その12 クリスマスカレンダー

〜 日本玩具博物館にて 〜

ひみつの階段の第1話のカットにチラッと出てきたクリスマスカレンダー。
正式にはアドベントカレンダーといい、待降節(アドベント)の時期にクリスマスの雰囲気を盛り上げるために使われます。一般的には子ども達のためのカレンダーで、美しい絵の中に1から24までの数字が描かれた窓があり、窓を開けると中から可愛い絵が出てきます。
12月1日から毎日1つずつ日付と同じ窓を開け、全ての窓が開くとクリスマスイブの日になります。

今回は地元姫路の北隣・香寺町にある日本玩具博物館で取材しました。
毎年秋から冬にかけての時期に世界のクリスマスにちなんだ特別展が開かれます。
今回の展示は1999年10月24日から2000年1月25日まででした。

なお2002年度の展示は「世界のクリスマス物語」と題して、
2002年10月24日から2003年1月28日まで開催されます。


アドベントカレンダーの数々。

真ん中のキャンドルには目盛がついていて、1日ごとにその目盛まで燃やします。
その右のツリー飾りもカレンダーです。1日ごとに人形飾りを付けていきます。
キャンドル系は毎日火をともすことで日を数えていくものになります。
紙のものは普通のアドベントカレンダーのように窓を開けるタイプです。


ドイツのアドベントカレンダー。窓タイプです。
大きさは横20cmくらいでしょうか。
なお手前の人形はドイツの聖歌隊です。


アメリカのアドベントカレンダー。

1から24のポケットに人形が入っていて、
1から順番に取り出して上のツリーに張りつけていき、
24個全部つけると完成します。

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