その28 古い校舎の有効的活用法

〜 旧制松本高等学校 〜

古い校舎を上手に活用する1つの方法。
取材日 2002/10/05



本館。現在は「あがたの森図書館・公民館」。文化活動が盛んである。




講堂・この日はフリーマーケットをやってました。


講堂内部。松本市消費生活展開催中。




中庭。すばらしい環境にある。


【旧制松本高等学校 データ】
[所在地]長野県松本市県3-1-1
[交通]松本周遊バス・東コースにて10分
[建築年]本館 1920年(大正9)
      講堂 1922年(大正11)
[指定等]県宝(指定日調査中)


旧制高等学校は姫路に次いで2つ目の紹介です。大正年代の雰囲気がよく出てる校舎だと思います。
戦後の学制改革後は信州大学文理学部の校舎として1973年(昭和48)3月まで使用されました。
現在は元のキャンパス全体が「あがたの森公園」として整備され、本館は図書館・公民館として、講堂は数多くのイベント時に使用されています。
実際に、行った当日にはフリーマーケットが開かれていて、講堂では「松本市消費生活展」が開催されるなど、かなり頻繁に活用されているようでした。本館も松本市民の文化活動に大きく貢献しているようです。

校舎自体もいろいろな作品のモチーフになっていて、古くは卒業生の北杜夫氏の「どくとるマンボウ」シリーズ、ごく最近ではアニメ「おねがい☆ティーチャー」の舞台になるなど、その魅力を十二分に発揮しています♪

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