元々は映画館だったことも影響しているのか、年に一度のAREAのLIVEは映画のシーンのような瞬間が度々訪れる。普段は見上げるステージを見下ろすアングルで見られるも気持ちイイ。恒例となったアニバーサリーでの出演は、毎回良くも悪くも印象に残るLIVEを披露してくれるので、見る側としても期待がデカい。そしてそんな期待に見事に応えてくれるのが今のLOOPUSだ。 アレンジも斬新になった三賀炸裂な「soulmate」、後半部分にも新しく歌詞が加わった「aWa」、重いフレーズで更にエモ度が増した「メランコリア」、この3曲がこの日の個人的なベスト3♪初披露の新曲は宙也にしては珍しい濁った声を使った歌唱が印象に残ったが、曲調は今の自分好みではないと率直に思ってしまった。ただ、そんな部分を含めてもやはりAREAで見るLIVEはスペシャルなものだったと言える。 アンコールの「reverence」で見せた宙也の壮絶なパフォーマンスに最後は呆然と立ちすくむ自分が居た。その音が途切れ場内に流れ出したのは本家The Jesus and Mary Chainの「Just Like Honey」。こだわりの選曲がなせる技だ。そんなパズルのように隠されたキーワードを解くような楽しみもLOOPUSのLIVEにはある。LIVE前後も油断できやしない。 ※「Just Like Honey」:85年にリリースされたThe Jesus and Mary Chainの1stアルバム『Psycho Candy』の冒頭を飾るサイケでノイジーでダルな一曲。この時のドラムスはPrimal ScreamのヴォーカリストでもあるBobby Gillespieである。だからダルなんだけど(笑) |
gc-8
soulmate
biorising
pixy
be
aWa
新曲(G-machine)
ultimator
メランコリア
shift
reverence