろん八部衆側も、天王ヒュウガ(堀内賢雄=マシュマー)と龍王リョウマ(山寺宏一=ギュネイ、シオン@オレンジ^^)の友情コンビ、アカラナータと同じ声の摩利支天マリーチと那羅王レンゲ(林原めぐみ=クリス、綾波レイ)の悲愛などなど、見所は尽きません。ついでに八部衆のマスコット的存在、竜族小ナーガのミーの声も林原さんがやってたという、まさにジリオンでの本多さんのような活躍も見逃せない(笑)。

 声優ネタ、呪術と真言、密教に神の存在、そして神の甲冑を纏って戦う姿、今尚語り尽くせない魅力がてんこ盛りの美味しい作品。言ってみれば星矢と孔雀王のいいトコ取りで好評を得たわけですが、私はそんな試みが好きで好きでたまらなく、このメディアミックスはかなりのめり込みました^^。いずれちゃんと纏めてみたいもんですなぁ^^。「SET THE FIRE」が歌いたいっす!(爆)


赤い光弾ジリオン(2000/11/24)

 というわけで(?)こちらについても^^。ウラシマンと比較すると、リュウがJJ、クロードがチャンプ、ソフィアがアップル、権藤警部がミスター・ゴード(名前も似てる?^^)、そしてルードビッヒがバロン=リックスとなる^^。あ、エイミやオパオパがいないなぁ^^;。こちらはさらにあとのシュラトと比較すべきですね(笑)。神の銃、ノーザ兵を一瞬のうちに蒸発させてしまう『ジリオン』を手に、三人組“ホワイトナッツ”がノーザの侵略から平和を守る! 後半の復讐鬼と化したリックスがJJを追い回す様は、まさに“シュラト、殺す…!”の状態だったりする…^^;。いやほんと、比較してくとこの辺は面白いっす^^。

 CVは、当時の人気者揃い踏み♪ それぞれにファンクラブなどもできてしまうくらいなもんで、声優さんが声以外で活躍し始めたのもこのころじゃないかなぁ? JJ=関俊彦さんはNHK教育で『ふえはうたう』でリコーダー吹いてたし(笑)、チャンプの井上和彦さんは特に説明不要^^、アップルは水谷優子さんで当時キャラ名とって“アップルパイ”ってファンクラブもあったよなぁ^^。ホワイトナッツのマスコットガール・エイミとマスコットロボット・オパオパは本多知恵子さんが二役^^。わたし的にはプルやプルツー、アムなどの富野作品でイメージ固まってますね。 そしてJJを付け狙う敵指令・バロン=リックスには速水奨さん!いかにも速水さんらしさが引き立つ役柄ですよね♪^^

 OPとEDの主題歌も好きです♪「ピュアストーン」はほんとにいい曲っす^^。また歌いたいね〜♪^^ 歌に合わせて、歌詞が少しずつ出てくるところが、特徴あってすっごく印象に残ってたりします。全部は撮れなかったので、また再スタートすることを期待してます^^。


未来警察ウラシマン(2000/11/24)

 こちらもタツノコ作品の初期傑作です♪^^ 未来へとタイムテレポートしてしまい、不思議な力を身につけてしまった主人公・ウラシマ=リュウが、権藤警部の指揮する“メカ分署”に配属、二枚目だけど何処か抜けてる相棒“イナズマ”クロードや、お転婆で気が強い“ブリッ子刑事”ソフィアたちとともに、犯罪組織“ネクライム”を倒すために刑事として未来シティー:ネオトキオで戦い続ける、という物語^^。

 それにしても、この“3人組”って布陣はこの頃から定着してたんだなぁ^^。一人目が元気が取り柄だけどいざとなると頼りになる熱血漢、二人目がクールで二枚目かつ何処か抜けてるところもあって憎めないタイプ、そして三人目が可愛いけど気が強くてお転婆な紅一点のヒロイン。そして敵方には必ず冷徹・クールを絵に描いたような作戦指揮官タイプの男がいる^^。私好みのね♪ ウラシマンではこれがルードビッヒ(CV:塩沢兼人さん)になるわけですな^^。ネクライム総統フューラーの座を密かに狙っているような彼の言動や行動、そして立ち居振る舞いしゃべりかたまで、ほんとにかっこいいんですよね♪^^

 ついでにCVで観ていくと、リュウはちょっと最近では聞かない人だったんだけど、クロードは名優神谷明さん(説明不要!)、ソフィアは横沢啓子さん(熊耳オタケさん!)、厳つい権藤警部が大平透氏(喪黒…)となっている。関係ないけどネクライム側の下っ端・ジタンダには田中真弓さん(クリリン、悠宇)が情けなくも演じてらっしゃる(笑)。

 リュウが使ってるビームピストルが“赤い光弾”だったりする^^。そーいやなんとなく似てるかもね♪ 同じタツノコだし^^。 あー、また『ミッドナイト・サブマリン』歌いたくなってきたなぁ(笑)。


炎のアルペンローゼ(2000/11/24)

 最近はめっきりAT−X漬けです(笑)。このチャンネル、傾向としては「サンライズ=名古屋テレビ」ともうひとつ「タツノコプロ」の作品が充実してます。これもそのタツノコ作品の秀作です^^。

「アールペンローーゼ アールペンローーゼ 幸せーのはーな♪」

 第二次世界大戦当時、反戦を、そして反ナチスを訴える歌として庶民に歌われ続けた伝説の歌、アルペンローゼ。この歌を巡って数奇な運命を辿る少女と周囲の人間たちの物語。原作は赤石路代さんのコミック。考えてみると、読みたい読みたいと思いつつも、赤石さんと篠原千絵さんのコミックってまだ読んだこと無いんですよね。でもアニメでは、こうして大昔に記憶されるほどに観てたんですねぇ^^。知らなかった。。。

 キャスティングも私の好きな方々揃い。ヒロイン・ジュディは鷹森淑乃さん(ナディア、アニス=ファーム)、ジュディの生き別れになった思い人・ランディが難波圭一氏(初代ロック、カツ、近江くん^^)、ジュディことアリシアの幼少時代を知る若き天才音楽家・レオンハルト=アッシェンバッハに井上和彦さん(説明不要!)、三人を追い掛けるナチの将校には池田秀一さん(シャア、ケスラー、師匠♪^^)ときたもんだ! キャラクター的にも言動や行動をとっても、今はアッシェンバッハが一押しですね♪^^ こういう男は死なせちゃいけないよ!戦時下であっても、時代が許さなくてもね! 平和を目指して、がんばれ!


時空の旅人 -Time Stranger-(2000/11/04)

 角川のこの頃の作品は本当に良質揃い。これを特集してくれるNECOもさすがだ。私も何度となく繰り返し観ているこの作品だが、今回のスカパーでまたしっかりと見直してみてる次第である。角川アニメでは、この時空の旅人以外にも、幻魔大戦、迷宮物語など好きな作品が多い。どんどん放映してくれないかなぁ^^。

 豪華キャスト、豪華スタッフの結集、突然のタイムスリップに巻き込まれる面々には力自慢体育会系・頭脳派理科系の少年たち、憧れのヒロイン、知識豊富な先生に、未来から来た謎の少年、そして行き着く先は太平洋戦争末期、関ヶ原の戦いに本能寺の変、敵か味方かもわからぬ追跡者と時間管理局員、行く先々で出逢う織田信長・森蘭丸…見所は尽きない。クオリティーの高さも申し分なし。今のCG主体のアニメも悪くはないが、やはりこの頃の作品、いいですよね^^。

 信長の出てくるアニメはいくつもあるのですが、この作品に登場する信長は頼り甲斐があって格好いい。テコが時代を超えて好きになってしまう蘭丸(CV:堀川亮)も凛々しく格好いい^^。他の作品だと第六天魔王になっちゃいがちですが^^;、こんな本能寺もいいですよね♪^^

 何の力もない少年少女たちが体験する未知なる世界。生き延びるために、元の世界に戻るためにどうすればいいか、力を合わせて答えを導き出して、見えない何かに立ち向かっていく姿。自分が信じているものが正しいのか、何が正しくどんな判断を下せばより良き方向へ導かれるのか、様々な問い掛けがこの作品中にはある。最後まで見た後にもう一度最初から見て、真実とはどんなものなのかを考えてみてほしい。そう考えさせられる作品です。「地球へ…」と併せて是非とも皆さんに見てもらいたい作品ですね^^。


機甲戦記ドラグナー(2000/10/19)

 AT−X、二発目はこちら。やっぱりサンライズ英雄譚が初見だったりするからいかんよねぇ^^;。ケーン=ワカバってのはどんなやつかと見てみた限りです^^。

 コロニー世界の話だったりもするので、だいぶガンダムっぽいのかなぁと思いきや、どうもあんまりそれっぽくない。ドラグナーはロボット物なのだろうか? 確かに顔なんかはそれっぽい、なかなかに格好いいリアルロボット系だ。でもね、戦闘シーンや飛んでる姿、これはまるっきり“戦闘機”です。青空に飛行機雲引きながら飛んでくでっかい翼のシルエットはまさに飛行機で、撃墜されて墜落していくシーンなんかもまるまる飛行機っぽいよね^^;。そう、どことなくマクロスのバルキリーを思い起こさせます。軍隊もそんなカンジでしっかりしてそうだし。なるほどね〜、こんなカンジだったのかぁ、と。

 声の出演もしっかりチェック! わかりやすくZZ的に行きましょう(笑)。主人公ケーンがイーノ=菊池正美、そしていつも一緒にいるっぽい仲間がヤザン=大塚芳忠とマシュマー=堀内賢雄。これがゲモン=玄田哲章だったら、トリプルゲゼで飛んでってくれたろうになぁ(違!)。まあ何にしても、面白そうなメンツであります^^。また気が向いたら見ます♪


超攻速ガルビオン(2000/10/12)

 スカパーに参入した最強アニメチャンネル「AT−X」!接続して最初に見た記念すべき作品がこのガルビオン(笑)。なんてマニアックなもんやってるんでしょうか^^;。

 時は23世紀、秘密警察「サーカス」が謎の組織「シャドウ」と戦う物語。車が変形してロボットになるところまでは覚えてたのですが、それが異星人のために航空機関が絶滅してしまったためってとこまでは知らんかったさ^^;。なんかMZ23のガーランドっぽくていいっす^^。ちゅーか、銀河旋風ブライガーのシリーズもこんなんだったかな〜?また見たいですね〜。やんないかなぁ(笑)。

 ガルビオンと言えば特筆すべき点がひとつ。かなり有名なことではありますが、キャラデザがあの漫画家たがみよしひさ氏。声も鈴置さんが当ててたりとかで結構はまりまくってます^^。たがみさんのコミックのファンで、まだ見たこと無い方にも是非是非一度は見て欲しい作品ですね^^。


AWOL MISSION 1 崩壊の序曲(2000/09/27)

 BSENT ITHUT EAVE、AWOL。hideの代表曲とも言える名曲“ROCKET DIVE”が主題歌ということで、ずっと前から見てみたかったアニメ作品ですが、スカパーで登場してくれました! さすがはチャンネルNECOと言うべきか^^;。ほんとマニアックな作品取り扱ってくれて嬉しい限りです^^。

 物語はある日突然の国家非常事態宣言から始まる近未来が舞台。コンピュータが支配するメガロポリスにマッドサイエンティストも登場、そしてサイバーテロと本物のテロリストを阻むための軍の特殊部隊が主人公、という感じですね。テロリストの目的もわからぬまま、事態は緊迫感を増していき、遂には目的の軍の秘密兵器を奪っていく…。どんな破壊力を秘めた決戦兵器なのか、防衛手段は残っているのか、世界はどうなっていくのか、どこかアップルシードのような、一気に世界観に引き込まれる魅力がありますね^^。

 声の出演、なにげに渋く決めてくれてます^^。主人公は玄田哲章氏と人気の三木眞一郎、さらにどこか食えないマッドな博士に中尾隆聖、軍の重鎮に大木民夫・加藤精三・徳丸完ときたもんだ^^。端役にも森川智之やら上田祐司やらが出てきてるし、なかなか魅力的な布陣ですよね。どのくらい続くんだろう?そんなに長くはないはずだけど。続けてみてみることにしましょう♪^^


ガンバの冒険#11(2000/09/02)

 夢見が島を支配するという白イタチ・ノロイを倒すべく大海原へと旅立つネズミ・ガンバとその仲間達の冒険譚。アニマックスの日本のアニメベスト100でも上位へランキングされた不朽の名作です。イカサマやヨイショ、ガクシャにシジン、忠太にボーボ、それに旅先で出会う様々な同志達、頼れる仲間と共にひたすら海を目指すガンバだが、行く道は平坦ではなく、険しい道のりである。困難をみんなの力を合わせて乗り越えていくことで、成長していくガンバ達を見ていくことも、古き良き名作アニメとしては大切な、見逃せない点です^^。是非是非一度は見てほしいと思う作品です。山猫をサイコロの一撃で撃退するイカサマ!この格好良さですよね♪^^

 最近になってひたすらに思うこと。それはこの“ガンバ”の「ノロイ」と“うしおととら”の「白面の者」。やはり藤田さんもガンバ世代なのだろうか?^^ とてつもない強大な敵に立ち向かう姿は相通ずるものがあると思います。闘いの中で“男”を魅せてくれるところもね!どちらも大好きな作品です^^。未見ならこちらもどうぞ♪^^

 声優さんで言うと、熱血漢ガンバは野沢雅子さん、そして頼れる知恵袋のガクシャは、あの富山敬さんなのですね。いろいろ懐かしいところもいっぱいな作品だったりします^^。

 宿敵ノロイは未だ遠く、冒険の旅を一緒に続けながら、ガンバと一緒にでっかく成長していきたいもんですね!^^


六三四の剣#56(2000/09/01)

 スカパーのアニメ、何度か見てたのですが、高校生編になってちとびっくり(笑)。夏木六三四の声って堀川亮さんだったのですねぇ^^。まんず、良く思い出してみるとそんな気もしたり、実際聴いてみて納得なんですけどね^^。

 ちょうど連載&TV放映当時、私も高校剣道部で六三四たちと同じような辛い修行生活を送っていました(笑)。武者先輩のマシンガン突きをくらってみたり、なにくそっ!っと負けずに何度も起きあがって立ち向かっていったり、今は昔懐かしい限りですなぁ…(遠い目…)。辛くて挫けそうになっても、この作品があったから三年間やり遂げられたのでしょうなぁ^^。

 作品の方は、次回は九州熊本へと六三四が乗り込むところ。盛り上がってくるトコですよね!藤堂修羅との対決を夢見、今日も“一期一会”の言葉を胸に、武者修行に打ち込む六三四くんなのであった^^。


ゴッドマジンガー#20(2000/08/07)

 とにかく主題歌がOP・ED共に好きで、本放送ではずっと見てた大好きな作品、こちらもスカパーからです♪^^ それまでのマジンガーシリーズ(Z、グレート、グレンダイザー)とは一風違ってて、ムー大陸で恐竜と戦う巨神がマジンガーだったりします。科学の力のロボットではなく、神秘の力の巨神像と文字通り一体化して戦う火野ヤマト。ムーの女王アイラ・ムーの祈りで日本から導かれた辺りは、その後のシュラトなんかにも受け継がれてるのかも知れませんね^^。1984年作品、うーむ懐かしい…^^。

 声の出演CVは、ヤマトが竹村拓(わたし的にはクラッシャージョウかな?^^)、女王アイラ・ムーは、優しげで別人かと思った(笑)榊原良子さん、女王の側近にはかつてマジンガーZに乗ってた(?)石丸博也さんなんかもいますね^^。真面目な側近に堀内賢雄がいるのがシュラトっぽいもうひとつのとこ(笑)。ちなみに次回予告などのナレーションも堀内さんでしたね(笑)。そしてそして、敵国の王子・エルド(ボルテスのハイネルみたいな役所?^^)には速水奨!!こんなとこにもいらしたんですね〜速水さん^^。当然ながら速水さんにピッタリの格好いいキャラなので、これもしっかりとチェックせねばって感じですね^^。

 全23話と短い放送だったのですね。終盤に差し掛かってますが、続けてみてみようと思います♪^^


新世紀エヴァンゲリオン#25終わる世界(2000/05/30)

 よもや続けてこれがやるとわ^^;。しかもこの回ね…(汗)。カヲル君を殺した理由、生き抜く意思を持ち続ける最後の使徒・人類。偽りの身体と心、偽りの物体。分離不安。自問し自答しながら、また自問していくキャラクターたち。自分が消えていく怖さ。誰かに求められ続けなければ生きられない弱さ。全てはこのためにあった、補完計画。

 エヴァに載って水底にいるアスカ、LCLに浮き漂うリツコ、血を流し倒れているミサト、全てしっかりと本来のラスト・Airへと繋がっていたらしい。シーン的には出来上がってたっぽいけど、それをこんなカタチで未完成ながら纏め上げたのは、どんな作為からのことなのだろうか。かつて盛んに論じられたことながら、やはりわからんね〜^^;。そしてやっぱり深いよ…^^;。

 深層意識世界の中で自問するキャラ…ではなく自分。幸せであることを演じ続けることで、恐怖を乗り切る無意識の心。皆それぞれに、何を願うのか。その問いかけに応えるのは、果たして本心なのか。否、と応える自分が居て、さらにそれを否定する自分の中の他人が居る。そこから脱して見つけたひとつの答えが、Airに観られる偽りの復活へと繋がっている。弐拾五話と25話、やはりザッピングしながら観るのがいいかも知れませんね^^。碇の息子が望んだ世界そのもの・サードインパクトのひとつのカタチは まごころを君に で描かれる。疲れてないときにまた見返してみましょう^^。


機動警察パトレイバー#8(2000/05/30)

 懐かしのアニメばかりではありません。ふとテレビを付ければ、バドが!黒崎が!内海が!!そしてグリフォンが!!!これがスカパーの面白いトコです^^。テレビ版はこれが第二シリーズになるのかな?8話ということですが、しっかりとグリフォン登場してるし^^。

 所属不明の黒いレイバー。グリフォンとの2度目の対戦はこんなカタチでやってきたんですねぇ。第一小隊には荷がかちすぎる、かといって目の前の事件は置き去りに出来ない。辛い仕事ですよね〜、警察というのも^^;。第一小隊の零式も格好良くはあるんだけど、わたし的にはこの不敵なタイプJ9が好きだったりします^^。ここまで人を食った、しかも手強い敵役は観ていて惚れ惚れしますね♪ 零式の脆さも歯痒いですが、小憎らしいほどの内海の戦略は、やはりどう観ても一枚も二枚も上手。

 あくまでゲームを楽しむバド。使命に燃える野明。宿命の対決はまだ先の話。昔撮り溜めたビデオもあったなぁ。いずれ観よう!^^


六神合体ゴッドマーズ(2000/05/20)

 懐かしきアニメはまだまだやってます^^。呼び寄せる掛け声も高らかに、ガイヤーとの合身も、世界中から一瞬で集まってくる残り五神との合体も、こんなに時間かけてて良いものなのかと思ったりするけど^^;、格好いいのですよね、やっぱ^^。それにしてもタケル=マーズって、敵に電撃浴びせるような超能力が使えたんだ^^;。その能力はガイヤーになっても使えるし、戦闘シーンもいろいろ観れたので、ゲームに再登場してもそのシーンを思い浮かべながら盛り上がれることでしょう^^。

 まだ最初なのでマーグは登場してないっす。後半登場まで期待して見続けることにしましょう^^。


聖戦士ダンバイン(2000/05/13)

 こちらもスカパーで初めて観ることのできた作品です^^。ダンバインと言えば、実を言うと「スパロボ」「サンライズ英雄譚」での知識しか無かったりする^^;。歌は散々カラオケで聴いたのでバッチリなんですけどね(笑)。

 ちょうど観た回はかなり中途半端で^^;、ストーリー展開は見えないんだけど、取りあえず見知ったキャラ達、ショウ=ザマ、マーベル=フローズン、リムル、ニー、チャム=ファウ、敵としてジェリル=クチビまでが登場してました^^。するとあれがレプラカーンなのかな…?英雄譚でフルCG化されたのに見慣れてしまうと、ダンバインにしてもだいぶ印象異なります^^;。そして戦闘シーン。サクッサクッっと斬っていくオーラバトラー戦はすっごく軽い印象があった^^;。なるほど、オーラ斬りやらハイパー化でもしない限り攻撃力は小さいはずだわ^^;。まあとにかく、これでスパロボの原作がまた観れたわけで良かったなぁと思います^^。


機動警察パトレイバー2 the Movie(2000/05/06)

 CSのチェックは実に難しい^^;。気付いたらめっちゃ観たかった放送が終わってたり、そんなことがいっぱいです。特にこのGWは美味しいトコが集中してたようです。実はパト劇場版1もやってたのですが…。  しかし!これをほんの30分前に発見したときの感動^^。今まではフィルムコミックだけでしか観てなかったので、本作の放映は嬉しい限りです。現代東京に突然戦争が起こったら?その警告を発する本作は、後の作品にも多大な影響を与えていますね。最もわかりやすいのは「踊る大捜査線 THE MOVIE」かな?^^the Movieのタイトル部分まで影響受けてるっぽいし。「これぞ映画だ!!」という意味を含めたthe Movieの記述、観る者にそれだけの感動を与え、そして問題提起をしてくれているはずです。まずはじっくりと観てみて下さい。

 イングラムで戦った日々も今は昔。野明も遊馬も、太田教官もいい意味で相変わらず^^;。機械やコンピュータ制御に頼りすぎる昨今、実は太田の考えが正しかったというのも皮肉なのかな?後藤さんも最初は笑っちゃいるけど、最近の若い者は、と誰でも言いたくなるよな、これじゃ…。他のトコでも言ったけど、サラリーマン化しちゃいけないんです。定時過ぎたからって状況を考えて超過勤務しなきゃならんのです、警察も。でも何言われても、たとえ自分の身が危険になっても、誰かのせいにして逃げちゃうんだろうなぁ。だからこそこんな警告的な爆破事件やテロが起きるのです。

 恐らくこれが過ぎ去った後にも改心する人間はほとんどいないだろうけど、それでも一度ここでやっておくことで、ほんの一握りの心有る人へと警告を発する。それがたとえ自己満足に終わろうとも、やるべき価値があると信じる。だからこそこの行為には意味があり、この作品は作られるべき必然性があった。少なくとも私はそう思いたい。映画という娯楽作品でありながら、アニメという表現形態を使いながら、これは真面目に観てもらいたい作品です。

 戦争はとっくに始まっている。問題なのは如何に終わらせるか、だ。戦争が平和を生み、平和が戦争を生む。戦争が無いと言うだけの平和。空虚な平和。戦争は平和の大切さを教えてくれる。戦争が無いから、平和の意味すら解さない人が溢れた。今自分が何をすべきなのか、万一の事態とは何か、何もわからないまま事態は深刻化していく。上層部の遅すぎる判断は、現場の人間の正しき判断をも亡き者にしようとする。悪い軍隊は無い。あるのは悪い指揮官だけ。それもまた真実なり。政府、マスコミ、メディアが全て信じられなくなった今、何が正義か悪かもわからなくなってるが…。かつてない厳戒態勢の中、緊迫は高まって行くが…。それも知らぬ気に、雪は降り積もる。

 銀英伝に於けるヤンの査問会を彷彿とさせる、会議室での度し難いやり取りのシーンは、様々な作品で何度と無く取り沙汰された。無能極まる上層部、保身のことしか考えぬ楽観主義者の集まりでは、最早戦争を止めることなど出来はしない。現実を直視できぬ者は破滅するより他にないということだ。遅すぎたと知りつつも、終わってない戦争に挑む特車2課。現実を知ろうとする者だけが、明日を知ることが出来る。犯人の目的を正確に見抜く後藤の目。正規の任務じゃない、明日をも知れぬ戦いに挑む第2小隊の面々。常識という平和の中でのみ通ずるルールに囚われたままじゃ何も解決しない。AV98式。時代遅れと囁かれても、やはり歴戦の機体、そしてパイロットも健在。臨戦態勢は万全だ。

 まともでない役人には2種類しかいない。悪人か、正義の味方か。戦争は常に非現実的。それでも、この難局を乗り越えなければ明日はない。決死隊が乗り越えたその場所には、幻の街を観る男が居る。たとえ幻であっても、そこにはそれを現実として暮らす人間が居る。どんなに度し難い人間達でも、その人なりの平和を謳歌してる訳だから、侵害するわけには行かない。この先に見るべき未来が待っているか、それはわからないけれど、それを見届けるために、男は生き続ける。

 終わってみると、ほんの数行で説明し切れてしまう内容なのかも知れない。深読みして何が出るかはわからないけど、やっぱりそのように観てしまう自分が居る。日本アニメ史に残る名作。是非とも一度は観て頂きたい。そう思う次第である。


少女革命ウテナ#25(2000/04/25)

 CSはほんといろんなアニメやってます。SKYのアニマックス、パーフェクのキッズステーション、これを切り替えてみてるだけで何となく観てみたいアニメが見つかります^^。ウテナはまるっきり観るのは初めてだけど、噂には聞いてるし、主題歌は何度と無くカラオケで聴いてる。世界観は簡単には掴めないけど、キャラクターが豊富ですね^^。人気作なのがよくわかります。ファーストインプレッションとしては、自分のことをボクと呼ぶウテナに好感が持てました^^。声的にもね♪ もうだいぶ進んじゃってるし、次回も観れるかはわかんないけど、観れるようなら続けて観てみたいなぁと思います。


超音戦士ボーグマン2 新世紀2058#1(2000/04/22)

 終わり無き妖魔とボーグマン達の戦いを描くシリーズ第2弾。ボーグマンといえば、以前劇場で「ラストバトル」を見たっきり。実は前作は一度も見たこと無かったりする^^;。キャラクターは好きだったりするんだけどね。リョウ、チャック、アニスの3人。作品見て無くても誰でも知ってるくらいの人気キャラだった覚えがある。オリジナルは当然ながら菊池通隆氏ですが、劇場版は羽原信義さんが作画やってたのも見に行った理由のひとつかなぁ^^。好きなんですよねマシンロボ♪(…かなり脱線^^;)

 今作では新世代に戦いは引き継がれてる。前作との接点は全然無いのかなぁと思いきや、出てきましたよボーグマン研究所の所長にまでなっている“チャック・スェーガー”。だいぶ年繰ってる印象で、なんとなく逆シャアの時のシャア総帥ってイメージだな^^。前作で活躍してたときがファーストの赤い彗星でね♪^^ 新主人公・ケンにボーグマン手術を施し、見守っていこうというその姿。井上和彦氏の声もそのままに、今後も影で活躍してほしい存在ですな^^。

 毎回観れるかわからんけど、せっかくだし、ちゃんと見てみようと思います^^。前作もやらないかなぁ(笑)


シティーハンターSP 〜ザ・シークレット(2000/04/22)

 ご存じプロのスイーパー・冴羽遼が活躍する人気シリーズのスペシャルバージョン。今回CSが観れるようになったので、何の気にチャンネル探してたら目に付いたので見ていました^^。

 過去の体験から、女であることを捨て、SSとして仕事に生きる女性刑事。肉体的な不利を無くすため、或いは気持ちを引き締めるため、胸や身体にさらしを巻くことはある。遼はそこで“心にさらしを巻いている”と諭す。そのさらしを取らないと、見えてこない真実もある、ということだ。言ってみれば素直に生きることを否定したかのような心のさらし。取り去ってみて、心を裸にしてみることも、必要なことなのかも知れない。シティーハンターはおちゃらけてはいても、常に全ての女性の幸せを願っている。そういうことだ^^。

 アクションもいつもながら手抜きがない!海坊主ことファルコンも合流して、ランボーさながらの銃撃戦を繰り広げてくれるし、クルーザーと車でのチェイスにヘリをマグナムで叩き落とすシーンなどなど盛りだくさん^^。ほんとエンターテインメントだよなぁ。どことなく洋画っぽい印象を受けるよ。またやらないかなぁ^^。期待しよう♪


MASTERキートン(98/10/05)

 オープニングから音楽が幻想的でいいですね〜^^。作画も原作に実に忠実なのでGoodです♪(^^) 考古学の先生にして、元SASのサバイバル教官、そして保険のオプ…いろんな要素がつまっていて、どっからでもとっつける浦沢作品の秀作のアニメ化です(^^)。

 最近のコミック原作アニメ化作品って、独自色がかなり強くなって別作品のようになってしまって、そこが面白かったりちょっと残念だったりするのですが、このキートンは良くも悪くも原作そのもの。まったくアニメらしくないというのも妙なものですが、近年見られるようになった 声優人気アニメ や ビジュアル系アニメ などと一線を画していて、内容・メッセージ重視の素晴らしい作品だと思います^^。原作と併せてお奨めします♪(^^)


SPRIGGANスプリガン(98/09/12)

 観てきました、劇場版スプリガン。原作ファンとしても満足の出来でした。かなり設定や話の流れはいじくってますが、はじめての人でもわかりやすい(そうか?^^;)ようにコスモスの話なども織り交ぜられて、うまいことまとまってましたね。さすが大友さんと言うべきか。

 原作(第2巻)との違いというと、やはりマシンナーズプラトゥーンとの戦闘シーンや最後の脱出シーンが映画オリジナルでさらに迫力があったこと、こいつはよかったな〜^^。それと欲を言えば、原作にあったジャンの獣人化も観たかったなぁ(爆)。

 なんとなくスプリガンの二人、御神苗優とジャン・ジャックモンドが、コミックでの無敵さ加減がそれほどでもなく、より人間らしい弱さみたいのが描き込まれてた感じがした。そこが大衆向けとしての映画にはいいのかも知れない、とか思いましたね〜。私としては、スプリガン達の絶対的な無敵さが好きなのですが^^;、っま、その辺が映画版の良いとこなのかな?^^

 CVの方は、ほとんど知らない人のオンパレードでしたが、「映画」を観てるって感じがしてよかったかも。実写の雰囲気がなんとなくありましたね〜、ってかなり無茶だけど^^;。ジャンの声、個人的にはメガゾーンのバドやカルラ舞うの冬樹でかなり好きになった佐々木望があってるなぁと思ってたのですが、まあミリアルド子安も良きかなっ?といったとこです(笑)。

 アニメ作品と括るのはちょっと憚られる、ハリウッド映画とも比肩できる作品ですね。っと、私は思いましたけどどうでしょう?^^ 最後に原作の一番最後に出てきた言葉を・・・。

 「いつまでも人類が幸せであるように……」


serial experiments lain(98/09/05)

 巷で話題になっております深夜アニメ、lain。この前一度だけ観てみたのですが、謎が多く、引き込まれますね〜。かつてショートオムニバスの「迷宮物語」というアニメを最初に観たときの第一印象と同じ感じを受けましたね。意味はよく解らないんだけど、テンポよく話は進んでいってしまうのでなんとはなしにそれに着いていってしまう自分がいることを感じる、といった感じで、引き込まれるぱわぁを持っていると思う。

 こいつも謎だらけなので謎解きが流行りそうな気もしますが、私としては謎は謎のままであってほしいなぁと思ったりします。ただ、その謎の真実を自分だけが知っているという快感は、なかなかにして心地よいものなのですよね〜^^。

 コネクト、ワイヤード―― 深まる謎は解き明かされるのか? …続劇…


アリオン(98/06/27)

 なんとなく昔懐かしのアニメを引っぱり出してみてます。苦悩しつつ暴走する少年のアリオンと冷ややかに見つめる大人のアポロンが、カミーユとシロッコの対決みたい^^;。そして全体のイメージが、よく分からないまま使命を帯びて旅する主人公と神話がらみのお話が、どことなくもののけ姫に近いものがある(アシタカとアリオン、日本の古代神とギリシャ神話)。まあ、よく考えるとどちらも徳間書店&久石譲音楽という共通点もあり、徳間は今も変わらず少年達に生き方のメッセージを謳ってるんだなぁという感想を持ちました。比較するのってあんまり良くないことなのかも知れないけど、いい作品は本当にいい作品なんだなって思わせるとこは共通してていいんじゃないかなぁと思いました(^^)。


REVIVAL OF EVANGELION DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(98/03/15)

 観てきました。長ぁーい映画でした(笑)。15:10〜18:00、そのうち15分ほど予告、DEATHの後に謎の「休憩」(笑)5分間がありましたが、それでもやっぱり長かったですね。なんたって春エヴァ+夏エヴァの一挙公開再映ですからね(^^)。

 作品についてはもうここで語る必要もないですね。私は春エヴァ前の深夜帯の放送で初めて観たのですが、その後各メディア及び映画3回とチェックしてきています。

 この「新世紀エヴァンゲリオン」という作品、作品自体は今まで私が読んできた諸作品の中で、飛び抜けて素晴らしい作品とは言えないのですが、何と言ってもインターネットをやっていく上で最も大きな影響を受けた作品であることは間違いありません。もしエヴァを観ていなければ、今ほどネットにはまることはなかったし、ネット上の友達が増えることもなかったし、こうしてほむぺ作ったりすることもなかったと思います。その意味で自分の中では思い入れの深い大きな作品となりました。

 今回の再映でエヴァも一段落といったところでしょう。今後もまたガイナックスには奇抜な作品で驚かせてもらいたいですね(^^) (ちなみに春エヴァ公開からちょうど1年ですね^^)


長靴をはいた猫(98/03/07)

 久々にエンターテインメントしてるアニメを観た感じがしました。気弱な少年が勇気を持って、とても敵わないと思えるような強くて悪い奴を、相棒の賢い猫・ペロと共にやっつけてしまう、はらはらどきどきの目まぐるしい展開の中にも、笑いあり、恋あり、アクションあり、そして最後はお約束のハッピーエンド…最近ないですよね〜こういうのって(^^)

 最近のアニメって、考えさせられるのが多い。マンガやアニメは子供だけが観るものじゃないんだよ!っていうのはわかるし、だからこそ私も見続けてきているわけですが、やはり子供にはこういったアニメを数多く観てもらいたいと思う。

 昔はテレビアニメといえば、この手の「正義が悪を倒してハッピーエンド」的なのが多く、だからこそいい影響をアニメから受けて知らず知らずで育ってきても、良いこと悪いことがわかる人間が育ちやすい環境だったのだと思う。

 最近は、そうして育ってきた人たちが作り手側になって、作品を発表しているわけだが、同世代の人間たち、つまり自分たちと同じ世界観を持つ人たち向けの、難しい作品が多いような気がする。これを観る側が丁度私らの世代であれば共感も呼ぶのだが、まだ右も左も分からない子供達には難しく、物事の善し悪しを少しずつ知っていく情操教育の時期には害悪になりかねない。少年達の心の教育には、やはり昔懐かしのこの作品のような「勧善懲悪」を幼い頃からたくさん見せてあげることが、結局は方便となると思うのである。最初っから「この世には正義も悪もない」じゃ、救いがないでしょーということです(^^;。

 っというわけで、たまにはこういう作品もいいなぁ、もっと出てこいよ♪ってな感想でした(^^)。

(アニメ作品をすべて悪者とするマスコミのような考え方とは、完全に考えを異にしてますので、誤解無きようよろしくです^^)


妖魔(集英社文庫)(98/02/22)

 本当に懐かしい楠せんせの名作です。持ってるのにまた買っちゃいました(^^;。

 魔狼のことを想い、自問自答を繰り返す緋影と、運命的に緋影そして魔狼と出逢い、死んでゆく人たち…。悲しく暗い雰囲気を醸し出しながら、愛と哀を語っていく楠さんの「鬼」を題材に使った初の作品だったと思います。この後も鬼切丸や人狼草子、鬼魔などでダークな楠桂は読むことが出来ます。その原点ですね。(しかしほんとによく「りぼん」で連載したなぁ(苦笑)。そーとー異質だったでしょうね^^)

 大橋姉妹の作品はファンロード作家陣の時代から、ほとんど(全部ではない)買い続けてまして、今でもそれは続いてます。今回は解説マンガを薫さんが描いていて、この昔を懐かしむお話が面白かったのも衝動買い(<またかよ^^;)した一因です。10代で学生の頃、試験勉強と戦いながら描き上げた連載作品だったのですね〜。

 アニメ版は劇場まで足を運んで観ました(^^)。緋影は堀内賢雄さん(主役はこれしか知らないです^^;)、魔狼は塩沢兼人さん、最初の顔痣のあやは鶴ひろみさん、後のうるさい妖(あや)は富永みーなさん、というキャストでした。因みに作画監督は銀英伝でおなじみの奥田万つ里さん(<薫さんは名前すらご存じないらしひ^^;)。確か妖魔がメジャー作監デビュー作だと記憶しています。そして主題歌は当時はまだ無名だった辛島美登里さんでしたね(^^)。私も辛島さんの歌っていうと、真っ先に「妖魔数え歌」が頭の中に流れてしまいますね〜「ひとつ一夜の恋ならば〜♪」

 懐かしくってついつい暴走しちまいましたが(笑)、ほんとに名作で一冊にまとまったので買いやすくて読みやすくってお薦めです(^^)。みなさんもどーぞ♪


Presented by Y. SATO, in 1998-2007
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