こういうところは何かありそうだから1段ずつ踏みしめるのがセオリーだね。
ゆっくり1段ずつ踏みしめる。
全然大丈夫だね。
よし、これで終わりだね。
って、うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!

いったー。
なんでこんなところで転ぶんだ??
あれっ、ここどこだ?
「大丈夫?」
あ、しまった。見つかっちゃった・・・
「うん、大丈夫。お姉さんは?」
「ちょっと足首ひねっちゃったらしいの・・・」
「うわっ、すごく腫れてる!早く保健室行かないと。お姉さん、保健室はどっち?」
「この階段登らないとだめなの」
「じゃあ肩につかまって」
「じゃあ、お願いね」

「キミはどこから来たの?」
「階段踏み外しちゃって・・・」
「わたしと同じね。もう誰も来ないかと思っちゃった」
「もう大丈夫だよ、ほら、あと少しだよ」

「よーし、登りきったぁ!・・・・・ってあれ???」
・・・・・・なんで入口に戻ってるんだ???
お姉さんもいないし・・・・・
う〜ん、また不思議の洗礼を受けちゃったみたいだね。

もう一度トライする。 今回はパス。