年一恒例の"ひでちゃん祭り"にゲストで登場。昭和ヘクトパスカルズと名付けられた即席バンドのテーマは「昭和」と「台風」(笑)。メンバーはVo:宙也、Gr:秀樹、Dr:MOH-CHAN、B:たかちゃんで、地上の暴風雨に負けない勢いのあるステージを披露した。

一曲目は東京ロッカーズの重鎮"LIZARD"の「ROBOT LOVE」、続く森進一の「東京物語」は近田春夫&ハルヲフォン・バージョン。カバーでも歌った「いとしのマックス」(荒木一郎)の後はROGUEバージョンの「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)

多感な時期の男の子らしい思い出から選ばれた安西マリア「涙の太陽」、高校生の頃、一人暗い部屋で気分を盛り上げながら歌ったTHE ROOSTERSの「ロージー」を決めて、まんまラストは「ラストダンスは私に」(越路吹雪)だ。

深く被った帽子が91年頃の宙也をイメージさせ、ふとPrinceに見える瞬間もあった。それにしても宙也の音楽史を垣間見ることが出来た貴重なLIVEとなった。