about LOFT by MAKOTO TAKAHASHI


まこと
(前略)ロフトの十周年記念パーティーの写真とかって、結構面白いよ。宙也とか正美がいるんだよね。これなんか、ジョーだぜ。G・Dフリッカーズの。アマチュアの頃からロフトにたむろして。タダ酒かっくらってる頃だもんな。キースとか写ってるの。
編集部
この頃の正美さんとか宙也さんて、どんな感じだったんですか。
まこと
そうねぇ。新生De-LAXのステージのステージを見にいっているからね、ロフトヒムロックと一緒に。その頃の正美ってすげえ刈り上げちゃっててデビッド・ボウイみたいなアタマにして、ベース弾いてたよ。その前から知ってるんだもん。正美のこと。
編集部
え、それはいつ頃?
まこと
最初の『ヒーロー』っていうバンドをクビになっちゃって、友達づてに録音するんで手伝ってくれないかっていわれて。で、そこにいったら、ベースが正美だった。そこに、デモテープ作りに来ていた大学生が、東大生、農学部なんだけどね、そのバンドでドラムいないから、まこっちゃん、やんない?って。で、行ったらたらたら練習してるんで、「バカヤロー!」ってスティック壁に投げつけて「てめえら、ちゃんとやれ!」って、怒ってさ、俺は怖い人っていう。昔は俺、怖い人だった。だから、正美とはステージ一緒にやったことあるよ。おまけに、俺ン家の近くに住んでたし。まさか、こういうカタチになって、De-LAXとして、正美と一緒になるとは思ってもみなかったもんね(笑)
編集部
その時、宙也さんはアレルギー
まこと
いや、もうDe-LAXだよ。もっと前だもん、アレルギーは。BOOWYロフト時代と一緒だもん。あいつらが、300人入れたとかいうと、「よし、じゃあこっちは350人だ!」とかね。
 
(中略)オートモッド渡辺貢なんか、俺と布袋が、ジュネがバンドのメンバーいなくてさ、活動できなそうで、俺等もヒマだったから、布袋が「手伝ってやろうよ」とか言って、で、いいよって。そしたら、がいるんだよ。新潟の田舎者が(笑)。

これは、「D+X PRESS」VOL.4株ェ曜社から転記しました。