●2001/04/30〜2001/05/04 東北〜東京 珍道中

◆2001/04/21
 今回はわたしの個人の旅では非常に珍しく計画性がありました(笑)
 まず第1にこの日付の時点で予定がほぼ固まっていること(爆)こんなことはめったにありません。
 第2に人に会うこと。
 5/3に浦上奈美さん、ふうれいさん、観用少年さん(観用さんは5/4も)。
 5/4に紺野キタさん、ひすいろうかんさん、みまさか・みさささん。
 イベントで会う作家の方は赤文字です。これも今までではあまりないパターンですね。

 というわけでこの日にチケットとホテルの予約を一気に全部済ませました。
 とはいえ、やはりGW、取れた席の位置とかを見るとやっぱり混んでるな〜、と。
 新幹線はいわゆるB席(3人がけの真ん中)。当たり前といえば当たり前ですが(^^;

 おおまかな予定は以下の通りでした。
◇04/30〜05/01
 姫路からいつもの通勤ルートで大阪へ。「日本海」で一夜を過ごしつつ北上、翌朝に青森県は弘前へ。
 弘前さくらまつりを見つつ洋風建築もチェック。午前中で切り上げて青森経由で盛岡へ。
◇05/02
 盛岡から遠野に入る。遠野は古い伝承が多く残っている街。AIR巡礼の旅の最大のネックでもある(爆)
 で、遠野から新花巻経由で東京入り。
◇05/03
 ONE、Kanon、AIR巡礼の旅の1日(笑) 東京近辺で考えられる全てのポイントを回る。
 その間にKeyMixにて浦上奈美さんに上月のジャムの差し入れをする(爆)
 巡礼の旅のシメとして、八王子にある韓国風居酒屋「留美豚」で、できればキムチラーメンを食べる(笑)
◇05/04
 しかし今回の最大の目的はコミティア56。というわけで会場の東京ビッグサイトへ。
 紺野さんとひすいさんにご挨拶。まったり会場で過ごした後、新幹線で姫路へ戻る。

 今回も移動距離は結構ありますが、かなり楽させてもらってます(^^;
 ↓おおまかな位置関係です。


◆2001/04/30
 関西から青森・秋田方面に行く場合、たいていは飛行機利用と思われがちですが、空港がかなり市街地から離れた場所にあるので意外にも夜行列車利用の都合がいいんです。夜行列車衰退の中、「日本海」は2往復を保っています。付近を通過する札幌行き「トワイライトエクスプレス」を加えて3往復が走ります。
 食堂車など存在しないご時世なので、早めに大阪に行って食事を済ませた後、列車に乗りこみます。



 姫路15:02→15:59大阪17:47→(日本海1)→5/1 7:48弘前。
 夜行を使うのはもはや定番か。

HEPナビオの観覧車を眺めつつ大阪を後にする。

滋賀県辺りで日が暮れる。

福井県の敦賀で7分間停車。ようやく日が落ちる・・・

秋田県のどこかで夜明け。寝ぼけてたので詳しい場所が何処なのかは覚えてません(^^;

車内で速攻で食事を済ませた後、定刻通り弘前到着。



◆2001/05/01
 弘前に来るのは4年振りで、その前にも何回か訪れたことはあります。
 しかしどれも素通りかわずかに街を歩いたぐらいで、今回のように目的地になったのは初めてです。
 弘前は津軽氏の城下町として栄え、今も青森県の文化の中心都市です。国立の大学も県都・青森ではなく弘前にあります(弘前大学)。国立の大学が県庁所在地以外の街にあり、かつ名前も県名とは関係ない名前が付くのはかなり珍しいです。

 今回の目的は弘前さくらまつりを見ることと、洋風建築探索です。
 弘前さくらまつりは全国でも有数の人出があります。GWの頃に花の盛りを迎えるので特に有名です。
 洋風建築は意外に知られていませんが、相当な数が残っています。


朝の風景。日本どこに行っても学生は同じような気がします。もっともしゃべる言葉はお国言葉なんですが(^^;

光の状態がいいうちにまずは洋風建築めぐりを優先。
とりあえず弘前公園周辺の洋風建築をまわりました。
この辺の詳しい紹介は「ひみつの研究会」でアップすることにします。
青森銀行記念館
1904年(明治37)
旧東奥義塾外人宣教師館
1901年(明治34)
旧弘前市立図書館
1906年(明治39)

日本キリスト教団弘前教会
1906年(明治39)
弘前カトリック教会
1910年(明治43)
日本聖公会弘前昇天教会
1921年(大正10)
一戸時計店
1897(明治30)

いよいよ弘前公園へ。
花の盛りはちょっと過ぎていたんですが、代わりに目を疑うような光景が・・・
お堀が桜の花びらでいっぱいでした♪

正門というべき追手門前。

弘前城天守閣。初代の天守は1611年(慶長11)築造。現在残るものは1810年(文化7)築造。
小規模ですが、江戸時代から残るものとしては東北地方唯一の天守閣です。

本丸に入るとまた目を疑うような光景が・・・

津軽のふるさとの山・岩木山をバックに桜、というのはあまりに絵になる光景ですね♪

桜のトンネル。
右手はお堀で、岩木山も見ることができます。

弘前探索をサクッと終えた後、青森経由で今日の宿の盛岡に向かいます。



弘前11:57→(かもしか1)→12:32青森14:40→(はつかり20)→16:52盛岡

列車の本数が少ないので青森へは特急「かもしか」を利用。しかしこれだけで自由席特急料金が630円取られるのはチト痛いです(^^;

青森に到着。青森名所の青森ベイブリッジ。

ここでしばらくカキコできそうなところやおみやげを物色。おみやげはいつもなら青森りんごと行きたいところですが、時期が悪いです(^^; というわけで善知鳥(うとう)神社近くの「赤い林檎」のシフォンケーキに決定。
さっそく自宅に宅急便で送りつけました(笑)

駅前に「アウガ」という再開発ビルの上の階に市立図書館があったので行ってみる。インターネットコーナーは見つけたものの、しっかり「検索専用」と書いてありました(^^;
全部のスペースに学生とおぼしき連中が占拠してました。
じゃあ何しとんかな〜、とチラリと画面を見ると案の定エ○サイトが・・・
お前ら勉強せえよ、勉強を!(笑)
日本全国煩悩列島ですねぇ(爆)

もうカキコできひんかな〜と思って青森駅へ戻ってきました。
ふと駅前のビル「ラビナ」に入ると、「ラビナ」の駐車場1Fに漫画喫茶ができたらしい情報が。
しかもインターネットコーナーありと。というわけで店までダッシュ。

確かにありました。「まんが喫茶りらっくす」。青森駅から徒歩1分。灯台下暗し・・・(^^;
しか〜し、入ってみるとWindowsマシンが2台のみ。しかも2台とも占拠中(^^;;;
待つこと10分。ようやく接続できました。
でも出発30分前だったので天気予報チェックと自分のサイトにカキコしたぐらいで終了。

青森からは新車のスーパーはつかり20号(6両)、といきたかったところですが、GW期間中は8両に増結、というわけでノーマルのはつかり20号に。
せっかくはるばる新車に乗りに来たんですが(^^;

485系もずいぶん厚化粧したもんです(笑)
車内はちゃんとリニューアルされてて意外に乗り心地はよかったです。

盛岡到着。東北新幹線はここから。
盛岡までの道中では、新青森までの新幹線延伸工事が着々と進んでました。

盛岡に来て一度見たかったのがコレ、「石割桜」。
盛岡地方裁判所の敷地内にあります。
確かに石が割れてます。しかもかなり固そうな石が(^^;
花の時期は4月中旬なので残念ながら散ってました。これはまたの機会に・・・

その後市内を歩いてみましたが、インターネット接続できそうなところは見つからず(^^;
たぶんどこかにあるはずでしょうが・・・
夕食はわんこそばか冷麺か迷いましたが、チャレンジャーな駅長は冷麺を選択。
関西で冷麺を頼むと関東でいうところの冷やし中華が出てくるので、この味は初体験です(笑)
が・・・・・・冷たい麺とキムチの辛さがなんとも・・・(^^;;;
とりあえず食べきったものの、悩んでしまう味でした。
夏ならなんとかなるかもしれないけど、わたしには合いませんでした・・・



◆2001/05/02
 今日は今回の旅のルートを決定付けた元凶の街、遠野へ・・・(笑)
 


盛岡8:47→(陸中1)→10:06遠野

遠野はもちろんAIR巡礼の旅の目的地ですが(爆)、今回はもう1つ意味がありました。
ここには昔語りをしてくれるところがあります。
実は母方のばーちゃんが同じ岩手県の宮古市出身です。ということでばーちゃんの話は聞いたことがありますが内容が全然わかりませんでした(爆) ばーちゃんはわたしが10歳のときに亡くなりました。
関西に住んでると、ここらへんの言葉はやっぱり外国語なんです(^^;;; かろうじて記憶に残ってるのはその訛りのみ、ということでなんとか昔語りを聞いてみたかったんです。

遠野へは急行「陸中」を利用。全国的にも定期列車で「急行」が残る数少ないところです。「陸中」は3往復。

車内はこんな感じ。車内の設備は特急とそれほど変わりありません。

宮守駅にて。
花巻から遠野を経て釜石へ至るJR釜石線は、花巻出身の宮沢賢治にあやかって「銀河ドリームライン」のニックネームがあり、全ての駅にエスペラント語のニックネームがついています。

宮守駅は「ガラクシーア カーヨ(Galaksia Kajo)宮守」。「銀河のプラットホーム」という意味だそうです。

柏木平駅付近。車窓は結構ダイナミックです。

遠野到着。遠野駅のニックネームは「フォルクローロ(Folkloro)遠野」。「民話」の意味だそうです。

ちなみに駅の2階にJR東日本直営のホテル「フォルクローロ遠野」があります。フォルクローロの名前が付くホテルはこの遠野が最初です。

市内のメインストリート。遠野はこの時期に桜の花の盛りをむかえます。

定番の名所は押さえましょう、ということでレンタサイクルを駆ってまずは「とおの昔話村」へ。
ここには「遠野物語」の柳田国男の常宿だった高善旅館が移築されて「柳翁宿」として公開されています。
この旅館で遠野の人々の昔語りを聞きながら「遠野物語」を完成させました。

ちなみに柳田国男は地元・姫路の少し北の福崎出身です。

このすぐ近くの物産館で昔話を聞きました。まず最初に聞きにきた人々全員の出身地を聞かれます。
「何処からきたの」って。というのも関東より西に住んでいる人々は、実際の昔話のしゃべってる内容が半分くらいしかわからないそうです(^^; そりゃそうやわ、わたしもばーちゃんの話わからんかったし(^^;;;
というわけで、西の人々がいるときは少しわかりやすく話してくれるそうです。
なお東北の人々が来る場合はほぼ原語のまま話されるそうです。

いろいろやりとりがあって話がはじまる。
かっぱ渕の話、神様にお願いしすぎてはいけない話、親の職業とちがうことをやってはいけない話。
ああ、ばーちゃんの訛りはこれやったわ・・・・・・・わずか30分間の話でしたが、すばらしい30分間でした。

レンタサイクルで北上して「伝承園」へ。
ここにはこのあたりの古い民家である「曲り家」が移築されています。ここでも囲炉裏を囲んで昔語りを聞くことができます。

伝承園の中の「御蚕神(おしら)堂」。
おしらさまが500対も祭られています(^^;
布に願いを書き入れて、おしらさまに託します。

わたしは旅の道中の無事を願いました♪

伝承園の近く、常堅寺の裏手に「かっぱ渕」があります。ここに河童が住んでいたそうです。先に昔話を聞いたおかげで印象がかなりちがってきました。

河童伝説を彩る常堅寺は桜が満開でした♪

遠野をあとにしていよいよ東京入りです。



遠野14:35→(ぐるっとさんりくトレイン)→15:30新花巻
新花巻16:03→(やまびこ20)→18:32東京

実はこの後に来る「陸中6号」に乗るつもりだったのですが、臨時のイベントトレイン「ぐるっとさんりくトレイン」がやってきました。各駅停車のジョイフルトレイン、ということで即乗車しました(爆)

新花巻でようやく東北新幹線に乗車。乗るのは10年振りですね。当然ながら写真のE2系に乗るのは初めてです。乗り心地は悪くないです。

このあとホテルが東日本橋だったのでJR総武線馬喰町へ。
ここからインターネット接続できそうな場所を探す。
ところがこの辺はおもいっきりオフィス街。コンビニすらまともにありません(^^;
食事も済ませながらさまよった結果、ようやく神田で漫画喫茶を見つけて接続。
もう少し足を伸ばせばよかったかも・・・



◆2001/05/03

旅といっても今日はONE、Kanon、AIR巡礼の旅(笑)。ゲームを知らないと訳がわからないでしょう(爆)
画像等については「ONEやKanonやAIRな部屋」で公開します。

東京近辺にあるキャラ名の駅とゲーム背景のモデルになった場所を全部回り、かつ途中でKeyMixにて
浦上奈美さんに上月のイチゴジャムの差し入れをする(爆) さらに遠野で「遠野の明がらす」という銘菓を発見したのでそれも差し入れする暴挙に出ることにしました(滅)

イベント開始は11時。しかしカタログがない。なくても売り切れれば入ることはできるけど、時間に確実性を持たせたい。そこで最寄りのJR浜松町に荷物を置いて拠点として、11時過ぎに帰ってくることにしました。
巡礼ルートは馬喰町→東京→浜松町→石川町(元町商店街)関内→横浜→神奈川→横浜→品川→池袋→椎名町→池袋→浜松町。

浜松町に舞い戻ったのが11時。ちょうどよかったので先にカタログを買ってから食事を済ませて12時前に会場に入りました。
う〜む、開始1時間経ってるのに人が多い・・・(^^;ぐるり回った後、浦上奈美さんに予告通り差し入れ(笑)
上月のイチゴジャムはともかく「遠野の明がらす」の味がかなり素朴なのでちょっと心配です(^^;;;

1つの目的が達成された後、第2の巡礼の旅が始まる(笑)
八王子へ向かいつつ、巡礼ポイントを回ります。
巡礼ルートは浜松町→新宿→国立(旭通り商店街)立川(昭和記念公園)→八王子。

無事に八王子に到着。ふうれいさん観用少年さんに到着を知らせて先にホテルにチェックインしてホテルのロビーを待ち合わせ場所にする。
先にふうれいさんが到着。いろんなものを見せていただきました♪ 続いて観用さん到着。
さて、巡礼の旅の締めくくりとして韓国風居酒屋「留美豚」へいざ・・・
・・・・・・・が、ない。どこにもない。ふうれいさんは「確かここだったはずなんだけど・・・」 ネットで調べたところ辺りにはやたら新しい店がある。これは・・・・・・
まちがいなく店が潰れている・・・(^^;;;
居酒屋が潰れるのはよくある話なので、これは仕方ないでしょう。

どうしようか、ということで街を歩いた後、一番近い「馬車道」に行くことに決定(爆)
観用さんに運んでもらう。どーやら観用さん、車を見せびらかしたくって仕方ないらしい(笑)
↓セラです。かなりレアですね。ここでおもいっきり見せびらかしといてあげましょう(笑)


馬車道、関西には存在しないのでかなり新鮮でした(爆)
再び八王子に戻ってきてネット接続のため漫画喫茶に入ったあとで解散。
ふうれいさん、観用さん、今回はありがとうございました。
上月のイチゴジャムと「遠野の明がらす」で勘弁してください(^^;;;



◆2001/05/04
あっというまに旅行最終日。旅行の締めくくりにコミティア56に出撃です。
最終的に東京駅に戻ってくるので大量の荷物は東京駅のコインロッカーに置いて出発。新橋駅からゆりかもめで国際展示場正門駅(東京ビッグサイト最寄り)へ。実はゆりかもめ初乗車です♪ 10時ちょっと前に到着、観用さんと落ち合い、すぐに別れる(笑)。

↓こんなに人の少ないビッグサイトは見たことありません(笑)
            
                                       ↑並びはそれなりに。
予定通り11時開場。
外側の大手の大行列をながめつつ、いろんなところをある程度物色する。
11時20分ぐらいにひすいろうかんさんのスペースに行ってみる。
が、スペースにはたたんだ椅子と大量のチラシが・・・(^^;
時間外サークル受付のところに行ってもマークがされてないし・・・・・・ということで遅れてるんだと思い、今度は紺野キタさんのスペースへ。ほどほどのお客さんの数だったので、どーにか紺野さんにご挨拶できました♪
3年越しの念願がかないました(爆)

ひすいさんを探しつつ、いろんなところを回ってみる。創作オンリーイベントらしくいいものもありました。
12時過ぎ、一時離脱して昼食。
サークルめぐり再開後、13時20分頃に予定通りみまさか・みさささんよりTEL。14時頃に会場前で落ち合う。
その少し前に観用さんからひすいさんを見かけたという情報が。みまさかさんと一緒にひすいさんのスペース前に行くもやっぱり誰もいない・・・。観用さんに聞くと、どうやらちがう場所にいるらしいことが判明。いったん紺野さんのスペースへ行くと、紺野さんのスペースの方がなぜかひすいさんの新刊を読んでいた・・・(^^;;;

新刊が手元にあるのに本人がなぜか見つからない、という訳の分からない事態でした(^^; でもこれは絶対ちがう場所のどこかにいるだろう、ということでみんなで探しまわりました。しばらくして、みまさかさんがようやくひすいさんを探し当てました〜♪
う〜ん、全然場所がちがうよぉ〜〜〜。これじゃ見つからないはずです(^^;;; ひすいさんが間違った場所のサークルさんが落ちてたのも原因だったようです。

ひすいさんを発見後、直ちに本来のスペースへ移動開始、と思ったら紺野さんの動きがすばやかった・・・
本をさっと抱えて即移動されてました。う〜ん、かっこいい(笑) みまさかさんとわたしはスペースのテーブルクロスを運んで本来の場所へ。無事移動終了。この時点で終了1時間前の14時半。たぶんこういう体験はもうないでしょうね。紺野さん、みまさかさん、観用さん、そしてひすいさん、おつかれさまでした。

帰りはみまさかさんと一緒に有楽町線辰巳駅まで30分ほど歩き、有楽町駅で解散。わたしは歩行者天国になっていた秋葉原に立ち寄ってから東京駅へ。おみやげを物色の後、新幹線の人となりました。



東京18:07→(ひかり135)→21:38姫路。

今回の旅はかなりおもしろかったです。たぶん自分の旅の中でもかなり記憶に残ることでしょう。
旅先で出会った方々、本当にありがとうございましたm(__)m