その26 水都の迎賓館

〜 御花 西洋館 〜

水都柳川の顔ともいうべき迎賓館。
取材日 2001/11/04



「御花」玄関。




御花・西洋館。




裏口より。正確には庭園展望台より。




この日はある画家のアクリル原画展を
開催していました。




2階への階段。
明治の洋館らしい重厚な親柱。




2階のマントルピース。




2階全景。かつては「謁見室」として利用。


【御花(おはな)西洋館 データ】
[所在地]福岡県柳川市新外町1
[交通]西鉄天神大牟田線 西鉄柳川駅よりバス10分
     または西鉄柳川駅から川下りで約1時間
[建築年]1910年(明治43)
[指定等]調査中です(^^;

【柳川 御花】
http://www.ohana.co.jp/


 柳川観光の顔の1つでもある「御花」。ここは旧柳河藩主立花家の別邸として建てられたのが始まりです。
「御花」の名前の由来は、建てられた当時のこの付近の地名が「花畠」と呼ばれていたので、柳川の人々からはこの別邸を「御花」と呼ばれたことによるそうです。
 さてこの西洋館。藩主であった立花氏は明治維新後も地元の振興に勤め、貴族院議員にもなっています。このため各界からの来訪者も多く、その迎賓館として1910年(明治43)に建てられました。
 現在も通常の見学の他に、結婚式やその2次会、展覧会や演奏会に使われています。2001年12月からは1階が本館(和館)の宿泊者のチェックインカウンターにもなり、旅の演出にも一役買っています。

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