2000年のげーむれびゅー
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2000年1月のげーむ第一印象れびゅー
今回は何もナシです(笑) どないしょう(汗)
苦しい時のKanonネタ頼り(爆)
「今月はこれしかねーだろ」
俺はソフトを手に取る。「バイオハザード ガンサバイバー」だ。
「ボクはこれっ」
あゆがソフトを手に取る。「ポポロクロイス物語U」だ。
「あゆが好きそうなやつだな」
「うんっ」
「わたしは・・・これ」
名雪がソフトを手に取った。「こねこもいっしょ」だ。
「名雪、『どこいつ』真琴にあげただろ?『どこいつ』ないとそれは動かないぞ」
「ねこーねこー」
「名雪?」
「ねこーっねこーっ」
ぼかっ!
「ん〜、祐一、どうしたの?」
「しょーがねーなー、猫モノ見るとこれだからな」
「う〜」
「で、どれを買うか、だな」
「どうするの」
「運だけで勝負なら、これだな」
俺はデモプレイの台を指差した。「桃太郎電鉄X」だ。
「これの『ドラコンクエスト』モードなら運だけだから、文句なしだな」
「うん、わかったよ」「じゃあ、ボクが一番だよっ」
あゆがおもむろにはじめる。
「・・・・・・うぐぅ、20マスしか飛んでないよ〜」
「ふっふっふ、次は俺だ」
「・・・・・・・・・・・・よっしゃあ、45マスだぜ!これでもらったな」
名雪が最後だ。
「飛ぶよ〜」
「・・・・・・・・・・・・・・・やった〜、50マス飛んだよ〜」
「そ、そんなばかな・・・・・・」
「じゃあ祐一お願いねっ」

かくして「こねこもいっしょ」を買うことになったが、ポケステといっしょに「どこでもいっしょ」を真琴にあげていたので
またポケステと「どこいつ」も買うハメになった。くそう・・・

〜END〜
あとがき

ひさしぶりにKanonで書いてみました。
忙しいけどなんとか今月中に書き換えできました〜(笑)

今月はれびゅーで書いた「バイオハザード ガンサバイバー」
「ポポロクロイス物語U」「こねこもいっしょ」(いずれもPS、1/27)
個人的には「電車でGO!名古屋鉄道編」(PS、1/27)といったところでしょうか。

というわけで、また来月。2000/01/29

2000年2月のげーむ第一印象れびゅー
今回も何もナシです(笑) どないしょう(滝汗)
今度は苦しい時のONEネタ頼り(核爆)
「今月はひでーな、全然つまらねー」
「みゅ?」
「椎名もそう思うだろ?」
ふるふる。
「なんかいいのあるのか?」
「げーせん・・・」
「仕方ねーな、ついでに長森も連れていくか・・・」

椎名に引っ張られてゲーセンに連れてこられた。
で、ひとつのゲーム機を指差した。
「サンバDEアミーゴじゃねーか?」
うんうん。
「できるのか?」
うんうん。
「じゃ、長森、あとはよろしく」
「ひどいよっ、こんなはずかしいのできないもん!」
「まあ、そう言わずに」
「椎名もやる・・・」
「いっしょにやればはずかしくないだろ」
「うん・・・・・・」
「けんぱの女王がどうした!」
「わかったよ、浩平、でもあとでいっしょにやろうよ。約束だよっ」
「よ〜し決まりだ、じゃあ曲はこれしかねー」
当然ながら、俺は全曲モードにしてやって「THE THEME OF INOKI」を選択してやった。
「これって『猪木のテーマ』だよっ!」
「みゅーっ、みゅーっ♪」
「さあがんばれよ」
「ううっ、がんばるもん!繭もがんばろっ」
「うん!」
「お〜い、もう曲はじまってるぞ〜」
「わ、わ、繭、はやくはやく!」
「みゅー!」

〜END〜
あとがき

今度はONEで書いてみました。
今度からは月イチショートストーリーにしようかな(笑)
・・・って、十分そうなってるな(爆)

今月ははっきりいって何もありません(爆)
PSで「ベイグラントストーリー」(2/10)がありますが、基本的にアンチ四角なもので(核爆)

さあ、いよいよ来月はPS2の発売(3/4)です。
今後のゲームシーンが楽しみになってきました♪

というわけで、また来月。2000/02/12

2000年3月のげーむ第一印象れびゅー
忙しくて3月は全く更新しませんでした(爆)
今度はONEの澪と浩平でいきます。
『管理人さん忙しくてね、全然更新しなかったの』
「うんうん」
『でも、全然ゲームしなかったわけじゃなかったの』
「なにやってたんだ?」
『プレステ2が出たのに【ファイアーエムブレム トラキア776】やってたの』
ぐあっ。
『ちょこちょこっとできるのがいいの』
「どこがちょこちょこなんだ、あのヘヴィなゲーム?」
『今日はリフィスのレベル上げをしようとか目標が決めやすいみたいなの』
「・・・確かにそれはあるな。でもちょっと間違えたらリセットじゃねーか?」
『そうなの。1章終わってもレベルの上がり方が納得できなかったらりせっとなの』
「ますますヘヴィだな」
『だから今日でやっと14章なの』
「『総攻撃』か・・・ターラ城守りきれそうなのか、管理人は?」
『まだわからないの』
「そうか・・・じゃ、当分ほかのゲームできそうにねーな」
『そうなの。3月にゲーム買わなかったのは久しぶりだって言ってたの』
「ゲームレビューやってる意味ねーじゃねーか」
『管理人さん、がんばってなの』

〜END〜
あとがき

そのまんまです(爆)
3月にゲーム買わなかったのっていつ以来だろう・・・
タイトルはいっぱい出たのにねぇ・・・
プレステ2見送りは予定通りでしたが、まさか1つも買わないとは思いませんでした。
というわけで、止まっていたゲームをやってたりします。
FE776はまさに詰め将棋みたいなゲームですが、いったんのめりこむととんでもなくおもしろいですね。
ハードこそスーファミですが、おもしろいゲームはハードを選ばないことをあらためて実感。

今月は運がよければプレステ2買うつもりです。
というわけで、また来月。2000/04/11

2000年4月のげーむれびゅー
題名は今回から短くなってますが、内容はおんなじです(爆)
またしても苦しい時のKanonネタ頼り(激爆)
「あははーっ、また勝っちゃいました」
「そ、そんなばかな・・・」「祐一、弱い・・・」
俺は侮っていた。
まさか佐祐理さんがこんなに「THE TYPING OF THE DEAD」がうまかったなんて・・・
「佐祐理さん、ひでーな。キーボード歴隠してたな〜」
「ごめんなさい、悪気はなかったんです。でもおもしろそうでしたから・・・」
「でもゾンビさんバシバシ撃って喜んでた・・・」
「・・・・・・舞、頼むからゾンビに『さん』付けはやめてくれ」
「・・・・・・わかった」
「ところで、佐祐理さんはどこでキーボード習ったんだ?」
「佐祐理は家にパソコンがあるのでそれで習いましたーっ」
「何の変哲もない解答だな」
「そんなことありませんよ。ブラインドできない方いっぱいいると思いますよ」
「俺もそのひとりだ。なんかコツはないか」
「そうですねー、とにかく一心不乱に撃ち込むことでしょうか」
「一心不乱に撃ち込む・・・・・・って、撃ち込むの字がちがうんじゃ・・・」
「あははーっ、そこから先は企業秘密ですーっ」
ぐあっ。
「そういや舞はできるのか?」
こくん。
「じゃあちょっとやってみな。キーボード壊さない程度にな」
「大丈夫・・・」
舞はキーボードに向かったかと思うと、ものすごい勢いでゾンビを撃ちまくっていた。
「すげえ・・・」
佐祐理さんのレベルをさらに凌駕するスピードだ。
でも何か様子が変だ。ゲームをやっているときの舞の表情があのときとそっくりだった。
俺はゲームに熱中している舞にストップをかけた。
「舞、ちょっと待った」
「・・・・・・どうしたの?」
「舞はもしかしてキーボードさわったことないだろ?」
こくり。
「じゃあなんでここまでできるんだ?」
「敵の気配・・・・・・」
「そうか・・・・・・舞、もうやらなくていいぞ」
「・・・・・・わかった」
「よし、じゃ今日はたい焼き屋でシメようか」
「佐祐理もたい焼き大好きです」
「たいやき・・・うぐぅうぐぅうぐぅ・・・」
「それはキャラクターがちがうだろ」
(爆笑)

〜END〜
あとがき

ここのSSでは初登場の舞&佐祐理さんです。いかがでしたでしょうか。
ひと月遅れてしまったので近いうちにまた書かねば・・・

4月はれびゅーで書いた「THE TYPING OF THE DEAD」くらいでしょうか。
元になった「THE HOUSE OF THE DEAD 2」も好きですが、これは笑えます。
いわゆるタイピングソフトですが、出てくるキーワードのセンスが秀一です。
ゲーセンにもありますので見かけたらぜひ一度プレイしてみてください。とにかく笑えますから(爆)

というわけで、また次回。2000/05/11

2000年5月のげーむれびゅー
プレステ2ゲット記念(笑)ということでプレステ2について。
やっぱりKanonでいきます。水瀬家にプレステ2がやってきました。
「うぐぅ、重いよ〜・・・」「絶対に落とすなよ」「あゆちゃん一緒に持つよっ」
ついにわが家にもプレステ2がやってくることになった。
世間ではドットコムで手に入れる方法もあるようだが、パソコンがないので店でゲットするしかない。
プレステ2と聞いて一緒についてきたあゆとDVD見たさの名雪を連れていつものゲーム店にやってきた。
じゃんけんであゆが負けたのであゆがパッケージを持つことになった。
「うぐぅ、限定ジャンケンだと勝てるのに・・・」「それはカイジだろ」
「また勝負してやろうか?」「うんっ、約束だよっ」
「ところであゆはプレステ2で何をしたいんだ?」
「あ・・・そういえばボクができそうなゲームがない・・・」
「名雪はDVDオンリーか?」
「そうでもないよ。ファンタビジョンなら大丈夫だと思うよ」
「ホラーゲームはまだないんだよな・・・プレステ2でもバイオできるからあゆもやってみな」
「祐一君いじわるだよぉ・・・」

「やっと着いたよ〜」「よく落とさなかったな」
とりあえずパッケージを開ける。
ふむふむ、接続は極めて簡単だ。
「たくさん穴があるよ〜」
「そりゃそうだ、USB2つにIEEE13941つ、PCカードスロット1つだもんな」
「全部使うの?」
「近い将来には使うんだろーな。その前に通信環境を整備してもらわないとな」
「わかったよ」
「とりあえずはコレやってみるか」
一緒に買ったリッジレーサー5のパッケージを取り出した。
「DVDのパッケージと同じ大きさだね」「収納もバッチリだな」
セットアップして、ゲーム開始。
「こ、こんなのが動くの!?・・・ボク画面で酔いそう・・・」
「わたしも酔ってる・・・くー・・・」
「寝るなっ」
「冗談だよ。でも画面見てるとやっぱり酔いそうだよ〜」
「リアルすぎるよな」
確かに画面はものすごくきれいだ。ゲームやってると気持ち悪くなってくる・・・
でも酔ってちゃゲームにならない。
「今度買うときファンタビジョンも買うからガマンしてくれ」
「うん、わかったよ」「ボク、もう酔っちゃった・・・」
「だらしねーな、大丈夫か?」
「あゆちゃん、今日は泊まっていきなよ」
「ありがとう。そうするよ」

この後秋子さんも交えてDVD映画を見まくったのはいうまでもない(笑)

〜END〜
あとがき

プレステ2編、いかがでしたでしょうか。
いい加減Kanonから離れてもいいのですができません(爆)
もっとも離れたところでONEになってしまうのがオチですが(核爆)
7月になればAIRも出てくるでしょう(謎爆)

5月は・・・全然ありませんねぇ(^_^;)
1年を通しても最もリリースが少ない時期でもありますが。
来月はなんとかなるかな・・・

というわけで、また次回。2000/06/17

2000年6月のげーむれびゅー
ミスタードリラーにハマってます(笑)
Kanon、佐祐里VS舞でいきましょーか。
「すげえ・・・」
「あははーっ、また記録更新しちゃいました〜」
THE TYPING OF THE DEADでゲームの味をしめてしまった佐祐理さんにとって、ミスタードリラーは敵ではなかった。
対戦型ではないとはいえ、ここまで記録更新されちゃ誰も挑戦してこない。
ミスタードリラーはおろか、オールジャンルを制覇した佐祐理さんは今やゲーセンでは『お嬢』と呼ばれ向かうところ敵なしだ。
舞も野生のカンで対抗するものの、佐祐理さんには少し及ばない。
俺も必死にタイム短縮してるけどとてもじゃないけどおっつかない。
「なあ、佐祐理さん、なんでそこまでいけるんだ?」
「佐祐理にもわからないのですけど、舞の野生のカンみたいなものでしょうか」
「?」
「でも佐祐理のはちょっとちがうみたいですね」
「???」
「実はもう一人佐祐理がいて、その方が教えてくれるんです」
「なんなんだ、それは・・・」
「永遠にひみつですーっ」
ぐあっ。
「そいつはいつでも出てくるのか?」
「そうですねー、ゲームするときにはいつも出てきますね。ゲームは大好きみたいですねーっ」
「じゃあそいつに勝たないと俺たちは絶対に勝てないってことか」
「そういうことになりますねー」
「そこまでの使い手なのか・・・」
どうやら俺たちには手におえないヤツも相手にしなきゃならないようだ。

佐祐里さんに一矢を報いるべく、俺は舞に話してみた。
人間じゃないヤツに対抗するためには人間じゃないヤツで対抗するしかない。
「・・・というわけだ。勝つためには呼び出さなきゃならない」
「・・・呼び出しはできる」
「問題はゲームが好きだったかどうかだ」
「・・・・・・・嫌いじゃない、と思う」
「勝算はどうだ?」
「・・・わたしとうまく連動してくれれば」
「じゃあぶっつけ本番でいくしかねーな」

「佐祐理さ〜ん、今度は舞が勝負したいってさ」
「舞は強いですからねー、佐祐理はもうダメみたいですー・・・」
「佐祐理はもっと強い・・・」
今回は2台並んであるミスタードリラーで同時タイムトライアル。
プレイモードはお試し500mモード。
『お嬢』と『(お嬢の)守護者』(舞はゲーセンでこう呼ばれている)の美少女対決でいつのまにやらギャラリーが取り巻いている。
「レディ、ゴー!」
俺の掛け声とともにプレイスタート。
佐祐理さんの自己記録は2分10秒なので全国大会で優勝してもおかしくないレベルまでいっている。
俺も舞も300mまでは横一線でいけるんだけどそこから先で負けてしまう。
・・・300mまでは横一線。ここまでは同じ展開だ。
「・・・ここからが本番・・・」
めずらしく舞がつぶやく。
たぶん『彼女』とコンタクトをとっているんだろう。
350、360、370・・・全く互角だ。勝負になってるぜ。
400m通過。全く同タイムだ。これはいけるかもしれない。
佐祐理さんは・・・すごく楽しそうだ。
舞は・・・表情には出てないが俺には楽しそうに見えた。
・・・残り50m、状況は変わらない。ラストスパートだ。
30、20、10、ゴール!
「どっちだ!?」
佐祐理さん 2:09:98、舞 2:09:95。僅差で舞の勝ち。
「はえ〜、やっぱり舞は強いですーっ」
「そんなことない・・・佐祐理、最後でよそ見した・・・」
「あははーっ、ばれちゃいましたーっ・・・この子がよそ見したものですから一瞬反応が遅れてしまいました」
「もう一人の佐祐理さんか?」
「そうです。でも今度は負けないって言ってます」
「舞、大丈夫か?」
「・・・平気。本当は祐一とやりたいみたいだけど・・・」
「佐祐理もやってみたいですーっ」
「よーし、本気出してやってやる」

しかし『守護者』に守られた彼女達にかなうはずがなかった・・・

〜END〜
あとがき

このSS、Kanonの舞シナリオ、佐祐理シナリオをクリアしてないと何のことかわからないのでご了承をば。
ミスタードリラー、いいですねぇ♪アーケードでもたまにやります。
ドリームキャスト、プレステ、ゲームボーイ同時発売とは思いませんでしたが。
最近のゲームにしては操作がめちゃ簡単なのに熱くさせてくれます。さすがはナムコ。
アーケードで対戦型のミスタードリラー2が出るそうなのでこちらも要チェック。

7月はFF9のことをかくことになるんでしょーね。
というわけで、また次回。2000/07/23

2000年7月のげーむれびゅー
難敵、FF9がついに登場しました。
ちょっとむずかしいですが、リトプリのクルル&クレアでいきましょーか。
「あたしTVゲームって初めてなんだけど・・・」
「クルルちゃんなら大丈夫。きっと気に入りますわ」
ここはエトワールさんのお屋敷。
この世界にないものはないくらい、いろんなものがある。
特に電脳関係では完全にマール王家は遅れをとってる。
クレアはあたしと大冒険したときにはもういろんなものをあやつっていたので、TVゲームにはかなり興味があったらしい。
「今回のおすすめはこれですわ」
そういって1つのパッケージを差し出した。
『ファイナルファンタジー9・・・?』
「究極の寓話ですわ」
「わたしらの冒険も結構ファンタジーだったと思うんだけど・・・」
「そうですわね。でもこれもかなりのものらしいですわ」
「う〜ん、じゃあやってみよう」
「わたくしもいっしょにやりますわ」
「・・・・・・・このゲーム、プレイヤー1人ってかいてあるけど」
「『スーパーファミコン』の頃は協力プレイもできたらしいですわ。今は1人用ですわね。じゃあ、交代でやりましょう」
クレアにはめられて?結局一緒にプレイすることになった。

「ビビ、ビビ〜♪」
プレイすること数時間。
あたしはすっかりビビのとりこになってた。
「きら〜ん☆」
なぜかクレアの瞳が輝いたように見えた。

「ところでガーネットの性格、どう思います?」
「どう思うって・・・ちょっと行動力が足りないわね」
「そうですわね、これがクルルちゃんならとっくに召喚獣従えてますわね。試しにやってみましょうか?」
「え? ま、まさか・・・」
クレアの手にはなぜかどこかで見たようなペンダントがあった。
「あんたどこからそれ手に入れたのよ」
「うふふ、秘密ですわ。じゃあクルルちゃん、お願いね」
ペンダントをクレアから受け取った。
床を見るとこれまたどこかで見たような模様が描かれていた。
あたしとクレアの持ってるペンダントが輝き出した。
「ク、クレア!どーすりゃいいのよ!」
「クルルちゃん、祈るしかないの」
「だから何を祈るの!」
「アレクサンダーさん、出てきてくださいって」
「そんなベタな祈りがあるわけ!?」
「気にしないほうがいいですわ」
「わかったわよ。じゃあ・・・」
「そう。・・・」
それしか方法がなさそうだったのでとにかく祈ることにした。
ペンダントが一際輝いた瞬間、突然地面が揺れ出した。
「き、きたーーーーーーーーーっ!」
「あら、もう出てらっしゃったの?」
「何でそんなに平然としてられるのよ!」
「なんでって・・・わたくしたち、呼び出したんでしょう?」
「そりゃあね・・・」
「だったら出てきてもおかしくないですわ」
「あー、もうあんたにはついていけないわね・・・じゃあ、なんでもいいからアレクサンダー、出てくるのまた今度にしてくれない?」
「クルルちゃん、そういう祈り方はないと思いますわ」
「出てきたらあんたの家壊れちゃうわよ!それでもいいの?」
「わかりましたわ・・・」
「じゃあ・・・」
とにかく祈るしかなかった。
しばらくするとやっと地面の揺れがおさまった。
「ふうーーーーーーっ」
「やれやれですわね」
「誰のせいでこうなったわけ?」
「クルルちゃんが一緒に祈ってくれたからですわ」
「はぁ・・・なんでこうなるの・・・」
「でもさすがクルルちゃんですわ。1回で召喚獣呼び出したんですもの」
「おたがいさまだよ」
「ああ、やっぱりクルルちゃん素敵ですわ〜♪」
あたしはやっぱりクレアと運命共同体のような気がしてきた・・・

〜END〜
あとがき

めちゃめちゃ遅くなってしまいました。とはいうものの、なにせFF9をクリアするまではこのSSはかけません(^^;
このSSはかなり強引な設定なので面白くないかもしれませんが(^^;

FF9ですが、久しぶりにゲームらしいFFでした。やっぱりFFはこうでなきゃ。
謎が多いまんまでクリアしたので、またいろいろ遊んでみますか(笑)

8月は、あしたかきます。ドリームキャスト入手につき「チューチューロケット!」でかく予定。
こうかいた時点でSSの内容がわかるあなたはかなりのKanon通(爆)
というわけで、また次回。2000/09/10

2000年8月のげーむれびゅー
今さらですが、ドリームキャストを入手しました。9月にKanonが出るもんでねぇ(^^;
今回の元ネタは「チューチューロケット!」。Kanon、祐一&名雪&あゆでいきます。このパターン、かなり多いっす(^^;;;
もともと入手するするつもりのないドリームキャストだったが、俺達が出演することになったのであわてて手に入れることになった。
もちろんオールスターキャストだ。言ってて恥ずかしくなってくるが・・・
ソフトは9月に発売されるらしいのでその前に手に入れておくことにした。
同時購入ソフトは、とりあえずみんなで遊べるように『チューチューロケット!』にした。激安だし。
「ボクはグランディア2でもよかったんだけど」「わたしはシーマン」
「グランディア2はあゆが入り浸るから却下。シーマンは・・・とりあえずやめておけ」
「入り浸ってないよぉ・・・秋子さんも誘ってくれるし」「うー、でもシーマンほしい・・・」
「秋子さんの腕前を知らないのか?ゲームまでこなせるとは思わなかったが」
「そうだね。お母さんどこで習ったんだろ・・・」
「う〜〜〜〜〜〜〜ん」
全員考えてしまった。もしかしたら秋子さんの職業に関係あるかもしれないが・・・

家に帰ってパッケージを開ける。
「意外と重いな」
「プレステ2といい勝負だねっ」「少しこっちの方が軽いぞ」
「4つもコントローラーの差し込み口があるよ〜」
「あゆと秋子さんも入れたら4人でプレイできるな」
「うんっ」
というわけでまずは3人で『チューチューロケット!』をやってみることにした。
『チューチューロケット!』は制限時間内に自分のロケット(陣地)にネズミを呼び込むゲームだ。
もちろんネズミを一番多く呼び込んだものの勝ちになる。当然だがいろんな妨害方法がある。
「・・・・・・というわけだ」「わかったよ」「おもしろそうだねっ」
「名雪」
「うにゅ?」
「ネコは呼び込んだらマイナスなんだからな」
ネコを呼びこむとロケットのネズミは3分の1減ってしまう。
「うー、仕方ないね・・・」
名雪のネコ好きはどうしようもない。人格を破壊するくらいだ。果たしてゲームになるかどうか・・・

おもむろにゲームスタート。3人にコンピュータ操作のプレイヤーを入れて4人対戦だ。1回勝負、時間は3分間。
「うー、なかなかネズミさん出てこないね」
「矢印で呼びこむんだ」
「あ、なんか出てきたよっ」
くるくるくるくるじゃん!『チュー2フィーバー!』
「わ、わ、わ、いっぱい出てくるよっ」
「がんばれネズミさん♪」
結構いい勝負だ。2人ともトロい方だがゲームに関してはそうでもない。
「また変わるよー」
くるくるくるくるじゃん!『ねこプレゼント!』
その瞬間、名雪の目つきが変わった。
「ねこー、ねこー・・・うー、わたしがプレゼントほしい・・・」
「しかたねーだろ」
今度はネコが一匹で出てきた。
また名雪の目つきが変わった。
「ねこー、ねこー」
案の定、自分のロケットにネコを呼び込もうとしていた。
ぼかっ!
「うー、祐一いたい・・・」
「ゲームにならんぞ、それじゃ」
「ねこさん・・・」
まだ言ってる。
その間にあゆは黙々とネズミの数を増やしていく。
仕方ないので俺はあゆにネコ集中攻撃を加えた。
「うぐぅ、あんなにいっぱいいたのに」
「抜け駆けはだめだぞ、あゆ」
「わたしもねこさん欲しい・・・」
「ネズミの数が増えたらな」
残り20秒。ネコ騒動のせいでスコアは3人ともいい勝負だ。
「よし、これで決めてやる」
くるくるくるくるじゃん!『ねこフィーバー!』
「や、ヤバイっ」
「ねこねこねこねこーー」
ついに名雪が壊れた。片っ端から自分のロケットにネコを集めている。
「名雪さん、だめだよぉ」
「ねこねこねこねこーーーーーーっ」
「祐一君、どうしよう。名雪さんこわれちゃった・・・」
「仕方ない・・・おっ、変えられるぞ。いちかばちか・・・」
くるくるくるくるじゃん!『チュー2フィーバー!』
「あ、ねこさんいなくなった・・・」
「あと10秒だぞ」
「わ、わ、」
5,4,3,2,1,ゼロ!
「うぐぅ・・・」「うー・・・」「ぐはぁ・・・」
ロケットが上がったのはコンピュータ操作キャラだった。
やっぱりネコゲームを名雪とやるのはやめよう・・・

〜END〜
あとがき

このSS、「チューチューロケット!」を買った瞬間思いつきました。
う〜ん、ネコ恐るべし。

「チューチューロケット!」は1999年11月に出たソフトですが、シンプルかつおもしろいです。
特に対戦になると人間の性格がまるわかりですね(^^;;;

9月はAIRとDC版Kanon。さて、どうキャラクターをかぶせますかね(笑)
というわけで、また次回。2000/09/10



MIDI:「Kanon」より「Little fragments」
作者:TETSUさん