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プロジェクトX4 目指せ300ps
2004/7/31 いよいよシェイクダウン

ついに実際に乗る時が来た。
しかし、今にも降りそうなお天気。時間も限られているため、
今回は本格的なセッティングはできず、ブースト圧の違いの確認と
タイヤのグリップやクラッチ、車体のディメンション、これから何をするか、などを
チェックするための走行となった。
駐車場で軽く乗ってみると、アクセル開度1/4低回転ではノーマルX4と変わらず
スムースでコンビににも行けるし、ツーリングで流すペースでも何ら問題ない。
そこからアクセルを開けていくと、若干まだパワーバンドに入る前にもたついているが
それを越えると、ロケット花火に火が着いた様な加速。
イメージ的には、映画「マッドマックス」の主演メル・ギブソンが車で走っていて
手動のスーパーチャージャーのスイッチを入れた時のような、また
映画「ワイルドスピード」で、NOSのスイッチを入れて周りの景色がワープするような感じ。
それが1速・2速ならともかく、どのギアでもタコメーターの針が追いつかないくらい
エンジンの吹け上がりが速い。
3速で百数十キロ出ても、フロントは簡単に高々と上がっていく。
ただ、現段階ではエンジン本体や電気系、減速比は全くのノーマル。
300mを過ぎたあたりで5速吹け切り。レブリミットを効かせながらゴールとなり
今から・・・という時にレブリミットが働く。
スタートは、まだセッティングが完璧でないため、クラッチをミートしてすぐに全開をくれると
ぐずついてパワーバンドまでになかなか時間がかかる。
しかし、一度パワーバンドに入れば、2STの超ハイパワーバージョンのように加速する。
気になるタイムだが、私の体感予想タイム通り10秒8くらい。
減速比とセッティングが決まれば、現段階でも楽に1.5秒はすぐ縮められると思う。
すでに想像していた以上の完成度で、かなり興奮しました。
今回はとりあえずのセッティングだったのでこれ位のタイムでしたが
すべてが決まった時にはとてつもないタイムが出そうな予感がします。
10月まで頑張ってセッティングをしなきゃいけません。
皆さん次回にご期待ください。



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