大型のもので全長20メートルにも達する凶鳥。普段は2000メートル上空で気獣や浮遊生命体を捕食しているが、
獲物が少なくなると、地上まで降りてきて街を襲う。ただし、その肉は食用になり、また血液も1種の精力剤となるので
重宝する。
フェリンゴ医師が
マグナス・リイ伯爵を 追い払うために使用した。ニンニクの臭いの素であるアリシンは、吸血鬼の嗅神経末端部に強烈なダメージを与えるのである。 しかし、吸血鬼にニンニクが有効と知った途端、
選択的自動記憶消去操作により、彼の頭からこの知識は消え去った。
縦3メートル・横2メートルにも及ぶ絵画で、ツェペシ村の廃墟にある絵は
黒く塗りつぶされていた。
Dによると、「棺から 起き上がった
貴族が、太陽に手をのばしているところだ」 が、描かれていたらしい。
太陽光を和らげる大気の層が歪み、直射日光が届いてしまう現象。また、それと同じように、地上の空間も歪み、そこへ迷い込んだ人間を空間移動させてしまう現象も時々起きる。