ひょいと一気に飛び越える。 別になんてことはないみたいだ。 今回は不思議の洗礼はまだ受けてないけど、この先どうなるんだろ? って、うわっ! 「かんぴょう!」 足元にはいつのまにか“かんぴょう”と呼ばれる猫がいた。 「どこから出てきたの?」 に〜〜〜。 とっとっとっとっ。 「あれ、どこ行くの?」 このままだと見失っちゃう。 もちろん追いかける。 いや、ここは思いとどまる。