この体制になってから一度も外されていない「メランコリア」で幕を開けたQue8周年記念LIVE。続く「fantasia」はD.I.E.の参加により初期の打ち込みを使用していたオリジナルに近いアレンジに戻った。宙也がとても大切に歌う「R.I.P.」、三賀の超絶プレーが聴き所の「soulmate」とお馴染みの曲が披露された後、それまでは「TORITON」の前奏に使用されていた雑踏のサンプリングから新曲に繋がる。今までのLOOPUSとは全く違う新しいアプローチに場内の空気も期待と緊張に膨らんだ。押さえ気味に裏声で歌う宙也のボーカルも新鮮な気分。そして歌詞も公開されてやっと一緒に口ずさめるようになった「風」では気持ちよく揺れ、ここから先はいつものように怒濤の後半へなだれ込む。「新曲-2」は少しだけ歌詞とメロが変わりタイトルも変更されたよう。「zero」のストロボに全ての雑念を振り払われ、「shift」の頃には無意識のうちに前方に移動していた。最後はもちろんドラマティックな大曲「be」。圧巻のパフォーマンスにLIVE後もしばらく呆然としてしまった。LOOPUSはまた新たな境地に達してしまったかのようだ。今回もカリンバ、テルミン、マラカスなど宙也の積極的な演奏への参加が印象的。次回までの2ヶ月が長いよ。

メランコリア
fantasia
R.I.P.
soulmate
aWa(新曲)

未完のポートレート
ultimator(新曲-2:aka underground)
zero
shift
be