どこでもいっしょ
1999.7.23発売 \3,800 SCE
ポケットステーション必須 1人専用(通信プレイ可)
ポケットステーション 15ブロック、アルバム用としてメモリーカード1ブロック使用(必須ではない)
 ポケットステーションが発売されて半年以上経過してようやく登場したポケステならではのソフト。今のイチ押しソフトです。
 いちおうプレイ手順を。PSにソフトを入れて起動後、通常メモリーカードを入れるところにポケステを入れます。そしてポケステに入れるポケットピープル(以下ポケピ)を選択してポケステにダウンロードします。あとはPS上かポケステでポケピに適当に言葉を覚えさせます。
 あとは反応を楽しむなりミニゲームをやったり、また言葉を覚えさせることの繰り返し。たったこれだけです。他のポケステに名刺を送ったり、しりとりゲームをしたりもできます。プレイ期間は10日、ポケピにやさしくしていればさらに5日延長されます。
 これだけで何がおもしろいねん、と思われるかもしれませんが、これがまためちゃくちゃおもしろい(^^)。プレイヤーが覚えさせた言葉に対してダイレクトに反応が返ってきます。さらにポケピの性格によって反応が全く違ったものになるので100人プレイしたら100通りのおもしろさがあるというとんでもないゲームです。
 例えば「ゲーム」という言葉を覚えさせるとすると、「ゆうめい人」とか「するコト」とかのジャンルが出てきて、そのジャンルの中でも細かいジャンルを指定して、最後に「○○ってキモチいい?」というような質問に回答してひととおり終わりです。
 これをフツーに「するコト」にするもよし、全く別物にするもよし。
 「あいさつ」に「うぐぅ」とか「あうーっ」、「あのね」を入れるもよし(^_^;)
 つまり自分流に自由にカスタマイズできることによって自分だけが楽しむことができる、ある意味究極のゲームといえるかもしれません。
 覚えさせる言葉によってはおもしろくない18禁ゲーよりはるかにヤバイ18禁ゲーになる可能性も秘めています(爆)
 わがHPでも『どこいつ日記』をつくってみましたがかなりヤバイ反応が続出、大いに笑わさせてくれました。ポケピのバカさ加減が冴えてます(笑)
 反応の一例。
 「ひとりぐらしをしているとリトプリを押し売りにくる」
 「ゆびがかゆーくなるときは、みずかってソフマップに向かって3回となえるといいニャ〜」
 「きのう『おもいっきりなっちゃんテレビ』見てたらね、ドロボーが入ってファミつうとかねこのせいざが盗まれたんだって」
とまあ、こんな具合です(^_^;;;)
 比較対象として挙げられるのが、かの「たまごっち」。しかしたまごっちの場合、ここまでカスタマイズはできないし、なにより世話に追われてしまうのがおそらくすたれてしまった最大の原因と思われます。
 しかし「どこいつ」はそこまでの世話は必要なく、時間にとらわれることなく、話しかけるだけでも十分おもしろい。もちろん言葉を覚えさせるほうがいいにこしたことはありません。
 というわけでこのゲームによってようやくポケステも出回りだしたので、ポケステを持ってない人は同時購入をお勧めします(抱き合わせが多いので(怒)この方が入手しやすい)。
 損は絶対しないでしょう。